遊佐未森「桜」@<桜.BLOG>
「経済オンチ、日経を読む」のくろのさんが紹介されていたZABADAKの「桜」。やはりお好きな方はお好きなんだなぁと(^^) しかし自分の先の文面って遊佐未森を知っている人向けのものでしかないなぁと思い直したりしましたんで、改めてもうちょっと語っておきます。
遊佐未森の詳細はHarmonica Parkにて。知らない、という方も多分どこかでこの人の声は聴いていると思います。で、「桜」は先にも書いたとおりデビューアルバム「瞳水晶」の真ん中にあたる5曲目で、直前の「花ざんげ」と合わせて、春の陰陽を描いた歌になってます。どちらもどこか和風な、ちょっと特異ではあるかも知れないけれど紛れもなくこれも遊佐未森の個性だと思える曲です。
「花ざんげ」が、春の宵に手放してしまったもの(過去完了)への想いを綴るものなら、「桜」は春の陽の中で離れてゆくもの(現在進行/未来)への想いを綴るものと申しますか。描かれる風景の色合いも、時間も、時制も、動きも全てが対照的なものです。ひょっとしたら「花ざんげ」で手放したものは、「桜」で「貴女」が手に入れたものなのかも知れません。
「瞳水晶」というアルバム自体には、いくつもの「別れ」と「待ち」の歌があって、それはこのアルバムを出すために経験した「別れ」と「待ち」を反映しているのかも。というのは穿ちすぎだろうとは思いますが、桜の開花を心待ちにしながら、でも咲いてしまえば散ってしまうのを惜しむことになるという春という季節には、とても良く似合うアルバムだと思います。
「桜」の試聴ができないかと探してみたのですが残念ながら見つからず。
■HMV.co.jp - 遊佐未森 / 桃と耳~遊佐未森ベストソングス
こちらで同じアルバムに収録の「瞳水晶」「水夢」の試聴ができますので、大体こんな感じ――と言えたらいいんですが、「桜」はどうにも特異な曲なんでそうも言い切れず。しかし遊佐未森の曲は前奏がやたら長いのが多いんで、こちらの試聴でも歌はほんの歌いだししか聴けません(^^;
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コメント
懐かしい!
学生のころ仲の良かった先輩が好きでよく聞いていらっしゃったんですよー。
「瞳水晶」たしかうちにもあったはず! 探してみます〜。
投稿: うみ | 2004.03.27 00:04
>うみさん お世話になってます(^^)
うみさんの素敵な夜桜拝見していると、ほんと「花ざんげ」の世界だなぁと。
春の表情が豊かに歌われているアルバムですが、自分には1988年の空気を閉じ込めたものでもあり。
古いものですが、また是非聞いていただければと思います(^^)
折角関東も満開宣言出たのに、桜.BLOG中々書けなくてすみませんです。
投稿: しののめ | 2004.03.30 00:01