« ゼーガペイン 忘却の女王 茶話 | トップページ | 9.11──あれから8年 »

2009.09.07

是我痛:オケアノスのひみつ

 先日のゼーガペイン浅草ツアーで、「高さ600mの東京スカイツリーは、全長500mのオケアノスよりも大きいのか」という話に。ただこれから立つものと、映像の中で横になって飛んでるものとでは頭の中でうまく比較できないもの。

 それで500mクラスの物を探してみたら、それは千葉県にありました。

幕張メッセ 施設見学のご案内

国際展示場ホール1-8をつなぐ中央モール(2F)廊下はおよそ540mの長さがあります。

 つまり 1オケアノス≒0.9幕張メッセ ということで。

幕張メッセ - Google マップ
 航空写真で、隣の千葉マリンスタジアムと比べると大きさが分かりやすいかと。


 ただオケアノスはアバウトな輪郭が菱形というか、幅もかなりボリュームがあるので、幕張メッセの長辺に対し短辺が短い長方形では、印象が重なりにくいかも。

#寧ろ「機動戦士Ζガンダム」に登場する、翼長が500mを超える巨大輸送機ガルダ(アウドムラとかスードリとか)の翼を幕張メッセと重ねると面白いのかとガンオタは思ってしまう(^^;

#因みに東京ビッグサイトの東ホールは全長270mなので、幕張メッセの半分くらい。


 幕張メッセに行ったことのある人は想像してみて欲しいんですが、500mもの長さのあるオケアノス級の艦内には、幻体が10人くらいしか居ないんですよ。

 ……そりゃぁ、余程一人になりたいってときでもなければ、用事もないのにブリッジに集まりたくもなるよなぁ。寂しいもん(i_i)

 そう思うと、現実の艦船のブリッジとはかけ離れた印象のあるオケアノスのブリッジのデザインというのは、居住空間として必然的な設計なのだなぁとも思えてくるのです。


 しかしこの全長500mってやけにでかくないか。と思うのだけれど、オケアノス級で場所を取っていると思われるものを考えてみた。

●量子転送システム+ホロニックローダーのデッキ
●量子転換炉(QL炉)+重力制御システム+推進システム
●母艦の量子サーバー
 これらの主要区画で、艦の3分の1、或いは2分の1以上を占めているのではなかろうか。

●艦内の工場ユニット
 アニメ本編では描写はなかったと思うけど、あるはずだよなぁ。と思っていたら、小説版『忘却の女王』で言及があった。なきゃ困る。

●予備の量子サーバー
 都市サーバーからサルベージしたデータの一時保存用。なきゃ困る。
 多分最終的には南極あたりにプールしておいていたんだろうなと想像するけれど、サバトの侵食が南極の手前でなんとか食い止められてたので、皆無事だと良いなぁ。

 これ以外の居住区画というのはほんの僅かな空間でしかなさそう。あれだけ大きく見えるブリッジでさえ、全体からみればすごく小さいし。


 ただこうして並べてみると、オケアノス級は飛行母艦なんて言うけれど、移動基地とか空中要塞とかの部類だよなぁと。
 巨体が唸るぞ人住むぞーの初代マクロス(1.2km)の半分以下だけど、先にも出したΖガンダム世界のガルダ級よりは容積的に大きいのだろうし。

 まぁあれだ、事態によっては単艦で地球を脱出してもやっていけるだけの方舟として設計されているのだろうから、この規模が要るんだろうな。艦の運行はAI任せで充分で、乗員である幻体が数人しか居なかったとしても。


 そっか、幕張メッセくらいでかいものが飛んでいるのか。などと思いながら、ぽかーんと秋の空を見上げてしまった千葉県民なのでした。……って、千葉県不正経理の金額が5年で30億円って何しとんじゃー!


トラックバック・ピープル:ゼーガペイン
カミラボ:ゼーガペイン 各話感想リスト

|

« ゼーガペイン 忘却の女王 茶話 | トップページ | 9.11──あれから8年 »

ゼーガペイン」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 是我痛:オケアノスのひみつ:

« ゼーガペイン 忘却の女王 茶話 | トップページ | 9.11──あれから8年 »