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2007.07.05

bpm「MIME MIME "SYNDROME"」

 浅沼晋太郎さんの舞台、bpm #BONUS TRUCK「MIME MIME "SYNDROME"」。6/22@恵比寿LIVE GATEで1ステージ限りのライブでした。

 曲が先にあってそれに詞をつけるように、表現したい映像があってそのために書かれる物語というのも存在するものです。
 この舞台で表現されたかったものとは、パフォーマンスそのものなのだなぁと。舞踏系の舞台なら寧ろ物語の面が強く意識されるものだと思うので(以前見たのはそうでした)、そのあたりはやはり小劇場演劇系なのかなぁという感覚も。たまにあるんですよね、後から筋を考えると首を捻るのに見てる間は楽しくて仕方ないって舞台。趣味は分かれるかも知れませんが自分は結構好きな部類。

 ということでスイッチがそっちに入れば後は楽しむだけです。会場がライブハウスということで、そうした空間を意識したものになっていたと思いますし。前の方に人が立たれると舞台が見えないーってのもありましたが。のっけからあの人数であの舞台で踊れるんだから、息が合った動きというのはほんと良いものですね。勿論映像も含めてOPから恰好良かったのですよ(^-^) あれでもこの曲、どこの駅の発車メロディに似てるんだっけとか考えてしまいましたが。

 ということで、伊勢直弘さんのblogでの告知が分かりやすいのでそちらを引用しつつ、役名を公式サイトより補足。

とある研究施設から脱走した
・ドレッド (MIME-CHROME:NAO-G)
・ロン毛 (MIME-ACADEME:伊勢直弘)
・金髪 (MIME-FLAME:浅沼晋太郎)
・ポニーテール (MIME-VOLUME:今日平)
の、とある能力をもつ、とある男4人。
たまたま白衣の女 (MIME-PERFUME:猪狩敦子) の元に逃げ込んだ男達は、
彼女の助力のもと、果たして無事追っ手から逃げ切れる事が出来るのか?

 各人のコードネームにせよ、今回の演目のタイトルにせよ、踏まれている韻は "ME" 。色々なものを取っ払っていったら、最後に残るものは "ME"(私)でした、というのは何やら哲学的ですらあります。……何やら考えすぎにも見えますが、自分としてはこれがテーマでいいかなとも。「俺上等」みたいな。

 登場人物の台詞はなくマイムのみ。こういう作りの舞台ってやりたがる役者さん居ますよね。見たがる観客も居ますけど。殊、浅沼さんは最近声のお仕事が増えておいでだからこそ、台詞なしの舞台なのかな、とも思ったりしたのですが。
 で、伊勢直弘さんのコメントが可笑しくて(^Q^)

声を枯らす心配がないから安心だね!

 でも動きは大きいから役者さんの負担はやはり大きくなるものですよね。

 言葉で語られる筋はスクリーン投影される敵のボス(グラサン掛けたベビー)の台詞のみで進みます。このベビーの声がなんと成田紗矢香さん「ドレイク&ジョシュ」で浅沼さん演じるドレイクの悪魔のような妹メーガンのお声のあのお方ですよ! 勿論ベビーも悪魔でした。小憎らしいのに可愛いんだ。やほぅ!

 とりあえず4人が白衣の女の所に逃げ込んできて(映像にちゃんと会場が映ってるのがお約束だけどこれが良い)、彼女の調合したドリンクで各自に秘められた能力が発現するらしい。が、刺客は迫る──とこまできて最初の幕間の「5分休憩」。

 対決前に毎回入る猪狩さんのフレア・バーテンディングが楽しい。初めのうちはミスってたのかそれもネタなのか、読みきれないのがライブだなぁ。浅沼さんとアイコンタクト取れてるのが、マイムだけの芝居なだけに見ててドキドキする。
 一人ずつの対決スタイルで、個々の役者さんをじっくり見られたというのも面白い趣向でした。

【金髪】死神を相手にマジック3連発。声アニで読んだばかりのネタがあったので、これかぁと(^^) 間近で見られて良かったー。
 死神さんは確か仮面をつけてて余計に動きで見せないとならないマイム。空気椅子とか小技も効いてました。鎌でスクリーン下ろすのとか楽しい。

 ここでまた幕間。スクリーンが下りているから幕間なんだよなと分かるものの、ちょっと待たされたかなぁ。何せフロアは基本立ち席だから、あまりに待たされるとちょっとなぁという声も。

【ポニーテール】極小のコントロールユニット(赤く光る虫状)を相手に、文字通り「踊らされ」ながらも最後はスプレーで撃退。ほんと軽やかで心地良い動きでした。こういうのってこういう舞台に映えるんだなぁ。面白い。

 ここで「30分」待ち。「帰ってもいいことねぇぞ」とは言われても、さすがにこんなに幕間があるとなると、フロアには聊か思わしくない空気も。が、ここでサプライズが。

 あれっ役者の皆さんがフロアにお出ましですよ。

 振り向いたらそこに浅沼さんがお見えだし! まだ幕間とはいえご挨拶させていただけただけでも嬉しかったのに、浅沼さんからご紹介いただいてしまったフロアにいらした皆様方が綺羅星でしたーとにかくもうびっくりでしたよ。本当にありがとうございました!>浅沼さんと皆様

●「ドレイク&ジョシュ」ジョシュ役の内田泰喜さん 終演後に成田紗矢香さんにもお会いできました。
「ぼくらの」 チズ役の高梁碧さん
「ゼーガペイン」原作者の伊東岳彦先生

 この幕間から後は、フロアも舞台と化して、あちこちで役者さんの芝居が見られるように。客席を巻き込んでこそライブですしね。

【ロン毛】コンピュータを相手に文字ネタ回答。これぞライブの面目躍如、ノリノリで沸かせてましたねー。とにかく楽しかった! 「産地をはっきりさせなさい」とかも可笑しかったけど(この直後の牛肉偽装事件は笑えねぇ)、白眉は「じゃくそんきょうだい」かな。写真のダメ押しが利いてました。腹痛ぇー(^Q^) こういう才能のある人って良いなぁ。大家!

 で、このパートが終わった後の幕間に、Jackson5 "I want you back" が掛かったので、自分はイントロの時点で『ここでこれを掛けるか~』と頭を抱えていたのですが(こういうところにネタを仕込んでくるのは大好きだ)、どうも他の方の反応は薄かった模様。後ろの方で浅沼さんが内田さんに「誰も気付いてないけど」などと曲の話をされてたのが耳に入ってしまったので、「気付いてますよー」と自己主張してしまいました。うるさくてすみません。

【ドレッド】4人の刺客相手に立ち回りが恰好良かったですよー。狭い舞台なのになぁ、よくもあそこまで動けるものです。鮮やかでした!

 閉じ込められてしまったものの、鍵を手に入れて4人は脱出してめでたしめでたし。ちゃんと「MIME MIME」の流れる中でENDでした。実際踊ればもっと楽しかったかな。

 終演後、再びフロアにお出ましの浅沼さんに「体動く芝居って良いですね、また舞台やってくださいね」と申し上げたら笑顔を返していただけたのが嬉しかったですよ(^-^) やはり舞台人だなぁと思えましたもの。ほんと良かったです。

 浅沼さんは声のお仕事が増えているだけに、だからこそ舞台を大切にして欲しいなと思うのです。声の芝居って体を動かせない分難しさもあるし、ストレスも溜まるものですし。けれどそういう現場では、体で芝居が出来る人の感覚って凄く生きてくるものですし。でもその一方で、声の芝居にしかない面白さとか、あの場でしか出来ない経験とかもあって、それもやはり舞台に生きてくるものだと思いますし。
 どちらかに偏るのではなくて、あくまで両方。というのはファンとしては欲張りかも知れませんけれど、御本人には必ずプラスになると思いますので。是非に。


 あとbpm公式でも告知されていますが、クイックドロウのDVD発売見合わせは残念でした。幸運にも自分は生で見られましたから諦めも付きますが、見られなかった人も居たのですし。惜しむ声も大きいものですから、再演とかってありませんかね?

 ということで次の舞台が楽しみですー(^^)
 お会いできた方がお会いできた方だっただけに、ゼーガの舞台もやっぱり見たいんですけど!

まるなび!? 7/17 次のbpmの舞台は10月

朧月夜 bpm主催『bpm#BONUS TRUCK MIME MIME"SYNDROME"』in 恵比寿LIVE GATE レポート!
りょーこ♪の日記 : 只今恵比寿 この記事は休憩中。レポがこの後続いています。
 →観劇日記1オマケ

浅沼晋太郎さんすぺしゃる

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