「その時 歴史が動いた」 ガンジー 暴力の連鎖を断ちきれ!
世界史を扱うようになって話題が広がったなーと思いつつ、今回みたく既存の映画を元にしてるっぽい作りだと(公式サイト見ると情報あり)、民放に似たよーな番組ないか? みたいにも思ったり。でもNHKだからつけっぱで見てる部分が大きいので、取り上げてくれること自体は嬉しいんですけどね。再放送は12/4(木)25:35他。
無抵抗主義で大英帝国との交渉権を得たガンジーというのはあまりにも有名で、その後キング牧師など影響は大きいんですが、ほんとそれまでに越えてきた苦難というのも大きく。インド人に塩を作らせないってのは、まさに生命線を握られている訳で、それであぁいう運動になるのは、言葉では分かる話だけれども、彼らの思いの切実さは想像を遥かに越えるものなのだろうと思う。「殴られても殺されても怯んではならない」というのは、ほんとにもう。エピローグは、ガンジー暗殺の経緯。宗教間の対立を嘆き、断食に入るガンジー。6日目に人々は武器を捨て、ガンジーは神に祈りを捧げるために表に出て、暗殺されてしまう。神様って何やねん、とも思いたくなる。子供を抱くガンジーの笑顔は、何処にでも居そうな好々爺といった風情で、とても温かみのあるものだけに、ほんとこの最期が辛い。
無抵抗主義の真逆を行くような話がダグラムだが、独立派の指導者サマリン博士が歴史学者だという設定は面白い。普通ロボットモノで味方の博士といえばロボットを開発してる科学者が常道なのに、この博士はダグラム開発の指揮をとってはいても専門は歴史なんである。#9「ダグラム奪回」でのドナンとのやりとりにしても、#74「大いなる説得」での遺言にしても、彼が歴史学者であったからこその言葉は多く、物語を骨太にしている一要素だろう。架空戦記と歴史学者といえばやっぱ銀英伝のヤン・ウェンリーだろとか思いつつ、学校へ行ってた時分に歴史が嫌いだった自分は何を学んでいたんだろうかと溜息も出たりする。ただの暗記教科に思ってしまっていたのかなぁ。高校では3年で日本史を近世と近現代に分けて教科書全部やったはずで、近現代は普段世界史担当の先生だったからか、結構印象に残っていたりするんだが。
という訳で、来週は日米開戦は何故回避できなかったのかというあたりの話らしいので、期待大。歴史に学ぶという点では逃せない題材かと。
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