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2007.08.11

不消者(けされず)「好敵手あらわる!!」

 不消者(けされず)第十二回公演「好敵手あらわる!!」、見てきました。時季的にタイムリーな題材でありつつも、深刻になりすぎず、かといって羽目を外しすぎずのバランスが良かったと思います。何というか宇治金時のような、程よい甘さと渋みのある爽やかな舞台であったかと。日曜まで公演はあるのでとりあえずネタバレなしということで。──事実誤認について訂正あり。失礼いたしました。

 兄妹萌え属性持ちには何とも楽しかったですし、公演2日目でもこなれた感じがあるのは演目自体は再演だからかも。一応関西出身(三重県人)の耳には、関西弁が若干物足りないところもあるものの、でもコテコテの関西弁じゃないからこそのおかしみなのかなぁと思えるところもあり。

【訂正】「再演」について、脚本に大幅に手を入れられた別作品といっていいものだそうです。キャストも誰一人被っていないとか。「タイトルだけ同じ別作品」というのは「リメイク」ではよくあるものですが、「再演」という表現には収まらないものになりますね。誤解を招く表現となり申し訳ありませんでした。となると今回は、役者さんの息が本当によく合っていたのでしょう。

 ストレートプレイ+シチュエーションコメディの割合は半々から後者に勝ちっぽい感じ。客席からも結構笑いは出てましたし(隣の席の年配のご夫婦が受けてて良かったなぁ)、自分もついくすくすやってしまいました。キャラをすこーんと立てつつ、組み合わせを変えながら投げ続けるというのは、見てる方はずーっと楽しいのだけれど、やる方は大変だよなぁと。大したものだと思いますほんと。でもやっぱ繰り返しはお笑いの基本だというのがきっちり守られているのは見てて楽しい。何分やたらイキの良いシットコム「ドレイク&ジョシュ」を見まくってるのは、ドレイク役の浅沼さんが好きなだけでなく元々こういうのが好きだからで。

 ストレートプレイのパートは、何分それを得意としている《RELAX》を見慣れてしまっているせいもあって、シチュエーションコメディとのバランスを重視すればこういう感じに落ち着くよなぁと。台詞はきっちり入ってくるので(発声が良い人が居ると舞台が締まりますよね)、芝居には問題はなく、ここから後は受け手が彼らをどう見るかの問題。でもとにかく憎めない人物ばかりで、オチが爽やかなのが良い。後味の良さは、ライブである舞台には欲しいものなんですよね。

 あと思い返しておやっと思ったのは、場面転換に暗転は使われなかったような。主人公の泊まった部屋が舞台上では固定されていて、そこに入れ替わり立ち代わり登場人物が行き交うことで場面転換が図られていたんだなぁと。その部屋から派手に動けない状況に主人公が追い込まれているからなのだけれど、でもだからこそ、ちゃんと彼がその部屋を出て行くオチが心地良いのだろうかとも。


 会場は中野のザ・ポケット。初めての小屋でしたが、住宅街の只中にこんなところがあるのが中央線沿線だなぁという感じ。ロビーが狭いのが難ですが小綺麗で良い感じです。劇場のサイトだと客席は177席ですが、A列はなかったので席数は若干少な目かも。平日の夜なのに客席は一杯でした。自分は5列目で、見やすい席を用意していただけて良かったです。本当にありがとうございました。

 で、A列がなかった理由は、舞台が変則的な使われ方をしていたため。よく見てみると舞台上の部屋が六角形だったのです。劇場公式を見る限りそれがデフォルトというのでもないし、畳敷きの部屋にしてあるから、今回の公演用のオリジナルなんですねぇ。うわーこんなの初めて見ましたよって場数足りないんだなぁ自分。いやつい『六角形の舞台かー舞浜南高校を再現したいなぁ』とかって思ってしまって。多分小屋に通う限りこの妄想は止まらないと思います。なので、ゼーガの舞台化も是非とも実現していただきたいのですよ(^^

 今回の舞台は先のbpm「クイックドロウ」つながりの役者さん(蜂須賀さんと猪狩さん)のご出演と、浅沼晋太郎さんも色々と関わっておいでだということで拝見したものでした。浅沼さんのご出演はなかったのは残念でしたけれど、良いもの見せていただきました(^^)

 浅沼さんは宣伝美術も担当されていたんですが(変名にニヤリですよ)、ペラ本8ページフルカラーのパンフの表紙とか、やはり爽やかで良いなぁと。会場では浅沼さんデザインのTシャツも販売されていた……はずなんですが、出遅れてしまっているうちに、残念ながら逃してしまいました(i_i) うわぁん逃した魚は大きいものだというのに。しくしく。

【訂正】 浅沼さんの担当分はチラシとTシャツのデザインのみで、パンフは別の方だそうです。大変失礼いたしました。

 チラシの束に入っていたのが、bpmの次回公演の告知。10/13-16(SPACE107)という日程は既出でしたが、演目があの「ネバーランド★A GO! GO!」だそうです。昨年はまったばかりという日の浅い浅沼スキーには、名前だけはよく目にする幻の名作です。再々演とのこと、今からほんと楽しみですよ(^^) 今回で最後の機会になるかもということなので、どうぞお逃しなく。


 で、幸運にも会場で浅沼さんご本人にお目に掛かれました。まさかおいでになるとは思わずに驚いたのですけど、お話させていただけて良かったです。なかよしフェスティバルのかみかりステージではよく見えなかったあのTシャツが間近でしたよ。つてもお顔を拝見しながらお話しするのが礼儀ですんで、そんなに上から下までしげしげと拝見する訳にもいかなかったんですが、上下きっちりAPEでおいででしたよー(^^) いつもながらにお洒落さんな素顔が眼福でした。キャラホビの「ムシウタ」トークショーではどんなお召し物かなー、どんなお話伺えるのかなぁと今から楽しみです。整理券が手に入るのを祈りつつ。

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