« ゼーガペイン小説版 6/19発売 | トップページ | ゼーガペイン小説版 続報 »

2009.06.09

音楽舞闘会 黒執事

 「音楽舞闘会 黒執事 ~その執事、友好~」、初日(5/28)を見てきました。既に千秋楽を迎えられていて今頃ではございますが感想など。なお、本公演のDVDは12/2発売だそうです。

 脚本・演出の浅沼晋太郎さん一押しの自分は、原作もアニメも未見なので、この浅沼さんの舞台が初体験。予備知識がゼロの上に800人超の全席完売の客席の殆どが女性という空間は、なんともアウェーな気分でございました。

#200席埋まってても女子は自分を含めて6人だけだぜ! というMSイグルーの方が本来のホーム。

 でも浅沼さんの舞台なら大丈夫。まいほーむ! ということで、期待通りかつ期待以上に分かりやすくて面白かったですよ(^^) ゃほう!

●サンシャイン劇場への長い道
 公演前に浅沼さんのblogでも遠いと書かれていましたが、その記事(ダイヤルMを廻せ!)のお写真で浅沼さんが立っておいでの公演の掲示があるあたりの動く歩道から劇場まで自分の足で7分でした。池袋駅からサンシャインまで寄り道をしたので総所要時間は分かりませんが、確かに20分くらいは見た方が良いというのはサンクリでの経験則。劇場前のBホールが何だか懐かしかった。
 今度来ることがあればシアターテラスで開演前に何か食べるのもいいかも。

 ただ自分には、サンシャインまでよりも、劇場までよりも、ロビーと2階席の間の階段が一番遠く感じたなぁ(^^; 上りも遠かったが下りもまた混雑で遠く、その上自分の席は2階席の最前列上手と来た。でも1階席後方よりは見やすかったのかも。


●浅沼さんの原作付き脚本
 過去にDVDで見た、浅沼さんの脚本での原作付きのステージは以下の2つ。

 ウルトラマンファンタジックライブ2007
 ネオロマンス・フェスタ6 (脚本:浅沼晋太郎 RUBY PARTY)

 どちらも原作ファンの思い入れが強く、舞台では高い再現度が求められるものですが、浅沼さんの脚本は原作のキャラをちゃんと生かしつつ、物語性とエンターテインメント性を両立させていたので、今回の舞台でも浅沼さんが手がけられることに不安はありませんでした。
 特にウルトラの方は大人と子供の両方が楽しめるものとして、ストーリーもマジックも当然アクションも見応えがある上に、黒紳士などの声の出演まであるので浅沼スキー必見です。

 ただ今回の黒執事は、原作ファンだけが見に来るというものでもなく。原作を知らないけどキャスト目当てで来る人というのが相当数見込まれるということで、上の例とは違ったご苦労があったものかと思われます。
 浅沼さんなりの解答というのが、今回のオリジナルキャラによる物語で、原作には踏み込まずに原作の良さを引き出すもの、ということだったのだろうかと。


●ファントムハイヴ家にお連れしましょう。
 という文言は伊達ではなかったということで。

 浅沼さんの舞台では前説から物語が始まっていることもあるから聞き逃せないぜ! ということで、頭っから楽しませていただきました。
 声はすれども姿は見せぬタナカさん。注意事項で携帯などの電源を切るように再三念を押してくださるのですが、そこにアバーライン警部が割り込み。客席の意識をきっちり引き込んで、物語世界への導入をしてくれる手腕は、さすが伊勢直弘さんというところ。呼吸の掴み方がほんと上手いんだ。この人を見に来た甲斐があったよ(i_i)

 まずは登場人物紹介ということで(自分は見終えるまで当日のチラシの裏面の紹介すら読んでいなかった)、使用人3人→セバスとシエルの登場と歌。紹介としてはよくまとまっていて分かりやすいんだけれど、この時点ではまだキャラとの間に距離がある感じ。ごめんなさい2階席だったから。メイリンの歌い出しは綺麗だったなー。

 オリキャラが入ってくると(浅沼スキーとしては)そちらに目線が動くし、段々キャラに慣れてくると原作の人も分かるように出来てます。
 でもそれよりも何よりも、場内の反応が良くて、アウェー感があったはずなのに自分もどんどん馴染んできます。あ、ここは原作再現なんだなーというのは見ていなくてもちゃんと分かるし楽しめたのは嬉しかったです。ラバーソウル警部も原作の人のはずですが、もうすっかり目が離せなくなっています。

 原作キャラを見ていると、これはほんと女子に人気があるんだろうなとはよく分かるんですが、オリキャラの立て方は浅沼さんらしい男っぽさもあり。ユウキの負けん気の強さとその裏の弱さ、居るはずなのに会えないタナカさんを追うカイが可笑しく、キリトはとにかく恰好良い。こういうのが好きでたまらん女子も居るぜ。

 で、どんどん事件は進むしキャラは増えるし、ボケにはツッコミで答え、歌には歌で答え、アクションにはアクションで応えると。黒と赤、御曹司二人など対比で見せる場面は見せ場として見応えがありました。自分には甘い葬儀屋さんに使用人が挑むのも楽しい。ここ日替わりだったそうなので色々見たかったなー。後半はアビーロード警部も混ざったみたいですし。
 ほんとサービス精神に溢れたてんこもりの舞台で、客席にキャストが降りる場面もあり。2階席からだと見えない場所もあったんだけれど、逆に、2階席からだと色々見えちゃうんだよなというアクションもあり(^^; うん。正面で見てたらあの動きは良かっただろうな。ただもうちょっとアクションを絞ると切れ味が増したんじゃないのかなーと思ってしまったのは初日だからかも。

 お話はまぁこうなるよなぁと、筋はあくまで分かりやすく。最後に捻りが入っているのも多分原作を意識しているんだろうけれど、その状態ではそれは不思議ではないモノなんじゃとかっていうツッコミは無粋であって。いいんだよ、"All's well that ends well." (終わり良ければ全て良し)って英国では言うじゃないか。美しい舞台だったじゃないか。振り回されっぱなしのペニーレイン警部は本当にご苦労さまでした。

 終わりといえば「今度はない」という台詞の回収の仕方もとにかく綺麗だったんだけれど、本当に今度はないんでしょうかね(^^


●ロビーにて
 物販は初日のみパンフが終演後開始ということでロビーはえらい大混雑。布張り箔押しという仕様は久しぶりに見たなー勿論舞台では初めてですが。2500円という価格でしたが、浅沼スキー的には買った甲斐がありました。作詞された歌詞がちゃんと載ってたし、鼎談も楽しめましたし(^^) 幕の内弁当とは言い得て妙。やっぱあのタナカさんを追っ掛けるカイは押野さんならではだったんですねとか。生き生きしてたもんなー。

 あとやっぱアッパーカット警部のファイルが楽しく。警部だけキャラ紹介のページがないままだったのでイセナオさんどこーとかって探したらまたやってくださいましたか貴方は。ゃほう! 一応スナップにもイセナオさんは居たんでよいかなよいかな。

 キリト役の宮下雄也さんは、遊戯王5D'sのおかげで公演前からお名前を存じ上げていたのですが、あ今の声遊星だったーというところもあったりして。とはいえ基本は全然違う演技だったので、逆に遊星はあぁいう演技なんだなぁと改めて思ったりして。いいよいいよー。パンフのお写真も恰好良いよー。いや皆さんのお写真ほんと美しいのですが。浅沼さんも1枚だけですがあって良かったですよ。
 さて宮下さんと浅沼さん宛で5D'sのスタッフからお花が届いていたんですが、それを見て「何でー?」とか言ってるお嬢さん方がいらして。来週から見てくださいと。黒執事公演中はクロウの出番なかったけど、6/10からはクロウも出ますから見てくださいと。
 つかお二人のblogに載ってる二人でお揃いのベストって、何ですかそのリアルで二人だけどチーム・サティスファクション。可愛すぎる。

ベスト・キッド|浅沼晋太郎オフィシャルブログ『ニュー・シネマ・パラダイス』
RUN&GUN 宮下雄也ブログ「雄屋さん」: 舞台黒執事「そのキリト、更新」


 ただパンフを見てて、えーそーだったのー大賞といえば、使用人フィニの南翔太さん。えらく可愛いなーと思いながら見てたんですけど、パンフでお写真見るまで「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」のレイとは気付きませんでした。NEOも毎週見てるのに気付かなくてごめんなさい。レイよりオキっぽいキャラで全く芝居が違うんだもん。そっか庭師が怪力なのはレイオニクスだったからなんだね! ←ちゃう。 いやほんとフィニは可愛いしよく動くし、素の南さんのスナップもえらく色白で目を引くし、おまけに愛知県人というのは何だか嬉しい。大怪獣バトル体操が楽しみ。

 そして、えー(略)特別賞は、葬儀屋の和泉宗兵さん。まぁあのメイクなら無理もないし、自分が見てたときのお名前とは違うから仕方ないんだけれど、タイムレンジャーのドモンだなんて気付かなかったよごめんなさい。いやこちらも良いお芝居をされてました。凄く楽しそうでした。


 で、浅沼さんにお渡ししたいものがあってプレゼントBOXに入れて帰ろうと思ったら、目の前にご本人がいらっしゃるではありませんか。まさかサンシャイン劇場のロビーにお出ましとは思わなかったのですが、ご挨拶できて夢心地でございました。お忙しい中ありがとうございました。
 浅沼さんはいつもにこやかに応じてくださいますが、この日は柔らかなお顔にも安堵が見えたようで。あのロビーに満ちていた、面白かったーという熱い空気を肌で感じておられたのだろうと思います。確かジャケットはBAPEだったと思うのですが、細身でとてもよくお似合いでした。何せ目の前においでなので足元までチェックする心の余裕はなく(^x^;

 さて次の浅沼さん脚本の舞台は7月に2本。
*pnish* on vol.7
 7/11-18@青山円形劇場、7/25-26@名古屋テレピアホール
 作・演出:*pnish*/井関佳子/浅沼晋太郎
 【チケットぴあ】プレリザーブ 6/11(木) 11:00まで

真夏論 -macaron-
 7/25-8/2@新宿村LIVE チケット発売中
 作:浅沼晋太郎 演出:伊藤正巳

 いずれもご出演はなさそうなのですが、2本とも見られると良いなぁ。

 →真夏論 -macaron- こちらは見てきました!

 あーその前に7/5のグイン・サーガのイベントもあるのでした。応募は6/16(火)必着。

 あと、イセナオさんがお出ましの「サンクチュアリ」#8(6/24放送)に浅沼さんもゲスト出演されているとのことなので、サイファイチャンネル契約しましたよ。

 ところで「ドレイク&ジョシュ」#56-57でのbpmゲスト回。この浅沼さんの記事から1年を経てようやく放送されたのですが。イセナオさんは大体分かる、猪狩さんはすぐ分かる、なのに伊藤マサミさんが分からない(i_i) 見直してきます。溜めすぎだけど感想も書きたいです。


 それにしても浅沼さんの舞台を見に行くと傘を片手にという日が多いような気がする。聖の夜とか、雪のネバGOとか、アヴェマリとか、今回の黒執事も雨降りでした。
 そうそう、アヴェ・マリターレ公式blogによると6月中旬頃よりDVD発送開始だそうです。


ブログ村:芝居、お芝居

|

« ゼーガペイン小説版 6/19発売 | トップページ | ゼーガペイン小説版 続報 »

浅沼晋太郎」カテゴリの記事

舞台」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4985/45287125

この記事へのトラックバック一覧です: 音楽舞闘会 黒執事:

« ゼーガペイン小説版 6/19発売 | トップページ | ゼーガペイン小説版 続報 »