« 優雅な無知 | トップページ | 劇場版Ζ・星を継ぐ者 補足 »

2004.10.18

劇場版Ζ・星を継ぐ者 見てきました

 「劇場版 機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者」@東京国際ファンタスティック映画祭2004、見てきました。一言で言ってしまうと、面白かったです。 確かにTVとは別物でしたが。本編の感想はネタバレ含みます。長いので気をつけてください。10/19あちこち追記してます。

●場外
 8時に新宿着で並びました。前売券組は外でたちっぱだが後で座れる、当日券組は屋内で座れるが後で立ち見。外が涼しいのは仕方ないとしても、あの混雑した行列で煙草を吸うのは勘弁して欲しい。

 今回は飛田ファンの方とご一緒させていただいたので、出てくる順はどうだろうか(やはり2番目だったか)とか、飛田さんが出ていらしたら喜びまくるわ、あー普通に喋っていらっしゃるーというだけで幸せになれるのが何とも。まぁ前売券の列に並び続けている間ずーっと飛田さんの話だったから始まる前に出来上がってましたね(^^; スミマセン

●上映前挨拶
 司会はニッポン放送アナの人で、1stからかぶりついて見てたという人だったとか。話の振り方が巧くて、皆均等に話してくれてよかったです。でももうちょっとお話伺いたかったなぁ。ゲスト同士の掛け合いもありませんでしたしね。

【富野由悠季監督】幾許かの沈黙の後、彼は口を開いた。「お互い、年を取りました」 ――というスタートでした。「言うほど酷い作品でもなかった」という告白に拍手。絵のばらつきなど釘を指したり、作品の意図については従来の雑誌に載ってるものと筋は同じ。良い作品を作っていきたいから、アニメ業界全体への支持をとも。今回の第1部は2005年5月公開、続きは順次公開予定とのこと。

【池田秀一さん】劇場版を録音し直した1stに比べると、Ζはゲームくらいしかやってないので、どこかやり残した感じがあったので良かったとのこと。

【飛田展男さん】当時は「今週は生きてるだろうか」と思いながらの現場。しかし、「昔やった役だからと安穏としてるととんでもないことになるぞ」と言われて、初めてやるつもりで臨んだとのこと。あぁこのお方はどうしても脅されるんだなぁ(^^; 今ではすっかり中堅以上のキャリアですが、この3人の中では一番若手、当時のまだ駆け出しだった気分に戻られたのであれば、それはそれで当時からのファンとしては嬉しいところ。実は古谷さんと飛田さんって、実年齢の年の差もアムロとカミーユのそれに近いんですよね。

【古谷徹さん】「脇役のアムロ・レイ」とのっけから。「ぶったね、と25年ぶたれ続けました」とか、やはりこの方が一番はじけていらっしゃいましたねぇ。でも確かに、こうしたイベントで古谷さんが主役じゃないというのも珍しいのかと。当時は7年経っていても背伸びした感じでやってしまったけれど「僕も大人になりましたから……今の(場内の)どよめきはどういう意味なのか分かりませんが」まぁ、そういう感じ。とのこと。「今回は主役じゃないから気が楽でした」とまたそのネタを繰り返し(^^; ――ところで、今回の主役ってどなたですか?


 富野監督は黒の長めのコート(裏地は赤)に黒のキャップ。マトリックス立ちで格好良かったです。何気にステージで一番背が高かったのはこの方でした。何かおトミさん丸くなったなー、全然普通だなぁとか思ってたら、ステージ去り際にくるっと跳ねてピース。場内喝采でした。

 池田さんはスーツでかっちりと決められているのはさすが。古谷さんはノータイ……じゃなくてジャケットの中にハイネック合わせてるのか、とか思っていたんですが、後でお茶していた時にご一緒した方が「あれってアムロのコスプレですよね」……デジカメを見直すと確かにそうだ! いつもながらの姿勢に頭が下がります。←ご本人のサイトのBBS拝見したらビンゴでした(^^)

 飛田さんは他のお二人に比べると幾分ラフなお召し物。渋茶の皮かソフトレザーのジャケットでした。えぇ他のイベントやお芝居を見慣れているとシックな感じに決めていらしたかと思いますって書くと、普段どんなんやと言われそうですが(^^; いえ、お素敵なんですよ。《RELAX》の舞台なんて渋くてくらくらです。


●本編全般
 何か挨拶だけで分量取ってしまいましたが本編の感想はネタバレ含めて行きます。
 ネタバレなしはこちら。


 前半は絵も声も脚本もちょっとぎこちなさが残る感じ。後半はぐっと良くなって良い印象で終わるので「終わりよければ全てよし」というのは点が甘い? 「アフレコが2日間だったというから、2日目が良かったんじゃ?」という意見も。それはアリだな(^^;

 新作画はキャラもメカも良かったです。ていうかMS戦良すぎ。Ζ以降の進化をフィードバックした作画なので密度もあるし動きも良い。メカ好きの需要は満たされてます。仲盛文さん偉い。あとグリプスとかもCGになってたり。CGIもうるさ過ぎない程度にTV版と雰囲気を合わせて追加されてます。アレキサンドリアのブリッジ新作画とかも劇場用画質なんだよなぁ。終盤のギャプランとかアッシマーとかほんと気持ち良いですよ。アクトザクまで新作画でしたよ。ジャブローのMSVはTV版とはいえ殆ど画面に登場したのはスポンサーへの配慮?

 キャラは好き嫌いがあるんでしょうけど、自分は静止画より動画で見た方が印象ぐっと良かったと思います。やっぱアニメですね。それにしても恩田尚之さんはTV版からあれだけ絵が変わってしまったのにも関わらず、

 恩田カミーユはやはり姫だった

 のが何か嬉しいというか(^^; 一部のお姉さん方の需要は満たされてます。冬混みが楽しみです。←ぉぃ #5ラストのアレもですけど、ハヤトがアウドムラに来た時のとか可愛すぎ。何かもうどうしてくれようこの子猫ちゃんはって感じで。ミラノ座の大スクリーンで見られて良かったなぁ。あと個人的にクワトロの立ち姿が良いなーと。ところで原画の村瀬修功さんと西田亜沙子さん。恩田作監の作業に気合が入ってるので、一体どこを描かれてたんだろうかと。村瀬カミーユとか西田カミーユとか凄く見たいんですが~。

 配分は#1-5/6-10/11-14で30分くらいずつという感じでしょうか? さすがに#1-2は流れをそのまま生かしてたので実際にはもっと多目に配分されていたかも。死ぬ人は同じでも、まとめてしまっているので、立て続けに死ぬなーという感じも。でもテンポは良いです。←そこでテンポを計るか。

 音楽、新録のも良かったですね。Gacktの主題歌も聴きこんでみたいかなと自分には好印象です。でもこれも正直好き好きですね。

 オリジナルコンテ提供:原田奈奈さん。当時は記録をされていたはずですが、これは一体?

 全体を見ても94分という感じはしないです。密度がもの凄いので。ただその分めまぐるしく話が流れていくもので、どぉぉっと疲れます(^^; そりゃそうだわな。だから何かTV版序盤にあった物静かな大人びた雰囲気とか余韻で見せる部分とかがカットされてしまって、そういう意味ではちょっと残念かも。仕方ないんですけどね。音楽も、本編では静かに流していく部分が最初からアクション系でまとめられたりとか、序盤は特にTV版を知っているほど違和感がある作りになってしまっているかも。てゆーかC-5少なかったですよね(i_i)

 ただ、ご一緒した方で、そんなにΖに思い入れはないんだけどという方が楽しんでいらしたので、これはこれで良いんじゃないかと思いましたです。はい。事前にゃうだうだ言ってましたけど、百聞は一見に如かずとはよく言ったものです。四の五の言わずに見て楽しむが勝ちですね。

●話数順

【1】クワトロのグリプス潜入は1機になってからスタート。その前のシーンが好きだっただけに残念だし、TV版そのままの絵だったのが「いきなりまんまかよ!」状態に。SEもTVと違いますね。グリプス内のクワトロの台詞がもうぼろぼろ変わっているんで、あぁぁぁと頭を抱えてしまい。グリプス内の光景を見て「これではグリーン・ノアでなくグリプスと呼びたくなる」というのはグリプス職員の台詞をカットしたからなんですが、小説版では「グリプスだと、メノウを生んでみせるというのか? ジオンのセコハンのコロニーで」みたいな台詞だったと思うんで違和感あります(グリプス=gryphonですよね。メノウとの関係は20年近く謎なんですが(^^;)。

 カミーユは既にとっつかまってて、マトッシュの台詞で「ティターンズ相手に喧嘩沙汰」を起こした旨は語られても、TV版を知ってる人間はいきなりここまでばっさりですか? と驚くことやむなし。アレを描かなくてどーするんだーとか言ってたら、後々TV版でもジェリドの「女みたいな名前の奴」とかいうあたりにちらっと出てきましたがそれだけですよ。それにやっぱり台詞変わりまくってるし。あぁぁぁぁ。「恐いんです、怒鳴る人は」という倒置が好きだったんだよ。「煽ったのはそちらでしょう!」という語尾が好きだったんだよぉぉぉ。んでやっぱり皆さん声が低い。

【2】もうこの時点で「あれがないそれがない」パニックに。「あの子、私の名前を知っていたわ……どういう子」から変わってしまったエマさんの説明台詞(カミーユがその場の状況を理解して行動してるとか云々)に、そうか、分かり易くするとはこういうことかと。MPマトッシュをバルカンで脅して高笑いのカミーユ、「ざまぁないぜ!」ではなくなってましたが、あの高笑いはさすが飛田さんですねぇ(^Q^) このあたりから、きっちりいつものカミーユ声です。やっぱ#1はご自身も当時指摘してらした通り声が高すぎたんで意識されたんでしょうかね。で、グリーン・ノア1を脱出して「あとどのくらいで落ち着けますか?」「小一時間というところかな」って何で30分増えてるんでしょうか?

【3-5】#4をカットして両親殺しをまとめてしまったので「3号機の指を見れば分かるでしょう!」が無くなってしまいました。「もう一人の人質は……」って、フランクリンが「トイレを借りに来ている」ことを把握できていないヘンケン艦長。エマが敵前逃亡になるのでこのあたりの黒マーク2は新作画。「いつもそうだ、貴方は何やってんです、そんなところで!」って冒頭僅か一言なのだから削らないで欲しかったなぁ。「神様が居るって信じたくなったよ、大尉!」の末尾とかもね。この大尉ってフランクリンのことだからなぁ。頭に血が上るフランクリンと急に冷めてしまうカミーユの対比も変わってしまったのが残念。ヒルダと小鳥の比喩が逆に新味でしたね。これぞ富野語会話。そいえばヒルダさん、TVでは材料工学の人だったはずなのに劇場版では機械工学の人にされてたような気が。モニカ・アノーと間違えましたか? 「次のガンダムにはガンダリウム」も決定事項になっていたかと。あとブレックス准将が「この艦を預かっている」と自己紹介してたような。エマさんが「提督」と呼んでいたりとか。

 んで、#5ラストのアレ。お題に上がってるのは同じ「シャア・アズナブルという人」なのでTVでもお笑い寸前だったんですが、今回は完全にお笑いになってました(^^; 「組織に対抗しようとして敗れたバカです」って、「バカな人です」と印象変わりますねぇ。ん。でもここでクワトロ大尉がレコアさんのお尻を触ってくれたおかげで(違)何かが吹っ切れたような気がするぞ。場内笑い声がさざめいてましたね。

 ただま、TVでの妙に冷めてるカミーユって好きだったんで、今回の過換気症候群(?)なのが……分かりやすいのか。力抜けて思わず他人に寄りかかってしまったり、よしよしされてしまうのを受け入れているカミーユというのは劇場版ならではの描写なんだろうと思います(新作画の恩田かみ子の姫っぷりが可愛すぎて萌え死ぬ)。或いは小説版に近いのかなと思ってもみたり。何せ今回脚本もコンテもおトミさんご自身の手によるものですからね。TV版だとシャアの話を持ち出されるあたりは静かに話を聞いてても、クワトロに「次の世代」の話を持ち出されると「関係ないでしょ、僕には!」と激昂して、噛み付きそうな勢いで飛びかかってそのままガンルームを逃げ出して自室に戻って一人でようやく泣き出せた、というカミーユならではの感情の起伏が凄かったんですが。冷めてる自分を演じてしまう一方で、というのは後々にも出てくる描写なんだけどなぁ。

【6-11】#7-9をばっさり削除。30バンチのミイラの母に子を抱かせてやるカミーユは好きだったから凄く辛かった(i_i) あの回の小林作監は良かったから尚更。でもこの間見直してて、ここ削除だろうなぁとは思ってましたけど。月へ行かないのでアレとかソレとかもなし。アナハイムとの関係はどうなるんだろう。フライングアーマーは連邦からの分捕り品になってて、カミーユのΖ案もどっかへ行ってしまいました。フライングアーマー2つあったのにマーク2しか使ってませんでしたねさすがに。ハロを抱えたカミーユが「補給物資に入ってました」って……ハロを補給物資に入れておいたのはどこのお馬鹿さんですか? 「ハロは避けますよ」が残ってるのはお気に入りのカットだったのか。シロッコ、声が低いよドットあんちゃん! 「声が走る」は新用語。何かこのあたりの説明台詞もちょっと色々気になるんですがそれよりファですよファ。声が違いますよ。#10の再会シーンと合わせてカミーユとブライトの対面があるのでファが既に置き去りというのはまぁこんなものかと。#11の自室に居るカミーユとのやりとりも違っちゃってて、これが分かりやすくする(以下略) 新作画でブレックスとブライトの握手があったのは良かった。しかし「2年前の講演会」って何ですかブライトさん。旧ホワイトベースクルーは干されてたんじゃなかったの?

 んで、大気圏突入戦は燃え。ライラさんはここでおなくなり(う~む)。「サイキックインプレッション」という謎の新用語も。「お勉強だけ出来るお馬鹿さん」っていうジェリドの評価があんまりだ(i_i) ジェリドの「汚名挽回」はなくなってたのに。「これがオールドタイプということなのか」のあたりもばっさりで、ライラさん良いとこないです……しくしく。声も違うし。この劇場版のライラさんは最終決戦に来てくれないかもなぁ。って、ラスト変わるんだからあの素晴らしい小林作監の最終回もなくなっちゃうのか(i_i) そういやティターンズに編入ってことになってノーマルスーツのティターンズ腕章の整合性がついたのに画面には映らず(^^; でもやっぱライラさんは連邦正規軍のままが良かったな。しかしライラさんのシャワーはカットなのにマルガリータもアメリアもカットなしなのは趣味ですか。

【12-14】「少尉の協力者のつもりだ」というカイ。TVでは「少尉の協力者のつもりだったが……逆に少尉を苦しめてしまった」となっていて後半のレコアの話に繋がるはずなんですが、この小さな修正が凄く気になり。サルの母子のカットはやむなしとしても、「こんな一方的な戦闘は卑怯だ……これでは人殺しだ」は後半追加で分かりやすく(以下略)

 空家のジャブロー、「ティターンズは宇宙へ」でニューギニアとキリマンジャロがばっさりの可能性も。スードリはケネディへ、アウドムラはヒッコリーへとしてケネディ編削除。なのでロベルトさん死んでません。カミーユはアウドムラ組だというクワトロをレコアが「ニュータイプには経験が必要」だとフォローしてましたが、TV版のカミーユならむっとするのは必至なのに、劇場版は軽く流されていたような。何かこうなると第2部でも、#15での「僕は貴方と比べられているようで、苦痛だったんです」というアムロとの会話もなくなりそうだなぁ。

 で、スードリ居なくなってブラン少佐どうするんだと思ったら、見たこともない黒いガルダが。新メカですよ! メロゥドは白だから、「4機のガルダ」の残り1つなのかな。第2部どうするんだろう。ハヤトがシロー・アマダ隊長になってるし(カイさんとの再会新作画は良かったなぁ)。カツはアルになってるし。ロザミアも声変わっちゃったなぁ(i_i) そうそう、アポリーさんも大川透さん。トーレスは柴本さんだったんですが。

 しかし一部のカミーユスキーには面白くないと言われている北米編が面白くなっているんだからこの劇場版は凄いですよ。 ただカミーユの鳥頭っぷりが激しい#14なら良い子にしても良いですとか思ってたのが実際に良い子になってると、こんなものかと思いつつやはりどこか物足りない(^^; ロザミアとのギャプラン戦はTVとコンテは同じでも新作画とTV版の絵をうまくつないでました。ただ例の「場所を気にして戦闘をするバカが居るのかい? どこの能天気だ」「能天気だと!」「潰すんなら早くしな……負けたよ」というあたりの会話は……あったかな? TV版では非常に印象的なんですが。劇場版はほんと絵が凄くってそっちに夢中で台詞半分飛んでるなぁ(^^;

 アムロの再起も短くなってる分格好良いのが目立つかも。挿入歌「ハッシャバイ」はTV版どおりですね。ただアムロがシャアとすれ違うところでTV版では「下がってろシャア!」だけだったのにそれ以上喋りすぎでCCAのアムロになってるかなーという感じ。いやでもほんとアムロさん格好良かったですよ。ただ、「ガンダム……マーク2」という台詞が単に「マーク2」になってしまってて、「ガンダム」と対面したのに、それは自分の知らない「マーク2」だった、というあたりのニュアンスがなくなったのは残念でした。でもこのあたりアッシマーの新作画も気合入ってて、なのに百式と交差する横PANは当時のままかい! とか。再会の場面は気合が3割増し(TV版比)という感じ。いやTV版のも好きなんですけどね。ちゃんと新作画だったので、カミーユが微妙に間抜けな止め絵だったのが動画になってて良かったです(^^; それにしても#14のハーモニー処理ENDで意見が合わなくて今川さんΖ降りたという話があったはずのに、微妙にハーモニー処理だったよーな気が。で、第2部に続く。

●キャラ別

【クワトロ】++ 何せダメな所が削除されてるから格好良いとこしか残ってない。
【アムロ】+ 上に同じ
【カミーユ】+- 追加が+、削られたところが-で拮抗。印象は悪くないんですが。
【ファ】- 何せ影が薄い。カミーユが分かりやすくなってる分引きずられてる印象。
【エマ】- 台詞ばかりでリックディアスすぐに壊して終わり。アムロの話も消えた?
【ジェリド】-- 何せマシな所が削除されてるから格好悪いとこしか残ってない。

●カミーユのこと。
 「良い子にする」って言われても、カミーユは元々良い子ですよ! とか言いたくなるんですが。アレとかソレとかがちょっと極端なだけで。

削られたもの
・「病欠します!」
・接近するクワトロのリックディアスをリニアカーから感知するシーン
・「(ブライト艦長の)サイン貰ったことがある」
・「こんなことしちゃって、俺……どうするんだ」
・「3号機の指を見れば分かるでしょう!」
・ジェリドに「許してやるよ。……でもそんな軍隊を憎むことを僕は今日覚えた」
・エマの「あなたと私は恋人でも何でもないんだから」
・「ライラ大尉って強い人だから、必死に戦って勝っただけです。それだけです」
・エマに「じゃあシャアには会ってるんだ」
・「貴様はライラを知らんだろうが、俺にとっては師匠なんだ!」「自分だけが特別だと思うな! あの人が喜ぶものかよ! 生き返るのかよ!」
・「でないと今度は君が死ぬ番だ」「誰が……死ぬもんか」
・「アーガマは僕を中尉待遇で扱ってくれますか?」
・Ζガンダムのアイディアとその試作としてのフライングアーマー
 「マーク2のフレームにディアスの装甲を足してみたんです」というのは、MS工学の父と材料工学の母の息子ならではの発想だったんだけどなぁ。
・30バンチでミイラの母に子を抱かせてやるのとジャブローのサルの母子を見るシーン
・ウォンさんの修正もない。
・なので「そんな大人、修正してやる!」もない。第2部にもなさそうな感じ。

変更されたもの
・「女の名前なのに……なんだ男か」「俺は男だよっ!」→「俺は女じゃない!」のみ(しかもジェリドの回想で一瞬だし。でも新作画良かったなー)
 第2部は「自分の名前が嫌いな男の子と女の子の物語」のはずだがどうするんだ。
・「軍隊は嫌いですし、ティターンズはもっと嫌いなんです」→「マーク2を盗んだから」
・「アムロ・レイの名前は~」→「そのニュータイプの名前は~」
・#6でのレコアとのやりとり。「一人で行かれるのですか」「一人しか乗れないでしょ」とかいうあたりが、カミーユは戦いに駆り出されるという旨のレコアの発言に。
・ファに「仕方ないだろ、仕様がないだろうっ! 俺だって好きでこんなことやってるんじゃないんだよ!」→「ティターンズを知ってしまえば戦わない訳にはいかない」
・#14でデッキ内からの応戦命令を受けながらドダイで出るのは同じだが、TV版では命令違反が強調されていたのに今回はお目こぼし+ハイパーバズーカの散弾補給まであり。

 というように見てくると、アメリカ輸出用という話も分かるような気が。「素直で物分りの良い正義感のある少年」になってるんですね(軍隊嫌いも払拭されてる感じだし)。だから最後のシャアとアムロのシーンのあの台詞とかも、これなら15歳と言われても、そうかもなと思ったり。TV版の17歳のカミーユにあの台詞は言えまい(^^;

 削られているシーンというのも、TV版でカミーユが何故あそこまで追い詰められたのかのステップに必要なものばかりなので、これを省くことでラストを変えるというのも分かる話です。初めて殺した相手であるライラのエピソードって実は凄く重いのになぁ。

 それと、分かりやすくしようとしているから、説明役になってしまっている感じがするんですね。だからか、主役という感じがちょっと薄い。そうかやはり「星を継ぐ者」とは元赤い彗星のことだったのかとか。でもこれは第1部だからかも知れないんで、次に期待です。

 ただ、このカミーユが初体験なら、TV版のようなはまり方はしないだろうなとも。自分はやはりあのどこか冷めてて危うくてエキセントリックなカミーユが好きなんだなと。TV版のカミーユが、ロープが切れ掛かってる吊橋を全力疾走してるキャラだとすると、今回のは、石橋をクワトロ大尉の後をついて渡ってるって感じがします。←何だそりゃ。

 でもほんと、もう一度見たい。次が見たい。それまで待てないならTV版見直したいって感じです。ついこの間5回くらいDVD見直したばかりなんだけどなぁ(^^;

 劇場版Ζ・星を継ぐ者 補足 へ続く。


追記

 劇場版Ζの話題を検索すると、主題歌がGacktと報じられたので、それで今やっと劇場版を知った普通の人と、実際に東京ファンタで見てきたよーというガンオタとの温度差が激しいような気が(^^; てゆーかフジQの「GUNDAM THE RIDE」の主題歌「Dears」もGacktなんですが知られてないんだなぁ。

 という訳でちょっと調べてみた東京ファンタでの感想リンク集。
#参考:8光年の彼方:劇場版Zガンダム 来年5月公開決定

レッツ エンジョイ オサレライフ!:機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者- ワールドプレミア観てきましたよ~(長文)
Zを語るには未熟すぎましたね・・・
- go -:「劇場版Zガンダム第一部」を観てきたよ in 東京ファンタ
ZAKU BLOG(仮):機動戦士Zガンダム~星を継ぐ者~レポート(速報版)(その2)
ことぶ記: 星を継ぐ者(直後の感想)
Z劇場版感想 - AUTLA.com News
"model f plus" [01:15]18.10.04
アニメ!アニメ!: 新約『Zガンダム』は新たな名作になる
徒然雑草 : 「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」
Hi-fi | 星を継ぐ者
fc3sとweblog: Zその1
Witny, a witness: 機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者- ワールドプレミア
BETTER DAYS:機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者
the world loves the wannabees. | 映画『機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者』
今日観たCinema♪: ■ 機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-(劇場)
JakiJakiJunky~テレビと特撮大好きで綴る日々: 劇場版機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-
むいむい星人の寝言:劇場版Ζ・星を継ぐ者 補足補足2

試写会の感想
試写会感想リンク集
初日舞台挨拶(新宿2回目)の感想
舞台挨拶感想リンク集

press
“新訳”『機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者』、ついに上映! 富野監督らの舞台挨拶で会場は大興奮!!(東京国際ファンタスティック映画祭公式)
SBG:富野氏「劇場版ZガンダムはTVと180度違う作品」
20年の時を経て、『Z』がスクリーンで復活! 劇場作品『機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-』東京国際ファンタスティック映画祭2004 ワールドプレミアレポート[新宿ミラノ座](- animate.tv - ATVニュース)
劇場版Ζガンダム予習編@BANDAI CHANNEL

劇場版ZGII 恋人たち@東京ファンタ2005 感想

カミラボ:機動戦士Ζガンダム

|

« 優雅な無知 | トップページ | 劇場版Ζ・星を継ぐ者 補足 »

劇場版Ζガンダム」カテゴリの記事

コメント

>「(ブライト艦長の)サイン貰ったことがある」

これ、ありましたよ。ブライトに出会った時に。

投稿: noenoepu | 2005.05.30 00:03

>noenoepuさん

 ブライトとの握手の際のカミーユの台詞は「サインを頂いたことがあります」というものでして、これはTV版#10だけでなく今回の第1部にもあるものです。

 一方「(ブライト艦長の)サイン貰ったことがある」というのは、TV版#1でファと空港へ行ったときのカミーユの台詞の方を指してます。空港のシーン自体がカットされているということなんですが、何分東京ファンタ初回での興奮冷めやらぬ中でのメモでして、話数順に書いているつもりでも説明不足で申し訳ありませんでした。

投稿: しののめ | 2005.05.30 00:18

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4985/1707803

この記事へのトラックバック一覧です: 劇場版Ζ・星を継ぐ者 見てきました:

» 星を継ぐ者(直後の感想) [ことぶ記]
今観終りました。かっこよすぎました。感涙(T_T)。以下、直後の感想を忘れないうちに…。 [続きを読む]

受信: 2004.10.18 17:52

» 機動戦士高逹特種計劃だぞ [神北情報局]
 前から仲良くしてもらっている、しののめ女史のむいむい星人の寝言の2004年10月18日の記事に、劇場版Ζ・星を継ぐ者  [続きを読む]

受信: 2004.10.19 05:26

» 機動戦士Zガンダム−星を継ぐ者− ワールドプレミア観てきましたよ〜(長文) [レッツ エンジョイ オサレライフ!]
『Zガンダム劇場版のネタばれあります!!注意!!』 ども!小旅行から本日帰宅いたしました〜 いつもならここで旅行のお話を書くところなんですが、今回は旅行の話... [続きを読む]

受信: 2004.10.19 17:41

» 機動戦士Zガンダム−星を継ぐ者− ワールドプレミア [Witny, a witness]
> 東京国際ファンタスティック映画祭2004でワールドプレミアとして上映された機動戦士Zガンダム−星を継ぐ者−の感想あり。エマ・シーン&岡本麻弥さんよりな... [続きを読む]

受信: 2004.10.23 00:26

» 劇場版Ζの感想のページ [もけー日記]
 昔NIFTYの方でよく見かけた東雲氏が、劇場版Ζの感想を上げていました。  本公開を期待して待ってよさそう。 http://blueeyes.air-nifty.com/muimui/2004/10 ... [続きを読む]

受信: 2004.10.24 23:18

» ジェリド中尉「汚名挽回」発言を撤回 [webdog]
Zガンダム劇場版のレビューをググってみたのだ。 [続きを読む]

受信: 2004.12.31 07:32

» Zガンダムの予告 [こんなことしてません?]
ここから映画「機動戦士Zガンダム」の予告編が見れます。 確かにオリジナルと新作部 [続きを読む]

受信: 2005.04.08 02:03

» 劇場版Zガ [gold-spencer1976]
劇場版Zガンダム~星を継ぐ者~ フライング気味映画感想其の二 [続きを読む]

受信: 2005.05.26 04:16

» 機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者 [世界は映画でまわってる。]
なくても良かった予備知識・・・「クワトロ=シャア」 だって、SEED DESTINYで池田秀一ヴォイスにどっぷり浸かっている身なので、声聞いた瞬間に分かってしまったから。 「議長だ!」って。<逆です こんな私がこの映画を観に行くとは、ファンには噴飯モノかもしれません。 この映画ってTVシリーズの総集編(?)なんですね。予習しとくんだった~。 でも超楽しかったです! 私みたいにファーストもZも見たことない人がこの映画を観たら、絶対これらのTVシリーズを見たくなるはず。 とにかく、... [続きを読む]

受信: 2005.06.08 01:48

» 機動戦士Zガンダム A New Translation 星を継ぐ者 [欧風]
皆さんは、「機動戦士ガンダム」って知ってます?1979年に全43話で放送されたアニメーションです。地球連邦軍と、独立宣言したスペースコロニーのジオン公国との戦いを描いた作品で、モビルスーツという人型兵器が出てきます。それまでのロボットアニメの様な勧善懲悪とは一線を画した、リアルさと深い話が人気を呼び、今でも根強い人気を誇っています。81、82年にはTV版を再編集した映画3部作が公開されました。私も子供の頃TV版を観た事があり、映画は結構観ていたので、映画の部分のストーリーは良く覚えていたのですが... [続きを読む]

受信: 2005.06.20 06:34

« 優雅な無知 | トップページ | 劇場版Ζ・星を継ぐ者 補足 »