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2007.10.04

かみかり#26「時空の迷い子たち」

 9/28でついに最終回となりました「かみちゃまかりん」。浅沼晋太郎さん目当てで一人で見始めたのに、すっかり兄貴と一緒に楽しんで見るようになってましたよ。スタッフの皆さん本当におつかれさまでした。楽しい半年をありがとう(^^)

 安濃監督が「原作に捕らわれずに演じてほしい」と主演の中原さんに最初に告げられたそうですが(声グラ9月号)、終盤のオリジナル展開も含めアニメならではの見せ方が花開いてくれたのかなと。

 当然メガネっ子チャプターは切ってます。てことでメガネっ子/浅沼晋太郎さんスキーの方はさくっと飛んでも可。

●OP
 ラストの写真、焼け焦げていたところが見えてる! キリオの隣にはやっぱり聖英学院の女子の制服着た霧火が居るよ! 女装すると縮む……んじゃなくて、男装時に身長差がなくなるように仕込んでる方が分かりやすいか。あーでもこんな風に普通に女の子してたら、兄さんだって霧火を妹扱いしてくれるんだろうになぁ。
 そして花鈴の隣は当然和音。花鈴の水色のカーディガンは#01冒頭仕様。

●さすが最終回。
 力への妄執の権化となった桐彦を相手に和音と花鈴が戦う一方、姫香と妃路は心を通い合わせる。二人は同じ存在だから。二人のヒメカを救おうとする和音と花鈴を信じる姫香、そして桐彦に乗っ取られた様を見て 「キリオちゃんじゃない」 と看破する妃路。そうだよ妃路ちゃん! っとここでもう手に汗握って、烏丸兄妹の帰還を一緒になって祈りましたってば。祈る二人は可愛らしいのだけれど、いつまで鍋被ってるんだ姫香は(^^;

 ついに花鈴の指輪が破られて、彼女は全てを思い出す。九条和人の妻の鈴花。あーだから花鈴なのか。娘の姫香に托された神化の暗号は烏丸桐彦に狙われている。和人は鈴花を守るため、神化研究の応用で彼女を赤子に変えて隠した。「私達、本当の家族だったんだ」──って、これまでの描写で予想した通りではあるんだけれど、改めて語られるとなんつーか、これまでの和音と花鈴と姫香を思い返すとえらい話だなぁと(^^; 和音は和人のクローンで、桐彦の話からすれば和人の意識をそのまま継いでいるっぽいし。うわぁ。

 残るは和音の指輪だけ。神化用に弄られている和音の体は瞬間的に数倍の力を出せるとは言うがダメージも大きい。桐彦をやったかと思ったら倒れてしまう。和音と花鈴が交わす会話がまた少女マンガの王道で、キリオのプロポーズプランのおかげで花鈴が着たウェディングドレス姿と聖英コンクールでの劇のシチュが被るという、こう伏線を絡めて来たのかって。うわぁ。起き上がって襲ってくる桐彦の剣を、花鈴は必死に受ける。凄い強さだよ花鈴。でもさすがにもう駄目だーっと盛り上げたところへ「諦めちゃ駄目だ!」と響くミッチーの声って何て王道な!

 みちるの指輪でゼウスの指輪の力が弱まったところで、花鈴は守る力を求めてみちるに指輪を借りる。うわっここで最終回用の神化ですかっ。眩い光は虫の息だったはずの和音にまで力を与える。「花鈴、力を貸せ」と言う和音は、花鈴が初めて神化したときの構図の再現。うわー様式美だ様式美ーっ。桐彦の膨れ上がる力が具現化した人型の影はムシウタ#11を見た直後だとナナホシの成虫化と被ってさすが最終回だ(^^;
 花鈴とみちるの守りたいという力を得て、ただ力を求めているだけの桐彦になど負けないという和音、それを迎えうつ桐彦が今まさに決しようとしたその時──!


待ち時間は20分37秒
 桐彦の影から分離するもう一つの影。「やめろ、キリオ!」って兄さんだよ兄さん!
 あのバカ親父を止められるのは兄さんしか居ないと信じてたから、自分としては『いよっしゃぁぁっ! 待ってました!』とばかりに拍手喝采。浅沼さんつながりでムシウタ#11のかっこうに続けて兄さんもここまで待たせるなんてやっぱ真打だよ。因みに台詞は11個でかっこうより多いよ。しかもだ!

「幻メガネっ子ではない! 烏丸キリオだ!」

 って、やってくれたよ兄さん! ここまで積み上げてきたお約束は伊達じゃねぇよ。ブラボォー!(^Q^)
 つぅかこの状況で「幻メガネっ子?」だなんて言える花鈴と、いつも通りに答えるメガネっ子のマイペースっぷりが凄すぎる。腹痛ぇー。兄さんは幻なんかじゃねぇよ! 幻体でもないけどな! ←だから混ぜるな

 桐彦の影を羽交い絞めにして動きを封じるキリオの影は、和音に向かって叫ぶ。 「九条、指輪を狙えーっ!」 キリオに応えて和音はゼウスの指輪を打ち、世界は光に包まれる。

 キリオが何故ここで現れたのかといえば、キリオの人格を封じていたゼウスの指輪の力をみちるの指輪が弱めたのが一因ではあるのだろう。ただキリオと霧火の指輪が破られて倒れた妃路が起きられたのは、妃路がゼウスの指輪の影響下に入ったと思われることから、妃路の想いが指輪を通じてキリオに届いたという線も取りたいよなぁ。妃路を救いたいキリオにとって、ゼウスの指輪を壊せばそれが叶うというのなら、指輪を壊そうとする和音に力を貸すのは至極当然のこと。
 たとえそれが、父桐彦の思念を滅ぼすことになろうとも、桐彦は既に亡き者であるのだから。大体キリオの体を勝手に乗っ取ってんだから、そんなの父であろうと知ったこっちゃないわな。ていうか、母を亡くしたキリオと霧火を桐彦が引き取るまでは兄妹に父は居なかった訳で、指輪の因縁に巻き込んでくれて迷惑被ってるんだから、彼の思念に従う義理はないとも言えるし。って、ほんとに実父なんだろうか桐彦って。

●2週間後
 キリオがヘリをチャーターしたのが9/28で、最終決戦はこの日の夜の話だから2週間後といえば10/12になるんだけれど、衣替えしてないのか(^^; 冬服だと時間経過も示しやすいんだけど。
 気付けば家の中で倒れていたという霧火は学校で花鈴と話している。二人のヒメカはどちらも元気。キリオも元気で、これで兄さんも穏やかに過ごせると案じる霧火も相変わらずだけれど、霧火自身も穏やかに過ごせるようになったのはほんと良かった。だが和音は依然行方不明。「父さんもだけど」と珍しく霧火が父である桐彦のことを口にする。大きすぎる力を持つことへの疑問。これが疑問として提示されるだけで否定されるものではないのが、かみかりというか。
 そもそも何故桐彦は神の力を求めたのだろう。それはどうしても彼の思いのままにならないものがあったからではないのか。AT-Xで#15「サマータイムブルースだしー」を見てたら、これ以上はないってくらいベタ過ぎるネタが掠めて頭抱えたよ。ってそれ以前に腹抱えるんだけどこれ(^^;

 和音を想ってブルーな花鈴の前に、降ってきたのがキリオ。 「木登りメガネっ子パート2!」「木登りメガネっ子以下略ではない、烏丸キリオだ」 って、この二人の挨拶なんだなぁ既に(^^; あーもーたまらん。
 何故木から落ちてきたのかといえば「お前達をよく木の上から偵察していたその名残でな」って、EDでも出てたとおり定着しちゃったのか木登りメガネっ子が。
 もう戦いは終わったのにと口にする花鈴に、キリオは 「まだ終わっていない」 と答える。「九条とは決着をつけたい。戻ってきたらハンコ押しで勝負だと伝えてくれ」 ──って! なんて良い人なんだ兄さん!

 花鈴は笑って「そんなの、すぐ負けちゃうよ」と言うのだけど、 「それでいい」 と答えて踵を返す(この声の低さに含ませた感情表現がまたたまらん!)。兄さん……和音が帰ってくるなら負けてもいいって。ほんとにあんたは愛と正義の生徒会長やな(i_i) えぇひとすぎて視界が滲むぜ。
 キリオの体を乗っ取った桐彦を封じて和音にゼウスの指輪を壊させて、その和音の生還を待ってくれているキリオの背を見送りながら、花鈴は万感の想いを込めて呟く。 「ありがとう、メガネっ子」

 なんとここでBパート終了! まさかこの言葉で本編を締めくくるとは! おいしいとこを悉く持っていくなんて凄いぜメガネっ子! ありがとうメガネっ子!

●ED
 歌は2番かな。絵の部分はその後を描くもの。幸せそうな笑顔が一杯、ニャケもみちるも居る。でも和音は居ないから、花鈴は一人で寂しそうな顔も見せる。
 占いメガネっ子のときの神社に、聖英学院の女子の制服を着た妃路と、その笑顔を優しく見守るキリオが居る。でも霧火は居ないってどうしてー(i_i) キリオと霧火のツーショットなしの最終回なんて何よそれー(T_T) ちびキャラのとこには霧火は居るんだけどさ。「オレとケッコンするんだ~」って兄さんが怪しいよ。

●Cパート
 まぁお約束だけれど#01のシチュの再現。花鈴と和音は再会して、ヒロインの決め台詞でちゃんと締めてふりだしに戻る……ってんで、一瞬だけ久我神も出てきましたが。おいおいちょっと待て、#01でクロノスの時計とやらで花鈴が和音に出会う前に戻った後からここまでの本編は、巻き戻したことで なかったことになった ということですか。翌日にやってたENT#60 "TWILIGHT" も巻き戻して12年分をなかったことにしてたしなぁ。

 でもあの#01冒頭だとまた兄さん黒くなってるし、しかも烏丸リカって謎の妹が居るんだよ。霧火と妃路は居ないんだよ。何か思わせぶりな伏線がまだ山ほどあるのはどうするんだよって原作読めってことですか。未読組にも充分面白かったですし、すっかり烏丸兄妹萌えになってしまって妄想も走り出すから、読んでみたいなぁとは思うのだけれども。

 戦いはまだ終わっていない。それが大きすぎる力だとしても、守るためには力が要る。それは否定できるものではない。──なんてさ、オチが結構きついぜ。Cパートのおかげで大根RUNなとこも含めてゼーガみたいだよ(^^;

 いやほんとかみかり楽しかったです。浅沼さんのメガネっ子がこんなになるとは実に大きな収穫でした。それも主演の中原さんをはじめとする共演者の皆さんあってのこと。ギャグとシリアスのバランスも良かったし、少女マンガらしさと、らしからぬ部分との共存も面白かったし。ということで改めて皆さんおつかれさまでした。2期も期待したいのだけれど、「ドラマCDとかないの?」って、兄貴の方が先に言ってくれたよ!

 ←#24-25「すっかり別人メガネっ子だしー」

ブログ村:かみちゃまかりん

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