« THE ビッグオー#26「The Show Must Go On」 | トップページ | ゼーガペイン#26 最終決戦 »

2006.11.11

ゼーガペイン#26@AT-X

 AT-Xでも放送完結となりましたゼーガペイン最終話、#26「森羅万象(ありとあらゆるもの)」。あぁこれでついに来週からゼーガのない木曜日が来てしまうのね(i_i)

 AT-Xの番宣は11/9にも流れてて(10時の前後に入ったし、21時は本編が終わった直後に流れてた(^^;)、凄く遠くに来た気分って、#26地上波の時も書いてたなこれ。「オレ自身に隠された謎」とは、ドラマCDでえらいことが判明しましたが……キョウちゃん(i_i) ドラマCD未聴の方はとにかく聴いてからどうぞ。ANIMAXで終了したTHE ビッグオーのネタバレも若干あり。

 あと#26のエピローグの灯台について、実際に洲埼灯台に行かれたMoonlitさんのお写真をご紹介いただきました。 多謝です。これは必見ですよー。

●怒涛と波乱と歓喜と困惑の最終回
 #26に関しては、地上波の段階であれだけ書いた。まだ書くことがあるのかと言われるかも知れないが、本人にしてみれば書かなきゃいけないことが全然書けてない。それもこれもあの問題のエピローグのおかげですよ全くもう。本編も只ならぬ密度と熱さなのに。

●CESTREE
 どこで使うんだと思ったら#26のOP。ここへきてセレブラムは絶体絶命な最終決戦のクライマックス、そしてキョウとシズノも来るとこまで来ちゃいましたよと、えらく格好良かったなぁこれ。牧野由依のボーカルも綺麗だけど、かの香織とは狙い撃ちされてますよ自分。タイトル→サブタイトルというのもばっちりでした、って地上波#26のすぐ後のTHE ビッグオー@ANIMAXが、あのAct:21「The Third Big」だったんだけど。 →THE ビッグオーとゼーガペインと

 で、この後の最終決戦関連は洒落にならん長さになったので次記事に回すとして。

●ガルズオルムの残存部隊
 #25@AT-Xにてありたさんに頂いたコメントでのやりとりで、#26で北極基幹サーバーを破壊したことでデフテラ領域は一掃されている(ように見える)のに、その後ガルズオルムの残存部隊が居るのはどっから沸いてきたんだ、という話がありまして。

 蛇の頭を叩いても、ガルズオルムの息の根は止められなかった。ガルズオルムの故郷であり「古い意思決定機関」であった月のジフェイタスを潰しても、クラウドや北極のサバトが生きていたように、北極基幹サーバーからも独立していて残った拠点があったというのは充分に考えられること。クラウドだって#22とかでは3つくらい同じ形のがあるように見えるけど、#26で爆発したのは1つだけだったようだし。

 エピローグが何年後なのかは不明ですが、それでも未だ健在な残存部隊が居る(しかもドヴァールカー隊では殲滅できずに退却させている)っていうのはなぁ……そのあたりが「分かりやすいラスボスが居てそれを叩けば終わり」というのではない、ガルズオルムという存在の不気味さではあるのですが。GXの最終回みたく、結局は人間同士の争いだから末端では小競り合いが続くというのともまた違うし。何せガルズオルムとは、遍在するナーガの意思が具現化したもの。その存在は、現実の脅威として未だ消えない。

「今から10秒後なら、オレは確信できる。ここにまだ、オレが存在していると。30秒後も、1分後も。──でも、1時間後、12時間後、そして明日は……。あの日、オレが存在と時間の儚さを思っていたとしたら、オレ達はどんな一日を過ごしたろうか」

 という、ドラマCDのep3での、実体化後と思われるキョウのモノローグの言葉にある影を思うと、彼がこの現実世界にただ一人置かれている状況というものを思いやらずにはいられないのです。明日自分はここに存在しているかどうかさえ分からない、儚い存在となってしまったけれど、それでもこの本物の世界で生きているんだと思いながら、孤独な日々を過ごしている彼のことを。

●幻体修復プログラム
 やはり先のありたさんのコメントで思い出したんですが、#04「上海サーバー」で、上海サーバーは既に破壊されているが、(破損した幻体データについて)今は修復技術がなくてもいずれ開発されるとかっていう話が出てたんですよね。人類再生計画の一部としての幻体修復プログラムの伏線ってこんなところから張ってあったのかと。
 #26の前バージョンのキョウが人類再生計画について話している→#21で最終作戦決行についてやたら中華姉妹が喜んでるというあたりの話がこれでようやくつながったかな。何もかも忘れていたのはキョウちゃんだけだったのでした。

●キミヘ ムカウ ヒカリ
 やっぱこの曲でENDだなと思ったら2コーラス目だし! 「そうして何度もキミに恋をするだろう」を使ってるのが良いのですよ。花火の所も曲調と相まって鳥肌立ちますし。とはいえ残念ながらフルコーラス使用には至らなかったので、こちらは是非是非CDで聴いてみてください。 →MAXI感想

 空に舞う花弁(#11)、キョウ「任せろ!」(#03)、シズノがリョーコに「ここで待っていてあげて」(#25)、シミュレータのリアシートに跨るシズノ(#16)、夕暮れの舞浜商店街のシズノ(#03)、リョーコ「んもう、キョウちゃんったらぁっ!」(#11)、リョーコ「シズノ先輩のこと、好き?」(#21)、ポータル目前のルーシェン(#23)、キョウを殴った直後のルーシェン(#04)、燃え散る花に触れられないキョウとリョーコ(#18)、キョウとリョーコと空一面の花火(#10)、メイウー「ちょっと、私達を巻き込む気!?」(#03)、微笑むメイウー(#25)、メイイェン「私も」(#25)、メイイェン「了解っ!」(#06)、シズノは仲間だと呼びかけるミナト(#25)、ミナト「オケアノス、最大戦速!」(#22)、シマ「君が望むのなら」(#16)、シマ「余裕は僕にもないんだよ」(#03)、寿司屋でクロシオの胸倉をつかむキョウ(#21)、イリエ「えぇ、最低ね!」(#21)、キョウ「逃がすかぁぁっ!」(#19)、ペットショップ前でピエタを抱くアーク(#11)、クリスを背中から抱くアーク(#11)、クリス「アークをこんな姿にしたのは貴様らだ!」(#11)、シズノの過去(#25)、「なんくるないさー」(#18)、リチェルカ「これでまたブリッジが賑やかになりますね」(#15)、ドヴァールカーのカラドリウスに乗るフォセッタ(#21)、フォセッタ、ディータ、リチェルカ(#06)、レムレス「ここでゼーガとあなた方の出番になります」(#22)、ムキムキタルボ(#13)、水着のリョーコとミズキ(#06)、8/31のメドレー計測をするトミガイ(#16)、カワグチ「少しは俺達にも分けろよ」(#16)、ハヤセ「夏休みも終わりだ、ぱぁっとやろうぜ」(#16)、キョウを応援するウシオ(#16)、砕け散るキョウのセレブアイコン(#25)、「ミテイルセカイヲ シンジルナ」(#03)、花畑(#11)

 それで「どんな未来でもキミが望むなら今連れて行くよ」って歌っておいてCパートに引くんだけど、最後の花畑の直前が「ミテイルセカイヲ シンジルナ」なんだもんなぁ。
 ……あの灯台の片側半分すぱっともげてるのってどう見ても経年劣化じゃねーだろ(^^;  →#26 灯台を探せ

●やっぱりTHE ビッグオーと被る。 →THE ビッグオー#26「The Show Must Go On」
 最終回で翼を持つ女が世界を初期化するってのがどうも被って見えるなぁと。ロジャーが自らのメモリーを消した経緯というのも、キョウが記憶をなくした経緯と被って見えなくもないし。メモリーがなくてもエンジェルという女のことをちゃんと覚えているというロジャーは交渉を成立させられたけれど、キョウちゃんはシズノとの過去を忘れていた間はどうにもなりませんでしたな(^^; いや最後に全部思い出したからこそ、どうにかなったんだけれど。人の痛みというものを解さないナーガとの交渉は上腕二頭筋で吹っ飛ばしてしまったけれど、良いのさ、イェルが世界を初期化して綺麗に描き直してくれたから。確かな痛みのある世界にね。

 ついでにこっちも色々と被る。 →DTエイトロン#25-26@AT-X

●Fin
 AT-XではEDラストのアルティールに「Fin」の文字入りの一枚絵を最後に出して終わってしまいました。でもついに「ゼーガペインこのあとすぐ!」は流してくれなかったな。再放送時にでも流してくれないかなぁ。


#25「舞浜の空は青いか」(AT-X)/#25「舞浜の空は青いか」(地上波)/#26「森羅万象」(地上波) ◆ #26 最終決戦#26@AT-X つづき

サンライズ公式
テレビ東京公式
カミラボ:ゼーガペイン
トラックバック・ピープル:ゼーガペイン

B000HBJQWAゼーガペイン オリジナル・サウンドラック(2)
ビクターエンタテインメント 2006-10-04

by G-Tools
B000HXE2XQゼーガペイン audio drama OUR LAST DAYS
ドラマ
ビクターエンタテインメント 2006-10-25

by G-Tools

|

« THE ビッグオー#26「The Show Must Go On」 | トップページ | ゼーガペイン#26 最終決戦 »

ゼーガペイン各話感想」カテゴリの記事

コメント

Moonlitさんの洲埼灯台はビックらしましたね。街灯や手前の石の柵まで一緒じゃん。感動。
で、ふと思ったんですが、ドラマCDで幻体化する技術は当時確立していたわけですので、勿論実体化システムの方はは未知の技術ですので作るのに時間がかかりますが、お先に実体化したキョウちゃんを再度幻体化するのは過去の技術ですのでたやすいと思います。ということに誰も気づかないのは皆ウェットダメージでも受けているのか?工作用ロボットでも作って適当な時期にキョウちゃん再度幻体化して皆と一緒のなればいいのに。

投稿: プラス | 2006.11.12 14:45

>プラスさん
 Moonlitさんの洲埼灯台の写真はほんとお見事ですよね(^^)
 何故キョウが再幻体化しないかについては、本編エピローグでキョウ自身が答えを出してますよね。サーバーの中で永遠に生きるのもアリだと思うけど、本物の世界で生きていたいと。#25で一人で水の向こう側へ行くことに躊躇わなかったであろうキョウのその選択は、ゼーガペインという物語が得た確かな光だと思います。

投稿: しののめ | 2006.11.14 22:27

 私にとってゼーガペインとはベタな事をやってもベタになりきらないように心がけて作られた作品と言ったところでしょうか。

 ベタだけどベタになりきらないポイントを大ざっぱに書いてみました。他にも挙げたいことはたくさんありすぎてまとめるのが大変でした。
 ・主人公が単純に女にモテモテだったら「あ、そぅ」とスルーするところが、男にも敵にもモテモテなのが素晴らしい。
 ・クールな2枚目キャラはライバルかと思いきや、実は主人公大好きっ子だった。
 ・いつ死んでも構わないみたいなことを言ってたやもめ男は最後までちゃんと生きていた。
 ・普通、人類の滅亡を食い止めるために戦うのに人類が滅亡済みってところがスゴイ。
 ・敵のリーダーと対面かと思ったら、肝心の人がいなかったんで代理登場というツッコミを入れたい展開。
 ・エンディングの曲の歌詞の中にある「キスしてグッバイ」にちなんでヒロインたちが男にキスして去っていくかと予想していた。しかし、せつない別れのキスは男側からするものだった!しかも、約1名のキスの場合はせつなく感じられなかった(この件に関しては24話を参照)。
 ・ラストは主人公じゃなくヒロインで締めてしもうた。

 ゼーガペイン…印象的なアニメ、10年に一度のヒット作品となれ!(シマ司令のオリジナル風に言ってみました)。

投稿: ありた | 2006.11.17 22:17

>ありたさん 遅くなってすみません。
 「ベタな事をやってもベタになりきらないように」というのもその通りなんですが、視聴者がベタだと思い込む先入観を上手く逆手に取って、斜め上を行く、先を読ませない展開をよくも貫いたよなとも思います。それこそ「ミテイルセカイヲ シンジルナ」の世界だったなぁと。次の週を待つまでに色々考えすぎてしまったので(それが楽しかったんだけど)、初見がアレコレ考える間もない一気見だったら全然違った印象があったんだろうなとも思います。
 揚げられている点は頷けるものも多いんですが、「キスしてグッバイ」に関しては例のシングルのジャケット絵からしてキョウちゃんからかなぁとは思っていたんですが、その先入観のおかげで#24の罠に見事に嵌められたのも今となっては良い思い出ですよ(^^; いやこれは10年残りましたわ。

 ただ「ライバルかと思ったら主人公大好きっ子だった」というのを拝見して思い出したのがアルジェントソーマのダン・シモンズ。中盤までライバル心むき出しだったのに、それがうっかり好意に変わっていたようで(以下略)という。いやこれもロボットアニメのはずなのにメカが全然動かなくても面白い(ぉぃ)切ないサンライズロボ系としては個人的にゼーガと双璧なもので、未見でしたら是非。

投稿: しののめ | 2006.11.29 20:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4985/12640605

この記事へのトラックバック一覧です: ゼーガペイン#26@AT-X:

« THE ビッグオー#26「The Show Must Go On」 | トップページ | ゼーガペイン#26 最終決戦 »