という訳でquarkさんのTB企画に参加してみます。STのTBPトレックバック・ピープルへの初投稿が「初体験」というのもご縁かと思いますが(^^)
■blog "quark's": スタートレックとの出会いは?
あなたがスタートレックを観続ける事になったきっかけと最初に観たシリーズは?
最初に観たシリーズはTOSですが、観続ける事になったきっかけは書籍でした。あ★空間通信さんもハヤカワ文庫からだそうですが、そもそもお父様が借りてこられたというあたり、親子二代なんですねぇ(^^)
さて自分のSTとの出会いは、夏休みが始まったばかりの高校の図書館で、「宇宙大作戦 スタートレック」なる文庫を見つけたときのことでした。
スタートレックって、あの「スタートレック四段活用」のスタートレック?
と、当時の「アニパロコミックス」に掲載されていたマンガを元ネタも知らずに楽しんでいた自分が、ようやく元ネタに遭遇できたのでした。←覚えているひとには年がばれる(^^;
棚を見ると、その本の左右にもずらずら「宇宙大作戦」は並んでいます。
長いシリーズなのか、と思うとちょっと気が引けたのも事実です。
でも、その近所のグインや(ペ)に比べれば冊数は少なめでした。
そこで番号の一番若い「宇宙大作戦 地球上陸命令」を借りて読み始めました。
初めは設定が全然分からなくて読み辛かったのですが、どんどん面白くなってきて、最初のエピソードを読み終える頃には大笑いしてました。何せこんなラインナップです。表記は小説邦題/TV邦題(原題)です。
■「宇宙大作戦 地球上陸命令」ジェイムズ・ブリッシュ 著/伊藤哲 訳(ハヤカワ文庫SF38)
・トリブル騒動/新種クアドロトリティケール(The Trouble with Tribbles)
・最後の決闘/危機一髪!OK牧場の決闘(Spectre of the Gun)
・最終破壊兵器/宇宙の巨大怪獣(The Doomsday Machine)
・地球上陸命令/宇宙からの使者Mr.セブン(Assignment: Earth)
・鏡像世界/イオン嵐の恐怖(Mirror, Mirror)
・金曜日の子供/宿敵クリンゴンの出現(Friday's Child)
・狂気の季節/バルカン星人の秘密(Amok Time)
「鏡像世界」といい「狂気の季節」といい、これでもか! と言わんばかりにTOSの重要なエピソードばかり、しかも最初がトリブルときたもんです。
ありがとう! トリブルありがとう!(^o^)
トリブルで笑えたおかげで1冊読みきれたようなものです。
で、翌日から本棚のSTを借りまくり、夏期講習に出掛けているのかSTを借りに行っているのか分からなくなる始末(^^; しかも図書館にあったのはST文庫の全部ではなかったことに気付いて、その後古本や新刊を探し回る羽目になり現在に至ります。
しかしトリブルは、後になってTVで見たらこれがまたほんと楽しい話で。
トリブルに埋まって脱力してるカークがカワイイのなんの。
避妊済みのトリブルが1匹欲しいところです。
TOSで1つ挙げろと言われたら、トリブルと「永遠の淵に立つ都市/危険な過去への旅(The City on the Edge of Forever)」とで凄く迷うんですが。
勿論DS9#104 「伝説の時空へ(Trials and Tribble-ations)」も大好きです。
本題のSTの映像の初体験は、その直後に公開されたST4:故郷への長い道(The Voyage Home)でした。このファーストコンタクトもかなり良かったと思います。今に至るに劇場版で一番好きなのがこのST4です。トリブルといい、コメディ系に縁があるなぁ(^^;
んで、TVシリーズの初体験は、名古屋地区でTNGの日本初の放映が始まったとき、TOSと続けてTNGという放映形態だったんで一緒に見てました。ST4を見に行った時か、この時だかに、母が「宇宙大作戦」を見ていた事が発覚。って何だ、ウチも親子二代だったのか(^^;
この枠のTOSは早々に終わってしまったんですが、TNGはずっと見てました。なのに東京に出てきたらやってねぇ(i_i) ってことでCS(当時はアナログのSkyport)に手を出してこちらも現在に至る、です。スーパーチャンネルの最初のSTマラソン放送はTNG特集でしたが、テーマ別にエピソードを特集した作りが良くて、これが良かったのかなぁと思ったり。人気投票やってその通りに放送したり、初期のマラソン放送は凝ってて良かったですよ。
元を辿ればアニパロか、というあたりが何ですが、マンガだけだとそれだけで終わっていたようにも思えるので、やはりあの文庫に出会えたからこそ。それでもマンガにせよ文庫にせよ幸せな出会いであったなぁと思えて、懐かしい思い出です。
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