ガンダム切手、再び

　前回の「20世紀デザイン切手　第15集」から５年、再び郵政公社に踊らされてきましたよ。「アニメヒーロー・ヒロインシリーズ　第２集」です。前回は１シートのうち50円２枚だった（けどシート全体のデザインはガンダムだった）のが、今回は１シートまるごとガンダムシリーズで80円６枚と50円４枚の計680円だからまぁ大きくなったもんですというか、郵政公社も必死なんだな(^x^;

　郵便局の窓口には、この手の切手発行の度に解説のチラシが出るんですが（一般向けのと、小中学生向けのとあり）、このチラシは通常の４色印刷なので、オフセット６色の切手は美しさが違います。　前回は大河原さんと安彦さんのポスターか何かの図柄を切手サイズにしていることもあってかそれほどは感じなかったのだけれど（勿論綺麗なんですけどね）、今回はアニメの絵をキャラが大きめになるように使っていることもあってか、発色が非常に鮮やかなんです。特に顕著なのがΖだと思うんですが、チラシの方は普通雑誌で見慣れてる色合いなのに、切手だとこんなに鮮烈なブルーのΖはそうそう見られるものじゃないなぁという感慨。カミーユのメットのネイビー・ブルーだって、切手を見てからだとチラシの方は随分沈んだ色に見えてしまいますもん。梅津カミーユもほんと色白で可愛いし（欲を言い出せばキリがないけどさ）。ビバ６色。郵政公社のサイトのは著しく画質悪いんでこれは是非実物を見てください。

　……って今郵政公社のサイトをよく見直したら前回は「グラビア６色」なんですね。印刷方法が違うのか。こちらの解説だと品質はオフセット（平板印刷）＞グラビア（凹版印刷）ってことみたいですが、「オフセットは色の彩度が劣る」となってて、確かに前回と今回の切手をよくよく見比べるとそうなのかな、とも。こんなところで印刷の勉強をすることになるとは思わなかった(^^;

　ところでシャアザクはともかくとして殆どはＯＰの絵なのに、赤い人は劇場版なんだなーいいよなーとか、ヒイロだけフルネームでないのは何故？　とかあったりしますけど、やっぱヒイロに関しては「俺の命額面（50円）なんて安いものさ」ってのが笑うところなんですよねぇ。

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