ウルトラマンファンタジックライブ2007 (DVD)
浅沼晋太郎さんが脚本を書かれていると情報を戴いて「ウルトラマンファンタジックライブ2007」のDVDを鑑賞。当初は脚本目当てだったのが、声の出演もというおまけがついてきて、一粒で二度美味しかったのでした。浅沼分たっぷり補給できますよー(^-^)
DVD化されているのは、2007/06/24の栃木県真岡市文化会館での公演。浅沼さんの脚本は第2部「NOSTALGIE & ANTHOROGY」。内容はFL公式サイト(公演タイプB)を参照のこと。スタッフリストに脚本家の名前も載せておいて欲しいものです。
第2部はオルゴールと時計の音が響く中、夜のお話のページをめくると……という導入が舞台っぽい。会場の子供達に語りかける夢の図書館のお姉さんの前に、夢の世界の魔法使いだという黒紳士が現れます。黒紳士は自分が魔法使いであると証明すべく、何もないところからものを出してみせるマジックを3本披露。うち1つは、この公演の2日前のbpm #BONUS TRACK「MIME MIME "SYNDROME"」で浅沼さんご自身が披露されていたものですね(^^
黒紳士は会場の子供達の夢を聞いて回ります。この導入部は黒紳士の役者さんがご自分で喋っておいでですが(そうでないと子供達と会話できん)、第2部開始から14分が経過した頃(通しで46:30)、黒紳士が本性を出してお話が本題に入るあたりの 「夢を捨てるのが大人」 という台詞から浅沼さんのお声になっているように聞こえるんです。違っていたらどうしよう。「かみちゃまかりん」のキリオとか「まもって! ロリポップ」のウィルみたいな系統のお声で、語尾の色気が浅沼さんだと思えるのですよ。当初はさすがに黒紳士の役者さんに近づけているようにも聞こえます。夢を喰う怪獣が出てくるあたりからエフェクトが重なってきて、その後は普通に浅沼さんのお声だなぁと思うのですが。どこかから取り出した光の珠(*)を下手ソデに向かって飛ばして炎を散らして消すのとか、見ていてドキっとするような演出も大人には楽しいけれど、子供には恐いだろうなぁ。マジで泣き声聞こえるもんなぁ。黒紳士の高笑いの響き方も浅沼さんに聞こえるよなぁ。
(*)「MIME MIME "SYNDROME"」でポニーテールが相手にしてた虫と同じかな?
【訂正】黒紳士のお声は演じていらした村上ヨウさんご本人だったそうです(_o_)
黒紳士と怪獣に立ち向かったメビウスぴーんち! ってとこに助けに来るのがタロウ教官。でも二人まとめて悪夢の世界にとっつかまってしまってさぁ大変。で、このタロウ教官のお声(通しで53:56)も浅沼さんなんですよ! ヒーロー声で恰好良いんですよ! 背中がぞわぞわする良いお声なんですよ! こちらは間違いないと思うんですよ。芝居は「ムシウタ」のかっこう系だけれど、声はかっこうモードより高めで、ほんと良いお兄さんって感じ。大人びた色気がありましてよ。 「本当にそう思うか」 のふわっとした発声とか素敵だ。
タロウ教官は助けに来たつもりがこんな体たらくってことで最初のうちは沈んでいたものの、ある意味自分より沈んでるメビウスに、自分が子供の頃にウルトラの父と交わした夢にまつわる話を聞かせます。タロウ教官は舞台の上で、子供時代のタロウはスクリーンに映してるんですが、囚われの二人も場面によってはスクリーンの中ってことで、こういう使い方は好きだなぁ。
このタロウの子供時代も多分浅沼さん。えぇもうお子様声も大分聞きこんで鍛えてきたから、ちびっこメガネっ子とかちびっこ大助とかのあぁいうお声だと思うんですけれど。長めの台詞とかだと分かりやすいかと思うんだけれど違っていたら(以下略)。タロウ教官と子供時代のタロウの声が被る箇所もあるので、パッケージショーに多い録音だよなと見当もつくのですが。自分語りを始めたタロウ教官の一人称が「俺」だったのにはどきっとしましたよー(^^* この系統のお声大好きだ。くらくら。やばいわマジで惚れ惚れするよタロウ教官!
後半戦はウルトラ兄弟が大勢加勢してきてのバトル。セブンがアイスラッガーを手に黒紳士を切りつけに行ったのにはおぉっとか思いましたよ。レオとアストラ兄弟と80先生ときたら手に汗握って応援するぜ! そして来るべきところに来るべきヒーローが来るし! あれだけの人数なのにちゃんと各員ならではの見せ場を作ってくれるのは嬉しいなぁ。
黒紳士の正体はメトロン星人で、ここからまた微妙に浅沼さんの芝居が変わっていたかと。舞台後方のスクリーンに巨大な影を映したりというのも見せ方として良いですよね。メトロン星人は警告のような捨て台詞を残して去ってゆき、朝の光とともにヒーローと過ごした夢のような時間は終わる。けれど、夢は未来に受け継がれてゆく。「ウルトラマンメビウス」の生歌フルコーラス、これほんと名曲だよなぁ。で、その後に「夜は誰のもの?」のクロージングがついてるんだけどこの語りの文言がまた綺麗なんだ。
いやもうとにかく盛りだくさんで、第2部は約50分の長いステージなのに子供達がちゃんとついてきてるのが良い。親子二世代のファンに向けてのショーとしてはお手本のような脚本で、マジックやアクションといった動きで子供を引き付けて、形を変える夢という筋では大人を引き込んで、しかもそれがきっちり主人公のメビウスに絡んでくるあたりの盛り上がりが素晴らしい。MCのお姉さんが「ウルトラマンの お名前 呼んでくださーい!」というのが妙に耳に残りましたが、さすが40年やってるだけあってウルトラマンは凄いや。
てことで何だか思いがけずの浅沼祭りでございました。情報くださったゆなみさんと史子さん、ありがとうございました(^-^) upが今頃になりましたが。
■さるのすけのおでかけ日記:夢をあきらめた大人たち
2006/07/17の横浜公演のレポート。DVDは2007ですが演目は同じ模様。──てことはゼーガの頃のお仕事だったんですかこれ。うわぁ。ジャシュラインより前にメビウスとやりあってたんですね浅沼さん。
ちょっとウルトラで脱線。CSで日曜夕方の平成ウルトラ3本がもう楽しい楽しい。
メビウス(TBSch)は中盤の山。丁度地上波で見始めた頃のエピに追いついてきたんで自分の中では盛り上がるなぁ(^^) 不思議ちゃんのミライも可愛いがサコミズ隊長最萌。
直球に変化球を混ぜてくるダイナ(TBSch)は気がつけば大詰め。基本に忠実な手堅い作りは良いなぁ。熱血上等!
ネクサス(これはファミリー劇場)は問答無用のラストスパート。作り手が何を作ろうとしているのかよぉく分かるし、画面作りもお話の詰め方とかも大人っぽくって凄ぉく好きなんだけれど、これを朝7時からお子様に見せるのだけは何か違うんじゃないかと(^x^; 夜7時に見てると丁度良い。同じ阿部雄一監督のテレ東夕方6時のSDガンダムフォースはきっちりお子様向けでこちらも良かった。 →バンダイチャンネルキッズで無料配信中
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