9.11―あれから4年。
今年もまたアフガニスタンからの手紙を再読する。もうすっかり昔話になりつつあって、あれから4年も経つのかと思えば早いものだが、今年は日本は総選挙だし、アメリカはハリケーンの被害から日が浅かったり、イラクで戦死した兵士の母の声をきっかけに彼の地からの撤退を求めるかどうかで国民の意見が二分されている状況。でもそんな状況だからこそ、あの日が示すものを見つめなおすことも必要なのだろうけれど、人間そう器用に出来ているものではなく。せめて、今日がその日であることを書くことで、改めて祈りを捧げたい。
昨年までに書いた記事を読み直して思うことは、人間はどこかで都合の悪い記憶を捨て去っていく器用さはあって、だから過ちが繰り返される一方で、そうしないと生きていけない部分もあるのだろうかと。過ちを繰り返さないように、記憶を繋げながら生きていくのってそれなりに強くないといけないから。その強さを持つには、まだまだ人間は弱い生き物なのだろうか。
で、どうしても今年に関しては総選挙一色なんで仕方ないんだけれど、普段より投票率が高めだったのが印象的。雷雨が収まってきた頃、それでもまだ雨の中出かけたのに人多かったし。自分が初めて「選挙権」というものを意識したのは高校生の頃。リクルート事件の折、思うところはあってもまだ自分には選挙権はないんだという悔しさに、選挙権を得たら出来るだけ棄権はしないと誓ったもの。年齢の話をすると、18歳でちゃんと働いて納税してる人に選挙権がなく、20歳で親掛かりの大学生に選挙権があっても「学生だから興味ないし」とかいって行使しないなんていうのは理不尽だとも思ったり。選挙権を持つ人は選挙権を行使できない人の分までその一票を大事にするべきじゃないのかと。イラクに派遣されてる自衛隊員の皆さんだって、在外投票権ないんだから。色々言いたいことはあるだろうに。……って話はもうちょっと早く書けって。
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