宇宙にあこがれて
面白いと書いたら12/9の10回目で終わってしまった、朝日新聞夕刊連載の「ニッポン人脈記:宇宙にあこがれて」。最終回は「アニメが生んだ星への夢――重力から解放されるボク」ということでこんな人脈。
松本零二(67)→手塚治虫→福江純(49)
「日本に生まれてよかったのはすばらしいアニメがあること。年をとってよかったのはアニメが好きなだけ買えること」。人生は天文学とアニメを中心に回る。
いや年食うだけじゃだめでちゃんと食えるようになってなきゃ(^^;
で、後半のアニメつながり。
堀江貴文(33)┬→山賀博之(43)
榎本大輔(34)┘
↓
富野由悠季(64)
(榎本氏がソユーズ打ち上げを200mの近さのシェルター内で体験した際)その瞬間、頭に浮かんだのは、子供の頃から大好きな富野由悠季(64)のアニメ「機動戦士ガンダム」の中の「重力に魂をしばられた人たち」というせりふだった。
えとそれはどっちかっつーとΖガンダムでの「重力に魂を引かれた人々」だと思うんですが、一般紙にはそういう区別を求めちゃいけないか。にしてもこの年で、宇宙に行く権利を買えるだけの金を稼いだんだよなこの人。
しかしΖガンダムヒストリカ09とかの富野監督インタビューを思い出すと、この記事を富野監督本人が読んだらどう思われるのやらとも(^^;
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コメント
こんにちは。
先日は、トラバで..ちょっとご迷惑かけました。(理由はうちのブログにかいてあります。)
しかし、しののめさんのつっこみに私も同感で、少し「ぷ」とか笑っちゃました。(^^;a 当時あの台詞は結構衝撃的だった「一人」だったと思っていますので。
投稿: sahara | 2005.12.10 12:28
>saharaさん
いえ、こちらこそ不躾なことを申しましたかと(_o_) 今後ともどぞよしなに。
あの台詞はやっぱ印象的ですよね。Ζで取り上げられた「重力からの解放」という考え方って結構深いものがあると思うんですよ。だからこそこうした字面にも拘るんですけどねー(^^; ←Ζに魂を引かれすぎ。
ただ連載第1回が「一番の感動は『重力』だった――『婦唱夫随』絶妙コンビ」(向井千秋→向井万起男(以下略))だったので、重力つながりで終わる綺麗な構成でした。新連載は「ビートルズの時代」でこちらも楽しみです。
投稿: しののめ | 2005.12.12 20:29
サンライズアニメと“重力”と言うと、最近では「プラネテス」を思い起こします。あれって宇宙世紀ちょっと前(笑)なんですね(0075ですから)。ただものすごくマニアックな作りでした。ユーリが大気圏に突っ込む話で「高度120kmを切った!」と言われてタナベが動揺していましたが、あんなのどれだけの人がわかるんだ(^^;。
ガンダムシリーズではどこかで必ず「大気圏突入ネタ」をやっていましたが、やはりサンライズのお家芸となったんでしょうかね。
# 大気圏突入は男のロマンです(笑)。
投稿: Y/N | 2005.12.21 00:28
> Y/Nさん
プラネテス「屑星の空」ですね。「高度120kmを切った!」で分からなくても、その後の「大気圏に……落ちる!」というフォローがあるので無問題かと。理屈抜きであそこは燃えるんでいいですよ。プラネタリウム版も迫力あって良かったです。
http://blueeyes.air-nifty.com/muimui/2005/11/planetarium_pla.html
でもプラネテスで重力だとやっぱ忍者かなとか。
大気圏突入はアニメ以外でも宇宙モノの定番で確かに燃える男のロマンですが、プラネテスアニメ版終盤の展開での、原作にはない「たかが宇宙船1つ、トイボックスで押し返してやる!」とゆーノリは、サンライズが作ればプラネテスもガンダムになってしまうんだと思わされました(^^;
投稿: しののめ | 2005.12.23 12:03