GX第二十九話「私を見て」
テレ玉での機動新世紀ガンダムX、本日は第三十話放送。ということで感想日記の続きです。
フリーデンはジャミルとティファが連れ去られようとしていたニュータイプ研究所を目指す。だがその場所をティファは特定できない。彼女の能力の低下の原因はガロードにあった。カトックとの別れとエスタルドでの戦いを通じてガロードは自分を取り巻く世界に目を向けるようになり、ティファが置き去りになっていたのだ。ティファは笑顔で息せき切ってガロードに駆け寄り、そっと彼の背中に抱きついて『私を見て』と告げる。この一連のティファの積極さと可愛らしさといったら! ──でもそれは彼女の夢でしかなかった。ボーイミーツガールを描いてきたGXでこの展開が自然で良い。
フロスト兄弟が放つ最後の刺客、アベルは研究所が認定した唯一のフラッシュシステム対応パイロット。アベルはラスヴェート単機でガンダム2機と渡り合う。尋常ではないとガロードも気付く中、アベルはついに特別な存在──ニュータイプとして覚醒する。フリーデンの警告音といいニタ光のSEといいファーストと同じ音が嬉しく、ビットMSが起動する場面の流れがゾクゾクする。「フラッシュシステムだ!」でジャミル固まるし(^^;
レオパルドが大破したためロアビィはやけに気合いが入っていても戦場に出られない。ウィッツにエスタルドでのことを問われても険しい顔ではぐらかすのがロアビィらしい。ラスヴェートが本体と同型のビットMSを展開したため(トニヤが最初『MS隊』と言うのがイイ)ロアビィがGXで出ようとするがここはジャミルの出番。ベルティゴのビットは対処できてもラスヴェートの本体は特定できないあたりがビットMSの恐さなのか?
ティファはアベルの力とガロードに迫る危機を感じる。可憐でか弱く見える彼女が、攻撃に震える艦内を必死に歩いて外にその姿を晒し、ただ一心にガロードに叫ぶ。「私を見て」予告ではこの場面の顔に冒頭の声で違和感があったがそう来るのかと! ガロードはティファに気付き、彼女の指す本体を見る。何故ガロードに分かるのかってそれは愛だよ愛! 不意打ちに頭部を失うアベル機がティファに迫るが「ティファに手を出すなぁっ!」とガロードのDXが割って入る。落下するDXにジャミルがディバイダーを投げてそれでパスするとか、このあたりのコンテが好き。
アベルはフロスト兄弟に暗殺される。何故か分からないのなら本物のニュータイプではないと。確かにね。ガロードとティファの心が通い合い、彼女は研究所の場所を示す。「私を見て」という短い言葉を2回使ってティファの心の動きを描き、戦闘に非戦闘員であるティファの心の動きが絡んでくるのが良い。ほんとこの話大好きだ!
◆次回予告
たとえ心が通い合っても、手の届かない場所がある。ニュータイプ研究所に到達したガロードとティファ。二人を引き裂いたその男は、遠き世界からの使者でもあった。第三十話「もう逢えない気がして」
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