Nスペ「感染爆発」
1/12のNHKスペシャル、シリーズ 最強ウイルス 第1夜 ドラマ「感染爆発~パンデミック・フルー」。再放送は1/15(火)24時10分~25時39分。1/13の第2夜は調査報告編。
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1/12のNHKスペシャル、シリーズ 最強ウイルス 第1夜 ドラマ「感染爆発~パンデミック・フルー」。再放送は1/15(火)24時10分~25時39分。1/13の第2夜は調査報告編。
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清水義範「尾張春風伝」が、NHK-FMにてラジオドラマ化されます。春風の季節に春様ですよって、今日の風は強すぎて困るんですが春様。
■NHK「青春アドベンチャー」 3/5(月)開始・月~金2245~2300 全10回
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相変わらずの職員の不祥事には呆れるしかないが。
■あの歌が聞こえる
12/13は「生まれ来る子供たちのために」オフコース。丁度今年の漢字が「命」と発表された直後にタイムリーなお話。実話なら偶然でも、エピソードとしてはありがちな話かも知れないけれど、普通に良かった。良い医者であってほしい。
んで次回12/20放送分は 「瞳はダイアモンド」松田聖子、漫画家は島本和彦 って!!! どうなるの? どうなっちゃうの?? 何か体温2度上がっちゃうよ!
■ゆるナビ~ゆるやかナビゲーション~
冬の散歩のBGMが、遊佐未森「地図をください」。
あの独特なイントロで夜中なのにびっくりしてしまいましたよ。
聴いてるうちにすっかりなごむんですが。考えてみればゆるゆるだよなー。
遊佐未森をコラムニストに使ってみてくれないかしら。と、リラックス・フラを見るたびに思っていたのだけれど、今回のでやっぱ確信しましたよ。使うべきです。使ってください。
そして「しばわんこの和のこころ」には毎回癒される。
最近「恋する算数」がなくて寂しい。清水義範の本で見かけたネタのてんこ盛り版という感じで楽しいのになー。
■ゆるナビ「恋する算数」サポートのページ 非公式ですが数学的なバックグラウンドの解説が素晴らしいです。必見!
↓sonyだからか「地図をください」が入ってる。
![]() | CUP NOODLE CM SONGS COLLECTION オムニバス 笠井紀美子 デューク・エイセス Sony Music Direct 2006-11-22 by G-Tools | ![]() | しばわんこの和のこころ 川浦 良枝 白泉社 2002-01 by G-Tools |
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8/7放送のNHKスペシャル、硫黄島 玉砕戦 ~生還者 61年目の証言~。再放送は8/24(木)2600~2649。
本気で涙が溢れてきた。未見の方は再放送で是非。
「玉砕」というのはその絶望的な状況を美化する言葉にすぎない。地獄と言う言葉すら綺麗にまとめてしまうものにしかならないと思える、言葉に尽くせぬ惨状。自分達だけが生き残ってしまったと、61年目に口を開いてくれた硫黄島の元兵士達の言葉は、心を深くえぐり切り刻む。
飲料水もない硫黄島は、全島に手掘りの地下壕が張り巡らされ要塞化された。2万の日本兵が、南方から攻め来る米軍をここで迎え撃ち、本土への進攻を阻止しようというのである。だが圧倒的な米軍の前に日本軍は追い詰められ、援軍や補給も絶たれて見捨てられ、無謀でしかない持久戦が続く。投降を呼びかける米軍、それに応じて壕を出た兵士を背中から撃つ上官。食糧不足で口減らしにと、竹やりと手榴弾だけを持たされて壕を出される者も居たが、「生きて虜囚の辱めを受けず」という戦陣訓に縛られ、飢えと怪我とまともな武装もない中で、投降も自決もできない壕の中の日本兵達。理性を失っていくのは日本兵だけではない。米軍もまた、投降の説得を諦め、壕の入口を爆破して中の日本兵を生き埋めにし、ガソリンを浮かべた海水を壕に流し込み火を放つ。2万人を数えたはずの日本兵が、生きて捕虜になったのは数十人。今もまだ、1万を遥かに越える数の遺骨が収集されずに残っているという。米軍の死傷者も多く、硫黄島の激戦の後、米軍は空軍力を増強し、日本本土の焦土作戦を進めていく。
この一方的に惨い殺戮を戦争というのか。米兵は、責任は投降を潔しとしない教育をした日本の上層部にあると言う。米兵も日本兵も、思い返せばおぞましい限りだが、当時は特に何も感じなかったと言う。人間ではなく畜生だったとも。それは狂気としか思えない、だが、61年を経て口を開いてくれた人達の口振りは、時に厳しく険しいが総じて淡々としている。最近のことなどすぐに忘れるようになった、でもあの戦争のことは忘れないと。多感な時期にこの世の地獄を見てしまった人の心の傷は決して癒されることはないのだろう。口にするのも恐ろしいことを語ってくれて、取材クルーが去るのにずっと手を振って見送る人達の顔はあんなにも穏やかで、優しいのだ。そんな人達から人間性を奪い去ったものは何だというのか。
──ただ、この硫黄島の持久戦が、日本本土への爆撃を遅らせた意味を持つという意見もある(硫黄島探訪)。今回のNスペで「彼らの死に意味はあったのか」と涙ながらに話してくれた人がいたが、その意味では、あるとも言えるのだろう。日本兵としての彼らは、ただ殺されたのではないのだと。それにしても……
聊かの苦言。Nスペ「東京大空襲 60年目の被災地図」でも思ったのだけれど、こういうことを語ってくれる人に対してよくもそういうことを言えるな、と思える取材クルーの言葉が気になる。自らの傷を晒して取材に応じてくれる人をもっと大切にして欲しい。
その他、今年のNHKの戦争特集。
■Nスペ:満蒙開拓団はこうして送られた~眠っていた関東軍将校の資料~ 8/11(金)2200~2249(再放送: 8/24(木)2510~2559)
■Nスペ:日中戦争~なぜ戦争は拡大したのか~(仮) 8/13(日)2100~2214
■Nスペ:日中は歴史にどう向きあえばいいのか(仮) 8/14(月)2200~2319
■Nスペ:調査報告・劣化ウラン弾~米軍関係者の告発~ 8/6放送済み・再放送: 8/23(水)2510~2359
■Nスペ「僕らは玉砕しなかった」 こちらは昨年のサイパン編。
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今年も広島には8月6日がやってきて、長崎には8月9日がやってくる。広島で「氏名不詳者多数」との名簿が初めて納められたという今年は、日米を絡めた報道が目に付くような感もある。被爆の苦しみは経験したものにしか分からない。しかしその痛みに思いを馳せることは出来る。そこに国籍も年齢も関係はなく。──そして、忌避すべきは核兵器に留まらない。
■asahi.com:61回目の「原爆の日」- マイタウン広島
今年の「こども代表」に選ばれたのは、日米の両国籍を持つ少女。
■14歳の米映画監督ヒロシマを撮る(中国新聞)
東京平和映画祭でも上映された「魔法のランプのジニー」を撮ったのはアメリカの少年。
■asahi.com:なぜ原爆は2度落とされたのか 「二重被爆」国連で上映 - 社会
■asahi.com :二重被爆が示すむごさ 広島と長崎(8/6付け朝日新聞社説)
広島と長崎の双方で被爆した人達がいる。何故二度も、惨い地獄が作られたのか。
■米の核実験博物館で異例の原爆展 (TBS News-i:動画あり)
そもそもこの博物館は、核兵器がアメリカの発展と世界の平和にいかに貢献したかと、その開発の歴史が誇らしげに紹介されている場所です。
また、アメリカでの原爆展をめぐっては、95年、スミソニアン航空宇宙博物館が開催を計画したものの、退役軍人らの反発で中止に追い込まれた経緯がありましたが、今回は問題もなく開催に至ったということです。
「(核超大国のアメリカに)主導権を持って核廃絶へ行動を起こしてもらいたい。アメリカ市民の方々の良心に訴えたい」(長崎で被爆した 丸田和男さん)
11年前にスミソニアンで出来なかった展示が、あの核実験博物館で出来るようになったということに、米国の良心を見る。この経緯には、粘り強い市民活動の成果だけでなく、今アメリカがやっている戦争に対して疑問を持つ米国市民がいることも関わっているのだろうか。自分達は本当に、正しいのだろうかと。
■NHKアーカイブス:平和アーカイブス 2006/08/06放送分
●NHK特集「爆撃機ローンサム・レディ号 ~広島原爆秘話~」1978/10/29放送
呉を爆撃に来て撃墜された米軍のB-24の乗組員が捕虜として広島に送られ被爆して死亡したことから、乗組員とその遺族をアメリカに訪ねたもの。広島で被爆した米兵捕虜の話は他にもあるが、この番組では、取材に応じて初めて、肉親が味方の兵器である原爆で殺されたことを知ったという遺族も居たのだという。広大な国土に散らばる関係者を訪ねる長い旅に、もう一つのヒロシマを見たという取材クルーの言葉が印象的。肉親を奪われる悲しみは同じなのだ。選曲が意外な感じだなと思っていたら、音楽は三枝成彰氏。
●ドキュメンタリー「坂道の家」1973/08/17放送
自分は失明しながらも、被爆者健康手帳を申請する人達の手伝いをする人が居る。自分が被爆したと証明してくれる人がいないとなると、時間刻みで克明に当時の状況を報告しなければならない。しかしあの混乱の中、そして被爆から28年も経って、記憶は定かではない。被爆者健康手帳の入手の困難さがつづられる。
この番組から更に33年が過ぎて、広島地裁では原爆症認定の集団訴訟で全員が勝訴するも国は控訴の方針だという。
8/9のNHK長崎の番組。
■彼は生きた~小頭症被害者・47年の生涯~ 8/9(水)2200~2245
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W杯とウィンブルドンでレギュラー編成を忘れそうになってますが。
■NHKスペシャル:危機と闘う・テクノクライシス(3回シリーズ)
7/10(月)22時からの2回目は「軍事転用の戦慄 ロボット」、7/11(火)の3回目は「しのびよる破壊 航空機エンジン」。ロボットは過去のNスペでも扱ってる題材なので、最新版としてのまとめに期待。
→Nスペ「疾走 ロボットカー」
→ロボット技術に米の触手
→Nスペ「サイボーグ技術が人類を変える」
→果てはサイコミュかPSか
■Nスペ再放送
プラネットアースの第1集~第4週は8/7~10・1930に再放送。
■ドキュメンタリードラマ「宇宙へ ~冷戦と二人の天才~」
8/14~17・2400に再放送。ディスカバリー無事に帰って来い。
→1話感想 2話以降DVD-RAMに入れたままだった
4月の改編は宵っ張りを助長してるよーな感じで、やっぱ前の編成の方が良かったかと思う。ゆるナビとかサラリーマンNEOとか面白いんだけど。ゆるナビは総合なのに教育だねーこれはって感じのミニ番組盛り合わせで、「恋する算数」と「しばわんこの和のこころ」がヨシ。NEOもショートコントごった煮だけど、こちらは「サラリーマン体操」と「世界の社食から」、あと「会社の王国」か。「はたらくおじさん」もフツーに面白いんでまたやらないかなぁ。
功名が辻は、吉兵衛が(俗に言う)死亡フラグの立て方の見本のよーな勢いでお亡くなりになってしまったんだけどありゃ泣ける。最後の夜に一豊に説教するのがねー武田鉄矢が良いのよねーやっぱり(i_i) 「功名が辻」って吉兵衛の台詞だったのね、というのもあったんですが、ほんと惜しいキャラを亡くしました。茶々たちを助けるのって、利まつの時は利家だったよーな気がする(^^;
金曜時代劇も見たいんだけど、今は時代劇専門チャンネルで「八代将軍 吉宗」見てるんで残念ながらスルー。面白いんだこれが!
早朝だと目が覚めるよーに反応早いなー、ココログ。
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■asahi.com: 念じた通りにジャンケンロボ 脳の情報を信号化 - サイエンス
人間がチョキを出したら、ロボットもチョキ――。脳の情報を読み取り、ロボットハンドに人と同じ動きをさせるシステムの開発に、国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)とホンダの共同研究チームが成功し、24日発表した。脳に電極を埋め込む方法などが欧米で研究されているが、今回の方法は人間側の負担が格段に少ない。
先のNHKプレミアム10「立花隆が探る サイボーグの衝撃」 でも開発事例が紹介されていたものですが、今回このような形で発表されました(元記事は5/25付け朝日新聞朝刊)。アメリカは電極式だったけど日本はやっぱ無線かー、サイコミュ実現は近いねっとか話してたら、兄貴に「それよりボトムズの方が近くない?」とか言われてそれもありかなと。AT用の耐圧服のゴーグルにはATのセンサーからの情報を入力するケーブルを接続してますが、番組で紹介されていた、頭に被せる装置はその印象に確かに近いもの──ってこう書くと情報の流れが逆なんですが。今回の記事末尾の 「脳情報の読み取り装置を帽子サイズに小型化した上で」 というのが番組で紹介されてた装置かな?
「サイボーグの衝撃」は以前のNHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」の再放送が半分、残りは新録の対談って感じで新ネタが少なかったんですが、その中の貴重な新ネタがこのATRのブレイン・ネットワーク・インターフェースでした。半分再放送というのも手伝って兄貴と何だかんだ喋りながら見てましたが、この種の技術にアレルギーがあるからこそ危険性もきっちり描く富野由悠季、それに対して割とニュートラルに描く高橋良輔とかいう話になって(「ビッグバトル」でのバララントPSのラダァ・ニーヴァは直に電極接続だったなー)、それで上の話になったのでした。
立花隆との対談で、川人光男・ATR脳情報研究所長の「コンピュータを介して言語を使わずに脳と脳との直接のコミュニケーションは可能になる」とかいう発言がありましたが、そりゃーねーよと突っ込んでみたり。TV版Ζ#47「宇宙の渦」とか見てみなさいよー、人間が言語を使って思考する限り誤解やすれ違いは避け得ないでしょうに。とか思ってしまうのは富野作品に毒されすぎですかそうですか。……いやそれってコミュニケーションの先の話を考えてしまってるから、単に「意思伝達」に限れば出来るのかなぁ?
#余談ながらその「宇宙の渦」でのすれ違いからどんどん悪い方へ転がるのがTV版、そうはしないのが新訳。でもまだこのあたり自分では消化しきれてないかも。
ただこれプレミアム10で一気にやると重いんで、素直にNスペ2本にして欲しかったなーとも思うんですが。というか、以前のNスペ版をまたやって欲しいかなとも。Nスペでは流れたけど今回さすがに省かれたものがあって、そこが良かったかなとも思うので。続編希望~。
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■小さな旅「真空管は消えず ~東京 秋葉原~」(仮題) 総合4/23(日)0800~0825他
上のリンクは写真入りの「今週の主な番組」のものだけど、小さな旅公式にあるのはこう。
筑波エキスプレスの開業や先端的なビルの建設で装いを新たにする秋葉原。その一画には戦後、闇市から始まったガード下の「ラジオセンタービル」が秋葉原の原点を伝えている。70代の女性店主が一人で守るラジオ店にはここにしかない古い製品や部品を求めて常連客が集う。一方で若者に人気の新しい街の顔「メイドカフェ」やコスプレ。新旧が同居しながら今も多くの人を集める電気の街を探訪する。
TXは「つくばエキスプレス」でも「筑波エキスプレス」でもなく「つくばエクスプレス」です。そいや4/23まで舞-乙HiME@CURE MAID CAFE'~乙女のお茶会~やってたり。
■プレミアム10「立花隆 徹底対論 サイボーグの衝撃」(仮) 総合4/24(月)2200~2330
サイボーグ=ヒトと機械を融合する存在。これが現実のものとなり、脳科学・IT・ロボットの世界に、今、革命を起こしている。社会に衝撃を与えるサイボーグ技術。それは、人類に進化をもたらす革命か? それとも許されざる悪魔の技術か? そして、生物としてのヒトを改造することは、どこまで許されるのか? 番組では、研究の最前線を立花隆氏が提示し、各界の専門家と徹底的に語り合う。その相手は、世界が注目する、ロボットを使う脳科学者・川人光男氏(ATR脳情報研究所所長)。脳とコンピューターが直結した社会を、鮮明に描き、若者に大きな影響を与えている映画監督・押井守氏。サイボーグの出現を知り、これは、ヒトの「こころ」のありようを変えてしまうのではないか、と語る心理学者・河合隼雄氏である。Nスペ「サイボーグ技術が人類を変える」が非常に興味深かったので、今回も期待。
■街道てくてく旅 ~東海道五十三次ダイジェスト~ 総合【1】5/8(月)・【2】5/29(月)2300~2328
最長片道切符、鉄道乗りつくし、ときて今年は東海道五十三次。来年は中山道か? 総合のダイジェストはないのかーと思っていたらようやくやるみたいで良かった良かった。四日市の中継は6月に入ってからだったかと。
NHKじゃないんですが四日市といえばこちらも。
■TVチャンピオン・ゆるキャラ日本一決定戦 テレビ東京4/20(木)
四日市ミニニュース:「こにゅうどうくん」は“ゆるキャラ”?より。
中部ブロック予選に四日市から3つもエントリーしてました。大四日市祭の「小入道くん」(決勝戦進出)、四日市競輪の「フォーリン」ときて、萬古焼の「ポッターくん」の頭は土鍋。萬古といえば土鍋、土鍋といえば萬古ということなんですけど、個人的にはじばさん三重の日本一大きな蚊遣り豚が忘れられません。萬古の紫泥急須は絶品ですよー(^^
#onちゃんとかみんくるがエントリーしてないのが解せん。ハッチーもインパクトあるのになー。ひょとして着ぐるみがいないとエントリーできなかったとか?
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■NHKアーカイブス 4/16放送分 「環境アーカイブス」 四日市公害特集
・ある人生「公害係長」(1967年(昭和42年)6月17日放送)
相松尚氏(四日市市公害対策課係長)
・ある人生「海をかえせ」(1970年(昭和45年)12月19日放送)
田尻宗昭氏(四日市海上保安部警備救難課長・「四日市・死の海と闘う」著者)
・中部ナウ「灰色の空は消えても」(1992年(平成4年)7月11日放送)
澤井余志郎氏(「くさい魚とぜんそくの証文」編者)、野田之一氏(四日市公害裁判原告)他。
信じられない。
けれどその現実があったことは知っている。そしてそれが今に繋がっていることも。
少し長くなるが四日市で育った自分のことを書く。
自分が生まれたのは丁度公害国会の頃、「海をかえせ」が放送されたすぐ後だ。小学校の社会科で「のびゆく四日市」を教材に使ったのはそれから10年ほど後のこと。海軍燃料廠があったことから空襲を受け、パンプキン爆弾も落とされた四日市だが、35年前の戦争より10年前の公害裁判の方が傷跡は生々しかったことだろう。だから平和教育を受けた覚えはないが、今で言う環境教育は受けたはずだ。夏休みの自由研究に公害を取り上げる児童も多かった。だが汚染地との対照に使われるような郊外の新興住宅地、住民にはコンビナートの従業員も多い。遠くに煙を上げる煙突は見えても、その足元の痛みを実感することはできなかったと思う。
進学した四日市高校の要覧には光化学スモッグについての対応の記載があった。近鉄富田駅に隣接するグラウンドからは第3コンビナートのフレアスタックが炎を上げるのが見えた。四日市南高校在勤経験のある地理の先生が、南高の校歌が変えられたことなどを教えてくれた(塩浜小・富田中の校歌も変わったそうだ)。津へ遊びに行くのに、近鉄の急行が塩浜に停車すると息を止めた。往時ほどではないはずだが、「くすんだオレンジ色」を思わせる、酸味のある異臭が常に鼻を突いた。高校の地学部に市から要請があって、環境庁のスターウォッチングに参加した。四日市市域でも郊外の特に空気の澄んだ小山田地区(この結果だと市内で3番目に二酸化窒素の平均値の数値が低い)での観測の結果、四日市は「星空の街」に認定された。「あの四日市が」と驚く朝日新聞の記事に、情報操作とはこういうことかと知った。大学に進学して、環境問題の講義を選んで受講した。小学生の時には読まなかった公害関係の資料を求めて、四日市市立図書館へ通った。
10数年経って堺市に転居すると、何度も光化学スモッグ注意報の発令を聞いた。塩浜ほどではないが、微かにあの異臭が感じられた。気分が悪くなったこともある。堺でこうなのだ、塩浜はもっと酷いのだろう。もっともっと酷かったのだろう。そう思った。ほんの5年前のことだ。現住所は海が遠いからあの高い煙突を見ることはない。
白黒だった「公害係長」はまだ何とか見ていられた。でもカラーの「海をかえせ」は、吐き気どころか、心臓がばくばくして、呼吸もおぼつかなくなった。
大気汚染が激化した四日市港の視界は300m。大小さまざまな船が行きかう日本有数の貿易港で、光化学スモッグのために大きな船影がかすんでいる。そして、漁のできなくなった海に垂れ流される毒々しいオレンジ色の廃水。どこから汲んできたものかは語られないが、汚れた水を入れた水槽に入れられたウナギが、その長い体を激しくくねらせてのたうち回る。別の魚は水面でぱくぱくと口を開け、そしてそのまま沈んで動かなくなった。生き物は死に絶え、船も腐食し朽ちていく死の海。思い出しながら書いていても動悸がする。そのくらい衝撃的な映像だった。四日市の空と海は死んだのだ。そして、人も。
30年以上前の映像は、荒い画質だがそれ故にか妙に生々しい。語り口は淡々としていても、映像の作り方に、この現実を伝えようとする冷静ながら熱い視線が感じられる。15年前の「灰色の空は消えても」の映像は小綺麗だけど、住民側と行政側との間で中立であろうとする客観性はそれはそれで正しいのだろうが、でもそれと引き換えに、どこか距離を置いているように感じられなくもない。でもそれは、その間に流れた時間がそのまま映されているのだろう。記録映像とはそういうものだ。
昭和47年の四日市公害裁判から来年で35年になる。是非今を追う番組を放送して欲しい。四日市で死んだのは空と海、人、そして土。今も公害は続いている。
■かんきょう 四日市・公害資料館 四日市市公式
■四日市再生「公害市民塾」
加藤寛嗣・元四日市市長が三菱油化出身だとは知らなかった。公害資料館の件で四日市だけがどうも行政が後手に回っている感じがするのは、他の3つが単独企業が相手であるのに対し、四日市は「コンビナート」が相手だからなのか?
■西村肇「冒険する頭」
四日市の海に関しての「今出来ないことは将来もできない」との言葉が印象的。全文公開されているので通読してみたい。
■四日市ぜんそく - Wikipedia
「脱硫対策が実現した背景には、硫黄が鉱山で採掘するよりも安価で手に入るという事情があった」 さもありなん。
■四日市市 - Wikipedia 余談ながら「三泗地区」の由来を初めて知った。四日市の水は豊富な伏流水を取水しているのでなかなか美味しい。郊外はほんとのんびりして良い田舎です。そんな実家の近所にも産廃問題があるんだけど。
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それでもNHKを見てるのはレベル高いからだと思ってる。職員のモラルには依然問題があるのは情けない限りだけど。
■柳生十兵衛七番勝負 島原の乱|NHK木曜時代劇
前シリーズの評価が高いだけに期待値も高いけど、それに応えてみせるレベルも高くて嬉しい。前作から一番喰えないのは親父殿だと思っていたが、今回はまさにその通りというか。前作初回+最終回に出た分割画面は不評なのか出てこないけど、相変わらずチャンバラは魅せる。
■マチベン|NHK土曜ドラマ
源さんが副長にお茶出してるよーとか思ったら、第2回のゲストは腹切らされた勘定方だよとかって、殆ど「新選組!」OB会ですが、こちらもほんと緊張感溢れてて脚本きっちりしてて面白いですよ。沢田研二がまたイイカンジです。この人も法廷に立って欲しい!
■大河ドラマ「功名が辻」
こちらも見てますよ。上川隆也好きですもん。って大河公式とは別に高知放送局のページまであるのね。さすが。
因みに清水義範の時代小説短編集「大剣豪」には「山内一豊の隣人」収録。これも面白いですよ(^^)
![]() | 大剣豪 清水 義範 講談社 2000-05 by G-Tools |
■NHKアーカイブス
4/16放送は、ある人生「公害係長」/「海をかえせ」/中部ナウ「灰色の空は消えても」。新聞の番組欄で見てすぐ分かるけど四日市の特集。大気汚染だけでなく、忘れられがちな水質汚濁についても取り上げられている。
昨年の「平和アーカイブス」に続き、今年は「環境アーカイブス」とのことで、1月から既に始まっていたんですね。
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■ドキュメンタリードラマ「宇宙へ ~冷戦と二人の天才~」
第2話・第3話は3/24(金)2605~(3/25(土)0205)2話連続放送で、
第4話(最終話)は3/25(土)2630~(3/26(日)0230)。関西地方は異なりますので公式にてご確認ください。制作はBBC(2005年)。EDでは英米独露4カ国の名が並んでます。
内容の詳細は公式にあるんですが、第1話は第二次世界大戦末期のドイツでV2作ってたフォン・ブラウンの話から始まって、V2のコピーを経てソ連最初のロケットが飛ぶまで。なので、第2話から見ても面白いと思いますので是非。ERの録画時間確認で発見できて良かった。
目的のためには手段を選ばないフォン・ブラウンはさすがだけれど、「V2で殺された人数より、V2を作る過程で殺された人数の方が多い」というのはきつかった。しかしまー、見事に女っ気のないドラマだけど、その分素敵な男声に溢れててイイですよ。有本欽隆さんが米軍に居るんでJAGのチェグウィデン提督かと思った(^^; ナレーションはアーチャー船長の谷口節さんということで、まるでスーパーチャンネルの世界。
【追記】 06/08/14~17・2400に再放送。詳細は公式参照。
その他NHK関連。春の改編で移動激しくてついていけるかなぁ……
■柳生十兵衛七番勝負|NHK金曜時代劇
4月からの続編(島原の乱)放送に向けてアンコール放送中。3/24は千葉真一の宮本武蔵なのでお見逃しなく。
■あしたをつかめ NO.75 プラモデル設計士
今なら「今回の仕事」にも詳細あり。後でバックナンバーに追加されると思います。
静岡ワークス最後の映像になっちゃいましたかね。
因みに新しいバンダイホビーセンターについてはこちら。見学行ってみたいなぁ。
■ITmedia +D Games:聖地「アナハイムエレクトロニクス」巡礼 (1/2)
■ぴかちうたろうのお気楽な日々: バンダイホビーセンター竣工お披露目の会
静岡SBSの取材はJNNニュースバードで流れてたので録画しとけば良かった。TBS News iにもないしなぁ。
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NHK「その時 歴史が動いた」、3/8放送の第248回は「ゼロ戦・設計者が見た悲劇~マリアナ沖海戦への道~」。再放送は3/16(木)深夜。
最近あまりちゃんと見てなかったこともあって、久しぶりにきつかった。一号ゼロ戦の抜本的な設計の見直しをしないまま、二号で「改良」と称してエンジン大型化と翼端切除って、素人目に見ても駄目じゃんそれって思うのに、その後は……もう言葉もない。エピローグ、神風特攻隊に使われたゼロ戦は2000機以上。そして制空権を奪われた日本は、空の王者に取って代わられたB-29による焦土作戦(と原爆投下)で一般市民への被害が拡大した。もうじき3月10日だからこういう話なんだろうけど、本気で胸が押しつぶされそうで、やりきれない。
ゼロ戦の設計者が言うには、特攻に使われるのは嫌だった、同じ年配の人を一人ずつ殺すのだからと。そしてこのひとは、その思いを抱きながら今も生きている。優秀な兵器を持つのなら、それを制御するに足るだけの精神が必要との言葉。兵器以前の問題だろとも思うけど、ほんと当時の海軍上層部の見る目の無さが腹立たしい。何で専門家である設計者の意見をつぶしちゃうのよ。なにが大和魂だよ。精神論じゃ命がいくつあっても足りないんだよ戦争は。第二次世界大戦当時のドイツなどの飛行機の話とか読んでると、日本軍がいかに人の命を使い捨てにしてたかが分かって頭痛い(無線誘導装置を開発するよりパイロット使い捨ての方が安上がりだとか思ってるんだから……絶句)。でさ、こういう考え方って根絶された訳でもないんだよね。あかんまだマジで胸が苦しい。
来週は今年最多の反響ということでアンコール「二宮金次郎 天保の大飢饉を救う」。その次もアンコールだけど「信長の巨大鉄船、戦国の海を制す」って、自分にとっては映像のツギハギっぷりが凄まじくてそればかり印象に残った怪作。うわーこれなら「星を継ぐ者」のエイジングの方がよほどいいじゃんとか思ったりして。4月からは水曜22時。
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12/19の知るを楽しむ この人この世界:禁断の科学 軍事・遺伝子・コンピューター/池内 了、第3回「これで我々は全員悪党だよ」 -マンハッタン計画。再放送は12/26(月)早朝の0505~0530(NHK教育)。
やべ。面白かった。と言ってしまうには不謹慎なお題ではあるが、確かにそれは「技術的に甘美」なのだ。日本いや全世界の人間にとっては、はた迷惑な限りの話なんだが。まぁ詳しい人には何を今更な話とはいえ、分かりやすいまとめ方がさすがNHK教育。
爆弾の歴史と原爆の原理、そしてその作り方。ウラン濃縮ってそんなに手間隙と金が掛かるのか。そしてそんなものを使って、この60年で2000回以上も核実験が続けられているのか。そしてその甘美なる技術に挑んだ科学者たちはどこまでも人間的であったのだ。彼らが作っているのが大量殺戮兵器であり、その後現在に至るまで人類を恐怖で支配するものであったとしても。ナチス・ドイツの脅威が払拭されても原爆は完成への道を突き進み、そして広島と長崎で実地使用された。完成前にロス・アラモスから離れた科学者はジョセフ・ロートブラットただ一人。彼はこのような大量殺戮兵器の開発が進められるような事態に陥らないように振舞うべきだと、科学者の倫理を問う。それは、今この時にも問われ続けているものであり。
次回第4回は、ロケット開発-宇宙への夢と核ミサイル。放送は12/26(月)・22:25~22:50(NHK教育)。当然、フォン・ブラウンの登場です。
![]() | この人この世界 2005年12-2006年1月 (2005) 池内 了 日本放送協会 日本放送出版協会 日本放送出版協会 2005-11 by G-Tools |
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以前記事を書きましたNHKスペシャルやBBCの「アウシュビッツ」の再放送が本日深夜からあります。今年の注目作ということで、未見の方は是非。
■「東京大空襲 60年目の被災地図」 12/19(月)23:15~24:07
■「沖縄 よみがえる戦場 ~読谷村民2500人が語る地上戦~」 12/20(火)23:15~24:08
■「アウシュビッツ」(全5回) 12/19(月)~22(木)24:35~25:20、12/23(金)24:10~24:55
あと個人的備忘録。
■知るを楽しむ この人この世界:禁断の科学/池内 了 月・22:25~22:50(NHK教育)
■列島縦断 鉄道乗りつくしの旅~ JR20000km 全線走破~ 12/19(月)~21(水)20:00~21:50 BS-Hiで秋編総集編3部作。総合での総集編はないのかなぁ(;_;)
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11/5放送のNHKスペシャル「立花隆 最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える」。思い通りに動く機械の腕、目、人工内耳……ときてロボマウス(どんなものかは実際の番組でどうぞ)や海馬チップに至るまでの様々な技術が出てきます。断片的にJNNとかで見たなぁというものはあっても、こうして順を追って並べてさらにその先に進まれると、脳って凄いなぁ、と感嘆するのと同時に、人間って恐いなぁとどんどん背筋が寒くなるというシロモノです。立花隆氏による関連サイトまで出来てて、BSやBS-Hiでのブローアップ版も作られるということで、未見の方は再放送で是非。再放送は11/7(月)深夜24:15~25:29。そういやOPの段階で「音楽:池辺晋一郎」と入るのも単発のNスペでは珍しい?
以前のNスペ「疾走 ロボットカー」での無人ロボットカーレース(今年はついに1台完走したらしい)も興味深くも空恐ろしいものだったのだけれど、今回のはその斜め上を行くというのか。米国防省・国防高等研究事業局(DARPA)謹製のリアル強化人間("Enhanced Human" ……マジでこう書類に書いてあった)がお目見えするのもそう遠くない将来って感じで。「人間を機械にしようとする連中の言うことなんて当てになるもんか!」って冗談にもなりゃしない。
ここ5年くらいで急速に発展した「神経工学」の分野で培われる技術をどう使うか、それは社会が決めること。というのが最後に出てくる倫理・法学系だったかの先生のお話でしたけど、そういうものを健全な方向にのみ使おうといえる程、今の人類の社会というものが成熟しているかというとかなり怪しい訳で。核が「使えない最終兵器」になってしまったからといって、脳に電極埋め込んで、命令には絶対服従して、快楽中枢だけをうまく刺激して恐怖なんて感じなくて、なんかあったって記憶すり替えて、手足がもげたって機械で付け替えれば再投入できるという、世界を滅ぼせる兵士を量産してまで、彼の国は何が欲しいんでしょうかね。その前にもっと考えられること、考えなくてはならないことが山ほどあるでしょうに。とりあえず温暖化がこれ以上進んだら本気で地球に人間住めなくなるんだから、同じ人間としての誇りがあるのなら、つまらん人殺しなんてやめて京都議定書をどうにかしてよ。
……というのは一方向への脱線にすぎなくて、紹介された技術は確かに感嘆に値するものばかりです。でもそれこそ、「悲しみの中枢」から吹き荒れる嵐を止めたら鬱でなくなるというのだったら、鬱というのはただの電気信号の乱れでしかないの? 心ってそんなものだったの? という立花氏の疑問も尤もな訳なんだけど、そっちへ行くとまた時間掛かるよなぁ。とま、やっぱこれ通常のNスペより長い時間を取ったものではあってもまだちょっと語り足りないんだろうなぁ。せめて前後編とか、いっそシリーズものでじっくりやるべきだったんじゃ。あ、それがBSのブローアップ版なのか。総合でもやってくれないかなぁ。
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NHKニュース10にて今シーズンの冬将軍初日。気象情報最後の一言では9/28が初日で確か準備運動してましたが、本日は天気図に登場。がっ! 何か丸い黒目勝ちなお目目で、あの威厳がなくなってて何かパチもんみたいで凄いショック。冬将軍見たさにニュース10見てる視聴者(受信料払い済み)だっているんだから元の冬将軍様に戻してよー(i_i)
因みに前シーズン最後は、天気図では5/9、気象情報最後の一言「冬将軍いまだ去らず」は5/12というメモがありました。冬将軍って結構長いこと出てるんですね。
M's Blog:冬将軍様へを拝見して、何が違ったのか分かった。目蓋がなくって完全に見開いた丸い目だったんだ。眉毛と髭は動いてたと思うんだけど。
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NHKというかBBCの「アウシュビッツ」は全話視聴。CGや再現ドラマの映像はよく出来ていたのだけど、だからこそ内容に眩暈がするというか吐き気がしそうというか……色々な意味で想像を越えていました。でも多分、自分の想像などでは全然届かないんだろうな。
人はあそこまで狂ってしまえるのか、と自分では思うし、インタビュアーも良心を問うようなことを言うのだけれど、当時の状況を語る人は、インタビュアーの誘導になんて乗りはしない。あれは当然のことだったと。後悔はしていないと。アウシュビッツの責任者が戦後逮捕された際、彼が悔いたのは大量殺戮ではなく、家族のために時間を割けなかったこと。収容所に送られ、選別され引き裂かれ殺された家族に対する情などはそこにない。彼らは情を掛けるべき相手ではなかったから。そこまで思わせる時代の狂気が恐ろしい。
収容所に送られたのは、ソ連軍捕虜、ポーランドの政治犯、ロマの人々、そしてユダヤ人。障害者の殺害に使われていた一酸化炭素による窒息死用のトラックを転用して、収容者の殺害が始まり、やがてチクロンBの青酸ガスが使われるようになる。アウシュビッツ=ビルケナウ収容所では、ピーク時には1日1万人が殺されたといい、収容所に送られた130万人のうち110万人が殺された。選別により働けないとされたユダヤ人の女性・子供・老人たちはガス室に送られて殺された後、死体は同じユダヤ人によって焼却炉で焼かれていった。アウシュビッツ以外にも各地に絶滅収容所が作られ、ホロコーストによるユダヤ人の犠牲者は約600万人にのぼるという。
大量殺戮の対象の多くはユダヤ人であったけれど、彼らが何故迫害されるのかという事情は実にくだらない。連合国が収容所の解放に積極的でなかったのも、どこかに(自分達は手を汚そうとは思わないけれど)ユダヤ人に対する差別意識があったからだと思えるし。そして故郷に戻ってみると、自分の家には見知らぬ他人が住んでいて、財産も故郷も取り戻せない。そして今、彼らが約束の地として国家を建設したはずの土地で、再び住まいを追われた人がいる。ガザからのイスラエル軍撤退はそういう約束であったのだから、一方では当然のことではあるが、一方でどこかやりきれない気持ちもする。戦後60年は長いようでいて、実はまるで短いという感じがする。
■アウシュビッツ(BBC 2005)
1:大量虐殺への道
2:死の工場
3:収容所の番人たち
4:加速する殺戮/最終回:解放と復讐
【追記】
■ホロコースト - Wikipedia
ホロコーストに関する定説と否定論(修正主義)の両論併記。ただし「「ホロコースト」の疑問点」で最初に挙げられている「焼却処分したはずの数百万人分もの人間の灰が発見されていない」に関しては、その灰がポーランド政府の調査によりトレブリンカ絶滅収容所から出てきたという話もある。でもそれが殺人の証拠にはならない、というオチがついているのだけど、20フィート=6mもの灰の層というのはどう見ても異常。
→Sasayama’s Weblog ≫ Blog Archive ≫ 「事実なのだろう。」発言と、「ホロコースト修正主義」
■反ユダヤ主義 - Wikipedia
実は今回のBBCの番組では、この「そもそも何故ユダヤ人が迫害されたのか」についての説明が抜け落ちている。尤も、それは欧米社会では説明の必要もないことなのかも。
■壊れる前に…: アウシュビッツ
こちらの記事では、BBCでは本来6回分のものだったことが紹介されています。日本語化してくれたのはありがたいけれど、なら完全版で流して欲しいですよNHK。でないと、製作者の伝えたいことが歪んでしまう可能性もあるのに。上記の迫害の事情とかも省略されていたのかも知れない。
■JANJAN:文化・BBC放送を見て、NHK報道番組を考える
食べ物を投げていたシーンはソ連軍捕虜相手だったような気がしますが。
しかし冒頭にあるその映像、今何処に眠っているんだろう。
■[教えて!goo] NHK「アウシュビッツ」で流れていたクラシック曲は?
ヘンデルのサラバンド、だそうです。凄く耳に残る音楽だったので既存のクラシックだろうとは思いましたが。第5回のラスト付近ではモーツァルトのレクイエムというのがまんまな選曲でした。
■BS世界のドキュメンタリー 「ドイツ・“アウシュビッツ裁判”」 ~自ら裁いた大量虐殺~
BS-1で8/31(水)10:10~11:00に再放送。HR/ドイツ/2005年制作。NHKだと、過去のETV特集で「アウシュビッツ証言者はなぜ自殺したか」という番組があったらしく、こちらも見てみたくなりました。
あとビルケナウといえばVガンを思い出すのがガンオタですが、ビルケナウ→アウシュビッツ→クラコフ(クラクフ)近郊ってことで、「THOUSAND NESTS」(交響組曲 機動戦士Vガンダム)ってクラコフ放送交響楽団による演奏だったんですよね。千住明もアウシュビッツに行ったとのコメントがライナーに掲載されていました。ポーランド録音ならワルシャワ交響楽団がメジャーなのに何でクラコフ? と思ったらそういう土地だったからなのか、と納得したものでした。前ローマ法王のヨハネ・パウロ2世の出身地でもあります。
後はコメント欄にて。
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7/2のNHKスペシャル「終戦60年企画 僕らは玉砕しなかった ~少年少女たちのサイパン戦~」、再放送は7/4(月)24:15~25:07。なお翌日7/5(火)の同じ時間は、先の「沖縄 よみがえる戦場 ~読谷村民2500人が語る地上戦~」の再放送。終戦60年企画続きですが、どちらも未見の方は是非。
その沖縄も壮絶なものだったが、沖縄に9ヶ月先んじて、昭和19年6月15日の米軍上陸により民間人を巻き込んだ地上戦が繰り広げられたサイパンもまた凄惨の一言。今は日本の沖縄に比べると、サイパンについてはあまり見聞きすることがなく、61年目の今年は天皇皇后両陛下の慰霊の旅もあり、こうした特集も組まれたのはありがたいもの。サイパン一般にはリゾート地として知られているのだろうが、やはりバンザイ突撃とかバンザイ・クリフといった玉砕の地としての印象が自分には強い。改めて映像で見るその断崖絶壁は、そこに居るわけでもないのに足がすくむ感覚を覚える。そして、崖から身を投げる女性の映像に息を呑む。サイパンは米軍占領後、日本本土爆撃のB-29の基地となり、隣のテニアン島からは原爆を搭載したエノラ・ゲイとボックス・カーが発進している。悲劇の連鎖の端緒となった島で何があったのか。
第一次世界大戦でドイツ領だったサイパンは1914年日本に占領され委任統治領となる。気候を生かしたサトウキビ栽培がはじまり、サトウキビの生産地であった沖縄をはじめ日本全国から砂糖の島への移民が相次ぐ。7つの国民学校、男子のための実業学校、そして高等女学校が作られるなど、サイパンで生まれ育つ子供達が増えていった。そして太平洋戦争がはじまり、サイパンは米軍と日本軍との決戦の地となる。
「生きて虜囚の辱めを受けず」との教えは軍人だけでなく子供達に至るまで日本人全てに叩き込まれた言葉だ。そして、これが「米軍に捕まれば女は強姦されそして皆殺される」といったデマとなり、恐怖を伴って浸透していく。上陸した米軍に追われた人々は死を選ぶ。自決のための手榴弾が配られ、隣近所で爆音が響き、人体の一部が飛び散ってくる。その中、手榴弾が不発だったために生き長らえた人も居る。生き延びてくれたからこそ語ってくれるその言葉の重さ。
手榴弾で6人が亡くなったが母と足に怪我をした娘だけが生き延びた。母は着物の帯で互いの首をしめて死のうとするが娘は抵抗をする。怪我のため動けないまま、目の前の遺体は朽ちていく。蛆がわき、ドラム缶のように膨らんだ体はやがてとけていく。いつしか母も息を引き取り、娘は手榴弾自決から2ヵ月後米軍に発見された。生と死とは紙一重だと彼女は語る。
日本軍を案内していた少年は、父と別れる折にウチナーグチで語られた言葉を思い出し、軍人から離れて逃走する。お前は長男だ、兵隊でも軍属でもない。帰って来いと。「(当時の人間にすれば)恥ずかしい」と何度も語るが、あれから61年経ってもそう口にしなくてはならないということ自体があの時代の狂気を伝えている。
7/7のバンザイ突撃に参加した少年は、後方に居たために機銃掃射を逃れ生き延びた。あの時の気持ちは想像もつかない、生き延びたいという一心だったろうと。サイパンでは米兵も多くが死に、今も戦友の遺骨収集を続ける元海兵隊員が居る。民間人は殺したくないと思いながら、反撃を恐れて、降伏を呼びかけても人が出てこない洞窟には手榴弾を投げたという。だが、5人家族の先陣を切り、「Give me water!」と口にして米軍の捕虜となり生き延びた少年も居た。そして、4ヵ月もの間、壕に隠れていた一家は、壕の入口を銃撃されながらも、せめて外の空気を吸って死にたいと外に出る。「天皇陛下万歳」と叫んで静かに目を閉じて手を合わせる。しかし彼らは殺されなかった。米軍から渡された水をがぶ飲みしたという。
生き延びたサイパンの民間人は1万人以上、その半数は20歳未満の少年少女たち。名簿に「Japan」「Okinawa」と分けて書かれているのは、沖縄占領後の資料だからだろうか。しかし日本では民間人も玉砕したと報道され、それが勇ましいことだと美化された。サイパンで捕虜となっていた少女は戦後沖縄に戻り、兄の死を知る。サイパンで家族は皆玉砕した、その仇を討つといって沖縄戦で死んだのだと。自分はこうして生きているというのに。彼女は日本という国に対する怒りをあらわにする。何故真実を報道してくれなかったのかと。
そして61年前の映像に残る、崖から身を投げた女性。あれは自分の母ではないかという当時の少年が居た。女性が身を投げる前に何かが投げられているのだが、それは前の晩に母が窒息死させた妹だと。ただ撮影したカメラマンの証言と、自分と妹以外の兄弟は全て手榴弾自決で死んでいたという男性の話には食い違いがあり、その女性が本当に彼の母なのかは分からない。でも彼は、あの女性が母だと信じている。家族を全てサイパンで失った彼にとって、あの映像は自分達がサイパンで生きた証なのだ。
サイパンの民間人に死を選ばせた「米軍に捕まれば~」というデマの出元というのが、満州などからサイパンへ派遣された日本兵なのだという。「あちらで同じことがあったというでしょ、だから米軍も同じだと」――つまり何か、自分達日本軍の不始末というか恥ずべき行為を、ジュネーブ条約を遵守していた米軍になすりつけたとでも? 呆れてものも言えない。日中戦争で日本人側がそうした被害をまるで受けなかったということもないだろうし、それこそ今も日本で問題を起こしている米軍が全て紳士だと言うつもりもない。それにしてもサイパンや沖縄であれほど民間人に死を選ばせた狂気の元がこんな馬鹿馬鹿しい話だったとは。とはいえ、日本兵が全てそういう輩だったと言う気もない。誠心誠意、愛すべきひとびとのために国を守ろうとした人が多かったのだと思う。そもそもあんな馬鹿げた戦争に突入するしかなかった当時の日本が悪いんじゃないか。
バンザイ・クリフを洗う波は今は深い青が美しい。しかしあの日、その波打ち際は無数の死体で埋まっていたという。その上に飛び込んだからこそ生き延びた女性も居る。口にするもおぞましいその光景を今語ってくれた人々に感謝したい。
■天皇、皇后両陛下:バンザイクリフなどで黙礼、平和へ祈り(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
■両陛下、悲劇の地で供花と黙礼 サイパン慰霊(asahi.com)
■サイパン慰霊最後の全国大会(asahi.com : マイタウン沖縄)
■記憶 戦後60年 新聞記者が受け継ぐ戦争(東京新聞)
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60回目の慰霊の日。昨年のような事件があったという訳でもない……と書いていたのに、自衛隊が派遣されているサマワで一件起きたらしいが、それでも彼の地にはまたこの日がやってきた。節目の年とあり、19日に硫黄島戦没者追悼式が行われたばかりだが、やはり祈りの夏はこの日から始まるように思える。
60年といえば、終戦の年に生まれた人が還暦を迎える年だ。あの戦争を覚えている人は少なくなり、戦争を知らない世代が増えていく。先日読んだ新聞記事では、広島でさえ、原爆を投下された日を正しく答えられない子供が増えているのだという。日本本土を守るための捨石とされた沖縄で、組織戦が終わったとされるこの日は、それ以上に知られていないのではないだろうか。そして、この日以後も、8/15の終戦の日を過ぎても沖縄では9/7まで地上戦が続き、60年経った今もなお米軍基地が存在し続けることで、ある意味戦争が終わらないままでいるということも。記憶にまだ新しい米軍ヘリ墜落現場を、小泉首相は訪れたのだろうか。
本日付の朝日新聞朝刊での沖縄の特集記事では、戦争を語り継ぐ人が居る一方で、口にできないままの人が居ることが書かれている。口にするには余りにも過酷な体験をされたのだろう。であればこそ、語ってくれる人々から目をそらす訳にはいかないのだ。そういう人々の話を退屈だ、と書ける人の気持ちが正直理解できないのだけれど、語れる言葉を持つ人は語ることを止めないで欲しい。
また、沖縄で傷ついたのは攻め込んだ米軍の兵士も同様だとの指摘もある。確かに戦争というのはどちらが悪いと決められるものではない。とはいえ、先頃の戦勝国だけが云々とかいう政治家の発言はさすがにどうなのよとも思うのだけれど。靖国問題に関しては、6/22付けでの堺屋太一氏とか、6/23付けでの城山三郎氏の意見が自分には分かりやすかったのだけれど、小泉首相には公人としての行動の意味というものをもっと考えて欲しいと思う。
録画しておいた、6/18のNHKスペシャル「沖縄 よみがえる戦場 ~読谷村民2500人が語る地上戦~」を見る。14年掛けられてまとめられた読谷村村史の記録。米軍上陸の翌日に集団自決が行われたチビチリガマで、本島北部やんばるの密林での逃避行で、そして米軍捕虜となっていた住民を日本兵が襲撃した浜辺で何が起こったのか。重い口を開いてくれた人々の証言が綴られる。
米軍に殺されるくらいなら母さんの手で殺してという娘、次々に死んでいく人々を羨ましいと思う若き母。戦時下の教育による狂気が島を支配していた。しかしその母は外で死のうと煙の充満するガマを出て、生き長らえることになる。だが、はぐれた息子は死に、その後その存在すら隠して生きてきた。当時の彼女の年齢の母となった孫が話を聞いて「おばあ、生きてて良かったよね」と言うのに笑顔を見せる。60年経って豊かになった世界を見せてあげたいとも。そうまで言える人の強さ。
スパイ疑惑を掛けられ、調査もなく突然「友軍」に襲われた住民。惨殺された父と、それを見て精神を病み死んだ母の代わりに妹を育てた兄。妹が成人して初めてその時のことを話し、ほどなく自身も精神を病み、40年を過ぎた今も入院生活を送る。同じ現場に居た女性が彼女のことを覚えていた。60年経っての再会に、二人は沖縄の言葉で話し出す。胸のうちにあった言葉を出せた彼女は、あの浜辺を訪れ、父に呼びかける。そこには、4歳の少女が居た。
生き延びた人々にとって、戦争は過去のものであり、今に続く傷なのだ。ほんの、昨日か一昨日のことだと。60年という月日は長いようでいても、傷を癒せるものでもないのだ。なのに、あの南の島の美しい空と海に囲まれて、笑う人々が居る。6/22に見ていた、課外授業 ようこそ先輩「世界に広がれ!笑顔の力」での、戦争の最中の人々ほど戦争を厭い、そしてそれでも笑顔で生きていこうとするのだという話を思い出す。
朝日新聞朝刊連載の「伝言 沖縄から」6/19付け、集団死(集団「自決」は軍人の行為としてこの記事ではこう書かれた)で家族を手に掛けた人の話の最後にはこうある。
渡嘉敷村が93年に建てた記念碑に「祖国の勝利を信じ、笑って死のうと悲壮な決意をした」とあった。「事実と全く違う。誰が笑って死ぬものですか」
笑うのは生きるためだ。生きようとする力のためだ。自然に笑える日々は平和であってこそのものだ。その幸せを思えば、今は亡き人々のために祈らないではいられない。
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6/5のNHKスペシャル「終戦60年企画 一瞬の戦後史 ~スチール写真が記録した世界の60年~」。面白かった! と言ってしまうのは内容に関して不謹慎かも知れないけれど面白かった。「映像の世紀」スチール写真版60年→60分一本勝負って感じ。ピアノ主体の音楽が、お約束なんだろうけどまた良かったし。再放送は6/7(火)24:15~25:14の予定。
内容は先に書いた通りなんで後は見ていただくしかないんだが、ただこの番組で取り上げられたものは60年の戦後史――しかもそれは日本視点での「戦後」でしかない――のごく一部にしか過ぎない。第二次世界大戦という悲惨な戦争を経験してもなお、切れ目なく続く戦火。このまま人類は戦争に滅ぼされるまで戦争を続けてしまうのか。取り上げた事象に悉くアメリカが絡んでいるのは恣意的な編集かも知れないけれど、それだけの影響は無視できるものではないし。やはりこの手合いのNスペはシリーズ化して色々やって欲しいなと思う次第。
JAG/ネイビーファイルを見ていると、アメリカ人だって傷ついているんだというのは分かるんだけどさ。ベトナム反戦デモで、銃剣を持った兵士の集団の前に立ち、一輪の花を捧げた少女の人生とか見ると、尚のことあの国は何やってんだかという気にもなる。
番組初盤でも映される、キャパが写した60年前ドイツで焼け出されて呆然とする家族の写真で終わるのだけれど、ここから何の進歩もないとは思いたくもなく。しかし、ボスニアで我が家を追われた家族が見つけた、隣人のセルビア人のナイフでズタズタに傷をつけられた家族の記念写真の惨さには言葉も出ない。イスラム革命以降の、宗教が飲み込んでいく人々の渦。写真に写る、熱気の湯気が凄い。
日本はこの60年、戦争も知らずに安穏と暮らしてこられたのだけれど、その幸運をどれほど意識しているのだろう。何故この60年が有り得たのか、真剣に考えなくてはならないと思う。という訳で次は「一瞬の戦後史」日本編を熱烈希望。戦後の日本で宗教がどうにもタブーになってしまった一方で新興宗教が流行っているというのは、何か今回取り上げられていた、社会主義国で宗教が弾圧されても人々が信仰を捨てずに、結局社会主義の崩壊を招いて、一部では民族浄化にまで繋がるというあの動きを連想させてならんのですよ。宗教とは何ぞや、という視点では学校で宗教についてちゃんと教えるべきだとも思う。
昨日は「復興 ~ヒロシマ・原子野から立ち上がった人々~」の再放送やってたし、今夜はNHKアーカイブスは平和アーカイブスの日だしで、重いのが続いてます(「夏服の少女たち」は珍しくアニメだけど)。ちょっと分散して欲しいかも。
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■金曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負」
チャンバラが面白くて当たりでした(^-^) カメラワークというか、画面作りも凝っていてぐーです。初回で犬使いの伊賀者が出てきて、倒れた忍びから通信文受け取って走る犬に「頑張れクロ、走れ!」とかって勝手に名前付けて応援してしまいましたが←ジライヤの見過ぎ。主演は村上弘明で高野八誠がお付きの忍者やってたりして何気にダブルライダー。第二回での永倉さんこと山口智充もなかなか良かったし、ゲストのみなさんもそれぞれに味があり。千葉真一の宮本武蔵は台詞回しも含めてゾクゾクしたし、最終話のチャンバラもたっぷり時間かけててほんと良かった。佐々木蔵之介の由比富士太郎も好みだし、パート2やって欲しいなぁ。
■よるドラ「アカペラ戦隊ブギウギ5」(違)
こちらも結構面白かったです。これも柳生十兵衛と同時に終わってしまいましたが。主婦5人が5色のバイクに乗ってうわっまじで戦隊だよっとか思ってしまいましたが、旦那5人も中々に。ピンク旦那の京本政樹が必殺風な手技を見せたりとか、無愛想に見えて実は奥さんとらぶらぶで結構アツイとか(源さんこと小林隆のグリーン旦那を「アニキ」呼ばわりした時には何が起こったのかと)、この人が一番面白かったかも。レッド旦那の転職先の社名が「クワトロ」だというのにも吹きましたが(^^;
■NHKスペシャル「終戦60年企画 ドキュメンタリードラマ 望郷」(再放送:5/28(土)3:05~4:35)
関口知宏主演というのもあり見てみましたけれど、仲代達矢さんが語りでおやっと思ったら、脚本・演出の岡崎栄氏はやはり「大地の子」の方でした。ドキュメンタリー半分ドラマ半分ってことで、全体的にはちょっと物足りない印象。でもそれは、なまじ良いだけに、もっと見たいと思わせるものだったということで、決して悪くはないです。寧ろこの時間ではこれが一杯一杯なのかなと。逃した方は再放送を是非どうぞ。日独露の三ヶ国語の台詞をこなした関口知宏の、やってることはえらい大変なんだけどそれを見せないというか、凄く自然体な演技が良かったです。クリスティ・ポパ氏のアナトリエとの二人の会話が良い味でした。戦争は決してあってはならないこと。でもこの捕虜収容所での出会いについては、戦争に負けて良かったと。「バラーダ」の調べがまた美しく。
ただNスペの番組案内(既に消えてます)で
渡辺はそれから2年、指輪を自分の歯に糸で繋ぎ、口の中に隠し持つが、やがてソ連兵に没収されてしまう。そして1947年、日本に帰還。以来、失くした指輪のことを渡辺は片時も忘れなかった。
とあったのはあれっ? て感じも。まぁ、ドラマだし。でもほんとあの雨の中に手紙を落としさえしなければもっと早く再会できたかもしれないのにーとかいいつつ、彼の国を思えばそれがなくとも色々難しかったのだろうとも。しかし宛名の「大日本」に泣ける。あの紙をずっと持っていてくれたんだと。だからこそ再会が叶ったのだけれど。
それにしても日独伊三国同盟に当初ルーマニアが参加していたのを知らなかったのが恥ずかしい。高校で世界史やらなかったからなというのは言い訳にならんだろ。彼らの受けた苦しみもまた、知らなかったと言えるものではなく。
あ、関口つながりで「鉄道乗りつくしの旅」ダイジェスト@総合は今夜(5/14 25:10~25:35)。
■その時 歴史が動いた第218回「にっぽん郵便創業物語~前島密の挑戦~」
1円切手の前島密。まぁ彼の情熱はヨシとしても、これはNスペ「明治」シリーズ便乗というより、郵政民営化の話題への便乗なんだろうなぁ。でもこの内容だと、政府による郵便事業と、お国のためなら手弁当で郵便取扱所に協力した元名主達(特定郵便局の局長さんだわね)と、商売奪われたのに一転事業に協力するようになった飛脚業者の皆さんをヨイショする内容なんで、何か民営化反対の立場に見えてくるんですが。それでいいのか公共放送。よりによってこんな時期に。つーても「宅配便」の方はプロジェクトXで随分前にやっちゃったしな。
今後の放送予定では、5/25の第220回「戦場の負傷者に救いの手を~佐野常民・日本初の国際人道支援~(仮)」が面白そうです。
例によって下書き寝かせてたら古い話ばかりになってしまいました(_o_)
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4/3放送のNHKアーカイブスの平和アーカイブス企画はNHKスペシャル「原爆投下・10秒の衝撃」(1998/8/6放送)。原爆が広島を壊滅させるのに要した時間はわずか10秒。それを、原爆炸裂までの100万分の1秒・3秒・10秒の3段階に区切って、その時何が起こったのかを解明する企画。
内外の科学者が広島に集まり、爆心地である旧・猿楽町の住人たちの協力もあって「その時」が再現されていく。まだ炸裂さえしていない100万分の1秒間に中性子線が放出され、爆心直下ではこの時点で既に致死量の被爆となる。その後3秒までの間に火球が生まれ、後に原爆ドームと呼ばれることになる広島県産業奨励館の銅屋根を溶かしてしまうほどの熱線と、その周囲に居た人々に後遺症を残すに充分な放射線とを撒き散らした。そしてその後10秒までの間に、急激に高温の火球が膨張したためにその周囲の空気が押し出され衝撃波となって地上を走った。爆心から4kmほどの位置に居た人は、爆風が来るまでに時間があったと証言している。
「ピカドン」という言葉が当時を振り返る証言にある。突然現れた火球の光と、その後の衝撃波を表す言葉。しかしその瞬間は映像記録にはない。原爆投下から3分ほどした後、広島上空に立ち上るキノコ雲の映像があるだけだ。その後米軍が地上で核実験をした際の実験映像を参考にCGが作られ、実験室の中で再現される「その時」。科学者がこのような研究をするのは、「その時」何が起こったのかを明らかにし、そしてそれを繰り返さないためなのだろう。
ただ、今回の企画に海外から参加し、最後に改めて広島平和記念資料館を訪れた科学者の一人は、「ヒロシマの惨状は我々の未来を示すものなのか」というような言葉を残していた。録画を確認できないので正確ではないと思うが、このような未来を望まないからこそヒロシマから学ぶのではないのだろうか。尤も彼は確か核保有国の科学者だったと思うが、だからこそ、自分の研究を大切にして欲しい。過ちを繰り返さないために。
このNHKの放送の数日前、JNNニュースバード(TBS系CS)でアメリカの「核実験博物館」について報じられていた。様々な展示がある中で、先の「原爆投下・10秒の衝撃」で語られた「その時」を疑似体験できるアトラクション《グラウンド・ゼロ》が売り物となっている。遊園地にあるアレと同じだ、椅子が揺れて音と映像でドーンってやつ。インタビューに応えていた来館者の少女は「まるでその場に居るみたい」だと興奮気味に話していたが、「その場」に居たらあんた死んでるんだぞ分かってるのか。分かっていないんだろうな。一番重要な「痛み」が体験者の心に再現出来ていないのでは意味ないじゃん。ダメだこりゃ。
などという内容が引っ掛かっていただけに、余計この番組は見なくてはならないと思った一本で、見た甲斐もあり。今後も平和アーカイブスには注目していきたい。ただ「平和」を問うNHKスペシャルといえば、東京大空襲にパレスチナ問題など様々な番組があるものなので、被爆関連に限定しなくても良いとも思うのだけれど。ヒロシマの祈りが「過ちは繰り返しませぬから」であるのだから、被害者の視点にばかり偏るのではなく、何故人はその過ちを犯したのかを検証するものであって欲しいと。
……と例によって下書きで寝かせていたら、もう5月分の放送日。1本目の「そして男たちはナガサキを見た」は見た覚えがあるけれど、さすがに2本目の「ドキュメンタリー 似島の怒り」は見ていないので録画予約しないと。核不拡散条約(NPT)再検討会議が国内でも現地でも今ひとつ注目されないでいるのが残念。他にも大きなニュースがあるから仕方ないのだけれど。
■NHK平和アーカイブス
■asahi.com: 広島・長崎の思い届かず、大半空席 NPT再検討会議 - 社会
なお、核実験博物館については以下の記事も。
上の記事でも紹介されているが、核実験博物館の《グラウンド・ゼロ》については以下2本の記事が対照的。Wired Newsでの「風下の住人」の話も興味深い。これらの記事にある展示内容を見た上で、先のインタビューにあのように少女が応えていたのだとすれば、仏を作って魂入れずということなのか。相反する思惑があるのは分かるが、「その場」で多くの人が死に、そして今も苦しんでいる人が居るという歴史的事実は変わらないのだから、それをしっかりと伝えるべきではないのか。
■週刊ラスベガスニュース : 学術的な資料館として評価したい "原爆博物館"
■Wired News - 新設『核実験博物館』をめぐる、さまざまな思い
![]() | 原爆投下・10秒の衝撃 NHK広島「核平和」プロジェクト 日本放送出版協会 1999-07 by G-Tools |
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3/6放送のNHKスペシャルは「東京大空襲 60年目の被災地図」。住所と死亡した場所を結んだ地図が作成された。移動の矢印が集まる場所は、そこで多くの人が亡くなったことを示す。何故人々はそこを目指したのか、そしてそこで人々はどう死んでいったのか。生き延びた人々の証言と絵から、その夜を再現する。残念ながらこの被災地図の公開は4/10にて終了。
丁度1年前にNHKアーカイブスで見た「東京大空襲」(1978年)とつい比較してしまって点が少々辛くはなった。製作時期の違いがあるので仕方ないとは思うが、その時とはまた違った悲劇の生々しさが今も失われずにいることが示されていて、これはこれで良かったと思う。
アメリカの焼夷弾の実験の記録映像(実際に木造家屋を建てて延焼実験をしたもの)は、勝つためにはここまでやって当然だよなと思うし、実際の空襲の報告書やB29のパイロットの証言からは、あまりに大規模な空襲が「計画」を超えて被害を拡大させたことが分かる。件の司令官に関するコメントには絶句したが、戦争とはそんなものだと思うしかないのか。
鉄筋校舎の学校を避難時の家族の集合場所にしていたものの、炎はガラス窓を破って入り込み、校舎は炎上する。プールに逃れた人々の頭上をなめていく炎の舌。人々の足元にはプールの底に沈む人々。兄はプールに飛び込み焼死を免れたものの、妹はそのプールの底で死んでいるのが見つかった。「後悔していますか」ってそんなこと訊くなよ取材クルー。後悔なんて言葉で言い尽くせるものではないことくらい想像できるだろうに。
燃え盛る下町から逃れようにも川が行く手を阻む。橋の上に密集した人々の上を火炎が走り抜ける。炎がなくともこの群集では橋の際まで押されてしまう人もいただろうに、火達磨になりながら橋から落ちる人が居る。その下の川もまた、地獄だった。
生まれたばかりの娘を背負い、冷たい川の中、ようやく大八車に辿り着き眠り込む。夫は大八車に乗る余裕がなく、川の中じっと立ち尽くすのを見たのが最後になった。そして守ったはずの娘は息を引き取り、娘のおかげで背中が濡れなかったために生き延びた母は、戦後孤児の世話をし続ける。
空襲の対象域の外縁部の病院から患者を連れて、亀戸駅を目指して逃げた看護婦。火の手と人波に行く手を阻まれ、どうせなら病院で死のうと戻ると、既に病院は焼け落ちていた。しかし重篤患者と行動を共にした看護婦らは帰ってこなかった。
彼女が目指した亀戸駅付近に出来た焼死体の山。防火帯に設けられたいくつもの防空壕の蓋を燃やしていく炎。一夜明けて、川面に浮かぶ無数の死体。その中にはしっかりと紐で結ばれた母子。録画した訳でもないのに、それらの絵が脳裏に焼きついて離れない。
戦後60年目とあって、東京大空襲を題材としたアニメ映画も相次いで製作されたというニュースも3/10前後にあり。そのうちの一つ「ガラスのうさぎ」は小学生の頃に読んだが、ふと読み直したくなった。母と妹を空襲で失った後、父が機銃掃射で殺されて一人になってしまった主人公が引き取られた先で苦労するというあたりの話が印象的で。生き延びる辛さ、というものを初めて意識した作品。
NHKに話を戻して月曜ドラマシリーズ最終作の「ハチロー 母の詩 父の詩」の最終回でも東京大空襲が描かれたが、焼夷弾の落ち方が、先の記録映像を思い起こさせて妙にリアルだった。「家族のために深川に家を用意した。末の子が中学受験で……」とか言われたらそれはもう駄目じゃないか。
余談ながらこの「ハチロー」、原作の「血脈」はまだまだ先があるというあたりで終わっていることもあって、ちょっと尻切れっぽいラストで何で突然「リンゴの唄」なんだよという感じではあったけど、中々面白かった。再放送あったら見たいなと。掲示板を見ると「新選組!」が好きな人ならOK、みたいな意見があって、何か分かる気がする。破天荒というかハチャメチャというか、とにかくもう滅茶苦茶としか言いようがない。なのに、ずどんと重い。それが面白いんだけど。原作も読みたいもののあんな長いのいつになったら読めるのか。それにしても劇中の歌はサトウハチローの歌だと知らずにいたものばかり。
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いわゆる備忘録ってことで。
●ライブドアとニッポン放送とフジテレビとソフトバンク
別にライブドアの肩を持つわけではないが、それでもこうも叩かれ続けるのは、叩く方も叩かれる方も悪いのかなと。
ソフトバンクの名前が出てきたときには、「マードックと組んでテレ朝の株買った時のことを忘れた訳ではあるまいに!」とか素で口走ってしまったり。GXを愛する者はあの時のことを決して忘れないよ……(i_i) ←それが全てではないんですが。
#何かこの件で「ガンダムXと打ち切りと」にて急にアクセス増えて驚きましたが~どもありがとうございます。って以前にもあったのですが。
●NHKいろいろ
上の話題にすっかり隠れてしまった「NHK不祥事」と「NHKvs朝日新聞」。後者に関しては泥仕合っぷりが見苦しいものの、「政治家先生にお伺いを立てる」と公言しちゃった時点でNHKの負け。
前者について、日付を控えてなかったのだけど朝日新聞でのNHK元会長・川口幹夫氏のインタビューが色々と興味深く。特に終わり際のこれ。
かつて私が会長を引き継いだ時も不払いが急増し、次々と批判の手紙が寄せられた。連日、手書きで25通ずつ返事を出し続け、不払いの波が静まるまで1年半掛かった。一度失った信頼を取り戻すのは容易ではない。
今の会長は信頼回復のために何をしているのか直接は見えてこない。とはいっても、最近のNスペは内容の濃いものが続いていて、「情報が命を救う」など、放送の原点に立ち返る番組を作ってみせるあたりにはやはり底力があるのだろうと思う。
新シルクロードも良いが、元祖シルクロードもやはり素晴らしい。「環境革命が始まった~循環型社会への挑戦」も面白かった。あれだけ不払いが多ければまず削られるのが制作費と言われてるけど(職員の給料とかも削っているらしいが)、さすがNHKと思える番組を作ることも信頼回復への一歩だと思うので、現場の人には頑張ってほしい。
あとあとあと。「列島縦断 鉄道乗りつくしの旅~JR20000km全線走破~春編」も楽しみですよ(^^) ってBSはもう始まってますが総合でのダイジェストは4/3からなので。
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別記事2本書いてますが、その他の番組について。最近書いてませんでしたけど、相変わらずNHKは見てます。
■その時 歴史が動いた 第198回 秘録・幻の明治新政府~維新を変えた激動の27日間~
何せ次の「新選組!」が鳥羽伏見の戦いなんで予習番組。つても「源さん、死す」だから全然予習になってないのかも(^^; 新選組寄りの話を見てると、薩長の強引さが鼻について見えてしまいますねぇ。でもこうして出来た明治新政府の延長上に今の日本があるのだと思うと、「勝てば官軍」に至るやり口と、今の日本で進んでいる色々なことが重なって見えてきたりとか。
「その時」公式見てると、これもスケジュール移動になってた分なんですね。あわせてたんじゃなかったのか(^^; 最近は移動が激しくて大変です。再放送は11/18(木)24:40~。あとついにテーマ曲CDが発売だとか。
■地球大進化 第6集 ヒト 果てしなき冒険者(11/14(日)21:00~)
という訳でこちらもようやくの放映。次回の最終集は12/25日(土) 21:00~22:14「そして未来へ」……ってあれ全7集だったんだ(^^; 今のDVD-RAMに入らん……。第5集の冒頭録り逃してるし(何かそれで感想書けてません)、ハイビジョン再編集版だけでなくて総合で駄目押し再放送ありませんか。大抵この手合いのシリーズ物は年末年始に集中再放送するんでそれを期待しますかね。
ちなみにデータマップ・63億人の地図は9回シリーズで次回(11/28(日)21:00~)が最終。……ってこちらもうまくお皿に入らん(i_i) これもこれで面白いです。討論の方はBSだから見られないんですが、公式サイトが充実してて良いです。
追記
「新選組!」見ましたがやはり予習になったようなならなかったような(^^; 岩倉卿違いすぎ。それより源さん……(i_i) 公式はここの所毎回追悼特集で更に泣かされます。
地球大進化はちょっと見られてないですーしくしく。第6集の再放送は今晩11/16(火)24:40~です。何故か番組公式ではなく、いつもNHKスペシャルの再放送予定に載ってます。
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NHK金曜時代劇。先週見逃して、今週も前半ちょっと見られなくて後半からでしたが、これは良いです。連続6回ということは残り4回。
四十七士の中で唯一生き延びた寺坂吉右衛門。彼は大石内蔵助から直に密命を受けていた。遺族の見舞いをすることと、討ち入りの生き証人として生き延びること。忠義に死すは易し、しかし生きることは辛く、難しい。そんな使命を受けた「最後の忠臣」の物語。何も知らない人間からは途中で逃げた卑怯者だと謗られ、公方からは追われる身。それでも彼は逃げて、生き延びる。――あかん、ツボだわこれ。
正統派の忠臣蔵はどうも釈然としないクチで、吉良側から描いた清水義範の「上野介の忠臣蔵」の方がはまるなぁとか言ってる自分には、この47人目の物語という方が見やすいし、討ち入り後の混乱を描くというあたりも興味深いです。後半見てただけで、3回以上「えぇわこれ」とか言ってたくらい。
しかもこの主人公が上川隆也だし。好きなのよー(^^) 2003年の年始のテレ東の長時間時代劇の「忠臣蔵~決断の時」(これは正統派)を見た理由の一つが、この人が浅野内匠頭やってたからだし。NHKの金曜時代劇だと「逃亡」でも主人公だったし(これもまた見たいなぁ。再放送やったけど)。大石内蔵助は北大路欣也だし、寺坂の前に逃げた瀬尾孫左衛門は香川照之だしとキャストも豪華。先週逃したのがほんとに辛い。再放送やってくれないかなぁ……って番組公式に「予定はございません」と先手打って書かれてるし(^^; まずは次回が楽しみだ(^^)
寝言:忠臣蔵関連記事
■清水義範「上野介の忠臣蔵」(文春文庫)
■「その時 歴史が動いた」忠臣蔵・お裁き始末記
■時代劇三昧@2007正月。 テレ東10時間時代劇 「忠臣蔵 瑤泉院の陰謀」
![]() | 最後の忠臣蔵 宇崎竜童 江守徹 北大路欣也 NHKエンタープライズ 2005-05-27 by G-Tools |
![]() | 最後の忠臣蔵 池宮 彰一郎 角川書店 2004-10 by G-Tools |
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11/9放送の第158回。番組公式のバックナンバーはこちらから。三井という旧財閥系に属した企業が解体された後、道路探査の小さな会社として再出発した。その会社が、日本の技術を集めた地雷探査装置を開発する物語。
きっかけは英語で書かれた論文に国連職員が目を止めたこと。小さな町工場であっても、自分たちの技術は誇りを持って発信すべきだという教訓にもなるのかと。そしてそんな論文に注目し、筆者に招待状を出した職員。国連として予算をつけることはできないけれど、会議の席でその惨状を知らしめることで、地雷探索装置の開発を依頼したこの職員のその後のコメントも聞きたかったかも。
予算もない中、初めは一人で自分の時間を使って開発を始めたものの、少しずつ周囲の理解を得て、会社が一つになっていく。自分たちの技術が人を救えるのだと。地雷という兵器に対する怒り。間近に学校がありながら、通学路にばら撒かれた地雷のおかげで子どもたちは学校に行けない。そんな場所が世界中にある。テストのために赴いたカンボジアで改めて目の当たりにした現状に、力が入る。
しかし、小さな会社には限界があった。ここから彼は技術者としてだけでなく、プロデューサーとしての手腕を発揮し、大企業を巻き込んで企業体としてのプロジェクトが成立する。当初、会社のイメージに傷が付くという話も出た中で、社会貢献部というどちらかといえば窓際っぽい部署の担当者が社長に直訴して参加を決めたIBM。この担当者には、障害を負った息子が居た。営業マンとして腕を振るった後、会社勤めの末年に選んだ社会貢献部。息子のことを重ねたかもしれない。そういう言葉を口にしながらも、参加できて良かったという顔はとても良い。
この地雷探査装置にはまだまだ改良すべき点はある。でもこうした国際貢献こそが日本に求められているものではないのだろうか。番組の範囲では企業体としてのプロジェクトで話が終わっているのだけれど、国連からは予算が出ないし、日本は何か助成をしているのだろうか? 本当に現地のためになっているのかどうか分からないODAよりも、もっとできることがあるのではないのだろうか。国外だけの話ではなく、本当に必要とされる支援というものはどうあるべきなのか。そのことを考えさせられた。
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「列島縦断 鉄道12000km 最長片道切符の旅」を74分にまとめたダイジェスト版。本来NHK総合で9/20(月)10:05~11:19に放映予定だったのですが、プロ野球ストのため突然9/18に放映されてしまいました。9/20は再放送扱いになるようですので、見逃した方はそちらをどうぞ。この放送までにウィークリーダイジェストの感想の最終回分とか、後半部分のダイジェストとか感想書きたかったんですが間に合わず(;_;) またそのうち書きたいです。
まぁもう何度も何度も見返してるんですが、何度見てもえぇもんはえぇのです、という訳で本日も録画しながら見てたんですが、放送の旅に……じゃなかった、放送の度にナレーターが変わったり新規映像があったりで、飽きさせない工夫はされてますね。個人的には前後半二部作版の高田裕司さんが好きだったんですが。というのはともかく、稚内のスタート時点からのんびりムード(しかも新規映像ありだ)、あれっ釧路の勝手丼もやるの? こんなんで74分で肥前山口まで行けるのか? と思ったら突然スピードアップ(笑) もう怒涛のように日本全国を駆け抜けていきました。「何かベストテンみたいだねぇ」との兄貴のコメントもあったんですが、車窓風景と出会った人々に絞って、見所はここ! というものをピックアップした編集の妙で、ちゃんと肥前山口にゴールしたのは単純に凄いです。首都圏ぐるぐるなんて、今まで見た中で一番細かくやっていたかも(^^; 初日の生田原に着いた時の暗闇や、下灘に着いた時の夕日とか、ゴール前日の宿泊風景も初めて見た絵でしたねー。って生中継版やBS三部作版ではやっていたのかもですが。
田植えの終わった新潟の水田の美しさ。こことは違ったのかもしれないけれど、後に豪雨の被害に遭ってしまうとは、自然とは恵みであると同時に恐ろしいものでもあるのだと。姨捨の田植えも長めになってて、関口さんの語りの「今まで自分が食べるものを作ったことはなかった」というのも味があり。そう、今回追加されたのかな? と思える語りの数々も良かったり。あーでも今回ついに「松阪牛弁当」がなくなってましたね(^^;
これだけ見てもまだ飽きないんで、BSでやってる三部作版(BS-Hiで10月にも再放送あり)を総合でもやってほしいのですが(i_i) いや本当はBSでやってた生中継版の15分×42日分を全部見たいんですが。何でこんなにはまるのかなぁ。日本はこんなにも美しい国だったのかという映像の妙、ただただ鉄路を行くという、特急などを使いつつもやはりどこかのんびりとした余裕のある旅、主題歌のカズンの「風の街」の音の良さ(CDにはちゃんとインストゥルメンタルもピアノソロも入ってます。今回カラオケ版まで流れてましたね)、そしてやはり関口さんのキャラクターの良さでしょうね。って何かまとめに入ってるぞ自分。まだ書くネタはあるはずなのに(^^;
折角のハイビジョンとはいえ総合だしなーってことで幾分レート低めにしたこともあり、ウィークリーダイジェストと前後編二部作と今回のとで丁度DVD-RAM1枚(表裏)に収まってくれました。でも何か今日モアレ酷かったような気が。元から総合用ってことで画質良くなかったのかしら。ちゃんと受信料払ってるんだからこういうとこには手を抜かないで欲しいです>NHK
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8/9は長崎原爆の日。NHK長崎の「体いっぱいで原爆を語り継ぐ」を見る。昨年の平和祈念式典で、ろうあ者の被爆者代表として手話で平和への誓いを述べた山崎栄子さんのその後の1年を追った番組。聞こえないが故に長年原爆の真実を知らずにいたが、だからこそ77歳の今も語り続けている彼女が全身で語りかける手話は、単なる言葉を越えて、画面を通してまでその空気の震えを伝えてくるものだった。
「もし長崎でなく小倉に原爆が落ちていたら、生まれていなかったかも知れない」と母に聞いたことがある。8/9の第一目標は小倉の造兵廠。母の生まれた下関は、そこから5km程しか離れていない。この距離であれば直接の被害は免れたかも知れないが、長崎型の原爆は広島型の約2倍の威力と言われており、海を渡り遮る物がない地形では、何らかの被害が及んでいた可能性も考えられる。実際、先の長崎の山崎さんは投下時刻に爆心地から6km離れていたが、地面から突き上げる衝撃は凄まじかったという。小倉が目標とされた理由の一つには、海底トンネルの存在を指摘する声もあり、そのことを考えると、対岸の下関に何が起きていてもおかしくはない。
小倉に投下されなかった理由は、当日の天候不良だとよく言われており、自分もそう思っていたのだが、今回調べてみて、視界を遮ったのは雲だけでなく、前日の八幡空襲の煙も加わっていたことを知った。原爆投下目標とされた小倉は空襲対象から除外されたが、原爆投下が極秘事項であったために、すぐ隣の八幡は空襲を受け、そのために小倉に投下できなくなったというのである。それでも小倉では3度投下が試みられたが断念、燃料も残り少なく沖縄への帰路に長崎を通り、海に捨てるくらいならと、雲間からわずかに覗いた長崎の市街地に1度の侵入で原爆は投下されたのだという。小倉の造兵廠跡の勝山公園にある「長崎の鐘」は、長崎への原爆投下時刻に合わせて鎮魂の音を響かせるという。
今年の長崎の平和宣言は「はたして世界のどれだけの人が記憶しているでしょうか」と始まり、米国をはじめとする世界の市民に核廃絶を訴える内容となっている。米国への呼びかけは、それが原爆を投下した国だからではなく、今も核の威力に固執している国だからだ。唯一の超大国であるのなら、本来は率先して核廃棄を行い、世界を導く役割を果たすべきなのだ。それをせずに、「大量破壊兵器所持疑惑」だけで戦争を仕掛けるという現状を、恥ずかしいとは思わないのだろうか。
そんな祈りの日に、美浜原発の事故で4人もの方が亡くなった。NHKのリポーターが原発を原爆と言い違えていたが、放射能漏れがなかったから良かったという事故ではないはずだ。亡くなられた方の冥福を祈りつつ、原因究明を待ちたい。
長崎と小倉
■戦捜録:投下!~小倉上空10時44分~ 小倉から長崎へ投下目標が変更された経緯についての詳細。「八幡への記念爆撃」という事情についても。
■おとうさんといっしょ: 長崎原爆記念日 八幡空襲について。
■No Blog,No Life!: 「プルトニュウムの恐怖」 「長崎の鐘」の歌などについて。他の記事も興味深いです。
原爆一般
■原子爆弾
■原爆はなぜ投下されたのか
■原爆投下(げんばくとうか) 小倉と海底トンネルについて。
■平和について考えよう!:被害状況 広島・長崎の被害状況を地図で比較。
■原爆投下容認論への反駁 マッカーサーの証言など。
■~ふぐ屋、風と共に去らぬ~: 朝日新聞を読む 経由 ジャスミンの徒然日記:原爆記念日。。長崎 イギリスでの報道に唖然。「はたして世界のどれだけの人が……」の声は届くのか。
■長崎平和宣言 英語版もあり。
■「原子力大国」フランスでも大きく報道 美浜原発事故 - asahi.com
■NHK広島放送局 - 平成16年(2004年)夏「ヒロシマ」特集番組 今週はNスペなど。
関連記事
■Nスペ「復興~ヒロシマ・原子野から立ち上がった人々~」
■その時歴史が動いた「さとうきび畑の村の戦争」 8/12(木)26:05~再放送←中止
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アメリカ国立公文書館で発見された、被爆直後の広島の航空写真。米軍が原爆の威力を調査する目的で撮影したものだが、期せずしてそれは広島の復興を記録するものとなった。航空写真の立体視像をCGで作成し、当時の光景が3DCGで再現される。原子野と呼ばれた荒野に焼け残った建物は救護所となり、そしてそこに立てられるバラックは復興の拠点となっていく。
今回使われた航空写真の撮影日は、昭和20年7月25日、8月8日、8月11日、昭和22年4月11日。被爆前と2日後で歴然とする変わり果てた姿。8/11の写真には被爆直後の川を遡る船が写っていた。日本軍・暁部隊の大発とよばれる揚陸艇である。両岸が燃え盛る爆心地へ赴き、野戦病院が出来た似島へ被災者を運ぶなど救援活動に奔走した。8/8の写真と比べると、8/11に撮影された写真には、道が通れるようになり、テントが張られるなど復興の第一歩が写されていた。
遺骨を拾った焼け跡から一時は離れながらも、原爆ドームの近くで芽吹いた緑に勇気付けられてテントを張り、そして市営住宅の斡旋を受けて食料品店を再建し、朝から日没まで食糧配給に明け暮れた人がいる。庭石だけが残る我が家にたどり着いた薬学生は、亡くなった父を継ぎ家業の薬屋再建を誓う。
復興顧問として広島に赴いた米兵。都市工学の知識を生かしたいと志願した彼は、広島の惨状と人々の復興への思いから、復興にはアメリカの支援が必要だと訴えるが、米軍はこれを無視した。原爆を投下し、その威力を調査することには腐心しても、広島の復興は占領軍のすることではないというのだ。
広島市役所の職員は「むしろ生きたことをのろう」と手記に綴りながらも、救護所から市役所に通い、復興局の課長として働いた。「この戦争は間違っている、そう言って牢に繋がれた人が居た。自分はそうできなかった。ごめんな」と娘に語り、自分が復興させた広島を受け継ぐのは娘の世代なのだと説く。当時の米軍は原爆の被害の大きさが広まることを危惧し、原爆に関する言論を制限していた。その中で昭和22年、第一回平和祭が催される。平和宣言の作成に携わった彼は、そのことで逮捕されることも覚悟し、子ども達に宛てた遺書を残した。そうまでして書かれた平和宣言には、「戦争の惨苦と罪悪とを最も深く体験し自覚する者のみが苦悩の極致として戦争を根本的に否定し、最も熱烈に平和を希求するものである」と綴られていた。
平和記念資料館には、原爆投下の翌日、原子野に掲げられたという旗が保管されている。血のりのついた布に、焼け跡の炭で書かれた「復興」の文字が記されている。
以下感想。確かに原爆投下による大量殺戮という悲劇はこの上ないものだが、残された人々が「生きなければならなかった」悲劇というのも想像に余りあるものだ。「70年草木も生えない」と言われた死の都で復興を果たそうとする人々の血と汗の結晶が、今の100万都市・広島の姿だ。土地の権利がどうあろうとも、空き地を畑にして食糧危機を乗り切ろうと呼びかける市の広報。今でこそ残留放射能の問題が脳裏を掠めるが、当時の人々は生き抜くのに必死だったのだ。
平和宣言を書くのに遺書を残した復興局課長。戦時中は国家が、そして戦後は占領軍が言論を封じる中、その覚悟たるや計り知れない。彼が今の日本を見たら、何と思うのだろうか。8/6の広島で発砲事件など、信じられないことだろう。
また番組では語られていないが、米軍復興顧問の26歳だった彼は、広島を壊滅させた母国の支援が受けられないことで無力感を感じたかもしれないが、それでも自分にできることを精一杯やったのだろう。そう思いたい。第一回平和祭の写真には、米軍人の姿も見えるが、平和宣言を読み上げる市長の後ろで、大きく脚を組んで座っている。市長に対する敬意が感じられないと思うのは自分が日本人だからだろうか。それとも占領軍というのはああいうものなのだろうか。「クローズアップ現代」の8/4放送分は「終わりなき核被害~50年目のビキニ事件~」で、ここでも治療ではなく調査のために医師を派遣したアメリカについて報じられていたが、何もこの問題は半世紀前のものではなく、今もそこにある疑念であり、問い続けなければならないものだろう。
59年目を迎えた今年の平和宣言にはこういう文言がある。
私たちの目的は、被爆後75年目に当る2020年までに、この地球から全(すべ)ての核兵器をなくすという「花」を咲かせることにあります。そのときこそ「草木も生えない」地球に、希望の生命が復活します。
「草木も生えない」のだ、今の地球は。この感覚は広島に生きる人だからこそのものなのだろう。9日は長崎原爆の日。
Nスペ公式を見る限り、再放送の予定は現在のところ未定。
来週のNスペは、13日「一兵卒の戦争」、14日「遺された声 ~録音盤が語る太平洋戦争~」、15日「子どもたちの戦争 ~戦時下を生きた市民の記録~」というラインナップ。この他の関連番組についてはNHK広島放送局の特設ページが詳しい。
■NHKスペシャル公式
■NHK広島放送局 - 平成16年(2004年)夏「ヒロシマ」特集番組
■Yahoo!ニュース - 広島・長崎原爆
■広島平和記念資料館WEB SITE
■平和宣言(広島) 過去全ての平和宣言が掲載されています。
■長崎平和宣言
関連記事
■長崎原爆の日、同時に鐘の鳴る小倉。
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「その時歴史が動いた」8/4放送は、第171回「さとうきび畑の村の戦争~新史料が明かす沖縄戦の悲劇~」の再放送。TBSの「さとうきび畑の唄」をご覧になっていた方は、NHK総合で8/12(木)26:05~(8/13(金)02:05~)に再放送があるので、こちらも是非。←残念ながら中止になりました
戦前、さとうきびの生産量では沖縄でも指折りだったという西原村。沖縄戦で西原村の犠牲者は住民の47%にまで達した。米軍の沖縄上陸を目前として、西原村では防衛隊員として17歳~40歳の男性の9割が現地徴用されることになったが、実際には既に疎開するなどで人数は足りず、70歳や14歳といった対象外の男性までが「根こそぎ動員」された。こうして男手を失った西原村には高齢者・女性・幼子が残されたが、北部へ疎開するよう言われても、徒歩での移動や現地での食料の自主調達などの無理な条件もあり、多くの村民はそのまま残ることになった。
4/1、ついに米軍は北谷に上陸。第32軍の司令部のある首里を目指す途中に、西原の丘陵地帯が立ちはだかっていた。沖縄へ55万を差し向けた米軍に対し第32軍は7万余。日本軍は米軍を上陸させ、西原を防壁とした持久戦に持ち込む作戦をとった。しかし米軍の圧倒的な火力に、日本軍は夜間の「斬り込み」作戦で対するしかなく、「沖縄を守るためだ」と言われた防衛隊員の少年達まで動員された。そして、この作戦の内容が米軍に渡ったことが、悲劇を拡大させた。
その史料には、日本軍が現地の住民に紛れるようにして作戦行動することが記されていた。米兵に現地住民と日本兵の区別などつく訳がなく、西原村に残るしかなかった民間人にも銃口が向けられたのだ。住民は日本軍と共に南部へと逃げ、喜屋武岬にたどり着く。海からは艦砲射撃、空からは機銃掃射、陸からは戦車が追い詰める中を逃げ惑い、米軍の捕虜の扱いが残虐なものだと教えられていたが故に、軍人も民間人も自決の道を選んだ。そして司令官自決の6/23をもって、日本軍の組織的抵抗は停止したとされるが、実際には戦闘は続いていた。8/29、抵抗を続けていた部隊が武装解除に応じ、9/7に公式に沖縄戦は終結した。
「これで父母に会える」と言った兵士が居た。しかし、その父母は既に死んでいたというのが沖縄戦だ。別の少年は父の残したさとうきび畑を耕し始めたが、畑は戦車が踏みしめてスコップが立たないほど硬くなっており、焼け野原で枯れ木を集めて仮小屋を作るしかなかったという。59年経って、さとうきび畑は平和に見える。しかしその下には、今も多くの遺骨が眠っている。
以下感想。平和の礎の沖縄戦犠牲者の名前にあった「■■の母」。こういった犠牲者が居ることが悲劇の大きさを思わせるが、その人が居たという事実が刻まれただけ良いのかも知れない。今もまだ名前が分からない人も居るのだろうから。
上陸した米軍を見て、その圧倒的な兵力に「こんな米軍と戦っている日本軍は強い。日本は絶対負けない」と思ったという在りし日の少年。敗走を続ける中、死んだ戦友に「お前は良い。五体満足で死んでいるじゃないか」と笑ったという人。そして数多の死に涙は出なかったという人。沈黙の中「何故ですか」と問う取材班に、ぽつりぽつりと「何故ですかね、涙が出る余地もなかったんですかね」と答えられては、それ以上問うことも出来なくなるだろう。
当時15歳~20歳の若者達、27歳で身重だった女性、そして元米兵の証言と、多くの記録映像で綴られるその説得力は圧倒的だ。今回は触れられていないが、日本軍と共に逃げた民間人は日本軍に殺されたとか、全てを焼き尽くした米軍が支配し、本土復帰を果たした今も駐留するその地の痛みだとか、そもそも琉球王国に薩摩藩が手を出した歴史だとか、沖縄はとにかく重いのに、見聞きしたことは氷山の一角に過ぎない。そして今日も地球のどこかで殺されていく人が居る、その現実も重い。
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「その時歴史が動いた」7/28放送は、 第188回「日米開戦を回避せよ~新史料が明かす最後の和平交渉~」ということで、第160回の同名の番組の再構成でした。興味深い番組だったので素直に再放送でえぇやんとも思いつつ、また見入っておりました。自分にとっての新史料は「ハル・ノートは5枚のメモ書きだった」ですかね(^^; これは差し替え部分なので。
そして来週8/4は、第171回「さとうきび畑の村の戦争~新史料が明かす沖縄戦の悲劇~」の再放送。本放送で見て実に印象深く、録画もしてないからまた見たいと思っていたので、この再放送は嬉しいんですが、よりによって裏番組がこれ。
2004年8月4日(水)21:00~23:39「水曜プレミア」内で、再編集されたディレクターズカット版が放送されます。
おいおいNHKの「その時」(毎週水曜・21:15~)の真裏だよ! さとうきび畑を重ねてどーすんだよ! しかもどちらも再放送というのが何ですが、それだけ反響が大きかったということなんですよね。困ったなぁ。TBSのドラマの方、気になりつつも民放のドラマを見る習慣がなくって見逃していたからこちらも見たかったんですよ。HDDレコーダーはチューナー1つのなんで、TBSをHDD、NHKをVHSで録画するかな。
TBSの方はぴっくあっぷ。さん経由。ありがとうございました(^^)
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「その時歴史が動いた」7/21放送は、第187回「世界遺産 熊野の森を守れ ~南方熊楠・日本初の自然保護運動~」。先頃世界遺産に登録された熊野が舞台。ゲストの神坂次郎氏は日曜の世界遺産関連特番にも出ていたので、続き気分で見始めたらこれが実に深い内容でした。再放送は総合で7/29(木)2500他。
明治39(1906)年に施行された「神社合祀令」は、国家神道の強化を計る一方、鎮守の森を伐採し、木材/農地等とする利権を生んだ。3年間で全国5万もの神社が廃止され、人々の生活と自然環境とが破壊されていった。木々が伐採された後を「戦争の後」だと称し、これは「神狩り」であるとして反対を唱えたのが南方熊楠である。今から100年も前に「エコロギー(エコロジー)」の観点を踏まえての彼の言葉は当時の役人には届かず、熊楠は個人であるばかりに権力にねじ伏せられる。中央官庁の人間であった柳田国男との親交を得て、また、自然を守ろうとする熊楠に打たれた人々の力を得て、熊楠の奔走が続く。利権に絡む汚職を摘発し、柳田国男が私費で製本して中央の人間に配った「南方二書」に共感した和歌山県選出の議員の演説もあって、大正7(1918)年、神社合祀令は廃止された。
神社合祀令によって一町村一社となったところまでは知っていても、裏にそんな利権が絡んでいたとは。神の国伊勢にあって、三重県知事が合祀推進派だったというのは、おそらくこの利権によるものではないかと思えてしまう。熊楠に対する拘留等の扱いは、何も遠い明治の話ではなく、今もそこここで起こっていることではないだろうか。国益とやらに反する方向の主張は、当局にとっては握りつぶす対象なのだと。木々を失った山では水が乱れ、益鳥を失い害虫が増える。そういったエコロジーの視点は100年前に示されていたのに、今それは正しく守り継がれているのだろうか。議員の演説の文面は熊楠によるものだが、「愛郷心なくして愛国心なし」といったこの内容には頷けても、今の政治家は日の丸の前で君が代を歌わせれば愛国心が育つと思っているように思えて浅薄だ。歴史は過去の事象ではなく、今に確実に繋がっている。
番組最後の熊楠の言葉が良い。
「宇宙万物は無尽なり。ただし人すでに心あり。心ある以上は心の能うだけの楽しみを宇宙より取る。宇宙の幾分を化しておのれの楽しみとす。これを智と称することかと思う」
自由奔放と言われていたが、そんな言葉では足りないくらい大きな人物だ。番組で使われていた映画が制作中断されているのが残念だが、熊楠について、また神社合祀については調べてみたい。彼が守ろうとしたのは熊野だけではないはずだ。彼の前で恥ずかしくない、100年後の日本人でありたいと思う。
来週の「その時」は、第188回「日米開戦を決めた7日間~新史料が明かす運命の外交戦~」って、第160回「日米開戦を回避せよ~新史料が明かす最後の和平交渉~ 」とは内容が違うんでしょうか。開戦を決めた、だから視点が逆なんですかね。史料追加で再構成かな?
そして8/4が、あの第171回「さとうきび畑の村の戦争~新史料が明かす沖縄戦の悲劇~」の再放送。これは必見です。
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■「その時 歴史が動いた」日米開戦を回避せよ
■沖縄慰霊の日
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お楽しみのNHKスペシャル「地球大進化 46億年・人類への旅」第3集「大海からの離脱 そして手が生まれた」。再放送は7/13(火)24:40~。 最近の再放送のスケジュールは変則的なのでNスペ公式等をご確認ください。
今回の年代は3億7千万年前頃。脊椎動物の上陸に必要なものは、題名にある「手」と、そして肺。この2つの器官は、厳しい環境下での生存競争の中、弱い立場にあった生物が獲得したものだった。
そもそもの発端は大陸移動。移動する大陸が接近することで大陸間の海が狭まり、やがて隆起し巨大山脈となる。大陸に挟まれた浅い海で繁栄していた生物は行き場を失い、生存競争が激化する。大型化する魚、鋭い刺を得て異形化する三葉虫。巨大山脈は雲を呼び、雨を降らし、やがて大河が海と陸を繋ぐ。その川=淡水域に行き場を求めた生物が居た。ユーステノプテロン。ヒレを持つ魚である。
しかし淡水域も楽園ではありえなかった。天候の変化に激変する環境を変えたのは、先に上陸を果たした植物だった。世界最初の木であるアーキオプテリスは、根を張って土壌を安定させ、木陰を作り出し、枝ごと葉を落とすことで、水中への養分を補給した。
皮肉なことに、この葉を分解するバクテリアが大量の酸素を消費する。乾季ともなれば淡水域の酸欠は著しい状況となり、水面上の空気から直接酸素を取り込む肺を持つ生物が現れた。今も生きる肺魚がそうで、ユーステノプテロンも食道から発達させた肺を持っていたと考えられている。
そして淡水域での生存競争の中、鋭い牙を持つ5メートルもの大きさの巨大魚ハイネリアが登場する一方で、ひっそりと生きることを選んだ生物が居た。ユーステノプテロンの子孫のアカンソステガは、アーキオプテリスが落とした枝の中で動きやすいように手を発達させていた。現在のイザリウオと同じような動きだ。そして、ついにアカンソステガの子孫のペデルペスが上陸を果たし、その後脊椎動物の進化は加速する。被子植物の登場により、果実を得るために手を進化させるなど、その道は確かに今の人類にも繋がっている。
今回の見所は巨大山脈の誕生。山はうるうると盛り上がるのだ、というのが見ていて楽しい。刺のある三葉虫の化石の不気味さ、そして巨大魚が1mくらいのユーステノプテロンを一飲みにするのが何とも(^^; アーキオプテリスは幹ばかり高くて、上の方にだけ枝葉があるという形が原始的な様相。ナレーションで「あなたに繋がる」という言い回しはあっても、「わたしたちの祖先」というのも混ぜてきたので聞きやすくなったかも。ただその「わたしたち」に繋がる生物に焦点を当てているだけに、植物や昆虫などの上陸はどう果たされたのかが省略されていて、却って興味を引く。
人の欲望が掘り下げた3000mの地下に、氷の大地の温泉に、18mも水面が下がる乾季のアマゾンに、はるか遠い過去から息づく生き物が今も居る不思議。3億6千年前という気の遠くなるその日に、初めての地上を踏みしめた足跡が今も化石に残されている不思議。そして、力を得ようとしたものでなく、争いを避けようとしたものが確かな進化を手に入れるのは必然なのか。これらの進化の引き金を引いた地殻変動は、地球も一つの生き物なのだとも思わせる。
次回第4集は「大量絶滅」ってまた絶滅かい(^^; 7/17(土)の予定。公式サイトは放送内容にFAQにと盛り沢山で必見。
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NHK-BSの「列島縦断 鉄道12000kmの旅 最長片道切符で行く42日」。BSでは6/23にゴールしてしまいましたが、6/19にNHK総合で放送されたダイジェスト6回目。今回は6/12~6/18の分。次回ダイジェスト7は、NHK総合では6/26(土)2450~、6/19-6/23分です。後半部分をまとめた「祝達成!」は、NHK総合では7/10(土)2515~2645の放送と決まりました(^^)
ナレーター/篠原恵美の表記は初? 東京までのダイジェストは高田裕司さんで、こちらも素敵でした(^^) 高田祐司から改名されてたんですね。アルジェントソーマの妖精くん。
土佐北川~下灘 この日は朝から雨。高知では接近する台風4号の情報が。雨粒を流れ星という子供たち。四万十川も残念ながら濁流……関口さん寝てますが(^^; 寝てる間に台風一過の眩しい空。松丸駅で無料の足湯。見えてきた海が美しい。
【下灘】海に沈む夕日が綺麗な駅だとか。そういえば18きっぷのポスターで見たような。菊間町の鬼瓦凄い。再び瀬戸大橋を渡り本州へ。この望遠が綺麗だなぁ。撮影スタッフは大変だろうけどいい仕事してます。
【亀甲】亀で売り出すのなら「中央町」をやめて「亀甲町」にすればいいのになぁ。ユーモラスな駅舎の亀さんの目は時計の文字盤になってることが公式の旅日記から判明。古い造り酒屋さん。方谷も民間委託の駅、山菜おこわをご馳走に。中国地方の山の中、青い空と緑の山と光映す水田がただただ綺麗。
【三良坂】ギター片手の関口さん。予告見て何かと思ったらこういうことか(^^; 車中で高校生と談笑。高校生との遭遇率も何気に高くないですか。途中10000kmを突破、感慨深げに語る関口さん。「絵は描かされたもの」。しかしその山の中の伯備線黒坂駅に「東京往復割引きっぷ」の幟が似つかわしくないというか何というか。宍道湖の夕日に思わず声が。凄い。
【西出雲】大きめの駅に見えるけど無人駅。江津駅で下車、人気のない、澄んだ日本海の海岸でスケッチ。途中下車して神楽を見せて貰ったり、時間がないのに横笛のお店に寄ってみたり。笛、褒められてましたね。センスあるんだなー。
【大畠】山陰山陽をいったりきたりで今朝は山陽側。鯛かと思ったら貝が出てくるも、貝が苦手でも「いけるがな!」のリアクションが楽しい。瀬戸貝って知らなかった。前に映った時も思ったけど、乗り換えメモが手書きなのが印象的。一筆書きの路線はPCで出力しても、最後は手書きに落ち着くのかと。また感慨深げに人生を語る関口さん。下関から関門トンネルを渡りついに九州上陸。1824という時刻にあれっと思うほど、彼の地は日が長くて、日本は南北だけでなく東西にも長いと知れる。一筆書きからは外れる門司港駅へ。やっぱり良いなぁこの駅。また行きたいなぁ。そしてJR九州の個性派列車登場。ソニック53号にて曰く「テーマパークかここは」(^^;
2001年夏、JR九州の列車たち。
関門海峡の夕日と夜の門司港駅
【東別府】90年の歴史を刻む駅舎。結構残ってるんですねー。地元の人の熱意もだけど、開発から上手く取り残されたという事情もあるのか。
で、次のダイジェストでいよいよ肥前山口にゴール。台風6号には気をもみましたが~放送が楽しみです。あーでも寂しいっ。
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59回目の祈りの夏の日は、イラクで韓国軍の撤退と追加派兵の撤回要求を求める武装グループの人質になっていた韓国人男性が殺害されたというニュースで明けた。同じように人質になった日本人は幸いにも解放されたが、この生死を分けたのは何なのだろうか。彼は誰に殺されたのだろうか。この報せを、米軍基地の集中する沖縄ではどう受け止めているのだろうか。こんな犠牲はもう要らないという言葉と共に、改めて殺された人々の冥福を祈るより他なく。
6/23は「沖縄で組織的戦闘が終わったとされる日」であり、実際の戦闘は日本が降伏した8/15を越えて、9/7の降伏文書調印まで継続された。その意味では、この日付は単なる節目でしかないのかも知れない。しかし沖縄をとりまく世界の現状を見るに、やはり節目でしかないのかという思いにも至る。戦争は、いつになったら終わるのだろう。小泉首相は式典出席するもまたとんぼ返りだろうか。
3月末に放映された「その時歴史が動いた」の第171回さとうきび畑の村の戦争~新史料が明かす沖縄戦の悲劇~の内容を振り返る。住民はどのように地上戦に巻き込まれていったのか、そして西原村は何故47%という高い犠牲率となったのか。公式サイトの記録を読んでいても、番組を見たときの背筋の寒さとこみ上げてくる熱さとを思い出す。今日は丁度水曜なのだから、この再放送をやって欲しかったような気がするものの、「その時」を9/7と設定しているから今日では意味が異なるのか。
先週の「その時」は日露戦争・ポーツマス講和会議。外交の話は面白いと思いつつ、やはり日本の交渉事の手管は外国に一歩劣るような気がしてならない。小村寿太郎の「成果を出さずに帰国すれば爆裂弾を投げられるかも」という危惧は日比谷焼き討ち事件となりある意味現実化する。それは日本政府が事実を隠蔽して国民に戦争を肯定的にしか見せようとしなかったからであり、その体質が一度はこの国を滅ぼしたのだ。しかし今でも同じ宿痾はそこかしこに巣くっている。とりあえずの平和の中での祈り、それを終わらせてはならないというのに。
■沖縄県公式
■沖縄戦関係資料閲覧室 6月23日慰霊の日
■Yahoo!ニュース - 韓国イラク派兵問題
■韓国人人質、殺害される 米軍が遺体発見 - asahi.com : 国際
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NHK-BSの「列島縦断 鉄道12000kmの旅 最長片道切符で行く42日」のNHK総合で放送されたダイジェスト5回目。今回は6/5~6/11の分。次回ダイジェスト6は、NHK総合では6/19(土)2505~、6/12-6/18分です。
猪谷~敦賀間は特急5本。何かデータが細かく出るようになりましたね。立川から金沢への出張を鉄路で向かった日を思い出します。金沢で日本で二番目に高い1万円の弁当。これも凄っ!
【敦賀】温泉から中継。思い出の999のモニュメント。作曲してたのは「絆の国」。車窓の水田に馴染むんだこれが。
【京都】梅小路蒸気機関車館。小学校の修学旅行で行ったなぁ。ベテランと新人の前で火室へ石炭を放り込む関口さん。そういや機関車もよく映る番組だなぁこれ。震災を体験した喫茶店の安いコーヒー。夏の入道雲。ひかりで西明石まで行って在来線で戻ってくる経路、兄貴には馴染みのある路線。
【餘部】やっぱ余部鉄橋は凄い。夢千代日記が懐かしいなぁ。自分の目で見たい。長年不便を強いられて、この鉄橋建設に関わった地元の人々も凄い(プロジェクトXのネタになりそうだ)。居組で知った人参の味。おばあちゃんとの車中の会話。
【因幡社】駅の理髪店には遠方からの客。車中で差し入れの柏餅。レトロな美作滝尾駅で下車、マラソン高校生を応援する関口さんも「マラソン中」で給水。瀬戸大橋を渡り四国入り。
【高松】宇高連絡線の味を守るうどん屋さん。これも美味しそう。八十八箇所を一番、二番。この旅も確かに遍路かも。穴吹のタイムスリップしたような町並み、小歩危での渓流が美しい限り。
【土佐北川】橋上駅。珍しい駅巡りにもなってますね。餘部もそうだけど、駅と人を繋ぐ鉄道にはドラマがありますね。
今後は四国から中国地方に戻っていよいよ九州へ。
で、6/13には東京までのダイジェストも放送されたんですが、こちらは総合では見られなかった映像が多くて楽しめました。東京から肥前山口までのダイジェストも総合でもやってくれると嬉しいのですが。あーでももう来週水曜にはゴールしちゃうんですね。何か寂しい。
ところで、NHK総合だと2045のローカルニュースの直前に予告編流れてますね。これも楽しいです(^^) ほんとはBSで完全版が見たいんですが~。
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NHK-BSの「列島縦断 鉄道12000kmの旅 最長片道切符で行く42日」のNHK総合で放送されたダイジェスト4回目。今回は5/29~6/4の分。次回ダイジェスト5は、NHK総合では6/12(土)2450~、6/5-6/11の予定。また、稚内~東京までのダイジェストはBS-Hiでは6/6(日)2200~、NHK総合では6/13(日)1415~です。
今回はJR東海+JR西で自分にはおなじみのエリア。渓谷美、緑の水田、光る海、駆け抜ける特急特急また特急、たまにワンマン列車。温泉と駅弁も欠かさずに。
小和田~土岐市、飯田線からの天竜川の眺め。塩尻でワインつき弁当。中央西線からは木曽川。緑なす山の中を抜けていく爽快感が良い。
【土岐市】美濃といえば織部。庄内川沿いの定光寺駅で途中下車、ここは行った事があるから良いと所とは知りながら、山の中で笛を吹く関口さんが実に絵になってます。そしてナゴヤ球場前駅を抜ける名鉄電車と並走、名古屋駅で関西本線と懐かしい限り。近鉄が映らなくて残念。関口さんの奥歯が心配。
【弥富】学生の頃は毎日近鉄で通過していた弥富。重い金魚桶に歴史あり。伊勢平野の水田を眺めつつ亀山を通過して、松阪で10500円の松阪牛弁当! 実に美味しそう。紀州の海が綺麗。
【周参見】すさみ町というひらがな地名は知っていても漢字はこうなのか。カツオの町。和歌山から奈良へ入り、車窓から法隆寺五重塔。天王寺駅で、奈良線で現役の若草色の古い車両に感慨深い関口さん。京橋駅では空襲の犠牲者にお参り。再び関西本線で三重県入り。
【伊賀上野】芭蕉の町。柘植駅にも投句箱。湖西線やら北陸本線を乗り継ぎ、近江今津で乗り換えた普通列車は元寝台車。旧長浜駅の蒸気機関車。「稚内から琵琶湖か」と湖面を眺める関口さん。北陸本線沿いで麦秋の風景。
【米原】風洞技術センター。しらさぎ2号→ワイドビューひだ1・3・9号と乗り継ぎ。途中は下呂の河川敷の無料露天風呂に入ったり、ワンマンに乗ったり、民謡好きだからと小坂音頭を習ったり。高山本線は飛騨川の眺めが美しい。
【猪谷】かつての亜鉛の町。駅前の食堂のもつ焼き美味しそう。旅人のために食堂を続けたいと言うご主人、どうぞお元気で。
来週は京都、餘部を経て四国入り。四国は行った事ないので楽しみです。
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NHK-BSの「列島縦断 鉄道12000kmの旅 最長片道切符で行く42日」。番組公式の「番組情報」にも掲載されるようになって嬉しい、NHK総合で放送されたダイジェスト3回目。今回は5/22~28の分。次回ダイジェスト4は、NHK総合では6/5(土)2515~の予定。5/29~6/4の内容のようです。また、稚内~東京までのダイジェストはNHK総合では6/13(日)1415~のようです。BSについては番組公式をどうぞ。
姨捨~黒磯間で掛かってたBGMのピッコロが楽しい。後姿にテンポがスローになると疲れてるように見えるけど実際疲れてるんだろうなぁ。検札で起こされたのこのパートでしたっけ。走る光を映す水田が美しい。
【黒磯】那須御用邸最寄り駅ならではの貴賓室、新幹線開通で10年未使用。安積永盛というのはどういう駅名なんだろう。矢祭山で途中下車、奥久慈の自然が心地好い。
【常陸大子】水戸→池袋→秋葉原→房総半島一周。この日の走行距離は約600km、14時間の長旅。最後に居眠りしてたのは京葉線かな。秋葉原での「うわぁ~」って顔が何とも(^^;
【東京】ステーションギャラリー一度行ってみよう。八高線明覚駅の猫は公式の旅日記にも登場。子供たちがホームを走って見送ってくれるのが良いなぁ。ここでご本人も書かれてますが、東京→桜木町をこれだけ回り道するのが凄い。
【桜木町】首都圏ぐるぐる。隣に座って話し込んでた学生さんとか、ホームへ手を振るの図が見られるようになってきたのも楽しい。
【四方津】中央本線で見たことはあったものの、やはり凄いや駅まで8分のエスカレーター。公式旅日記の写真が良い。これは総合では見られず。
【小和田】「秘境」というのは総合ではよく分からず残念。しかし五平餅とお茶は本当に美味しかったんだろうなぁ。
で、この後「風の街」が流れてたんですが、映像はこの日の更なるダイジェスト風だったので、未使用分を使って欲しかったです。小和田駅の秘境っぷりとか~。出てくる列車もあさぎりや東海道新幹線やワイドビューふじかわだとか飯田線とかなじみのものが出てきて楽しいです。来週はついに東海から関西へ。関口さんの奥歯の具合も案じられますが元気に旅を続けて欲しいものです。
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50年におよぶ緑化の記録映像、そして足尾の山の四季を追いながらその現状を綴る映像が織り交ぜられ、見応えのある作り。緑化に関してはプロジェクトXでも何度か扱われているが、プロジェクトXが「ドラマ」であるのに対し、Nスペは「ドキュメンタリー」なのだなと。再放送は5/25(火)2415~。
日本の公害の原点と言われる足尾銅山。明治以来、渡良瀬川流域の鉱毒でよく知られるが、銅の精錬所からの排煙に含まれる亜硫酸ガスによる煙害で、風下にあたる中禅寺湖裏側の山はハゲ山になってしまっていた。煙害により木々は枯死し、保水力を失った土は流され、見るも痛々しい岩肌をさらすばかりの不毛の山。50年ほど前から緑化が試みられ、世界に例を見ないほどの回復を見せている。
1670haもの緑化対象地域のうち、林と呼べるほどに回復したのが4割、草地が1割、残りの5割は未だ岩肌が露出したままとなっている。この部分は傾斜が40度を越え、人を阻む。ヘリコプターによる緑化も試みられたが、なかなかうまくはいかないようだ。
緑化は地元の主婦を中心に実際の作業が行われ、試行錯誤の末、麻袋に土と草の種などを入れたものを敷き詰め、鉄釘で固定するという方法で、雨に流されずに草が根を張る環境を作り上げた。その後、落葉による涵養力を期待された広葉樹が植えられ、図らずもそれらの木々がつけた実が動物たちを招き寄せた。
だが、足尾の木々は人が植えたものであるだけに元の植生とは違う。足尾に姿を見せるようになったツキノワグマは冬眠前にドングリを食べるために離れた山にまで足を運ぶ。また、本来の土が流されているため、動物たちは精錬所近くの廃屋にまで下りてきて生きるのに必要なミネラルを補給しなくてはならない。足尾には、まだ足りないものがある。今木々を育てる土は厚さ数cm。本来の足尾の植生であるミズナラの大木を養うには、1mもの厚さの土が必要だ。ここまでくるのに50年。ミズナラの森を回復させるには、気の遠くなるような時間と自然の営み、そして人の力が必要なのだろう。
足尾の緑を蝕んだのは、四日市で人々を苦しめたのと同じ亜硫酸ガスだった。緑も人も同じくかけがえのないものだ。失うは易く、取り戻すは難し。白黒写真に重なる見事な緑に、改めてそのことを思い知らされた。
足尾の緑化事業について全く触れていなかった中学・高校の教科書は何だったんだろうとか思ってしまいます。
四日市市立の小・中学校に通った自分でも足尾の緑化事業を学んだ記憶がありません。公害原点の地に学ぶべきことはたくさんあるはずなのにと思いつつ、地元の話で手一杯だったのが実際の所かとも。それでも今回のNスペで見られて良かったです。
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NHK-BSの「列島縦断 鉄道12000kmの旅 最長片道切符で行く42日」。番組公式には出てませんが、NHK総合で放送されたダイジェスト2回目。今回は5/15~5/21の分。次回ダイジェスト3は、NHK総合で5/29(土)2450~の予定。5/22~28の内容のようです。
米沢~南気仙沼~小高~新津~筒石~姥捨~黒磯と、東北・北陸をぐるぐる回ってます。普通の地図帳では追いきれません。JRの全国時刻表+路線図が要ります(^^; うわー駅弁うまそーとか、車窓はひたすら水の入った田んぼでこれぞ日本の原風景だなぁとか。温泉は良いものだけどさすがに1日3回って凄いよ(^^; とか、石巻の石ノ森キャラな列車楽しい~とか、乗り換えに階段が不要のバリアフリーな駅ってどうなってるんだ? とか、うわぁトンネル駅だ~そして車両工場に燃え、撮り鉄な女性に棚田を撮る男性と今回も盛りだくさん。ダイジェストってことでさくさく進むのが楽しいやらもっと見たいやら。
同じようなところをぐるぐるしてるように見えて、一方は新幹線、一方は各駅停車と路線を分けての一筆書き。新幹線や特急は早いし座席も良いけど、やっぱ在来線で現地の人と触れ合う方が見てて感じは良いですね。放送も回を重ねて認知されてきたのか、ロングシートの車両に関口さんが乗り込んだ途端拍手がきたりとか。古いボックスシートやら鉄道グッズで埋め尽くされた喫茶店があったのも楽し。
ついに常磐線が登場し、次週は常陸大子(5/24)~東京~桜木町~四方津~小和田~土岐市(5/29)と、関東から東海へ。さすがに首都圏では、これまでのようなのんびりローカル線の旅って感じじゃなくなるのだろうけど、関口さんはどんな顔を見せてくれるのでしょうか。
番組公式では旅日記も公開されててこちらも楽しいです。あのスケッチ帳もちょこちょこ紹介されてて、拡大画像も楽し(5/21・米沢の温泉の絵が可愛い)。でもどうせなら「次の日記へ」のリンクが欲しいなぁ。でもこの日記TOPの日本地図、右下の判例のチェックボックスをクリックするとその分のレイヤーが重なるんですが、「旅のルート」を描いていくと左下のメーターが上がるのがちょっと楽しいです。一筆書きできないJR路線もたくさんあるんだなぁ。
あと、あの主題歌というか挿入歌というかテーマ曲情報もupされました。カズンの「風の街」です。番組公式にてreal/wmpで聴けますので、是非どうぞ。ほんと良い歌ですよ(^^)
ココログでも方々で取り上げられていますが、おすすめが「きまぐれ雑記帳(ココログ版)」さん。「最長片道切符の旅、行程を追う」からBSでの番組内容を紹介されています。ご自身が旅行された際の写真や思い出話も加味されていて、より楽しめるものになっています。
追記
「風の街」のCD発売されました。番組内でも印象的だったインストゥルメンタルも入ってますし、ピアノソロにも味があって良かったです。コーラスだけのバージョンも入っていれば言うことなかったんですが~ともあれ、おすすめの1枚です(^^)
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風の街 カズン おすすめ平均 ![]() ひさしぶりの鉄道の音楽 鉄道ファンにも大人気!「風の街」 鉄道ファンにも大人気!「風の街」Amazonで詳しく見る ![]() |
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■静かに燃える海:blogサービスの独自性について。
桜.BLOGのうみさんならではの記事。いかんともしがたいさんとこのホスティング型ブログサービス比較表もとてもよくまとめられているのですが、こうした記事もblog選びの参考になると思います。一つ前の記事も是非。
■MerrySTYLE BLOGS: ブルーヘブン開花!…
青みのある美しい薔薇です。開花8日目までの写真がupされています。他にも様々な花や猫の写真が多くて目の保養(^^)
NHK
■Nスペ「いつもと同じ春が行き ~樹齢千年 大桜の里の物語~」(5/22(土)2115~)
この桜、以前にも何かの番組で見たような気もするのですが。桜.BLOGは終わってしまっても、やはり気になりますね。
追記
総合での放送は5/29日(土)2115~に変更になった模様です。
BS-Hi 5/21(金)2000~の「ハイビジョンふるさと発」と同じ内容でしょうか。
この結果か、5/24(月)2430~の再放送枠に「地球大進化」第1集が来ます。
■Nスペ「足尾銅山 よみがえる森」(5/23(日)2100~)
放送予定の文章見てると一瞬プロジェクトXかと思いますが、Nスペならではの作りこみに期待。
■列島縦断 鉄道12000kmの旅(5/22(土)2515~)
ダイジェスト2(5/15~5/21)。BSの本編は見られずとも総合でこういうのやってくれるから嬉しいんですが、何で番組公式には出てないんだろう。
にゅーす。
■インフォシークニュース > トピックス > 望遠鏡 > <新星雲>「ウルトラマン」の故郷、オリオン座で撮影
■Yahoo!ニュース - 愛知 - 中日新聞:「送りにくい」もの届けます 名古屋の梱包発送会社、格安で人気
何か他にも色々あるはずなんですが、ちと気合入れて仕事せにゃです。
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上のタイトルだけなら何だか凄く面白そうなんですが、その全文は「疾走 ロボットカー ~アメリカ軍の未来戦略~」。ロボット化した車を軍事利用しようという米軍の現状について。再放送は5/18(火)24:40~。
あぁぁ気持ち悪い(のっけからすみません)。やっぱりアメリカって国は自分さえ生き残れば世界が滅んでも良いと思ってるとしか思えない。だから京都議定書も核廃絶も今のイラクにしてもあんな風に扱えて、しかもこんなことやってるんだ。
いや、ロボットカー自体は有意義だと思うんですよ。高速道路とかで車の流れを自動化すれば、防げる事故もあるのだろうし。今も火星で頑張ってるはずの無人探査機とか、今回出てきたカーネギー・メロン大のロボット研究所の先生の、スリーマイル島原発事故の際に放射線除去作業をしたロボットとか、南極で隕石拾ってたロボットとか(日本は人間が拾ってるが)、そういう使い道には有意義だと思うんです。
でもこれは、戦場で人殺しのために使うんですよ。自軍の兵士の犠牲なしに。たとえそれが輸送任務であっても、人殺しに使うものを運ぶなら同じこと。そして多分そのうちに、ロボットが人殺しも始めますよ。無人飛行機は既にリモコン操作で人殺しをしてますが、今回扱ってるロボットは人工知能で自分で判断して動くやつだから、そのロボットの判断での人殺しが始まるんだ。行き着く先はF91のバグだなぁと思ってしまうのがガンオタの性ですが。核は誰かさんがボタンを押したら最後の究極兵器だからねぇ、自分の手を汚さずに人殺しが出来ればそれで良いんだねぇ。あぁぁぁ気持ち悪い。
ロボットカー開発の背景には圧倒的な軍事力を有しても日々米兵が死んでいく現状があり、またそれが国民の支持を失わせていく実情がある。「アメリカの今後10年の戦場は砂漠」と国防総省の担当者だったかのコメントがあったけど、それって他所様の国ですよね。そもそも何で他所様の国で自軍の犠牲が出るのか、根本を考えるべきじゃないですかって、だからわざわざ鉄砲もって出かけるのか。三宅アナのコメントにもあったけど、自軍の兵士が死ぬことが戦争の抑止力になっているのなら、自軍の兵士が死なない戦争に歯止めはあるのだろうか。ロボットに人間が殺されていく戦争に対する歯止め。それは人の良心であるはずなのだけれど、それを、信じたいのだけれど。
米軍では2010年を目処に飛行機、2015年と言いつつ実際には2025年を目処に車両の1/3をロボット化する意向とのこと。無人偵察機どころか、それにミサイル積んだ無人攻撃機は既に実用化されてアフガニスタンやイスラエルの空を飛んでいて、空の無人化は進んでいても、陸の無人化はまだまだ文字通り険しい道。そりゃ人乗せなくていいんだから飛行機は簡単に飛んじゃうよなぁ。ほんと三角形な無人機がひょいっと空を飛んでしまうのにはうっかり綺麗かもと思ってしまいましたが。
で、ロボットカーの開発は軍用トラックのメーカーや世界最大の半導体メーカーなど産学を巻き込んで進み、賞金1億円を掛けてレースが始まる。日本人の大学院生がレーザーセンサーの安定機を担当したカーネギー・メロン大。二輪で挑んだベンチャー起業を目指す青年(惜しくもリタイアしたが目の付け所は鋭い)。空の無人化を進め、陸に進出しようとするイスラエル企業。難題をクリアする喜びは、日本でやってるロボコンに通じる笑顔にも見えるのに、その先にあるのが血塗られた道であるが故に背筋が寒い。音消してたら面白いと思って見てたかも知れない。それが怖い。
あぁぁぁぁ、踊るロボットとか介護支援用パワードスーツとか、災害救助用に人が乗って操縦できるロボットとかそういうのを嬉々として開発してる、平和の国日本に生まれて良かった(i_i) 少なくとも今の憲法では日本が作ったロボットが他所様の国で人殺しなんてしなくてすむもんね。そんなことあってたまるもんですか。つーか、この拒否反応は「ロボットに人間は殺せない」とゆーアニメの見すぎですか? それだけじゃないと思うんですけど。あぁぁぁぁぁ。
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NHK-BSの「列島縦断 鉄道12000kmの旅 最長片道切符で行く42日」。何故か番組公式には出てませんが、今晩(5/15)深夜25:20からNHK総合で5/6~5/14のダイジェストが放送されるようです。
最初の3日間(5/6~5/8)についてはこちらもご参考まで。公式サイトに日記もupされてます。ほんと車窓風景が楽しい番組です。やっぱ鉄道は良いです(^^)
で、ココログルでうろうろしてみました。
■L'audace, l'audace, toujours l'audace: どこか遠くへ逃げたら楽になるのかな
確かにこちらで書かれている通り、地元紹介は冗長と思える感も否めません。深夜にむいむい星まであと3秒って具合で見てたので、早く列車乗らんかい~って感じで脳内からイイ感じに消去されてたかも知れません(^x^; 北浜駅のハンバーグにしたって、食事の様子をちょろっと映しただけで、あ、これ美味しかったんだなーって分かるから(わざわざ駅のホームで話し直さなくても)それで十分なんですよね。でもま、ある程度地元紹介もしていかないと番組的にどうかという問題もあるんでしょう。NHK-BSの「おーい、ニッポン」のシリーズも同じような感じだったんじゃないかと見ないまでも想像してみたり。
ただ自分の場合、一度だけとはいえ18きっぷの旅の経験があるからか、「旅」への憧憬は掻き立てられました。映像にない時間をどう過ごしたのか、そこにあった光景はどんなものか。地図帳広げると楽しくて仕方ないんですね。
■waterblue.air: 列島縦断 鉄道12000kmの旅 明日スタート
事前番組を見ておいでだからBSの方なんですね。羨ましいです。こちらで紹介されていたSWAによる最長片道きっぷの経路のページも凄いの一言。つかSWAの他のページも面白いですよ(^^) と思ってしまうのは自分が鉄分豊富だからですか。ともあれ拝見できて良かったです。
追記
見ました。さすがダイジェストとあってさくさく進んでイイ感じでした。しかし、最初の3日付き合ってた北海道のアナウンサーさんが妙に懐かしくなったりも。BS-Hiだと朝の放送なんで、あの地元紹介はながら視聴向きかなと思えたり。駅弁と温泉と無人駅は日本全国津々浦々にあるんだなぁとか(^^;
盛岡で東北新幹線から山田線に乗り換えたときの「ディーゼルの匂い」とか、新緑の車窓を開けたときの匂いだとか、美味しそうな焼きそばだとか。視覚と聴覚だけでない他の五感まで総動員したくなる映像というのは良いものです。ダイジェスト1となっていたのでまたNHK総合でおっかけたいです。
ダイジェスト2(5/15~5/21)は5/22(土)2515~@NHK総合の模様です。
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お楽しみのNHKスペシャル「地球大進化 46億年・人類への旅」第2集「全球凍結 大型生物誕生の謎」。再放送は5/17(月)24:40~。
前回が岩石蒸気の灼熱地獄なら、今回は6億年前、赤道に迷子石を残した全球凍結。シミュレーション画像では富士山さえ中腹以下は氷に埋まっている。地上も海も1000mの厚さで凍りつき、-50℃で食物連鎖が崩壊する死の世界。しかし、全球凍結を思わせる光景のアイスランドでは、温泉で生きる微生物が存在する。
6億年前、メタン生成生物・光合成生物・光合成生物に依存する生物(番組内で言う「あなたの祖先」)が海中で生活していた。光合成生物が生み出す酸素と、メタンは反応しあい、次第にメタンは酸素に押されるように減っていく。メタンによる温室効果が失われた結果、全球凍結が訪れる。隕石衝突などによる寒冷化ではなく、生物の活動そのものが地球を凍らせたというのだ。
数百万年の凍結の間も火山活動は続く。海が凍結しているため、二酸化炭素は大気中に溜まって温室効果を生み、やがて数百万年かけて-50℃から+50℃へ気温は上昇し、全球融解が始まる。中心気圧300ヘクトパスカルというハイパーハリケーンは海をかき混ぜ、使われていなかった海中の栄養分を生命に供給する。光合成生物が海を緑色に染め、大気中に酸素が溢れ出す。大量の酸素を使ってコラーゲンが生み出され、これを接着剤のように使って生命は大型化を始める。脊椎動物の祖先とみられる全長6cmばかりの生物も、この頃には誕生していた。
前回同様、凄いスケールに圧倒されるが、生命の大型化に貢献したコラーゲンは骨や皮膚、そして角膜に至るまで体を作り上げているものだという話は身近であり新鮮。エディアカラ生物群の造形も面白い。やはりこの手合いの番組は、新たな発見を織り込むことでミッシングリンクを埋めていくため、数年置きに新作を見ても毎度面白い。地球という環境が生命に与える試練は母というよりも父の厳しさと山崎努氏は言うが、その父の言葉に今こそ耳を傾けなくてはという気にもなる。ところでやはり、これだけの試練を耐え抜いて生き延びた生命には、バクテリアであろうとも何らかの意思があると思えてならない。
番組公式サイトでは22億年前の全球凍結にも触れられていて、録画見直さなきゃとも。ほんと内容濃いです。
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昨晩遅く、そういえば目覚まし用のTVのタイマー入れ忘れてたと思ってNHK付けたら映ってたのがこれ。タイトル全文は「列島縦断 鉄道12000kmの旅 最長片道切符で行く42日」だそうで。丁度始まったあたりで見始めてしまったので最後まで見てしまいましたが(早く寝るつもりだったのに見ずにはおれず)、このときやっていたのは最初の3日分(稚内~生田原~塘路)。BS-2では月~土の連日放送してるみたいなんですが、6/5だったかに総合で東京駅までの総集編があるらしいんで、録画する気満々です。
稚内を出発して、1日あたり8時間・400kmくらいずつ進んでるんですが、何かもう凄いの一言。まず東大鉄道研究会に一筆書きの経路を出して貰って、その片道切符を作って貰うのに3日掛かって、運賃だけで約10万円(特急券とか宿泊費・食費は別)で、稚内-肥前山口までの全行程(一筆書きに入らない四国も含む)に42日掛かるというJRだけの旅。うひゃー贅沢。
そして贅沢なのはその車窓風景。初日の見事な利尻富士、2日目のオホーツク5号から見えた、まだ春浅き北の大地の白と黒のモノトーンの世界、原野という言葉を思い出す森の中をひたすら真っ直ぐに伸びる線路、オホーツク海の水平線、夕日を受け黄金色に染まる釧路湿原。14型のガタの来てるTVで見てても「すごーい!」の繰り返しでしたから、ハイビジョンはさぞ綺麗なんだろうなぁ……。つか、この目で見たいですよ北海道。どこまで行ってもワンマン運転と無人駅というのは日本中の田舎の風景ではあるんですが。稚内-函館間の距離は東京-岡山間に匹敵するんだからほんと広いんだなぁ北海道。そして北海道はまだ5/42日分でしかないというこの長い長い旅。一番必要なのは体力かも。過去に18きっぷで名古屋から東京へ行って静岡県の長さに唖然とした経験があるから、この通りの旅は自分にはちと辛いんじゃないかと思ったり(^^; 静岡の比じゃないよ北海道は。
しかしまー豪快な企画ですねぇほんと。これだからNHKはやめられないというか、BS入れたいけどCSで手一杯なのがもどかしい所です。
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期待のNスペ自然系シリーズ、「地球大進化 46億年・人類への旅」が始まりました。まずは、第1集「生命の星 大衝突からの始まり」。
名作「地球大紀行」以降、同じようなタイトルがいくつもあるのでどれがどれだったか分からなくなりますが(^^; ナビゲーターに山崎努氏を配し、ナレーターは「あなた」に語りかけるなど、視聴者に近づこうとするのは分かるものの……「あなた」はどうも英語の直訳っぽく聞こえてしまうので、山崎氏の「わたしたち」という日本語的にオーソドックスな言い方の方が好きですねぇ。
で、肝心の内容ですが中々良いです。この勢いで盛り上がれば「地球大紀行」を超えられるかもと思ったり。10個ほどのミニ惑星の衝突を繰り返した地球の大きさの奇跡と、一度もミニ惑星の衝突を経験できずに海を手放すことになった火星。もうどこから実際の映像でどこからCGなのか本当に区別つかなくなってきました。今回は最後の大衝突が月を生んだ説なんですね。400kmもの巨大隕石の衝突で海が何度も干上がったというシミュレーション映像の出来が凄くて、岩石蒸気のすさまじさ、絶滅の危機を地下3000mの岩の中にまで潜って生き延びた生命というのにも驚き。そんなバクテリアはどんな気持ちだったのか、いや気持ちなんてないかというような山崎氏の呟きには、あるかも知れんよとも思ったり。でもほんと、元を辿ればみんなバクテリアだよ、という言葉は今のこの時代にはしみじみと響きます。
土井宏紀氏の音楽は第1集では映像に圧倒されちゃってちょっと印象薄いかもですが悪くはないです。第2集「全球凍結」は5/15(土)2100~。
今回録画を見てたんですが、連続してリアルタイムで見たのが「プロジェクトX」の「毛利飛行士 衝撃の危機脱出」。こちらも中々面白かったです。つかこんなことになってたとはつゆ知らず。エピローグで三度目の宇宙を目指す毛利さんの顔が良かったなぁ(^^) 再放送は首都圏では4/21(水)2530~。
追記
5/24(月)2430~に、この第1集「生命の星 大衝突からの始まり」の再放送があります。逃されていた方は是非どうぞ。
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そもそも国連をないがしろにして米英が勝手に始めた戦争の後始末を何で国連がせにゃならんのだという気もするものの、だからといって米英はもうお手上げなので国連が何とかせにゃなりません。そんなイラク復興の主導権を何とか国連が握ろうとする苦難の日々(現在進行形)の記録。4/18の放送で、番組最後に16日付けで国連ブラヒミ氏案を米英が受け入れたとかいう方向のテロップが入るあたり、最近のNスペはギリギリまで編集をしているのがよく分かります。リアルタイムの世の中を追うのに、Nスペのレベルでまとめてくれるのは嬉しい所。「ドキュメント・エルサレム」前後編は今再放送しても需要はあるような気が。
ちょっと朝日新聞4/18付け読みながら見ちゃってたんでうろうろなんですが、たまたま社説が「国連主導――最後の切り札を生かせ」(もう国連に任すしかないよ説)で、オピニオン面には「イラク支援 文民主体で:NGO責任者大西氏に聞く」(国連に過度の期待も禁物)なんてのが載ってて、それを見比べながらさらにNスペ見てたんで、うーんでも国連スタッフも一生懸命やってるよなぁと思ってしまうのが映像の力なんですが。
#後者の記事に関しては朝日新聞4/19付け国際面に「イラク旧政権下の人道援助活動 国連高官にも疑惑噴出」という記事もあり。
旧フセイン政権時代のイラクで行われた国連の人道援助活動「石油と食糧の交換計画」を巡る不正疑惑が、波紋を広げている。旧政権がリベートなどで約101億ドル(約1兆900億円)の不法収入を得ていた疑いに加え、国連幹部が関与した疑惑も浮上しているからだ。さらに、イラク戦争を批判した元国連大量破壊兵器査察官が、旧政権と関係のあるイラク系米国人から資金を提供されていたという報道があり、旧政権の国際世論対策にも資金が使われた疑いが出ている。
結局は人間のすることだから完璧ということはありえないのだろうけど、やはり最後は同じ人間として相手を信じるしか道はないのだろうとも。そう思うと、イスラエルの子供たちに人間不信になるなと教えるのは酷というものか。3/22に米国を除く世界中から非難されて舌の根も乾かぬうちに再びテロに走れる国家というものを信用するのは難しい。心あるイスラエル人はパレスチナ人のために泣けるというのに。
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イスラエルとパレスチナの物語。再放送は3/29(月)2415~。Nスペ公式の放送記録にはまだ個別ページはありませんが、そのうちupされると思います。
以前朝日新聞で同じような連載があったと記憶していますが、この時期に映像で見られて良かったです。名前などメモを取りつつ見ていたんですが、一旦ペンを持つと台詞を起こし始めてしまう癖が……というのはともかく、そのくらい密度の濃い番組でした。
イスラエルではこの3年で100件以上の自爆テロと軍事行動が繰り返されている。その間の犠牲者は3500人を超える。放映の5日前(3/22)にはヤシン師が殺害され、ハマスは即座に報復。既に20人以上の犠牲者が出ている。こうした報復の連鎖を断ち切るには、一人一人が相手への憎しみを乗り越えるしかないと、遺族達が活動を続けている。
イスラエル人遺族のロニー・ヒルシェンゾン。長男を連続自爆テロで失い、そして兄や親友が殺されたことで希望を失った次男は自ら命を絶った。「報復を求めても息子が戻ってくる訳ではない、憎悪の連鎖を断つことが息子の遺言だ」と、報復より対話を求める「遺族の会」の活動に従事している。事務所の壁にはラビン元首相の言葉。「困難や痛みを伴う道だとしても、戦争より和平の道を望む」
ロニーが連絡を取ったのは、自爆テロで息子を失ったヨシ・メンドロビッチ。「怒りや憎しみでは問題は解決しない」というロニーに「相手を許せというのか」と問うヨシ。ロニーは答える。「許せとは言わない。しかし報復を求めても何もならない」
平和を求める難しさを、ロニーは知り尽くしている。遺族の会は450人。しかし報復支持のデモには10万人の人出だ。無言でプラカードを掲げる遺族に痛烈な声が飛ぶ。「あんたたちはパレスチナに住みなさいよ」
パレスチナでも200人以上が武力行使に反対の声を上げている。イスラエルによる730kmにも及ぶ壁に閉ざされたその地には、イスラエルと行き来ができないことで、互いの実情が分からないからこそ余計に緊張すると考える人が居る。ヨルダン川西岸の遺族ガジ・ブリギスは、自爆テロの犠牲者の遺族が新たな自爆テロの実行犯となる現実の中、その実行犯の遺族を訪ねる。「悲しいが娘はパレスチナの誇り。しかしイスラエル人の遺族は自分より深い悲しみを抱いているだろう」と言う母。「自爆者こそイスラエルの被害者」だという遺族に、ガジは説く。「パレスチナ人であることを置いて、一人の人間として考えてみてくれ」
1/23、双方の遺族の対話集会が開かれた。肉親が殺されたことを話すのも初めてなら、聴くのも初めてのことだ。非難の応酬が始まると席を立つ人も出た。ロニーは言う。「イスラエル側、パレスチナ側でない第3の側を提案する。双方を繋ぐ役目だ。皆痛みを持つ兄弟、皆苦しみを持つ兄弟なのだ」それに応える声。「私達でさえ対話が出来るのだ。もっと話そう」対話は、18時間に及んだ。
しかしこの直後から報復の連鎖は激化する。ロニーは言う。「血の応酬は止められない。我々に出来るのは、憎しみの連鎖を止めることができるかもしれないと示すだけだ」対話集会には出ず、アラブ人の顔を見るのを避けてきたヨシは、息子の学校が交流していたアラブ系の中学校から招かれる。対話に応じた中学生が言う。「あなたのように遺族が対話を求めることこそが希望だ」
ロニーはガジを訪ね、自分の目でパレスチナを見る。本来ならかすかな希望へと目を向けていくラストであるはずなのに、5日前の事件を繰り返し告げて番組は終わる。ロニーの次男が失った希望。ヨシの息子が模索していた希望。二人の父が交わした、「私だって許すことはできない(ロニー)」「もう少し時間が経てばあなたたちの取組を理解できるかもしれない。許すのではなく和解ということならね(ヨシ)」といった言葉が印象的だった。
先のヤシン師殺害に関して、日本の外務省がイスラエル大使を呼んで非難を表明した際の大使の言葉。「ヤシンはビン・ラディンと同じだ。殺しても誰も何も言わない」――そんなことはあるまい。現実にハマスは報復テロに走っているし、あんな殺し方はテロそのものだ。フセイン元大統領だって逮捕され裁判を待っているはずだ。必要なのは法による裁きであって、単に命を奪うことではないはずだ。だからといって死刑にすれば良いとも単純には思えないのだけれど。
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■Nスペ「文明の道」第7集 エルサレム・和平・若き皇帝の決断
■Nスペ「ドキュメント・エルサレム」前編
■Nスペ「ドキュメント・エルサレム」後編
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■「文明の道」アンコール(深夜24:40)
23日(火)第6集「バグダッド・大いなる知恵の都」
24日(水)第7集「エルサレム・若き皇帝の決断」
中東に再び暗雲というこの折、特に第7集は以前にも書いたんですがお薦めです。第6集も、イスラムの知恵の素晴らしさに深く感銘を受けるもので、見直そうと思ってます。
■テロ 遺族たちの対話~イスラエルとパレスチナ~(03月27日(土)21:00)
NスペTOPから「放送予定」参照。こちらもなんともタイムリーと申しますか……逃せない1本だと思います。
■「データマップ・63億人の地図」第3回 希望の町へ~都市再生への挑戦~ (03月28日(日)21:00)
第2回がまだ録画したままなのにもう第3回……早く見なくちゃ(;_;)
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■3/6「奥克彦大使・イラクでの足跡~日本は何ができるのか~」(Nスペ公式から「放送記録」参照)
この内容も圧倒的でした。結局石油の利権しか頭になく、戦後の復興など何も考えていないアメリカという国を目の当たりにした奥氏。では日本はイラクの人のために何ができるのか、その思いで彼はイラクを走り回った。かつての日本の援助の跡。ここなら日本人が力になれる。援助物資を運ぶ船のために港の浚渫作業を国連の下で日本が行うことになったものの、米国の企業から横槍が入る。作業自体は行われたが、その後テロが活発化し、復興支援は思うように進まない。自分が標的にされていると知りながら、傍らの井ノ上氏が巻き添えになることを予想して心苦しい思いをしながら、彼は志半ばにして凶弾に倒れた。神様は愛する者を早々に御許に連れ去ってしまうという言い方があるが、それでも彼はイラクの人に愛される日本人であって欲しかった。改めて合掌。
■3/14「米兵たちのイラク」
こちらは残念ながら逃してしまい。それじゃ駄目じゃん自分。アンコール希望(i_i)
■3/7「東京大空襲」(NHKアーカイブスから「放送済みの番組」参照)
1978年のNHK特集。寝ようと思ってたとこで始まってしまって寝床で見てたんですが、最後まで目が離せませんでした。今から26年前のものですが、空襲から33年後ということで、今よりずっと生々しい作りになっています。遅すぎる空襲警報を読み上げたアナウンサー。酸素不足でポンプのエンジンも動かない業火の中、消火能力が崩壊した東京を走った消防士。ふと我に帰ったカメラマンがシャッターを切った、街にいくつも転がる墨のような物体。掘割を埋め尽くし、引き揚げても翌日にはまたどこからか浮いてきて掘割を埋める夥しい死体。生き延びた人たちが、「あそこは全滅」と、記憶を辿りながら居住者マップに次々に引いていく赤い線。
この低空からの無差別爆撃を立案した将校はインタビューを拒否。撮影しても良いと言われた勲章の中には、日本から贈られた勲一等があった。航空自衛隊の教育に協力したとかいう話なんだが、罪を憎んで人を憎まずとはいえ、正直複雑な心境だ。
って、アーカイブスのページ見てたら、昨夏はやらなかった「なぞの転校生」の最終回やってたのかよ! がーん(i_i)
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サブタイトルは「謎の洞窟に原始の命を追う」。再放送は2/10(火)2415~。
メキシコ南部のヴィラ・ルース洞窟。高濃度の硫化水素が噴き出す過酷な環境に息づく数々の命。硫化水素を代謝して硫酸を吐き出しながら生きるバクテリア、それを食べて生きている小魚はヘモグロビンが多く赤い色が目立つ。その小魚を食べているウナギの仲間は何処に居るのか。洞窟の上方に舞うコウモリの群れ、硫化水素の濃度が高い下方にはその死体が晒されている。硫黄の結晶に覆われた黄金色の洞窟。密閉したカメラを抱え、酸素マスクを付けて洞窟に入った撮影クルーによる世界初の映像の数々はまさに驚異的というか「Amazing!」。最初に出てくる研究者がNASAの人だというのも面白い。宇宙を知ることと地球を知ることの根は同じだということで。
「地球大紀行」以来、Nスペでこれを越えるこのジャンルのシリーズはないなぁと思ってはいるものの、単発ではこういった面白いものに出会えるので、どうにも見逃せないでいます。硫化水素を代謝するバクテリアは新聞で読んだような気がするんですが、映像の力は圧倒的です。騙されたと思って見てください! という1本でした。
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■新選組! 第五回「婚礼の日に」
なんとなく見方が分かってきました。アバンタイトルで解説が入る形式は「あぁ、これが大河だよ」とは思うものの、本編はやっぱ青春群像を描く普通のドラマなのね。いやそれがイケナイとは言いません。特撮も時代劇もSFも何でもそうだけど、要はどこまで人間をリアルに描けるか、でしょ。最後まで見てみて、描かれたキャラクターがきっちり生きていればOKだと。様式美というものは確かにあるんだけど、それは他の大河でやってるんだから良いじゃんと思ったり。今のところキャラは生き生きしてると思えるんで自分は結構気に入ってます。大河らしい大河を見たかったらスカパー!見ればえぇのよ。←こちらはこちらで捨て難いのよね。
前回、女の数で周介に「負けた!」のトシに萌え。今回、いつのまにか近藤さんちになじんで来客応対してる山南さんに萌え。いきなり演説ぶって何しに来たのか分からんかったが、勇を助けてくれてありがとう桂小五郎。山口一のオダギリジョーもほんと出世したよなぁ。今丁度日曜深夜に「仮面ライダークウガ」を見てるんで尚更感慨深いです。前枠の「見ればナットク」に萩野崇が再登場してたけど、連敗記録更新してる場合じゃないぞ(^^; ラーメン食べてるのが無性に可愛くて、カップラーメン1食を3回に分けてた涼村暁を思い出すと出世したんだろうとは思いますが。役者としては面白いんだ、頑張ってくれ。
■のど自慢@栃木市
NHKつけっぱだとつい見ちゃいます。定番てのはえぇですわね。
ギターを抱えた父子。「こいつが制服で歌えるの最後なんで」といってたお父さん。ハモリで歌っていたのも仲良さげで良い感じ。
赤いドレスで張り切ってた大工のおばあちゃん。「memory」でチャンピオンに輝いた金髪のお姉さん、間奏で拍手が来るくらいほんと上手かったけど、日本で英語を教えた2年間の良い思い出になってくれたかなというオチはまぁお約束ってことで。
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■後編・聖地の和平はなぜ実現しないのか 1967~2004
併合された東エルサレム。イスラエル市の助役となったメロン・ベンベニスティはアラブ系住民との融和を図るが、内部での反発に合い職を退く。父ダビッドにシオニズムを叩き込まれたメロンはアラブ系住民を「身近な敵」と呼びながらも、父の作った地図の仕事を正当化することはできず、隣人としての共存を模索し、右派の強攻策に目を配る。
聖墳墓教会の鍵番の家に生まれ、アラブ系住民の中で中核的な立場にあった父を持つサリー・ヌサイブ。境界線近くに育ち、ヨルダンによる支配下でパレスチナ人としてのアイデンティティを考えるようになった彼は今、かつて身を置いたPLO・パレスチナ解放機構から離れ、市民レベルでの活動を行っている。パレスチナ難民を前に、帰還権を放棄して、今の自分たちの土地を守り、パレスチナ国家建設を目指すように説く彼は、同じパレスチナ人から白眼視される場面もある。和平を説くサリーらのおかげで和平が遠のくのだと投げつけられる言葉は辛辣だ。
82年レバノン侵攻、87年アラファト議長率いるPLOによるインティファーダ。PLOによるテロとイスラエル軍による報復の無限の連鎖。現在のイスラエル首相シャロン氏が政権の中枢へのし上がっていく様子と背中合わせに語られる、米軍の兵器の実験地としてのイスラエル。そしてそのイスラエルを支持するキリスト教福音派。彼らにとって主の再臨には約束の地をユダヤ人が手にすることが必要不可欠なのだ。しかしそのためにパレスチナ人が苦しんでも良いというのは、まるで中世の十字軍と変わらない。
93年オスロ合意に達した両者だが、イスラエルでは95年に和平派のラビン元首相が暗殺され(Nスペ本編では省略)、大イスラエル主義を説くシャロン政権が誕生する。2003年のロードマップなど絵に描いた餅、今日もなおテロが続き、イスラエルによる壁はパレスチナ人の農地を分断し、見るものを圧倒する8mの高さで伸びていく。この壁の不気味さと理不尽さ、こんなことを許す神が居るというのなら、それは悪魔と謗られても仕方ないのではないだろうか。
追記
これをupした直後にこんなの見つけちゃいました。
馬鹿って言う方が馬鹿なんだって知らんのか。
*astroblog: 「キリスト教徒でなければばか」 機長がいきなり客室で 米アメリカン航空
あと少し前の記事だけどこんなのも。
暗いニュースリンク: ジョージア州は最新教育カリキュラムで19世紀に逆戻り
でもね。
多くのクリスチャンは良い生き方をしてると思うし、それが信仰の力だというのも分かる話なんです。ただ極端な人が出るとイメージ悪くなるんだよなぁってだけで。
テロリストが居るからイスラムは恐いというのも、一部の極端な人のせいなだけ。
T・Pぼん「十字軍の少年騎士」(藤子・F・不二雄)を読んでほしいなぁ。
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後編の再放送は2/9(月)2415~。後編だけでも見応えがあるので、未見の方は是非。
■前編・聖地での戦いはなぜ始まったのか 1879~1967
オスマン・トルコ時代、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教が平和に共存していたエルサレム。迫害を受けていたヨーロッパのユダヤ人にシオニズム運動が巻き起こって、彼らは約束の地を目指すことになる。
ユダヤ人の資金力に目をつけたイギリスは、ユダヤ人国家建設に好意的な反応を示す。しかし一方ではアラブ国家への好意も見せる。第一次世界大戦後、中東の北部はフランス、パレスチナを含む南部はイギリスの勢力下に入る。
第二次世界大戦でのナチス・ドイツによるホロコーストの映像が世界に流れ、世論は一気にユダヤ人へ同情的に動く。国連決議によりイスラエル建国は国際社会で認められる。しかし彼らは周囲をアラブ国家に囲まれ、孤立していた。
国連決議での数字を無視してパレスチナに勢力圏を広げていくイスラエル。幾度にもわたる中東戦争でその力は誇示され、土地を奪われたパレスチナ難民の悲劇が始まる。第三次中東戦争でついに旧市街を含む東エルサレムがイスラエルに併合された。
国家の礎となる地図。初代首相の指示により、地理の専門知識を買われたダビッド・ベンベニスティが作り上げたその地図では、アラブの地名がヘブライ語に変えられていた。アラブ人から土地の経済的所有権だけでなく精神的所有権をも奪ったというのである。平成の大合併だとか、ダムに沈むから村の名前がなくなるという話も思い出す。
シオニストであり教師であったダビッドは子ども達に、移住してきた土地とはいえ、この地こそ祖国なのだという愛国心を育て上げた。しかしパレスチナの人々は、大アラブというゆるやかな共同体の意識はあっても、パレスチナ国家という意識はなかった。そこへ、ユダヤ人の思い描く確固たる国家が侵食していった。
聖墳墓教会の鍵を預かるのは代々イスラム教徒だという。イスラムが他の宗教に寛容であればこそ、あの平和なエルサレムがあったのだ。
イスラエル建国の影には、イギリスの思惑だけでなく、ローマに追われて以来約2000年に渡っての迫害の歴史が存在する。そもそも何故彼らは迫害され、だからこそ信仰に基づく団結を深めて約束の地を目指したのか。そこが知りたくなった。
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■2/3 プロジェクトX「海の革命エンジン 嵐の出漁」(再:2/8(日)1005~他)
ブルドーザーの時もそうだったけど、開発部門が頑張るだけでは良いものは生まれないという話。サービス部門とか営業とか、実際にその商品を使う人の声を吸い上げる人が居て、その声に応えてみせるのが開発部門ということで。今回は「損害機」と蔑まれていた船外機を一流のものにしたというお話で、その結果漁業革命に至る流れが良かったです。ふと、会社勤めしてた頃のこと思い出したり。営業の彼とか技術の彼女とか元気かなと。
■2/4 その時 歴史が動いた「そして近代ニッポン人が誕生した」(再:2/12(木)2415~他)
正岡子規、夏目漱石、そして与謝野晶子。子規は写生文により「自分を表現する」新たな日本語の世界を開き、漱石は他者のためだけでなく自分のためのものでもある文学を模索し、晶子は理想と現実の狭間で苦しみながらも、女性である自分を解放するために筆を執る。えーと番組のラストで出てくるフレーズの方がずっと分かりやすいんですが録画してないし公式サイトにもないんで、このあたりは自分なりのまとめ。
彼ら先達が切り開いた世界の延長線上に今がある訳で、そう思うと実にありがたい世界に生きているのだなと。彼らが今の世界――blog等を使って無数の自己表現が世に送られている状況を見たらどう思うのだろうか。
次回は2/18・日露開戦。そういえば先週のあんパンの話はプロジェクトX明治編って趣でした。
■2/5 ちょっと待って、神様(最終回)(今週分の再:2/6(金)2445~)
先週のラスト、一夫が秋日子=竜子の元へ走るあたりから、今週はもう涙腺が緩みっぱなし。こういう純愛には弱いんですよ(i_i)
■2/7 Nスペ「ドキュメント・エルサレム 後編・聖地の和平はなぜ実現しないのか」(再:2/9(月)2415~)
Nスペでは何回かエルサレムを取り上げているんですが、こうしてまとめてみると改めて感慨深く。「前編・聖地での戦いはなぜ始まったのか」で思ったのは、あの地は宗教ではなく米英という大国の好きに振り回されてきたのだなと。そしてそれはイラクでも同じことで。後編も期待大。
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今年のNスペ大型シリーズ。公式サイトはこちら。再放送は1/28(水)0015(27日深夜)。冒頭、アルプスに残された3500年前の地図から始まるのはさすがNスペ。
今回は「寿命 ~2004年 いのちの旅~」ってことで、平均寿命関連。平均寿命の最も短い国シエラレオネ、アメリカの中で最も短い州ウェストバージニア、そして平均寿命が顕著に短くなっているロシアの現状。飢餓による栄養失調、肥満による栄養失調、そして「心の栄養失調」という三つの病を克服して、最後に示された「希望の地図」を描くことは出来るのだろうか、というもの。
・プレマップは殆どネタバレだった。
・Nスペというよりクローズアップ現代スペシャルって感じ。
・一つの事象の高低を示すなら、番組で使われたのとは逆に、高い:赤、低い:青の方が分かりやすいんじゃないか?
という感想もありつつも、示唆されている内容は興味深かったです。シエラレオネは朝日新聞の「カラシニコフ~11歳の少女兵」の舞台なので、映像の力というものを実感。肥満の話も恐いよなぁ……和食きっちり作って食べなきゃ。ロシアの事例もほんと恐い。
番組で使ったデータマップは公式サイトで公開されているので、またじっくり見たいです。日本の平均寿命の市町村別分布は、色々と想像できるものが多くて面白いですし。農村部:高、都市部:低という傾向が見てとれるものの、長野県天龍村(公式サイトのデータマップだと情報見られたので確認)、三重県尾鷲市、高知県室戸市が周辺に比べて顕著に低くなっているのは過疎化が原因なのだろうかとか。
ロシアの転職率の高さと平均寿命の低下状況の分布が重なるという点は、異なる統計値の関連を感覚的に理解できる地図ならではの見せ方だったんですが、他は割と数字で何とかなりそうなものが多かったのが今後の課題でしょうか。シエラレオネが突出して平均寿命が短いとはいえ、平均寿命の変化の図だとこの国の変化はなし。10年続いた内戦の故なんですが、ここでこの1つ前、2つ前の10年の変化の図が出てくると時系列変化が際立って見えてくる地域ってあると思うんです。映像ならこうした三次元(2D+時間)表現はお手のものなんですし。
次回は伝染病。これこそ地図ならではの面目躍如となりそうな題材なので、期待大です。
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番組公式はこちら。散々前振りを見ていたんで、なーんだあれもこれも皆第一話かいっというのはありましたが。京都で桂小五郎を狙う話を見せておいてから10年前へ戻して、そもそもの馴れ初め(違)から語り始めるというのは、ありがちではあるけど分かりやすいかと。新選組(←NHK推奨)ともなれば見る側にも詳しい人間が多い訳で(自分は門外ですが)、とっとと顔見世しやぁ、という声もあるのだろうし。尤も話が進んでいって冒頭のシーンに追いついた頃、若い役者さんが多いだけに、それぞれの芝居が変わってるかもなーという気もするんですが。とはいえ、史実がそれとしてあるんで、ダグラムみたいに「謎の第一話」になることはなくて済むんですが(^^; でも前回の「その時歴史が動いた」でオチまで予習しちゃったのがちと辛いかなぁ。
展開はベタすぎかとは思うけど、この程度が丁度いいのかなぁとは申せ、見せ方の細かい所がちょっと軽くていやんですかねぇ。昨年の「武蔵 MUSASHI」がストイック狙いだっただけに。でもま、数回見ていくうちに慣れそうですが。10年前へ戻ったら、もうこれはこういう作風なんだと思えましたんで。桂小五郎の嫌味っぷりと、象山先生の「外国の文化を貪欲に吸収して国力を蓄えてから喧嘩を売る!」(売るなよ(^^;)つーのはらしいかなぁと。でも「十歳までは自分のこと、二十歳までは自分の生まれた国のこと、三十になったら日本のこと、四十になったら世界のことを考えろ」というのは何かどっかで聞いたような気がするんだが。筆なんぞなくともこれくらい覚えとけよ>桂小五郎 それに一番最後の萌え方向へ振ってるキャラは一体何なんだ(^^;
21時からAT-Xで「あずまんが大王」を見てしまって、Nスペ「復活なるかニッポン半導体」は後半だけになりちと残念。黒船でなく強者連合に挑む日本人の物語でした。最近のプロジェクトXは再放送が多かったんで、久々にこういう硬派なの見たよなと。次回の送電線は新作なので楽しみ。って今日のNHKアーカイブスは本田宗一郎かよ! 見なきゃ。
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第3集「それはマンハッタンから始まった」は戦後の繁栄の絶頂から世界恐慌での奈落の底への落差が凄い。ラストの当時のマンハッタンの夜景のWTCに目が行き、第4集「ヒトラーの野望」はちょっと耐えられんかもと思ってパスしたものの後悔果てしなく、第5集「世界は地獄を見た」は録画したまま。第2集「大量殺戮の完成」の第一次世界大戦があれだけの衝撃だったから、第二次世界大戦なんて見たら絶対眠れないと思ったんで。
第6集「独立の旗の下に」。ガンジーについては11/25の「その時 歴史が動いた」 で見てますが、「映像の世紀」は当時の映像ばかりだから随分印象が違うようでもあり。第二次世界大戦が終わって世界中に吹き出した独立戦争の嵐。あれだけの戦争の後、まだ戦争を続けるというのだから……嘆息。中国は国民党との内戦に共産党が勝利、インドはヒンズーとイスラムの対立についにイギリスが撤退し、パキスタンが分離独立、その後も二度の全面戦争を経て今も対立は続く。東西冷戦が始まった中、彼らは第三勢力を宣言するが……ベトナムは旧宗主国フランスとの長い戦いについに勝利したものの、ソ連・中国に連続した赤化を懸念したアメリカが本気で乗り込んでくることになる。もぉええっちゅーに。
第7集「勝者の世界分割」ヤルタ会談も「その時」で見たんだよなー。ってことで戦後のドイツの分割統治→発電所まで空輸したベルリン封鎖→東西ドイツ独立とビキニ環礁の核実験、そして朝鮮戦争。後半ちょこちょこと寝ちゃってたかも(i_i) 。さて今日は第8集「恐怖の中の平和」で冷戦の時代、明日が第9集「ベトナムの衝撃」なんだけど、コミケだからリアルタイム視聴は無理なんで録画しとこう。
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アンコールは嬉しいんだけど、深夜になってしまうので見終えてもしばらく寝付けません。概要はこちら。
第2集のお題は1914-1918の第一次世界大戦。サブタイトルは「塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た」と続く。50年間戦争のなかった欧州に始まったその戦争の当初、3週間で終わるからクリスマスには帰れるという兵士はまるでスポーツの遠征にでもいくような無邪気さ。しかし1月、2月経っても戦争は終わらず、フランス・イギリス側の機関銃の登場により果てしない塹壕戦が続く。夏に出兵した兵士は冬服の支給もないまま雪の中で戦い、塹壕足とシェルショックに苦しむことになる。そしてドイツの飛行船ツェッペリンによる空襲が始まり、大砲は巨大化し、毒ガスがばらまかれ、当時英国海軍大臣だったチャーチルの発案で農業用トラクターをヒントにした世界初の戦車マークIが登場する。ライト兄弟に始まった飛行機も早々と実戦投入され、初めは人が落としていた爆弾も投下が自動化され、機関銃を備え付けられて空中戦が始まる。海では補給路を断たれたドイツが潜水艦Uボートによる無差別攻撃を開始、これに被害を受けた中立国アメリカは、英仏が負けると貸付金が戻らなくなることを懸念したこともあり参戦、その物量でドイツを圧倒する。ロシアでは1917年に2月革命により王朝が滅び、11月革命によりレーニンによる共産主義国家ソ連が誕生、戦線から離脱する。ドイツでも革命が起こり、毒ガスに倒れていたヒトラーは、全てが無駄だったことと、自らの使命を悟ることになる。戦争の発端となったオーストリア=ハンガリー帝国は崩壊し、1918年11月11日にようやく休戦となる。
指導者は安全な場所で命令するだけ、そして戦場の兵士は電話1本で機械に操られて死んでいく。そして今後は民間人を巻き込む大量殺戮の戦争になるといった、チャーチルの手記が象徴的。だが、その戦場で撮影された、塹壕で兵士の死体を荷車に積む映像が一番ショックだった。確か無声だったはずだが、どさっという重い音が聞こえたような気が。土のうか干し藁積んでるような感じで。人が死んでも物扱い、それどころか単なる数字になってしまう恐さが走り抜けたというのが見終えた感想。
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スーパーでかぼちゃの隣にゆであずき。いとこ煮のレシピが店頭にあったんで、ざっと頭に入れて帰宅してさて煮てみようかと思うと、カップ5の水の量に唖然。かぼちゃが少し少なめなんで、若干減らしたものの、やっぱ水多いんじゃ……。砂糖大さじ3は覚えてたものの、しょうゆの量が不明。ま、関東のレシピだから、これは好きにすればいいかなーと思って適当に入れるも、やはり水が多い。うーん何かイメージが違う……と思いつつ、その小豆色の汁も添えて出したら、ちょっとぜんざい風で、食後のデザートには良かった感じ。
今年も高専ロボコンは燃え。予選が終わった頃に「にんげんドキュメント」で阿南高専の話をやってて、阿南高専初の全国大会出場を果たした「Rise'n Roll」はどうなったかというとこれが「アイデア倒れ賞」でしたが(^^; でも初戦で2-0で勝ってるとこ見逃したなぁ、やってなかったかもだけど。そういえば四国予選も何だかんだで見てましたが、やっぱ全国大会はレベルが高い。ほんと面白かったです。打ち出し型の雄・航空高専の「大食鉄鋼人」VSアーム型の雄・旭川高専の「Untyred」。ストッパーを使って旭川高専が優勝するも、ロボコン大賞は航空高専。あの大食いと打ち落としは凄かった。小山高専「ましゅまろん」の脚部変形には燃えた。
で、見終わった頃に仕事先から電話。懸念事項がよろしくない方へ。小一時間かかって何とか事なきを得たので、これで落ち着きたいところ。ゆず湯はやっぱえぇもんですね。明日から日が長くなるのが嬉しい。
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詳しくは公式サイト……にその内出るんじゃないかと。
何せ昨年来密かに忠臣蔵ブームだったんで、やはりこれは見ないとと。今回は討ち入り後、将軍綱吉が赤穂浪士に切腹を申し付ける決断に至るまでのお話ですが、ざっとまとめると状況はこんな感じ。
【赤穂浪士】 上野介を討ち取ったがその場では切腹せず、幕府の沙汰待ち。
【世間民衆】 「赤穂義士」として忠義を讃える風潮が盛り上がり。だって何しろ犬公方気に食わんし。
【将軍綱吉】 忠義を柱に世を治めてきたはずで、果たして切腹させて良いものか悩み中。
【幕府内部】 いやでも赤穂浪士のやったことって夜盗まがいのことで武士のやることとちゃうやん、との空気。将軍の前での60人余りの投票でも、流刑1、永にお預け1の他は示し合わせたように「特に意見なし」として責任回避、柳沢吉保なんて白票で将軍にお任せ。将軍は切腹しかないと決めていた。だが、それでは義を軽んじないかと悩んでいた。
で、悩める将軍に、江戸城を訪れた法親王が曰く、「忠義の士となれば、二君に仕えぬもの。切腹は寧ろ彼らの本懐」。それで切腹申しつけが決まったが、確かにその武士としての死は大石らの望むところであった。しかし、申しつけの際に密かにもたらされた一言――吉良義周が討ち入りの際の不手際を理由に、領地召上の上お預けとの沙汰が下ったという。吉良家への処罰こそ、大石らが本当に望んでいたものだった。大石の辞世の句は、本懐を遂げた清々しさが感じられるもの。彼らは上野介を討っただけでなく、吉良家へ将軍が「正しい」判断を下したのだと知って、主君の下へ赴いたのだ。
……ってさぁ、本来なら松の廊下の際に喧嘩両成敗となっていなくてはならなかったのに、こんな形で今更両成敗かよ。という感想は、清水義範「上野介の忠臣蔵」(文春文庫)読んだ時もそうでしたけど。ま、そう言う世の中だったから仕方ないんだけどさ。
しかし、一つ判断を誤ると、民意は為政者の思惑を外れて大きくなって、より困難な判断を迫られるっていうのは今でも通じる教訓のはず。だからもっと早い段階で慎重に判断しなきゃいけなかったのにさー、今更にっちもさっちもいかんじゃんね。つてもこの件と同様、派遣は最初から決まっていたんだけどさ。
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詳しくは公式サイト。再放送は12/11(木)25:35他。来週は今年もこの季節ってことで忠臣蔵。
1941年11月。日米開戦回避に向け、日本の東郷外相はインドシナ撤退と引き換えに石油輸出と中国への不干渉を求める妥協案を提示、日独を相手にするにはあと3ヶ月の準備期間が欲しい米側もそれに応じた妥協案を用意していた。
米側のハル国務大臣は妥協案を認めるよう同盟国にギリギリまで働きかけていたが、日本と4年も戦ってきた中国の蒋介石は、米国の妥協があっては中国は崩壊するとして、ルーズベルト米大統領とチャーチル英首相に電報攻勢を掛ける。「日本に石油を1滴売れば、中国の兵士の血が1ガロン流れる」のだと。ドイツに苦戦していた英国のチャーチルも、米国が参戦すればドイツに対抗できるようになると考え妥協を拒否する。
チャーチルの言葉を受け取ったルーズベルトの元に、軍部から連絡が入る。日本が大輸送船団を南下させていると。それは誇大報告だったのだが、ルーズベルトは「片方の手で握手を求めながら、片方の手で短剣を突きつけている」ような日本を最早信用できないとして、妥協の撤回を決める。その結果提出されたハル・ノートは、米国の強硬姿勢を示すものであり、中国及びインドシナからの、日本軍・警察の即時撤退を求めるという、日本軍部が到底受け入れられない要求だった。そして12/8、真珠湾攻撃により日米開戦となる。
まぁ何つーか、日米がそれぞれの都合で戦争を回避しようとしても(米国は3ヶ月先送りするだけのつもりで開戦は必至だったが、3ヶ月後にはドイツとソ連の力関係が変わることになる)、その周辺の中国や英国の事情がそれを許さなかったということで。東郷外相は米国の妥協案を暗号傍受で知っていたから、中国の動きも静観して米国を刺激しないで居たのに、結局は蒋介石に乗せられたことに。つーかその最後の米軍の誇大報告って何って感じですが。3ヶ月待たずに叩いてしまおうってことだったんだろうか。何かアの国って今も昔もとか思ってしまいましたが。でもそもそもは、日本の独善は決して容認されるものではなかったということだし。今現在にしてみても、何かにつけ日米同盟が、なんて言ってる首相がどーにも近隣諸国の神経を逆なでするような行動に出るのってどうなのよって思うんですがね。
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世界史を扱うようになって話題が広がったなーと思いつつ、今回みたく既存の映画を元にしてるっぽい作りだと(公式サイト見ると情報あり)、民放に似たよーな番組ないか? みたいにも思ったり。でもNHKだからつけっぱで見てる部分が大きいので、取り上げてくれること自体は嬉しいんですけどね。再放送は12/4(木)25:35他。
無抵抗主義で大英帝国との交渉権を得たガンジーというのはあまりにも有名で、その後キング牧師など影響は大きいんですが、ほんとそれまでに越えてきた苦難というのも大きく。インド人に塩を作らせないってのは、まさに生命線を握られている訳で、それであぁいう運動になるのは、言葉では分かる話だけれども、彼らの思いの切実さは想像を遥かに越えるものなのだろうと思う。「殴られても殺されても怯んではならない」というのは、ほんとにもう。エピローグは、ガンジー暗殺の経緯。宗教間の対立を嘆き、断食に入るガンジー。6日目に人々は武器を捨て、ガンジーは神に祈りを捧げるために表に出て、暗殺されてしまう。神様って何やねん、とも思いたくなる。子供を抱くガンジーの笑顔は、何処にでも居そうな好々爺といった風情で、とても温かみのあるものだけに、ほんとこの最期が辛い。
無抵抗主義の真逆を行くような話がダグラムだが、独立派の指導者サマリン博士が歴史学者だという設定は面白い。普通ロボットモノで味方の博士といえばロボットを開発してる科学者が常道なのに、この博士はダグラム開発の指揮をとってはいても専門は歴史なんである。#9「ダグラム奪回」でのドナンとのやりとりにしても、#74「大いなる説得」での遺言にしても、彼が歴史学者であったからこその言葉は多く、物語を骨太にしている一要素だろう。架空戦記と歴史学者といえばやっぱ銀英伝のヤン・ウェンリーだろとか思いつつ、学校へ行ってた時分に歴史が嫌いだった自分は何を学んでいたんだろうかと溜息も出たりする。ただの暗記教科に思ってしまっていたのかなぁ。高校では3年で日本史を近世と近現代に分けて教科書全部やったはずで、近現代は普段世界史担当の先生だったからか、結構印象に残っていたりするんだが。
という訳で、来週は日米開戦は何故回避できなかったのかというあたりの話らしいので、期待大。歴史に学ぶという点では逃せない題材かと。
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忙しい時ほど逃避したくなるもので……やらにゃならんこと後回しですみません(_o_)
さてお題は、ドラマ愛の詩(NHK教育)の再放送。本放送、集中再放送と見て今回3回目ですが、何度見ても面白いですコレ。詳しくはNHK公式をご覧いただくとして、簡単に言ってしまえば実写版「ミスター味っ子」という感じで。過去に「金玉満堂 決戦!炎の料理人」という香港映画もありましたが(これも大好き)、Kタローはほんと「燃える!なにわの天才少年料理人」ってとこが味っ子風です。味将軍七包丁の向こうを張ってか、アカデミー味の宮殿の料理人集団・七福神なんて出てくるし。味っ子スキーとしてはついついはまってしまいます。
兄貴が原作「料理少年」が気になるって言うのに頷き。「でもコレ(プラネットボンバー)はないと思うよ(^^;」と言ったものの、あったらどうしよう。でっでもっ、味っ子だって原作じゃカツ丼光る訳じゃないし。味頭巾のおっちゃんも出てこないし。あーでも何か気になる~。
さて今回の#8は、中でも異色なスペオペ風ミュージカル仕立て。突如異星の料理対決番組のスタジオに連れてこられたKタロー。負ければ地球はボン、らしい。対戦相手の少女は自分の作った料理を食べることは許されず、タブレットだけで生かされているという身分。一方料理を食べられる第一階級の人間は料理を作る(自分で働く)ことは許されないという、異様な世界だった。Kタローが地球の料理として作るのは何か? というお話。
んで、超燃えの主題歌「熱くるしいぜ」をはじめとして、スパークしまくる水木一郎に燃えなんですよ! しかし公式サイトに掲載されてる歌詞見ると、ほんとこの歌のとーりのお話なんですね「プラネットボンバー」は(^^; 本放送で予告を見た時から、大笑いでしたが……本編は想像を絶しました。はい。いやお話の筋自体はちゃんとしみじみ良い話なので余計にぐー。えと来週11/29(土)AM10:05から再放送があるんで、味っ子スキーな方と水木一郎燃えの方は是非是非。NHK教育なんでそのあたりお間違えなく。
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今月の「文明の道」、再放送は11/18・2415。
先月のバグダッドといい、エルサレムもまた2003年現在の風景が黒光りする銃に彩られているのが見るも痛ましい限り。今月は200年続いた十字軍の侵攻を、10年だけとはいえ武力を使わず言葉で止めてみせた二人の王様の物語。正直、「文明の道」というより「その時歴史が動いた」っぽいかなーとか思ってしまいましたが(先週まで項羽と劉邦だったから余計)。しかしま、最近どうにも「話し合いで解決できれば戦争は要らん」ってのが気になってる自分には、熱出して寝込んでたけど見て良かったと思えた1本でした。
キリスト教の聖地エルサレム。しかしそこはユダヤ教、イスラム教の聖地でもある。この地がイスラム王朝に支配されていることを良しとしなかった時のローマ教皇庁は十字軍を募り、聖地奪還を目論む。聖地を穢す異教徒を殺せば、現世での罪を赦されるとして(そんな馬鹿な、とは思うがこの時代は本気で信じられていたらしい)、ヨーロッパ中から大軍が遥かなその地を目指した。そんな時代が続く中、神聖ローマ帝国皇帝に担ぎ上げられた若干20歳のフリードリッヒ二世。彼は皇帝として教皇庁に十字軍を率いての聖地奪還を誓うが、彼の生い立ちがそれを阻むことになる。
地中海に浮かぶシチリア島。シチリア王国の王子として生まれた彼は、その土地柄、イスラム、ギリシャといった異なる文化に慣れ親しんで育った。新皇帝の身辺を探るべくイスラム王朝の君主アルカーミルは彼にまず使節を送ったが、フリードリッヒは自らアラビア語で信書をアルカーミルに送った。二人は自然科学や幾何学のやりとりを楽しみ、フリードリッヒはアルカーミルから贈られた天体観測器を「息子の次に大事」と言うほどだった。
教皇庁に出陣を命ぜられ、一度は出立したフリードリッヒだが、船内にチフスが流行、彼も病に倒れ引き返す。その結果教皇庁の怒りに触れて破門を言い渡され、窮地に立ったフリードリッヒは、和平を模索する。長い交渉の末和平条約が結ばれ、聖地に平和が訪れる。
和平条約の内容は、エルサレムはキリスト教徒の手に渡るが、イスラム教の聖地・神殿の丘はイスラム教徒のもの。しかしイスラム教の尊厳を重んじる者であれば、キリスト教徒でも立ち入りは許されるというもの。互いの宗教を尊重しあい、共存を図っているのだ。そして、十字軍のような武力行使に対しては、ローマ皇帝はそれからイスラム王朝を守るとまで書いてある。フリードリッヒとアルカーミルの親交の深さからの相互理解によるものなのだろうが、あの中世にここまで開かれた考え方を持つ王が居たというのが、ちょっと信じられないくらい。エルサレムに足を踏み入れたフリードリッヒは神殿の丘を訪れるが、イスラム教徒が彼に配慮して祈りの歌を止めると、それを良しとはしなかった。彼のイスラムへの理解は、心からのものであったのだ。
しかし、二人は自らの属する世界からは異端視され、孤独を味わうことになる。条約締結から9年後アルカーミルは死去、後継者はその路線を踏襲せず、その翌年平和は打ち砕かれる。再びイスラム教徒の手に落ちたエルサレムを奪還すべく十字軍が結成されるが、これとフリードリッヒはその生涯戦い続け、そして彼の死後も十字軍がエルサレムを奪還することはついになかった(十字軍が廃止される経緯は忘れた)。
2000年になって、ローマ法王は十字軍という名の暴力への許しを乞う声明を発した。しかし、フリードリッヒの破門は未だ解かれず、彼の功績も歴史に埋もれたままだ。棺に納められた彼が纏っていた服の袖には、アラビア語でアルカーミルへ向けられた言葉が刺繍されている。「勝利者よ」と友を称えるその言葉を手に彼岸へ渡った彼は、その狂気のない世界で友と語り合っているのだろうか。
中世のほんの一時、聖地に訪れた平和。それから900年あまりの時が過ぎ、今もまた聖地には、平和を求める祈りが続いている。悪いのは宗教ではなく、人々の信仰心を利用する政治なのだ。冒頭、イスラエルの首相(だったかな)が、交渉の大切さを口にはしているが、トルコなどでのユダヤ教礼拝所へのテロはイスラエルという国そのものが「世界平和の脅威になっている」と認識されているという世論もあって、この土地は本当に一筋縄ではいかんとは思うのだけれど……祈りというものはどの神様を信じていようと本質は変わらないはずだ。この歴史に学ぶべきことは、今だからこそあるのだと思う。
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何だかんだいいつつ結構見てます。一時ちと辛くて、ボンボンの「剣豪伝ルーレットバトラー」の方が面白いやとか言ってましたが、それはそれとしてこちらも面白くなってきました。江戸で読み書き指南してたのも結構好きだったりしましたが。又やんがほんといい味出てくるようになってきたし。
何せ山場なんでNHKも盛り上げようとしてて、あの決闘前半での30台のカメラを駆使したと思われる回り込み映像は1週間で5回くらい見たけど、何度見ても笑えるつーか違和感があるつーか。普通に撮ればいいのになぁ、普通に。
んで、勝負がつくのは一瞬なんで、えっこれだけ? と思うけどそれだけだ! >自分
しかしまー、武蔵ってちゃんと見るの初めてのよーな気がしますが、忠臣蔵同様、見てなくても筋は知ってる話ですねぇ。で、今回のは、これはこれで良かったんじゃないですか。先の場面に意見が分かれるとこだとは思いますが。
ただま、ロケ地が九州だと知ってるのもあるんですが、私でさえこんな水平線は関門海峡にある訳ないじゃん、とか思ってしまうので、地元の人は違和感バリバリだったんじゃ。ま、映像としては格好良く撮ってるし、今の関門海峡ではロケできないんだけど。巌流島は以前関門海峡遊覧船で見ただけだけど、今度は上陸してみたいなぁ。つか巌流焼食べたい~ってんで巌流本舗のサイト見たら「おそいぞ武蔵」って何よ~うわーん食べたい。←通販しろよ。
前枠のクイズに萩野崇が出るも、出演者中唯一全問不正解(^^; さとう珠緒は変身ネタ当ててたのにねぇ。でも次につながる出演だったと思うんで頑張ってくれ。
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9/13の放送は終わり際が目に映っただけだったのが、早速再放送。つか先にNスペ公式調べとけばよかった。
スリランカからの分離独立を唱える少数民族タミル人の武装組織「解放のトラ(LTTE)」。政府軍との19年に渡る内戦は双方に6万人もの死者を出していた。大統領はノルウェーに仲介を依頼したが、LTTEの自爆テロは大統領の右目の視力を奪い、大統領の態度は硬化する。
LTTEの政治顧問バラシンハム氏が腎臓病により密かに海外活動拠点のロンドンへ移る。ノルウェー外務省のソルヘイム特使は接触を試みるが態度は頑なだ。しかしバ氏の病状が悪化、ノルウェーは人道的処置としてバ氏をノルウェーへ移し、腎臓の移植手術を行う。バ氏の態度が軟化し、ソ特使はまず相手の話を聞き続けた。イギリスでのテロ組織への資金凍結が取りだたされ、LTTEがテロ組織とされないよう働きかけて欲しいとのバ氏の言葉に、ソ特使はテロを止めるよう初めての助言をする。
LTTEのプラバカラン議長は18で組織を起こし、30年余り戦いを率いてきたカリスマ的存在。主力はやはり10代の少年兵だ。皆が首から下げているのは青酸カリのカプセル。「敵に捕まる前に自決する」と言う瞳には何の疑いも見られない。ソ特使と会ったプ議長は、その言葉の殆どをタミル人の生活の改善要求に充てた。初回の会談ではテロを止めるとの言葉は引き出せなかった。しかしノルウェーの努力は続き、LTTEは一方的停戦を発表する。
しかし、大統領の硬化した態度は政府軍の攻撃となって現れる。一方、長年大統領を支え、同じテロで右腕を砕かれた憲法相は対話による和平を望み、和平派の野党へ移って選挙戦を戦い、ここに和平派の首相が誕生する。ノルウェーが動き始めて4年半、ついに両者は無期限停戦に合意した。
箱根で和平会議が開かれたその日、アメリカのイラク攻撃が始まった。この会議ではタミル人への支援の割合の問題などで対話は中断。和平への道は決して平坦ではない。
という所で終わったんだが、実に興味深かったです。見られて良かった。日本は最大の援助国ではあるけれど、スリランカが戦後賠償の放棄をした上、連合軍の分割統治に反対してくれたという恩に報いる必要はあると思う。今回調べ物して初めて知ったことですが。
当初は政治活動をしてたのに武力を行使したのは政府軍が先だと言う「解放のトラ(LTTE)」。和平への道を最初に求めたはずなのに、自らが傷ついたことで態度を硬化させる大統領。やはり傷ついたのに、そんな大統領から距離を置き対話を模索する憲法相。LTTEの一方的停戦で事態が好転するかと思えば、その後の政府軍の攻撃を非難したソルヘイム特使は大統領の反感を買い、ノルウェーはソ特使の上に副外相を置き、ソ特使を裏方へ回らせる。事情を一番知る人物を下げることに不満を示すLTTEのバラシンハム氏。「話し合いで解決できれば戦争は要らん」を実践するには、まだまだ努力が必要な彼の地。
ソルヘイム特使の部屋に掲げられた、戦死した息子の墓の前で嘆く母の写真。何千もの母が居る、それを胸に仲介外交を続けるノルウェー。スリランカの最大の援助国ということもあり、和平会議の場を用意した日本で目にした、アメリカのイラク攻撃のニュース。そんなアメリカを支持する日本は、ソ特使の目にはどう映ったのか。大体援助つーてもいつものばら撒きなんで、問題山積みらしいし。
青酸カリを首に下げる少年兵についてはこんなのも。3年前の中学生向けの記事でこんなのとか、あるいはこんなのとか。これが現実。
大統領を狙ったテロで使われた自爆装置。起爆すると1500もの金属の弾が飛び散るように作られている。このテロでは21人が死に、大統領の取材をしていたNHKのクルーも含めて100人以上が負傷したとのこと。バグダッドの国連の時と同じく、一瞬で血塗れになる画面。そのテロが分けた大統領と憲法相の選んだ道の違い。
「事実は小説より奇なり」が適当ではないかも知れんが、1年近くアレを見続けた時間よりもこの約1時間の方が遥かに興味深かった。――つーとやはり言葉良くないかなぁ。
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連続ドラマ「ブルーもしくはブルー」 ドッペルゲンガーというのは面白いが、二人とも結婚したときの戸籍はどーなっとんじゃというツッコミは厳禁。ヒロインの父親役が宇津井健氏なんだが、このお方ウチの父上によく似ておいでなので、出てるとつい見てしまったり。
木曜「夢・音楽館」 渡辺貞夫&SING LIKE TALKING。えっ? とは思ったが、まぁ考えられない組み合わせでもないか。男は40から、(自分は)全然変わっていないと語る70代のナベサダ氏が格好良い。ほんとこの人は音楽も生き方も格好良いよなぁ。SLTの方はといえば、いきなり「La La La」で参りました。もう12年前の曲だったのか……最初の3音で分かってしまったが、何せこれでSLTにハマったんだからなぁと。「Borderland」は2003年ということで今年の曲。一時休止の前後から聴いてないけど、やっぱ好きみたいなんで、CD探してみようかな。
次週はクレイジーケンバンド&オリジナル・ラヴってことでこちらも面白そう。
あーそういえば今週月曜の「英語でしゃべらナイト」逃した……大抵毎週見てるのにー(i_i)
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