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2008.01.13

Nスペ「感染爆発」

 1/12のNHKスペシャル、シリーズ 最強ウイルス 第1夜 ドラマ「感染爆発~パンデミック・フルー」。再放送は1/15(火)24時10分~25時39分。1/13の第2夜は調査報告編。

 1/10にH5N1型の人から人への感染が中国で認められたというニュースの折に放送の告知が入ったのがタイムリーすぎるというか何と言うか。ドラマと違って新型ではないんだけれど。

中国で初、人から人への感染確認 鳥インフルエンザ

 中国・南京市の父子が鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染した問題について、中国衛生省の報道官は10日の定例会見で、死亡した息子から父親への感染を確認したと発表した。中国で人から人への感染が確認されたのは初めて。ウイルスが「新型」に変異すると大流行する恐れがあるが、「遺伝子の変異はない」としている。

 で、ドラマと分かっていてもこれは 恐いって。 いや勿論ドラマなんだから、終盤の展開はこれでもかとばかりにドラマティックだけれど、現実はもっととんでもないことになるよなーというのが伺えるような作りになってるから充分恐い。あの大型冷蔵庫に本来入っていたものは何だったんだろうねとか、ごみ収集は続いていたけれどあれはどこへ行くんだろうねとか、妙に細かいところも気になったけれど。
 国家存亡の危機だというのに決定権を持たない面々を前に「この会議は、何だ」と漏らす教授の嘆きには視聴者としては感情移入しやすい。実際ほんとこーゆーグダグダの後手後手になりそうなんだよなぁ。それじゃあ困るんだけれど。日本近海を航行中の旅客船内で感染者が出て(「11人いる!」の白号かよ)、日本政府に救けを求められるのにそれを受け入れる即断をする教授は格好良いぞ。ドラマだもんな。音楽は千住明だしな。──でもその旅客船の感染者を直接治療するのは教授じゃないんだよな。

 ドラマだから勿論ほんのり明るく終わるんだけれど、感染爆発の惨禍が収束した後の世界がどうなるかと想像するとじんわり暗黒だ。現実問題として日本の医療現場が崩壊しつつあるだけに、何かもう、めっちゃ恐い。とりあえず、公共交通機関の中で口元も押さえずに咳をするような行為は非常識だと認識して欲しい。たかがインフルエンザだなんて言っていられないんだから。現実問題として。

 にしてもあれだ、タイトル入った直後の会議場でモニタ左側の画面を渡り鳥の群れが横切る映像はゼーガペインを思い出してしまった。オルムウイルスは致死率98%、潜伏期間が殆どなさそうで半日以内に死亡するとかいうさすがアニメという代物だから即座の封鎖がある程度有効だったんだろうけれどもさ、結局人類滅亡しちゃうんだから。恐いよー。

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コメント

 ウィルス的には潜伏期間の長いほうがいいんですけどね。言うまでもなく、ウィルスの生存戦略は宿主を使っての増殖にあるので。宿主を簡単に殺してしまったり、病変が早く出て治療されたりというのは好ましいとは言えないです。だからこそ、オルムウィルスの異常性というか、生物兵器としての性格づけがよく出ていると思いますが。
 そういう意味では致命的なものである、エイズウィルスとかはウィルス的にはかなりの異端者です。もっとも、潜伏期間が長いという特性はウィルスの生存戦略としては間違っていないかと思います。高度な本能は知性を時に凌駕するというのは神魂合体ゴーダンナーに出てきますが、この辺はまさにです。

投稿: G.O.R.N | 2008.01.13 17:58

 確かに現実にこのドラマと同じ後手後手の状況になりそうで怖いですね。日本はかつてSARZで正にこのドラマと同じ経験をしたはずなんですが。
* 台湾からSARZ保菌者が飛行機で日本に来て“公共交通機関で”あちこち移動した。

投稿: Y/N | 2008.01.20 00:20

 折角コメント頂戴しておりましたのに遅くなりました(_o_)

>G.O.R.Nさん
 ウイルスに関してはまさに仰るとおりのものですよね。ご説明ありがとうございます。
 このオルムウイルスは生物兵器だというのも当初本文に書いていたのですが、こちらはゼーガスキーならではの余談でしかないもので、普通にNスペの記事を読まれる方には何のこっちゃなので消してしまったものでした。
 でもそんな代物を知っているものだから「ちゃっちゃと封鎖しろよーっ」などと最初の頃から騒ぎつつこのドラマを見てしまったのでした。

>Y/Nさん
 あの会議のシーンは妙にリアルでしたよねぇ。同じく後手後手でもドラマのようになんとかほんのり明るい結末になれば良いんですけれど、現実はそう甘くもないだろうと。
 SARSも非常に恐かったですし、その経験も踏まえてのこのNスペだったのだろうとは思いたいのですが、喉元過ぎれば何とやらという感が。成田を抱える千葉県民としては背筋が冷える思いです。
 報告編もなかなかに興味深かったのですけれど(品川の訓練とか)、医師不足の深刻さがここにも。ドラマでは10倍の予算がなどと言われていたアメリカの例はここまでやらないといけないのかと思いつつ、まずは個人に出来ることをやらなくちゃと毎日うがいを徹底しています。

投稿: しののめ | 2008.01.22 20:41

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