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2004.02.14

トラックバックを考えるリンク集・2

 前回のリンク集以降も興味深い記事を多く拝見しました。中には前回のリンク集を参考にしてくださった方もみえてありがたい限りです。自分の文章を書く前に、流れを追う意味でリンク集2を作ってみました。前回同様ぴっくあっぷさん、ココログルのCurryさん、そして数々の記事の書き手さんに深く感謝と敬意を。

【1】トラックバックと文中リンク

The Electric Womb: どんどんトラバろう、でもね・・・
 読み手に対し、自分が参考にした記事を示す意味で、参照元へリンクする必要はあるだろう。だが、その全てにトラックバック(参照元への通知)が必要かといえば、その取捨選択はするべきであるというもの。

きのうの出来事: ココログへはコメントしづらいのでは?
 ココログ限定。トラックバックし辛い場合、コメントしてURLを残すことになるのに、そもそもココログの初期設定のおかげでメールアドレスを要求されるため(外すことは可能)、やむを得ずリンクなしトラックバックをすることになるのではないかというもの。

【2】トラックバックを送らない心理

The Electric Womb: トラバってますか?
 前半は「文中リンクがあるのにトラックバックがない場合」についてのコメントからの発展で、「トラックバックを送らない心理」について。後半はそうした「送らない心理」を踏まえない、「送られまくってるトラックバック」について。

【3】トラックバックかコメントか

いかんともしがたい: トラックバックを受ける側の心理

そんなわけで トラックバック = インビテーション(招待状)説 をここにぶち上げます。トラックバックを送るときは相手先のオーナーや流れてくる読者をもてなす記事を書いておくべきじゃないかと。それが、招待する側の心構えじゃないかと。わたしはそれを言いたい(ドン、と机を叩く)!

 トラックバックはコメントよりも読むのに一手間掛かる。であればこそ、トラックバック>コメントなのだ。という視点は持っておくべきだと思います。

it1127の日記 : ■コメント・トラックバックのソリチュード[solitude]
 先のいかんともしがたいさんの記事から発展。コメントまで含めて興味深いです。いかんともしがたいさんによる「コメント=友達」「トラックバック=友達以上恋人未満」はナイス(^Q^)

it1127の日記 : ■米と騾馬のワルツ

コメントは、対話であって【話し相手】が主眼
トラックバックは、手紙であって【話の内容】が主眼

 友達にはタメで話が出来ても、それ以上の存在となると言葉を選ぶようになる。とでも申しますか。

infinity: トラックバックとコメントの使い分け
 トラックバックを選ぶ場合と、コメントを選ぶ場合と。

とある独身胃癌患者ののん気なmemo: コメントとトラックバック
 メールも含めて、「相手に知らせる手段」はどう使い分けるのか。

【4】とにかく色々考えてみる。

トラックバックの有効な使い方を考える : ウェブログ@ことのは
 総論。前回取り上げ損ねて申し訳ないです。

it1127の日記 : ■コメント・トラックバックのスペクトル
 認識のズレと判断基準の数々。さて実例は?

手の届く範囲だけでもなんとかしたい: トラックバックのネチケット総説

コメントは記事の筆者あてであるのに対して、トラックバックは読者を誘導するためのもの、つまり読者あてのメッセージでもあるのだろうと思っています。

 トラックバックはそもそも誰のために送るのか、を考えてみる。
 コメント欄には以下のようにも。
TBは、読者を巻き込む行為だと思うので、私にはその次に来るくらいちょっと敷居が高いかなと(今のところは)思っています。

 それだけの力を持っているのがトラックバックであるということ。このことは良くも悪くも意識しておくべきなのかとも。

《私信》すみません、こちらこそリンク重複しました(_o_)

【5】送るか、送らないか。それが問題だ。

ぢぢらぶろぐ: Trackbackすべき時としなくていい時の境界はどこだ
 送り手と受け手、そしてトラックバックを辿る読み手の3方向から考えてみる。

infinity: トラックバックを打ち返すべきか?
 お返しトラックバックであろうが、打つべし打つべし! というのも一つの道。

日本全国・見たいもんはみたいぞの会: ハイパーリンクのあるべき姿(管理人)
 トラックバックのトの字もありませんが何か参考になるような。

philosophical : Trackback を使うべき時

相手と相手の読者に見せる価値があると思ったなら迷わず打て
以上:p。

 簡潔にして明瞭。文章とはこうありたいものです。
 無粋にも付け加えるなら、「迷うくらいなら打ってしまえ」ですかね。
 そして受け手も、「他者に見せる価値がないと思ったら迷わず消せ」と。

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コメント

こんにちは。
恐るべき「むいむい星人の超能力」
驚愕のリンク集。キマッテます。
さらに、3つも取上げていただいて感謝感激
2万光年ぶりの感激
さすが、「むいむい星人」の寝言はスゴイ!!

投稿: it1127 | 2004.02.14 19:01

わたしが読み逃していた記事も紹介されているのでホントに勉強になります。
最後の「他者に見せる価値がないと思ったら迷わず消せ」という一文、読んでてドキッとしました。そういう割り切りが大事なんだと思います。読者のためにも、自分のブログの純度を高めるためにも。

それにしても、寝言にしてはどの記事も切れ味がありますね。
おそるべしむいむい星人!

投稿: いかんともしがたい | 2004.02.14 19:45

こんにちは「手の届く…」です。TBいただきありがとうございます。私も文章の後にリンク集をつけることがありますが、リンクの更新ってなかなかできないものです。TBは、読者がリンク集に追加できるツールでもあるんですね。作者がサボってもTBによって最新のリンク集であり続けることができると。

投稿: ynb | 2004.02.17 03:34

>it1127さん
 過分のお言葉をありがとうございます。
 他にもほんと色々あって、悩みぬいて上のリストになりました。
 方々でご活躍のご様子、拝見しております(^^)

>いかんともしがたいさん
 こちらこそほんと勉強させていただいてます(_o_)

> 読者のためにも、自分のブログの純度を高めるためにも。

 このお言葉にこそ、ドキリといたしました。純度。良い言葉です。

 こちらも勿体無いお言葉を~照れてる間に熱出して寝込んでしまいましたが<半分実話

>ynbさん

> TBは、読者がリンク集に追加できるツールでもあるんですね。

 ほんとそうですね。blogが縦横無尽に繋がる利点だと思います。
 ただこれを第三者が行う「なりすましトラックバック」の問題も発生しているんですが、ここから先はそれぞれの良心によるものですね。

投稿: しののめ | 2004.02.24 15:59

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