是我痛:こしあんおむすび?
ゼーガペイン#13「新たなるウィザード」にてカミナギが作っていた、こしあん入りのおむすび。おはぎみたいなもんだとは思うが普通に海苔巻いてるってどんなんじゃー! とか言うてはいたのだが、実物を食してみたことはなかった。
ところがそれに程近いと思われるものを食べてみた。
桃太郎の塩おはぎ、である。
正しくはおにぎりの桃太郎。
四日市人なら誰でも知っているような、おにぎりの専門店だ。
因みにきび団子はメニューにはない。
塩おはぎは本社併設の久保田本店のみで販売されている。
「塩おはぎ」で検索してみても、桃太郎の塩おはぎは独特だ。
もち米を粒のまま握って、その中に塩味のこしあんが入っている。
普通のおはぎよりずっと甘さが控えめで、これが美味しい。
すっかり気に入ったのでおみやげにしたのだが、兄貴曰く;
「こしあん入りのおにぎりに見えるけど」
……カミナギが作ってたのはこういうのなのか!?
いやほんと見た目は「こしあん入りのおむすび」だよ!
うるち米じゃなくてもち米だけど。
カミナギみたいに海苔は巻いてないけど。
うっかり美味しくて何個も食べてしまったよ。
カミナギのセンスは独創的だけれど結構凄いよねっと。
という訳で、自作するなら塩味のこしあんにすると良いかも。
因みに久保田本店だけの甘味メニューの、冷やし甘酒がまた良い。
これが実に美味かった。
甘味も良いし、生姜の利かせ方も程良く、麹のどろっとした濃い感触も良い。
添えられたきゃらぶきがまた良いアクセントになっている。
当然冷やしあめも甘味メニューにあるのがやはり関西圏だなぁと思う。
本命のおにぎりはエビ天としぐれが良かった。
天むすは元々伊勢のものだし、しぐれも桑名だしね。
しかしカスタード入りのおむすびというカミナギの次なる境地はハードルが高いぜ。
本日でリセット祭りまであと28日。
前日の8/30にお祭りしようかと思って、幕張のキャラホビでイベントとか被らないといいなぁ。とか言ってたら衆議院のリセットが被ったよ!
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コメント
私は見ていないんですが、コードギアスには「ブルーベリージャム入りおにぎり」が出てきてたそうで…
当時のサンライズには、何かモデルになるような、変ったおにぎり作るのが趣味の人でもいたんでしょうか?
投稿: たまこん | 2009.08.04 00:01
>たまこんさん お久しぶりです(^^)
自分も未見ですが、社内ブームというのはありそうですねぇ。
別の作品でも謎スイーツが出てたよーなうろおぼえが~ぁぅ。
投稿: しののめ | 2009.08.10 23:47
そもそも「あんこ=甘い」と言う認識自体誤りだそうですよ。
江戸時代あたりはまだ砂糖は貴重品ですからあんこなんかも塩味と言うのは珍しくなかったとか。
と言うより当時の団子や饅頭は「食事代わり」(今のファーストフードにあたる)
ですから甘くないのが当たり前なんです。
おやきなんかを考えると納得がいくかと(漬物入りが普通ですね)。
同じく甘酒ですが、江戸時代は「夏の飲み物」だったとか。
ビタミン豊富なので体に良いそうです。
投稿: Y/N | 2009.08.11 23:47
>Y/Nさん ありがとうございます。
> そもそも「あんこ=甘い」と言う認識自体誤りだそうですよ。
そうですね。
まんじゅうの中身は肉でも「あん」ですし。
あんかけの「あん」も普通甘くはありませんものね。
言葉を同じくする小豆の餡も昔は甘くはなかったのでしょう。
> 江戸時代あたりはまだ砂糖は貴重品ですからあんこなんかも塩味と言うのは珍しくなかったとか。
江戸時代(1603-1867 って長いんですが)にはもう甘かったんじゃないのかなと、ちょっと調べてみました。
■餡(しろあん つぶあん こしあん) 餡子の冨士製餡工業 あずきの豆知識
http://www.f-an.co.jp/anko/history.html
> 室町時代に入ると、そのあずきに砂糖が加えられ善哉(ぜんざい)が生まれています。
> 「あん」が、庶民の味になったのは江戸時代です。お菓子屋さんの工夫で色々な商品が生み出され多彩な形で楽しめるようになりました。
塩味の餡のお菓子といえば塩味饅頭とか塩羊羹ですが;
■播州赤穂の名産 塩味饅頭でおなじみ元祖播磨屋
http://www.ganso-harimaya.com/dentou.html
嘉永6年(1853)からという赤穂の塩味饅頭も、「塩で甘さを抑えた独特の餡」とわざわざ書かれていることから、江戸時代には「小豆の餡は甘いもの」という認識でも良いようです。近世以前はさすがにそうでもないのでしょうけれど。
■新鶴本店 手作り一筋
http://shinturu.com/shinturuhome/tedukuri.htm
塩尻の塩羊羹のお店は明治6年創業でした。こちらも敢えて餡に塩を足してますね。
> 当時の団子や饅頭は「食事代わり」(今のファーストフードにあたる)
> ですから甘くないのが当たり前なんです。
道中食ですよね。三重県人としてはよく存じております。
伊勢の赤福など、今は一皿に三つですが、昔は一皿に五つだったとか聞いたことがあります。
この裏を取ろうと思ったんですが、七つという記事が出てきたりして。
赤福は今でも甘さは控えめですが、それでも一度に三つが限界ですから、昔のものはもっと甘くはなかったのだろうとはよく分かる話です。
別記事の「ねぎぼうずのあさたろう#41」
http://blueeyes.air-nifty.com/muimui/2009/08/asataro41.html
こちらでもご紹介していますが、参宮街道沿いには餡餅の類が沢山あってこれがまた美味しいんですよ。
てゆーか、ごはんと餡の組み合わせは分かるんだが、そこにどうして海苔を巻くのかなぁカミナギ。……というのが多分元々の話題の一番のツッコミ所なのだと思うのですが(^^;
> 同じく甘酒ですが、江戸時代は「夏の飲み物」だったとか。
甘酒といえば夏の季語ですよね。
時代劇の夏の風景に甘酒売りが居たりしますしね。
なのに今は冬のものという認識が一般的なのか、なかなか夏には見かけなくて。
一昨年の夏だったかに、森永の冷やし甘酒の青缶が出ていたのですが、店頭で見たのが一度きりで残念でした。夏こそ甘酒なのになぁ(i_i)
投稿: しののめ | 2009.08.16 19:34