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2007.09.08

かみかり#23「烏丸さんち、お宅はいけんだしー」

 最早メガネっ子萌えアニメと化している「かみちゃまかりん」、今回は#23「烏丸さんち、お宅はいけんだしー」。

 台風9号の関東通過があったので9/6の「ムシウタ」は休みで良かったのかもとか思っていたら、ムシウタの2週休み分を取り返してお釣りが出そうなくらいの浅沼晋太郎さん全開アニメでした。いえ勿論、主演の中原さんをはじめとする共演者あってこその芝居です。ほんとに皆さん良い感じだと思います。とはいえスタッフはメガネっ子に愛情注ぎすぎだ! いいぞーもっとやれー(^Q^) 9月終了なのが勿体無さ過ぎるー。

 今回はお笑いですよーって予告通りというかそれ以上に斜め上の飛ばしっぷりで腹痛ぇ~ってやってたんだけれど戦いの時はやってきて、「これから一緒に頑張ろうね」と言ったそばから、闇の力を纏うものの放った光が彼女を消し去ってしまった。

 という部分だけを抜き出すと、ゼーガペイン#13「新たなるウィザード」と似通って見えてくるのがあらすじマジックです。
 お笑いで思いっきり持ち上げておいて、ラスト数分で急転直下でこれは一体何事ー(@_@) ってのは、カミナギショックもそうだったからなぁ。でもかみかりが恐ろしいのは次回予告が 「あっちもこっちもメガネっ子だしー」 でメガネっ子祭りが続いていることだ(^^; メガネっ子が余ってるなら一人ください。

 ヘリでみちるを拉致するはずが、手違いで花鈴を釣り上げてしまったキリオ。予定通りにみちるを釣り上げてたらみちるにプロポーズする羽目になっていたのだろうかと思うと可笑しいが、兄さんなら真面目にやりかねん(しないってば)。キリオは乗り物酔いするらしく、頭から絶不調なのか却って絶好調なのか分からない暴走っぷりに。

空飛ぶメガネっ子 ではない、烏丸キリオだ!」
コスプレメガネっ子 ではない、烏丸キリ……きもちわるい」

 プロポーズはあくまでヘリをチャーターするプランがそれしかなかったからのだけれど(領収書の日付が2007/9/28って最終日?)、ドレスまで着こんだ乙女の花鈴はそんな芝居など知ったことではなく、キリオの言葉に怒髪天を衝く。烏丸邸で妃路に出会った花鈴は、寂しそうな妃路の瞳に、彼女の言葉を聞き入れて絵本を読むのだが──

「愛と正義の生徒会長キリーオ」(絵本の本文)
「待てぇぇぇ イケメンメガネっ子 ォォォ」(シロートガミ)
「たぁしかにイケメンではあるがメガネっ子ではない。愛と正義の生徒会長、烏丸キリィィオだ!」

 という、キリオ作の絵本が可笑しすぎ。内容も良いんだけどキリーオの芝居が楽しすぎる。巻き舌は「ドレイク&ジョシュ」#21 "Peruvian Puff Pepper" でも聞けたんですけれど、ほんとキリィィオはドレイクばりにノリノリですねぇ。一方で 「ぁ、生徒会長ビィィィムっ!」 が妙に正統派ヒーロー声なんで、やっぱこの系統も良いよなぁ、とか。あのー浅沼さん、「ムシウタ」のストレスをかみかりで晴らしてませんか(^^? ←ぉぃ
 中原さんも負けじとノリノリに悪の手先のシロートガミを演じておいでですし。お姫様は林間学校でのあのお方なのだけれど、声は和音になってるのがまたイイぞ(^^;

 妃路はキリーオシリーズがお気に入りだそうで「シロートガミが出てきてから面白くなった」というのは、そりゃーあれだけ負け続けてたら兄さんも執筆に力入るよねってことで。キリオの絵はキョウちゃんとは違う意味で特異な才能かも。ドレイクは#20 "Honor Council" でのラクガキが案外上手かったんだよなー。浅沼さんご本人の絵はお上手なんですよー(^^) →逆襲の無花果 | えびてんまん?

 「激烈名探偵キリーオ VS シロートガミ」「超絶冒険家キリーオ VS シロートガミ」というキリーオシリーズの他の2冊も実に楽しそう。後で出てくるけど「それいけキリーオ」とかって昔からやってたのね兄さん。

 EDによると

作画監督 輿石暁
原画 こいわももか こいわよしや

 ということで、「輿石」は「こいわ」とも読めるので、作画監督さんのお子さんかな。確かに2種類絵があるようですし。楽しかったですよー(^^)

 で、勝手に悪役にされておかんむりの花鈴の前にメガネっ子登場。

マンネリ絵本作家メガネっ子 ではない! 烏丸キリィィオ……じゃなかった、烏丸キリオだ」

 今回4本目の「○○メガネっ子」で、もうこれが受けに受けた! つい「キリィィオ」と名乗ってしまって言い直すあたり、巻き舌は最初からの演出だったのか。←台本は「キリーオ」で、巻き舌は浅沼さんというのもアリか。

 霧火がとりなして、皆で遊ぶことに。そのゲームの名は 「キリィィオ双六・ザ・人生」 ってこれもまたキリオ作。妃路の部屋に溢れる本やオモチャは皆キリオの心づくしなのかと花鈴が思いやるのが、花鈴とキリオの本質の優しさが出てて良いなぁ。
 だがキリオは自作のゲームだから俺のルールに従えと、花鈴にはシロートガミ専用の暴走トラックをコマに用意。いちいち可愛いぞ、駄々っ子メガネっ子(^^

 たかが双六だっつーに、散々な扱いの花鈴がキリオより1コマ多く進めて逆襲するあたり、中原さんが実にノリノリに煽ってて恐い(^^; ここまでかみかりを見て来ると、およそ少女マンガのヒロインらしからぬ、この花鈴のキャラがすっかりはまっていて楽しい。
ポンコツメガネっ子 ではない、烏丸キリィィ……うわぁ!」

 その後「乗り物酔いでふりだしに戻る」となって、まだ乗り物酔いを引きずっていて気分のよろしくないキリオの前で、妃路が倒れてしまう。また遊ぼうという妃路に「勿論」と笑顔を揃えるキリオと花鈴が良い。妃路を守る力を欲するキリオが覗く鏡の中で、キリオであってキリオでない影が笑う。

 霧火は花鈴に、妃路を守るための神化がキリオの存在意義だったと話す。神化できなくなったキリオは 「おっちょこちょいのただの生徒会長さ」 と霧火は微笑む。
 キリオの話は、姫香を守ろうとする和音と同じなのだと花鈴は気付く。戦わずに二人のヒメカを救えないのかと訴える花鈴に霧火は同意する。彼女を守らなければならないのは分かる、けれど彼が傷つく姿も見たくない。同じ想いを抱く二人は意気投合する。二人が争う理由などないからだ。

 霧火は花鈴を送っていこうと言うのだが、そこへキリオが現れる。胸元をはだけたセクシーメガネっ子なんですけどってメガネ掛けてないや。作画も確実に気合入ってるんですけど。メガネ掛けてないのに花鈴が何度も「メガネっ子」呼ばわりしても殆ど反応しないんですけど。明らかに黒いよ兄さん! 霧火に対しても容赦ないよ兄さん!

 キリオの豹変は、以前の自分と同じくあの怪しい指輪に操られているからだと霧火は悟る。「指輪から解放されたのに」と思いつめる霧火という流れが、シリーズを通じて描かれてきた霧火のドラマの頂点が近いと告げる。神化した霧火は、それこそ何かに憑かれたかのように執拗にキリオの指輪を狙うが歯が立たない。そんな霧火を花鈴は抱きしめて、霧火は正気を取り戻す。やっぱ花鈴はえぇ子やねー。

 謎の少女(和佐)の力も借りて(三人揃うのがやはり燃える展開)、霧火が放った渾身の一撃はキリオを倒す。指輪にひびが入る絵が不吉。兄さんの時を思い出すじゃないか!

 霧火はキリオの右手から指輪を引き抜いて投げ捨てる。霧火に抱えられたキリオが「すまなかったな、情けない兄で」と言うのに(この低く囁くようなお声がたまりません)、応える霧火の声は、ニュクスの姿であることもあって本来のものと思える女声。「何言ってるんだよ、どんなにダメダメでも、ただの生徒会長でも、僕にとってはそんな兄さんが……あ……兄さん」
 霧火は目を見開く。脳裏を過ぎるのは、優しい兄と過ごした幼い日々。
 キリオは酷薄な笑みを向けて呟く。
「本当に、すまなかったな」
 床に捨てられた指輪とキリオを結ぶ赤い光が霧火を貫いている。指輪は外したはずなのに、キリオはまだ指輪の支配下にあるというのか。そして霧火は黒い霧に包まれながら、「花鈴ちゃん……兄さん……」と言い残して消えてしまった。

 兄さんを止めて、なんだろうなぁ。お約束としては。
 消えたつーてもどーなったのかはまるで視聴者には分かりません。何せ相手は神様ですよ?

 指輪を巡る因縁のおかげで、たった一人の兄を取られてしまった。そう感じていた霧火は、男装をしてまで兄の側に居ようとした。神化した姿は夜の女神ニュクスの力を借りたもの。戦いの場にあっても兄の側に居る時の霧火は、女性らしく振舞える。女性として素直にあろうとした霧火は兄を守り続けた。
 キリオの指輪が壊れて、指輪から解放されたのであれば元の優しい兄に戻ってくれる。霧火はそう思うのだけれど、つい霧火が揶揄した言葉と、力のバランスが崩れたことで妃路の体調が悪化したこととが、キリオを焦らせた。問題の指輪の力に取り込まれてしまったキリオを攻撃した霧火の指輪が壊れるのは、本来行使し得ない力を使ったことと、たとえキリオを救おうとするにせよ兄に攻撃するしかないという霧火がどこかで払った代償なのだろう。それで充分なはずなのに、何故霧火は消えなくてはならなかったのだろうか。

「あんた、自分が何したか分かってんの……この、最低メガネっ子!
 涙を零し、震える声で言い放つ花鈴の今回6本目の「○○メガネっ子」だが、キリオは薄い笑みを崩さない。
「言いたいのはそれだけか」
 うわっエコー入ってるよ! メガネっ子じゃないって言い返さないメガネっ子なんてメガネっ子じゃないよ! いやメガネは掛けてないよ! ほんっとまるで人が違うよ! とにかく真っ黒で恰好良いよ! 惚れ惚れするよ! ブラボォー(^Q^)

 思えば舞浜南放送局#9にて、 「アビスみたいな悪役をやりたい」 と浅沼さんが仰ってから半年で獲得されたキリオ役。悪役はほんとやっていただきたかったので、わーい悪役だーっと喜んでいたら、確かに恰好良い悪役ではあるのだけれど次第にコメディリリーフとしての才能が全開になってしまって。いやメガネっ子は楽しいからもっとやっちゃってくださいーとは思いつつ、浅沼さんが声グラ9月号「キリオはこのままギャグキャラで終わるんじゃないかっていう心配」 を口にされているのに、いやいや初回の黒さからすれば黒に戻らんと終わらないし戻っていただきたいとは思っていたのですよ。

 残るはあと3回、コゲどんぼ先生のblogによるとアフレコも終わってしまったそうなんですけれど(おつかれさまでした!)、キリオはどこまでこのまま黒くて恰好良い限りの悪役全開で突き進んでいただけるのか楽しみでなりませんよ! いや、ギャグキャラオチでも一向に構いませんが(^^; えーんでもあの低音は背中にゾクゾク来るほどに恰好良いのよー。やっぱり悪役は良いですねっ。なかよし10月号の人気投票、兄さんに票が入るといいなぁ。

 ほんとずっと見てきて良かったよ~。最初は浅沼さん目当てだったんで自分だけで見てたんだけど、兄貴が一緒に見てくれるようになって、普通に見てて楽しいねって話してますもん。なんであと3回で終わっちゃうんだよー(i_i) ←おちつけ

 →#24-25「すっかり別人メガネっ子だしー」

 あとかみかり関係でぷち情報。

Club AT-X #127
 「かみちゃまかりん」DVD発売記念イベントの取材があった模様です。
 【再放送】9/8(土)2500・9/9(日)2200・9/15(土)2500

 →かみかり:Club AT-X #127 見ました!

■アニメージュ2007年7月号
 月刊アニメージュ【公式サイト】桜蘭の東京日記の記事によると、浅沼さんのインタビューがあった模様なのですが、amazonでは既に在庫切れでusedもなし。表紙に見覚えがないので、店頭から早々に消えたんだろうなぁ。残念でした。どこかでめぐりあえれば良いのですが(i_i)

ブログ村:かみちゃまかりん

B000PTYR0Kかみちゃまかりん 3
中原麻衣 沢城みゆき 下屋則子
ポニーキャニオン 2007-09-19

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B000R2G76Cアニメージュ 2007年 07月号 [雑誌]
徳間書店 2007-06-08

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