pixivFACTORYでPDF入稿してみた（1/3）原稿編

　2018年夏コミ（C94）では、pixivFACTORYの同人誌印刷を使ってみました。

■同人誌印刷所を比較！オトクな早割、短納期や少部数もOK - pixivFACTORY BOOKS

　こちらに、2018年8月にPDFで入稿してみた際と、その後9月-10月に色々試してみた個人的なおぼえがきです。

　まずざっくり書くと；

【1】奥付に注意
【2】入稿仕様は「原寸＋周囲3mm・トンボなし」
【3】表紙はPNGかPSDしか使えない
【4】モノクロ本文の場合、PDFも確実にモノクロ（グレースケール）にしておくといい
【5】一度アップロードのテストをしておくのをおすすめ

　ということで、以下細かく書いておきます。
　長いので3分割しました。

【1】奥付に注意

　印刷会社を選ぶプランの場合、奥付は「印刷会社名とあわせて「pixivFACTORY」と記載する必要があります」。
　印刷会社名は以下のページにリストがあります。

■奥付に記載することを教えてください。

【2】入稿仕様は「原寸＋周囲3mm・トンボなし」

　株式会社グラフィックさんのPDF設定ファイル（プリセット）を使うと楽です。

■PDF作成方法 - PDF入稿 - ネット印刷は【印刷通販＠グラフィック】

　InDesignでの設定はこんな感じ。

[圧縮]　全て「ダウンサンプルしない」
[トンボと断ち落とし]　全てのチェックを外す・断ち落としは3mm

　グラフィックさんのプリセットを使えば、原稿は原寸のままで裁ち落としがつく形でPDFが出力されます。

　　　　　

【3】表紙はPNGかPSDしか使えない

　本文はPDFが使えても、表紙はPNGかPSDのみです。
　なので、PDFで表紙を作っていた場合はPNGに変換が必要になります。

　PDFからPNGへの変換はオンラインやフリーソフトでも出来ます。

■PDF PNG 変換 - オンラインでPDFをPNGに

　オールカラーの場合、またはモノクロ本文でグレースケールでPDFが出力できる環境の方は、「入稿の手順編」へどうぞ。

　グレースケールでPDFが出力できるのかどうかわからない方は、「グレースケール変換編」へどうぞ。