量子コンピュータまであと何年?
■asahi.com: 量子コンピュータ実現へ一歩 原子と光で情報伝達成功 - サイエンス
情報を瞬間移動させる「量子テレポーテーション」を光と原子の間で成立させることに、欧州の研究者が成功した。現在のコンピューターの限界をはるかに超える超高速演算が可能な「量子コンピューター」の実現につながる成果だ。5日発行の英科学雑誌ネイチャーに発表した。
朝日新聞東京本社版10/5付け夕刊の記事。
地上波でゼーガペインがやってない木曜なのに、関連話題がちゃんとあるのが嬉しい。
ゼーガの年代設定って舞浜サーバーの中は2022年なんだけど、あと16年で届くのかな。
量子コンピュータの本ってどれ読めばいいんだろうと思ってて、2005年の書評だけど評者(天外伺朗氏)の文章が気に入っているのがこれ。
■asahi.com: 量子コンピュータへの誘い [著]石井茂 - 書評 - BOOK
私は、量子コンピューターに特別な想(おも)いを抱いている。それは、ロボットの研究者として、生物の情報処理との圧倒的な相違を痛感しているからだ。今日の初歩的な量子コンピューターから想像するのは困難だが、生物に「あの世のコンピューター」が組み込まれている可能性は否定できない。単に計算能力の飛躍だけではなく、生命の不思議にも迫る興味深いテーマなのだ。
因みに本日のAT-Xは#21「戦士たち…」。こっから盛り上がっていきますよって(^^) でも最終回見てから見ると色々と……。
シズノ先輩の表情はまるで読めてないし、カミナギともお互いに想いあっているばかりにすれ違っちゃうキョウちゃんがいじらしい。あとは猫とかクロシオとかやっぱり生徒会長とか。
■カミラボ:ゼーガペイン
■トラックバック・ピープル:ゼーガペイン
量子コンピュータへの誘(いざな)い きまぐれな量子でなぜ計算できるのか 石井 茂 日経BP社 2004-12-23 by G-Tools |
量子コンピュータとは何か ジョージ・ジョンソン 水谷 淳 早川書房 2004-11-25 by G-Tools |
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コメント
はじめまして。ゼーガの放映中からしののめさんの的確で深い感想を読ませて頂いていました。毎週の放送後は、いつもこちらの更新を今か今かと待っていたのですが、それも先週で終わりかと思うと少しさびしいですね。
量子コンピュータや量子もつれ(エンタングル!)についての入門書は僕も何冊か調べてみましたが、最近出た「テレポーテーション 瞬間移動の夢」という本がかなり面白い上に、ゼーガペインとも相当絡み合っているのでお勧めさせて頂きます。量子テレポーテーションのみならず、そもそもの量子力学という考え方や、量子暗号・量子コンピューティングについてもやさしく丁寧に書いてあります。冒頭にちょっとSF的な未来描写もあったりして、半世紀ぐらい後には『ゼーガペイン』の設定もまんざら荒唐無稽ではなかったな、なんてことになってるかも知れません。
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それにしてもOST2素敵過ぎますね!しののめさんの感想も楽しみにしています。では、突然失礼いたしました。
投稿: sora | 2006.10.06 01:02
>soraさん こちらこそはじめまして。
拙文お読み頂いていたとのこと多謝です。思いつくままだらだら書いてるだけなので、お読みくださる方はさぞ難儀されたかと思うのですが(_o_)
書籍のご紹介ありがとうございます! こうして実際に読まれた方のお言葉は説得力がありますよね。是非読んでみたいと思います。
O.S.T.2やはり良いですね! こちらもまた改めまして。
投稿: しののめ | 2006.10.09 17:52