DTエイトロン#23-24@AT-X
もうね、本放送の頃から言ってたことなんだけど。
ゼロのどあほーーーーーーーー!! (^x^;
何だよその計算違いって。尤もこの計算違いを認めるあたりが、何だゼロ(本名はビル・G)も人間じゃねーかと思わせてくれるものではあるのだけれど。でもな、手前の計算違いで一体何人犠牲になったと思ってるんだよ。やっぱ血も涙もないデータでしかねぇよ。このゼロのどあほがそもそもの諸悪の根源って、ゼーガペインのナーガ同様、それがアニメというものなんだけどさ。でもナーガから見ればゼロって自分とは真逆の愚か者だから、宇宙の果てのデータ空間で仲良く茶でも飲んでろよという訳にもいかないのか。
そしてゼロに乗っ取られちゃったシュウシュウ(i_i) 折角の「アモーロートのシュウ」なのに最後に作画に恵まれなかったのと、この末路とが残念でならんですよ。シュウシュウは、#05「デリート キー」で、そのキーを押してしまったシュウの姿なんだよねぇ。てことは、シュウシュウだってシュウのように、大切なものに気付けたかも知れないんだ。シュウシュウみたくカウント1を取れた可能性もあるシュウの方も、ゼロにきっちり文句つけたりして、このあたりから肝が据わってきて何だか格好良いぞ(相変わらずぽよーん風味ではあるが)。そういやシュウシュウとは声が違うのに何故声紋照合が通ったのなんて、細かいことは気にするな(^^; どうせならちゃんと一人二役で聞きたかったなぁ。
何かこの#23って、途中で別の番組始まったんじゃないのかと思いたくなるよーな一幕もあるんですが(^x^; ロッソの「エイトロン、シュート!」と、ナインツパパは良かった。うん。VTOLだと多少壊れててもアモーロートからデータニアがあっちゅー間というのも物語上のお約束だけれど。「次回おたのしみに」で、「何か質問が」というゼロに問答無用で自動小銃ぶっ放すディアナが格好良くていいぜ。
それで#24で舞台がデータニアに戻って、その非人道的な様が、そうだよこれがDTエイトロンだよーとかって、そんなところに郷愁を見出すなという感じなんだけど。データニア・ジーンバンクはシュウとゼノとが生まれたところでした、というあたりもお約束の展開だけど気味悪くっていいぜ! 「洪水ではない、大洪水だ。長き眠りの始まりだ」って、安原義人さんのお声でどこか楽しそうに世界の終わりの日を告げるDr.ジェネシスの鬼畜っぷりもいいぜ! アルジェントソーマのMr.Xとか、こういう主人公を翻弄する胡散臭いおっさんって好きなんだよなぁ。……だからシマのオリジナルも悪くないよなーとか思ってるっぽい自分。
あとDTエイトロンとゼーガペインというとあれだ。テラドームの中の、データ化された花や蝶。ゼーガとは真逆なんだけれど、やはり触れあうことのないものたち。人間がなくしてしまった、大切なもの。これが先にあったものだから、オケアノス艦内での、映像で描かれる植物というのに胸がつまったんだよなぁ。
雲間から差す光のような希望を描きながらも、切り捨てられるものもきっちり描いてきたDTエイトロンならではの終幕まで残り2話。この絶望的な展開でハッピーエンドなんて(以下略)って、手にしたちゃぶ台をどうするかは自己責任で。自分はあのオチは大好きなんだけれど。
■DTエイトロン(フジテレビ公式サイト)
■カミラボ:DTエイトロン
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