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2006.07.17

ゼーガペイン#14「破滅と勇気と」つづき

 ウソタイトルはおなじみアルジェントソーマ、順当に続けてPhase:23。つ訳でゼーガペイン#14「滅びの記憶」のつづき。

#編集してて気付いたんだけど、TXはスポンサー3社になっちゃいましたね。時かけのCM流すベタな行動に出てくれてもいいのに>角川書店方面

●アンチゼーガ・コアトリクエ
 ホロニックローダー:ゼーガペイン(アルティール他)/アンチゼーガ(コアトリクエ)
 ということなんでしょう。

神魔精妖名辞典:「こ」行

コアトリクエ Coatlicue
アステカにおいて万物を養い、恵みをもたらす大地の象徴・最高地母神。名の意味するところは「蛇の淑女」。

 つー訳でガルズオルムさんちは蛇。
 セレブラムさんちは蛇を喰うもの=鳥。

●リョーコのボイスメモ

これは、先輩だったひとが撮った、世界の終わりの夏の一日。
データ保存されている今の街とは似てるけど、どこか違う。
なくなっちゃったんだ。
なくなってはじめて、大切な世界だったことがわかったよ。
生きていることが輝いてみえる。
そこで生きている時は、当たり前のことだと思ってた。
ありがたいとも、嬉しいとも思わなかったのにね。
そんなものなのかな。

 「先輩だったひと」というからには、河能亨の死を知っちゃったのかな。
 まーしかしこんなの聴かされてはキョウちゃんでなくても泣くよ。
 リョーコはあくまで観測者=撮影者であって、被写体ではなかった。
 だからリョーコの残した記録にはキョウの姿はあってもリョーコは居ない。
 リョーコが残したのは、自分の声だけ。
 アークたちと舞浜で5人で写した記念写真が唯一、リョーコの姿をも留めたもの。

 メモを聴きながら泣いてるとこも良かったけど、コージーに振り向く、はっとして目を見開いたキョウが何か凄く良かった。

●図書室の本

439 オ6 「ヒトの悪意はどこからくるのか」
963 タ8 「量子演算による無限進化」
765 オ2 「環境改変における適応力」
974 ナ3 「セブンディズ・プログラム」
570 シ1 「Initium Art Laboratory」
974 エ4 「データー保存のススメ」
765 オ3 「人類の滅びた理由」
968 ア6 「ハイゼンベルグの不確定性原理」
131 シ2 「現代の箱舟」

 あとキョウの台詞にあるのが「無限進化への誘い」、閲覧机に積んでたのが「オルムウイルスの脅威(T.ナーガ)」。ルーシェンが来た時読んでたのは「データ保存のススメ」。
 多分「人類滅亡」をキーに探したんだろうけど、何で量子力学(不確定性原理)の本が混ざってるんだ? 「セブンディズ・プログラム」ってここでもやっぱ七日間なんだけど、この話は題名しか出なかったな。「ヒトの悪意~」も気になるが、「データー保存のススメ」って何かお手軽な題名がちょっと笑える。でもこれって全部セレブラムの資料だよね。

●滅びの記憶
 IAL社(CEO:ナーガ)が量子コンピュータ実用化。期を同じくしてオルムウイルス蔓延により、人類は幻体化を余儀なくされる。オルムウイルスは量子サーバー内での人類の無限進化を提唱するナーガの実験のために彼自身がばらまいたという説もある。だが実験材料であったサーバーの幻体──セレブラントが反乱を起こし、戦いが始まった。

 ナーガやら離反者やらというのは電撃ホビーマガジン5月号でネタバレってたので、「ペインオブゼーガ」の内容と合わせてピースがはまっていくのは気持ち良いねぇという感じ(「突如飛来した謎の生命体ガルズオルム」ってのが今のところウソということになるけど)。AT-Xで同日放送だった#08「水の向こう側」と合わせて見ると、話はより分かるような気がする。舞浜の謎は深まるけど。
 オルムウイルスに対する疑念から発した紛争で「75億居た人類がたった1年で18世紀初めの数にまで減った」というが、これは6億(18世紀初め=産業革命以前)になったということらしい。凄ぇ。100億が1億を切ったGXの第七次宇宙戦争も酷いが、この数字はコロニー落とし後の15年も含むからなぁ。で、その後サーバーへの避難が進んで、地上から人間が姿を消すのに2年と掛からなかったと。うわー。
 ただルーシェンが喋ってるのは「セレブラムの資料に明記されている」ことだからなぁ。#15「リインカーネーション」を見ると、彼自身の記憶でもあるのだろうけれど、どこまでそれが本物かは本人にしか観測し得ないものであって。

●予定調和への反抗
 「しかし、この先君がどうするかだ。訳の分からぬ奴に恋人を奪われて、このままではいないだろう?」「それが気に入らねぇんだ! オレが抱えた痛みも、想いも、全てが戦うために用意された単なる障害! 予定調和ってことなんだろうっ!?」「だとしても、君がどうするかが知りたい」「だからそれが分かんねぇんだよ!」 と言って飛び出して、「カミナギ、お前は予定調和に組み込まれたデータなんかじゃねぇ。確かに、確かにお前は、この世界をしっかり生きていたんだ! カミナギぃっ!」

 凄いなぁこの展開。
 自分がデータだと分かってて、でも自分は生きている人間なんだって思ってるからこういう台詞が出てくるんだろうけれど、キョウちゃん聡いよ。#06「幻体」の頃は、リョーコはそういう予定調和のためのデータじゃないのかとか思っちゃってたよな、一視聴者は(^^;
 三次元人相手に人間として勝ってしまう旋風寺舞人(マイトガイン)とか、物語の作者相手に交渉を成立させてしまうロジャー・スミス(THE ビッグオー Second Season)とかを思い出してしまいますけれど、ソゴル・キョウは今後どうなりますやら。そしてリョーコがどう生きていたか分かった、自分の思い込みじゃなくて彼女自身の想いを知ったからこそ、キョウは後半の台詞を叫ぶことができる訳だ。ぃよっしゃぁ!

 「共に痛みを乗り越えるところまでは行き着かずか、やはり性に合わない」とかってルーシェン。自分の痛みを見せてないからそりゃ駄目だってばさ。でも「戦士として生きることは自分達の意思で生きられることでもある」という前向きさは凄く良い。#15での彼の素性を考えると尚のこと興味深い。──ていうかごめん。#15から戻れば、それこそこの話をするのはルーシェンにとって傷を晒すことだったんだ。でもそれを傷として見せないんだもんな。

●予定調和どころか
 「カミナギぃっ!」とキョウが叫ぶ→『キョウちゃぁん!』と応えるリョーコのイメージをシズノが感じ取る→リョーコのデータ発見、という流れは、予定調和どころかご都合主義だと言われてもおかしくはないけど、これでいいのだ王道なんだから。
 GXで、離れ離れのガロードとティファが呼応するあたりとか大好きなんだよぅ(i_i)
 しかしこのEDの編集は凄いなぁ。EDオフボーカル「時が戻ったら」の箇所で「……やっと、見つけた……!」だよ。「めぐりくるあなたに」で「……カミナギ?」だよ。ルーシェン来てたから雨降ってたのが曇り空になってここではもう青空で。OPでリョーコが変化した白い鳥の群れを見上げるキョウと対応してるみたい。

 設定話だったのと#08と同日放送で情報量多すぎで、まだ書きたいネタの半分は残ってるよ(^^;

#14「滅びの記憶」 ◆ #15「リインカーネーション」

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