AERA 05.08.29号
「アニメ文化 オタクたちの『戦争』」。戦後60年特集の一環で、ここ30年くらいのアニメ/オタク史をざっとまとめたもの。前半「『ガンダム』はなぜ登場し、なぜオタクに受け入れられたのか」では、おなじみ福井晴敏氏インタビューなどを織り交ぜて構成。その中に、
新作小説の執筆に入る前は必ずヒットを祈願してガンダムのプラモデルを作ることを決まりとしている
とあり。これがガンプラでなければありがちな話にも思えるものの、ガンプラだからこそ福井晴敏氏なんだよなぁ。福井ファンにはおなじみの話なんでしょうけれど。
後半「積極的な『後ろ向き』 オタクたちが選択したもの」では、記事のオチの楽観論よりは、冒頭の氷川竜介氏の「縮小再生産」に対する危機感の方が自分の感覚には近い。コミケであれだけ同人誌が溢れていて、でも自分が欲しい本があまりないというのは、自分が古いオタクだからなんだろうなぁという自覚はあるし。しかしTV新作できっちり見てるのが「ケロロ軍曹」くらいだというあたり、自分もダメ極まれリという気はするんですが……とほほ。
| 固定リンク
「ガンダム」カテゴリの記事
- ガンダム上井草に立つ(2008.03.24)
- 逢坂浩司さんご逝去。(2007.09.26)
- 「あっ、川口名人だ」(2007.09.03)
- 赤白青でドリームシップ ep1/2(2006.12.14)
- NewsBirdでバンダイ特集(2006.12.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント