トラックバックの削除基準
この寝言についてで「不適切であると判断したものについては削除させていただきます。」とは書いてあるけれど、具体的に何が不適切なのかまでは書いてませんので、改めてまとめておきます。
ブログ虎の穴:トラックバック入門でも書いたことではあるんですが、
●文中リンク(その記事中での自記事へのリンク)なしのトラックバックを受け取ったら、面白いものは残すけれどつまらないものには消えていただく。
という一点に尽きます。
「面白い」というのは、TBを貰った自記事への追加情報があったり、自記事とは違う興味深い視点が見られるものです。そういうものであれば文中リンクがなくてもありがたいものではあるのですが、キーワードを検索して投げてきただけと思われる文中リンクなしのTBというのは残念ながらそう面白いものはありません。
こうした文中リンクなしのTBの場合、
自記事A→相手記事B へのリンクはTBによって出来ても、
相手記事B→自記事A へのリンクがありません。
文中リンクなしのTBを送信したBを書いた人は、Aの読者にBを読ませることを意図しているのですが、Bの読者にAを読ませることは意図していません。Aは読ませるほどの価値がないと判断されたようでAを書いた自分としては凹みますが、そもそもキーワードを検索しただけでTBを投げてきた段階でAの本文がきちんと読まれているとは思えません。単に文中リンクがあるだけの記事というのもありますが、最低限「あなたの記事は読みましたよ」という意思表示にはなっているでしょう。
TBを投げた先の一覧としてだけでもBにリンクを記載してくれればともかく、AからTBを送らなければ後者のリンクができないので、こうした文中リンクなしのTBを貰った人の多くは、黙ってTBを打ち返すか、積極的に「TBありがとうございました」とコメントして縁を広げようとする傾向にあるようです。そしてそもそもTBを送った人も、そうしたTBやコメントが返ってくることを期待しているようです。確かに同じ話題に興味を持っている人との交流がTBの交換によって深まるのであればそれも良いでしょう。なら何で最初にTBする際に、まずその相手の文章をきちんと読まないの? というのが疑問でなりません。
でも同じ話題に興味のある人に自分の記事を読んで欲しいんだ、というのであれば、キーワード検索で無差別にTBを投げるのではなくて、トラックバック・ピープルなどのトラックバック・センターを使って欲しいのです。それなら、興味のある人が見ているのですから。TBPに話題がなければ作ってしまえばよいものですし、例えばΖガンダムならTBP:Zガンダムがありますんで、個別の感想は是非ともそちらの方へお願いします。
ということを書いたところで、キーワード検索でTB投げてきただけの人がこういう注意書きとかまで読んでくれるとは思えないんだよなぁ……とほほ。
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