TV Bros 9月13日号
近所のスーパーで、カートを押している笑顔の男の子を見掛けた。カートの先頭にあったのがSEED表紙のBros。雑誌の棚を探してもないのはSEEDだからか? あの男の子もやはり好きなんだろうか。逃したとなると何だか悔しくて、コンビニでげっと。
で、監督の記事。いい加減残暑に茹った頭が煮立つ感じだが、そもそも想定される読者はファーストとSEEDしか知らない人だろう。そう思えばこういう言葉が出てくるのかなとは思う。「NTに対するアンチテーゼ」と言われて、んなもん7年前とか18年前に既にやっとるわいと言うのはガンオタだけで、普通の人は知らないんだからそんなもの。
しかしもっと普遍的な所に頭が痛い。「最初からロボットマンガだなんて言ったら、誰も見てくれないですよ(笑)」と言われたら、地上波とCSで3回も電童を見た自分は何だったんだと。ガンダムがロボットマンガじゃないと思ってる人ってそんなに多いのか? 確かに地味な見せ方をしてる「ガンダム」はあるけど、「基本的に”地味”でなければならないというのがあるんですが」とは、ずっと見てきてるけど知らんかったわ。
「キラとアスランが和解したように、全て話し合いで解決していく物語になっているんですよ」って笑う所? 話し合いで解決できないから戦争になるんでしょーが。それにキラとアスランは所詮コーディネイター同士で幼馴染であって、「キラとアスランのように」では、あのお話の解決にはならん。その意味ではミリアリアとディアッカをもっと描くべきだし、いっそフレイとイザークあたり和解させれば絵になるかも。でもザラ議長とアズラエルが交渉のテーブルにつくとは思えないんだが。この殲滅戦に民族浄化ほどの重みが見えなくて、子供の喧嘩にしか見えん。だから子供に受けるのか、とは思いたくないのだけれど。子供はそう甘くないはず。
p128のタランティーノ監督は、エンターティメントというものを良く分かっているんだなと思う。だから監督として応えた内容がきっちりエンターティメントしているのだと。これとp29を読むと、本当にこのタラ監督の映画が楽しみになる。あのポスターはイカしすぎ。
◆本日の更新:カミラボ:15年前のジャミル話と#24までのGX感想日記。再開直後に中断してすみません。
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