GX第三十一話「飛べ! ガロード」
テレ玉での機動新世紀ガンダムX、11/29放送は第三十二話。ということで感想日記の続きです。
完全に前回から続く! というのはちょっと久しぶり感。「やるなGX。パイロットはジャミル・ニートか」って嬉しいことを言ってくれるね、兄さん。新連邦は非常事態宣言を発令し軍は撤退。ニタ研での戦いでフリーデンはぼろぼろに。戦闘中の閃光は旧連邦の軍用施設跡地でのもの。「ガロードはそこにいる」って分かってるジャミルがいい。そしてこの「まったく、酷いものだ」って医者が(i_i) この人を描けたのはほんと収穫。
新連邦軍のスパイ、ニコラに連れられシャトルで宇宙に出たティファ。「帰ります。私が想う人のところです。私を想う人のところです」この凛とした強さ!
茫然自失のガロードは何も話せない。医者がティファの絵を見せる。「何があったのか、話してくれるな」ガロードは号泣。「私もつくづくお人よしだわ」というエニル。この流れが描けるGXが好きだ。「あれはバルチャーサイン?」「あーらま懐かしい」 というのもベタだけど小気味良いよなー(^^)
革命軍の縁でティファの誘拐を知ったエニルはフリーデンに駆けつけたが間に合わなかった。「ごめんね」とガロードに掛ける優しい声。ほんと良い人ばっかりだよGXは。だから好きだ。バーカウンターでの会話も大人びた雰囲気で良い。エニルに子ども扱いされたガロードの顔が年相応で可愛い。「女の子が本当に幸せになるのって、戦争に勝つより大変なことなんだから」というエニルの名言。ここで頷いてるガロードが男の子で可愛い! そして「あの男も生きているのだろうか。ランスロー・ダーウェル」というジャミルの男の思い出。「あれか」とシャトルのカタパルトを見据えるガロードも男の顔!!
革命軍が奪取した新連邦軍宇宙基地のシャトルにガロードを乗せるのに「DXを土産にしろ」と言うジャミルはさすがバルチャーのキャプテンである。交渉成立。だが宇宙戦艦があれば陸上戦艦がある世界での、新連邦軍の巨大な移動要塞がシャトルに迫る。もうここからのフリーデンの仲間達(エニル含む)がね! 赤いオクト・エイプがね! 兄さんの「当たらなければどうということはない!」がね! やたら丈夫なシャトルがね!
嘘タイトルみたいなジャミルの「フリーデン突入せよ!」からがとにかく熱い! そしてトニヤから始まる「飛べ!」が! 「飛べ、ガロード!」ってジャミル(とGX)が! 「しっかりね、坊や」ってエニルが! 燃え尽きても生きてる皆が良い。
ガロードの目指す宇宙、ティファは一足先にスペースノイドの人工の大地スペースコロニーを見る。ファーストと同じガイドレーザーの音、同じ島3号! 次回も必見!
◆
ガンダムシリーズで宇宙に上がる話はやたら燃える。Ζの「灼熱の脱出」といい、Vガンの「ジブラルタル攻防」といい(さすが桶谷脚本)、∀の「飛べ! 成層圏」といい。中でもGXの「飛べ! ガロード」は宇宙へ上がる理由が個人的なものなだけに気持ちの入り方が自然で好きなのかも。
ジャミルは(また)怪我するものの、フリーデンのクルーが綺麗に脱出してるのはさすが。伊達にここまで生き延びてきたバルチャーじゃないと。GXはこの生命力が良いですね。 まぁ確実に死傷者は出てるんですよ普通に考えれば(^x^; ただそれはエスタルド編で集中して描いてましたし。トータルで見れば描くべきことは描かれていると思います。
◆次回予告
宇宙に出たガロードを待っていたのは、新たなる出会いであった。かつての戦争を戦い抜いたその男は、ガンダムにとっても、ガロードにとっても、会うべくして会うものだった。だが、ガロードを待っていたのは、その男だけではなかった。 第三十二話「あれはGファルコン!」
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