Nスペ「感染爆発」
1/12のNHKスペシャル、シリーズ 最強ウイルス 第1夜 ドラマ「感染爆発~パンデミック・フルー」。再放送は1/15(火)24時10分~25時39分。1/13の第2夜は調査報告編。
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1/12のNHKスペシャル、シリーズ 最強ウイルス 第1夜 ドラマ「感染爆発~パンデミック・フルー」。再放送は1/15(火)24時10分~25時39分。1/13の第2夜は調査報告編。
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清水義範「尾張春風伝」が、NHK-FMにてラジオドラマ化されます。春風の季節に春様ですよって、今日の風は強すぎて困るんですが春様。
■NHK「青春アドベンチャー」 3/5(月)開始・月~金2245~2300 全10回
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相変わらずの職員の不祥事には呆れるしかないが。
■あの歌が聞こえる
12/13は「生まれ来る子供たちのために」オフコース。丁度今年の漢字が「命」と発表された直後にタイムリーなお話。実話なら偶然でも、エピソードとしてはありがちな話かも知れないけれど、普通に良かった。良い医者であってほしい。
んで次回12/20放送分は 「瞳はダイアモンド」松田聖子、漫画家は島本和彦 って!!! どうなるの? どうなっちゃうの?? 何か体温2度上がっちゃうよ!
■ゆるナビ~ゆるやかナビゲーション~
冬の散歩のBGMが、遊佐未森「地図をください」。
あの独特なイントロで夜中なのにびっくりしてしまいましたよ。
聴いてるうちにすっかりなごむんですが。考えてみればゆるゆるだよなー。
遊佐未森をコラムニストに使ってみてくれないかしら。と、リラックス・フラを見るたびに思っていたのだけれど、今回のでやっぱ確信しましたよ。使うべきです。使ってください。
そして「しばわんこの和のこころ」には毎回癒される。
最近「恋する算数」がなくて寂しい。清水義範の本で見かけたネタのてんこ盛り版という感じで楽しいのになー。
■ゆるナビ「恋する算数」サポートのページ 非公式ですが数学的なバックグラウンドの解説が素晴らしいです。必見!
↓sonyだからか「地図をください」が入ってる。
![]() | CUP NOODLE CM SONGS COLLECTION オムニバス 笠井紀美子 デューク・エイセス Sony Music Direct 2006-11-22 by G-Tools | ![]() | しばわんこの和のこころ 川浦 良枝 白泉社 2002-01 by G-Tools |
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8/7放送のNHKスペシャル、硫黄島 玉砕戦 ~生還者 61年目の証言~。再放送は8/24(木)2600~2649。
本気で涙が溢れてきた。未見の方は再放送で是非。
「玉砕」というのはその絶望的な状況を美化する言葉にすぎない。地獄と言う言葉すら綺麗にまとめてしまうものにしかならないと思える、言葉に尽くせぬ惨状。自分達だけが生き残ってしまったと、61年目に口を開いてくれた硫黄島の元兵士達の言葉は、心を深くえぐり切り刻む。
飲料水もない硫黄島は、全島に手掘りの地下壕が張り巡らされ要塞化された。2万の日本兵が、南方から攻め来る米軍をここで迎え撃ち、本土への進攻を阻止しようというのである。だが圧倒的な米軍の前に日本軍は追い詰められ、援軍や補給も絶たれて見捨てられ、無謀でしかない持久戦が続く。投降を呼びかける米軍、それに応じて壕を出た兵士を背中から撃つ上官。食糧不足で口減らしにと、竹やりと手榴弾だけを持たされて壕を出される者も居たが、「生きて虜囚の辱めを受けず」という戦陣訓に縛られ、飢えと怪我とまともな武装もない中で、投降も自決もできない壕の中の日本兵達。理性を失っていくのは日本兵だけではない。米軍もまた、投降の説得を諦め、壕の入口を爆破して中の日本兵を生き埋めにし、ガソリンを浮かべた海水を壕に流し込み火を放つ。2万人を数えたはずの日本兵が、生きて捕虜になったのは数十人。今もまだ、1万を遥かに越える数の遺骨が収集されずに残っているという。米軍の死傷者も多く、硫黄島の激戦の後、米軍は空軍力を増強し、日本本土の焦土作戦を進めていく。
この一方的に惨い殺戮を戦争というのか。米兵は、責任は投降を潔しとしない教育をした日本の上層部にあると言う。米兵も日本兵も、思い返せばおぞましい限りだが、当時は特に何も感じなかったと言う。人間ではなく畜生だったとも。それは狂気としか思えない、だが、61年を経て口を開いてくれた人達の口振りは、時に厳しく険しいが総じて淡々としている。最近のことなどすぐに忘れるようになった、でもあの戦争のことは忘れないと。多感な時期にこの世の地獄を見てしまった人の心の傷は決して癒されることはないのだろう。口にするのも恐ろしいことを語ってくれて、取材クルーが去るのにずっと手を振って見送る人達の顔はあんなにも穏やかで、優しいのだ。そんな人達から人間性を奪い去ったものは何だというのか。
──ただ、この硫黄島の持久戦が、日本本土への爆撃を遅らせた意味を持つという意見もある(硫黄島探訪)。今回のNスペで「彼らの死に意味はあったのか」と涙ながらに話してくれた人がいたが、その意味では、あるとも言えるのだろう。日本兵としての彼らは、ただ殺されたのではないのだと。それにしても……
聊かの苦言。Nスペ「東京大空襲 60年目の被災地図」でも思ったのだけれど、こういうことを語ってくれる人に対してよくもそういうことを言えるな、と思える取材クルーの言葉が気になる。自らの傷を晒して取材に応じてくれる人をもっと大切にして欲しい。
その他、今年のNHKの戦争特集。
■Nスペ:満蒙開拓団はこうして送られた~眠っていた関東軍将校の資料~ 8/11(金)2200~2249(再放送: 8/24(木)2510~2559)
■Nスペ:日中戦争~なぜ戦争は拡大したのか~(仮) 8/13(日)2100~2214
■Nスペ:日中は歴史にどう向きあえばいいのか(仮) 8/14(月)2200~2319
■Nスペ:調査報告・劣化ウラン弾~米軍関係者の告発~ 8/6放送済み・再放送: 8/23(水)2510~2359
■Nスペ「僕らは玉砕しなかった」 こちらは昨年のサイパン編。
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今年も広島には8月6日がやってきて、長崎には8月9日がやってくる。広島で「氏名不詳者多数」との名簿が初めて納められたという今年は、日米を絡めた報道が目に付くような感もある。被爆の苦しみは経験したものにしか分からない。しかしその痛みに思いを馳せることは出来る。そこに国籍も年齢も関係はなく。──そして、忌避すべきは核兵器に留まらない。
■asahi.com:61回目の「原爆の日」- マイタウン広島
今年の「こども代表」に選ばれたのは、日米の両国籍を持つ少女。
■14歳の米映画監督ヒロシマを撮る(中国新聞)
東京平和映画祭でも上映された「魔法のランプのジニー」を撮ったのはアメリカの少年。
■asahi.com:なぜ原爆は2度落とされたのか 「二重被爆」国連で上映 - 社会
■asahi.com :二重被爆が示すむごさ 広島と長崎(8/6付け朝日新聞社説)
広島と長崎の双方で被爆した人達がいる。何故二度も、惨い地獄が作られたのか。
■米の核実験博物館で異例の原爆展 (TBS News-i:動画あり)
そもそもこの博物館は、核兵器がアメリカの発展と世界の平和にいかに貢献したかと、その開発の歴史が誇らしげに紹介されている場所です。
また、アメリカでの原爆展をめぐっては、95年、スミソニアン航空宇宙博物館が開催を計画したものの、退役軍人らの反発で中止に追い込まれた経緯がありましたが、今回は問題もなく開催に至ったということです。
「(核超大国のアメリカに)主導権を持って核廃絶へ行動を起こしてもらいたい。アメリカ市民の方々の良心に訴えたい」(長崎で被爆した 丸田和男さん)
11年前にスミソニアンで出来なかった展示が、あの核実験博物館で出来るようになったということに、米国の良心を見る。この経緯には、粘り強い市民活動の成果だけでなく、今アメリカがやっている戦争に対して疑問を持つ米国市民がいることも関わっているのだろうか。自分達は本当に、正しいのだろうかと。
■NHKアーカイブス:平和アーカイブス 2006/08/06放送分
●NHK特集「爆撃機ローンサム・レディ号 ~広島原爆秘話~」1978/10/29放送
呉を爆撃に来て撃墜された米軍のB-24の乗組員が捕虜として広島に送られ被爆して死亡したことから、乗組員とその遺族をアメリカに訪ねたもの。広島で被爆した米兵捕虜の話は他にもあるが、この番組では、取材に応じて初めて、肉親が味方の兵器である原爆で殺されたことを知ったという遺族も居たのだという。広大な国土に散らばる関係者を訪ねる長い旅に、もう一つのヒロシマを見たという取材クルーの言葉が印象的。肉親を奪われる悲しみは同じなのだ。選曲が意外な感じだなと思っていたら、音楽は三枝成彰氏。
●ドキュメンタリー「坂道の家」1973/08/17放送
自分は失明しながらも、被爆者健康手帳を申請する人達の手伝いをする人が居る。自分が被爆したと証明してくれる人がいないとなると、時間刻みで克明に当時の状況を報告しなければならない。しかしあの混乱の中、そして被爆から28年も経って、記憶は定かではない。被爆者健康手帳の入手の困難さがつづられる。
この番組から更に33年が過ぎて、広島地裁では原爆症認定の集団訴訟で全員が勝訴するも国は控訴の方針だという。
8/9のNHK長崎の番組。
■彼は生きた~小頭症被害者・47年の生涯~ 8/9(水)2200~2245
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W杯とウィンブルドンでレギュラー編成を忘れそうになってますが。
■NHKスペシャル:危機と闘う・テクノクライシス(3回シリーズ)
7/10(月)22時からの2回目は「軍事転用の戦慄 ロボット」、7/11(火)の3回目は「しのびよる破壊 航空機エンジン」。ロボットは過去のNスペでも扱ってる題材なので、最新版としてのまとめに期待。
→Nスペ「疾走 ロボットカー」
→ロボット技術に米の触手
→Nスペ「サイボーグ技術が人類を変える」
→果てはサイコミュかPSか
■Nスペ再放送
プラネットアースの第1集~第4週は8/7~10・1930に再放送。
■ドキュメンタリードラマ「宇宙へ ~冷戦と二人の天才~」
8/14~17・2400に再放送。ディスカバリー無事に帰って来い。
→1話感想 2話以降DVD-RAMに入れたままだった
4月の改編は宵っ張りを助長してるよーな感じで、やっぱ前の編成の方が良かったかと思う。ゆるナビとかサラリーマンNEOとか面白いんだけど。ゆるナビは総合なのに教育だねーこれはって感じのミニ番組盛り合わせで、「恋する算数」と「しばわんこの和のこころ」がヨシ。NEOもショートコントごった煮だけど、こちらは「サラリーマン体操」と「世界の社食から」、あと「会社の王国」か。「はたらくおじさん」もフツーに面白いんでまたやらないかなぁ。
功名が辻は、吉兵衛が(俗に言う)死亡フラグの立て方の見本のよーな勢いでお亡くなりになってしまったんだけどありゃ泣ける。最後の夜に一豊に説教するのがねー武田鉄矢が良いのよねーやっぱり(i_i) 「功名が辻」って吉兵衛の台詞だったのね、というのもあったんですが、ほんと惜しいキャラを亡くしました。茶々たちを助けるのって、利まつの時は利家だったよーな気がする(^^;
金曜時代劇も見たいんだけど、今は時代劇専門チャンネルで「八代将軍 吉宗」見てるんで残念ながらスルー。面白いんだこれが!
早朝だと目が覚めるよーに反応早いなー、ココログ。
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■asahi.com: 念じた通りにジャンケンロボ 脳の情報を信号化 - サイエンス
人間がチョキを出したら、ロボットもチョキ――。脳の情報を読み取り、ロボットハンドに人と同じ動きをさせるシステムの開発に、国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)とホンダの共同研究チームが成功し、24日発表した。脳に電極を埋め込む方法などが欧米で研究されているが、今回の方法は人間側の負担が格段に少ない。
先のNHKプレミアム10「立花隆が探る サイボーグの衝撃」 でも開発事例が紹介されていたものですが、今回このような形で発表されました(元記事は5/25付け朝日新聞朝刊)。アメリカは電極式だったけど日本はやっぱ無線かー、サイコミュ実現は近いねっとか話してたら、兄貴に「それよりボトムズの方が近くない?」とか言われてそれもありかなと。AT用の耐圧服のゴーグルにはATのセンサーからの情報を入力するケーブルを接続してますが、番組で紹介されていた、頭に被せる装置はその印象に確かに近いもの──ってこう書くと情報の流れが逆なんですが。今回の記事末尾の 「脳情報の読み取り装置を帽子サイズに小型化した上で」 というのが番組で紹介されてた装置かな?
「サイボーグの衝撃」は以前のNHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」の再放送が半分、残りは新録の対談って感じで新ネタが少なかったんですが、その中の貴重な新ネタがこのATRのブレイン・ネットワーク・インターフェースでした。半分再放送というのも手伝って兄貴と何だかんだ喋りながら見てましたが、この種の技術にアレルギーがあるからこそ危険性もきっちり描く富野由悠季、それに対して割とニュートラルに描く高橋良輔とかいう話になって(「ビッグバトル」でのバララントPSのラダァ・ニーヴァは直に電極接続だったなー)、それで上の話になったのでした。
立花隆との対談で、川人光男・ATR脳情報研究所長の「コンピュータを介して言語を使わずに脳と脳との直接のコミュニケーションは可能になる」とかいう発言がありましたが、そりゃーねーよと突っ込んでみたり。TV版Ζ#47「宇宙の渦」とか見てみなさいよー、人間が言語を使って思考する限り誤解やすれ違いは避け得ないでしょうに。とか思ってしまうのは富野作品に毒されすぎですかそうですか。……いやそれってコミュニケーションの先の話を考えてしまってるから、単に「意思伝達」に限れば出来るのかなぁ?
#余談ながらその「宇宙の渦」でのすれ違いからどんどん悪い方へ転がるのがTV版、そうはしないのが新訳。でもまだこのあたり自分では消化しきれてないかも。
ただこれプレミアム10で一気にやると重いんで、素直にNスペ2本にして欲しかったなーとも思うんですが。というか、以前のNスペ版をまたやって欲しいかなとも。Nスペでは流れたけど今回さすがに省かれたものがあって、そこが良かったかなとも思うので。続編希望~。
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■小さな旅「真空管は消えず ~東京 秋葉原~」(仮題) 総合4/23(日)0800~0825他
上のリンクは写真入りの「今週の主な番組」のものだけど、小さな旅公式にあるのはこう。
筑波エキスプレスの開業や先端的なビルの建設で装いを新たにする秋葉原。その一画には戦後、闇市から始まったガード下の「ラジオセンタービル」が秋葉原の原点を伝えている。70代の女性店主が一人で守るラジオ店にはここにしかない古い製品や部品を求めて常連客が集う。一方で若者に人気の新しい街の顔「メイドカフェ」やコスプレ。新旧が同居しながら今も多くの人を集める電気の街を探訪する。
TXは「つくばエキスプレス」でも「筑波エキスプレス」でもなく「つくばエクスプレス」です。そいや4/23まで舞-乙HiME@CURE MAID CAFE'~乙女のお茶会~やってたり。
■プレミアム10「立花隆 徹底対論 サイボーグの衝撃」(仮) 総合4/24(月)2200~2330
サイボーグ=ヒトと機械を融合する存在。これが現実のものとなり、脳科学・IT・ロボットの世界に、今、革命を起こしている。社会に衝撃を与えるサイボーグ技術。それは、人類に進化をもたらす革命か? それとも許されざる悪魔の技術か? そして、生物としてのヒトを改造することは、どこまで許されるのか? 番組では、研究の最前線を立花隆氏が提示し、各界の専門家と徹底的に語り合う。その相手は、世界が注目する、ロボットを使う脳科学者・川人光男氏(ATR脳情報研究所所長)。脳とコンピューターが直結した社会を、鮮明に描き、若者に大きな影響を与えている映画監督・押井守氏。サイボーグの出現を知り、これは、ヒトの「こころ」のありようを変えてしまうのではないか、と語る心理学者・河合隼雄氏である。Nスペ「サイボーグ技術が人類を変える」が非常に興味深かったので、今回も期待。
■街道てくてく旅 ~東海道五十三次ダイジェスト~ 総合【1】5/8(月)・【2】5/29(月)2300~2328
最長片道切符、鉄道乗りつくし、ときて今年は東海道五十三次。来年は中山道か? 総合のダイジェストはないのかーと思っていたらようやくやるみたいで良かった良かった。四日市の中継は6月に入ってからだったかと。
NHKじゃないんですが四日市といえばこちらも。
■TVチャンピオン・ゆるキャラ日本一決定戦 テレビ東京4/20(木)
四日市ミニニュース:「こにゅうどうくん」は“ゆるキャラ”?より。
中部ブロック予選に四日市から3つもエントリーしてました。大四日市祭の「小入道くん」(決勝戦進出)、四日市競輪の「フォーリン」ときて、萬古焼の「ポッターくん」の頭は土鍋。萬古といえば土鍋、土鍋といえば萬古ということなんですけど、個人的にはじばさん三重の日本一大きな蚊遣り豚が忘れられません。萬古の紫泥急須は絶品ですよー(^^
#onちゃんとかみんくるがエントリーしてないのが解せん。ハッチーもインパクトあるのになー。ひょとして着ぐるみがいないとエントリーできなかったとか?
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■NHKアーカイブス 4/16放送分 「環境アーカイブス」 四日市公害特集
・ある人生「公害係長」(1967年(昭和42年)6月17日放送)
相松尚氏(四日市市公害対策課係長)
・ある人生「海をかえせ」(1970年(昭和45年)12月19日放送)
田尻宗昭氏(四日市海上保安部警備救難課長・「四日市・死の海と闘う」著者)
・中部ナウ「灰色の空は消えても」(1992年(平成4年)7月11日放送)
澤井余志郎氏(「くさい魚とぜんそくの証文」編者)、野田之一氏(四日市公害裁判原告)他。
信じられない。
けれどその現実があったことは知っている。そしてそれが今に繋がっていることも。
少し長くなるが四日市で育った自分のことを書く。
自分が生まれたのは丁度公害国会の頃、「海をかえせ」が放送されたすぐ後だ。小学校の社会科で「のびゆく四日市」を教材に使ったのはそれから10年ほど後のこと。海軍燃料廠があったことから空襲を受け、パンプキン爆弾も落とされた四日市だが、35年前の戦争より10年前の公害裁判の方が傷跡は生々しかったことだろう。だから平和教育を受けた覚えはないが、今で言う環境教育は受けたはずだ。夏休みの自由研究に公害を取り上げる児童も多かった。だが汚染地との対照に使われるような郊外の新興住宅地、住民にはコンビナートの従業員も多い。遠くに煙を上げる煙突は見えても、その足元の痛みを実感することはできなかったと思う。
進学した四日市高校の要覧には光化学スモッグについての対応の記載があった。近鉄富田駅に隣接するグラウンドからは第3コンビナートのフレアスタックが炎を上げるのが見えた。四日市南高校在勤経験のある地理の先生が、南高の校歌が変えられたことなどを教えてくれた(塩浜小・富田中の校歌も変わったそうだ)。津へ遊びに行くのに、近鉄の急行が塩浜に停車すると息を止めた。往時ほどではないはずだが、「くすんだオレンジ色」を思わせる、酸味のある異臭が常に鼻を突いた。高校の地学部に市から要請があって、環境庁のスターウォッチングに参加した。四日市市域でも郊外の特に空気の澄んだ小山田地区(この結果だと市内で3番目に二酸化窒素の平均値の数値が低い)での観測の結果、四日市は「星空の街」に認定された。「あの四日市が」と驚く朝日新聞の記事に、情報操作とはこういうことかと知った。大学に進学して、環境問題の講義を選んで受講した。小学生の時には読まなかった公害関係の資料を求めて、四日市市立図書館へ通った。
10数年経って堺市に転居すると、何度も光化学スモッグ注意報の発令を聞いた。塩浜ほどではないが、微かにあの異臭が感じられた。気分が悪くなったこともある。堺でこうなのだ、塩浜はもっと酷いのだろう。もっともっと酷かったのだろう。そう思った。ほんの5年前のことだ。現住所は海が遠いからあの高い煙突を見ることはない。
白黒だった「公害係長」はまだ何とか見ていられた。でもカラーの「海をかえせ」は、吐き気どころか、心臓がばくばくして、呼吸もおぼつかなくなった。
大気汚染が激化した四日市港の視界は300m。大小さまざまな船が行きかう日本有数の貿易港で、光化学スモッグのために大きな船影がかすんでいる。そして、漁のできなくなった海に垂れ流される毒々しいオレンジ色の廃水。どこから汲んできたものかは語られないが、汚れた水を入れた水槽に入れられたウナギが、その長い体を激しくくねらせてのたうち回る。別の魚は水面でぱくぱくと口を開け、そしてそのまま沈んで動かなくなった。生き物は死に絶え、船も腐食し朽ちていく死の海。思い出しながら書いていても動悸がする。そのくらい衝撃的な映像だった。四日市の空と海は死んだのだ。そして、人も。
30年以上前の映像は、荒い画質だがそれ故にか妙に生々しい。語り口は淡々としていても、映像の作り方に、この現実を伝えようとする冷静ながら熱い視線が感じられる。15年前の「灰色の空は消えても」の映像は小綺麗だけど、住民側と行政側との間で中立であろうとする客観性はそれはそれで正しいのだろうが、でもそれと引き換えに、どこか距離を置いているように感じられなくもない。でもそれは、その間に流れた時間がそのまま映されているのだろう。記録映像とはそういうものだ。
昭和47年の四日市公害裁判から来年で35年になる。是非今を追う番組を放送して欲しい。四日市で死んだのは空と海、人、そして土。今も公害は続いている。
■かんきょう 四日市・公害資料館 四日市市公式
■四日市再生「公害市民塾」
加藤寛嗣・元四日市市長が三菱油化出身だとは知らなかった。公害資料館の件で四日市だけがどうも行政が後手に回っている感じがするのは、他の3つが単独企業が相手であるのに対し、四日市は「コンビナート」が相手だからなのか?
■西村肇「冒険する頭」
四日市の海に関しての「今出来ないことは将来もできない」との言葉が印象的。全文公開されているので通読してみたい。
■四日市ぜんそく - Wikipedia
「脱硫対策が実現した背景には、硫黄が鉱山で採掘するよりも安価で手に入るという事情があった」 さもありなん。
■四日市市 - Wikipedia 余談ながら「三泗地区」の由来を初めて知った。四日市の水は豊富な伏流水を取水しているのでなかなか美味しい。郊外はほんとのんびりして良い田舎です。そんな実家の近所にも産廃問題があるんだけど。
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それでもNHKを見てるのはレベル高いからだと思ってる。職員のモラルには依然問題があるのは情けない限りだけど。
■柳生十兵衛七番勝負 島原の乱|NHK木曜時代劇
前シリーズの評価が高いだけに期待値も高いけど、それに応えてみせるレベルも高くて嬉しい。前作から一番喰えないのは親父殿だと思っていたが、今回はまさにその通りというか。前作初回+最終回に出た分割画面は不評なのか出てこないけど、相変わらずチャンバラは魅せる。
■マチベン|NHK土曜ドラマ
源さんが副長にお茶出してるよーとか思ったら、第2回のゲストは腹切らされた勘定方だよとかって、殆ど「新選組!」OB会ですが、こちらもほんと緊張感溢れてて脚本きっちりしてて面白いですよ。沢田研二がまたイイカンジです。この人も法廷に立って欲しい!
■大河ドラマ「功名が辻」
こちらも見てますよ。上川隆也好きですもん。って大河公式とは別に高知放送局のページまであるのね。さすが。
因みに清水義範の時代小説短編集「大剣豪」には「山内一豊の隣人」収録。これも面白いですよ(^^)
![]() | 大剣豪 清水 義範 講談社 2000-05 by G-Tools |
■NHKアーカイブス
4/16放送は、ある人生「公害係長」/「海をかえせ」/中部ナウ「灰色の空は消えても」。新聞の番組欄で見てすぐ分かるけど四日市の特集。大気汚染だけでなく、忘れられがちな水質汚濁についても取り上げられている。
昨年の「平和アーカイブス」に続き、今年は「環境アーカイブス」とのことで、1月から既に始まっていたんですね。
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■ドキュメンタリードラマ「宇宙へ ~冷戦と二人の天才~」
第2話・第3話は3/24(金)2605~(3/25(土)0205)2話連続放送で、
第4話(最終話)は3/25(土)2630~(3/26(日)0230)。関西地方は異なりますので公式にてご確認ください。制作はBBC(2005年)。EDでは英米独露4カ国の名が並んでます。
内容の詳細は公式にあるんですが、第1話は第二次世界大戦末期のドイツでV2作ってたフォン・ブラウンの話から始まって、V2のコピーを経てソ連最初のロケットが飛ぶまで。なので、第2話から見ても面白いと思いますので是非。ERの録画時間確認で発見できて良かった。
目的のためには手段を選ばないフォン・ブラウンはさすがだけれど、「V2で殺された人数より、V2を作る過程で殺された人数の方が多い」というのはきつかった。しかしまー、見事に女っ気のないドラマだけど、その分素敵な男声に溢れててイイですよ。有本欽隆さんが米軍に居るんでJAGのチェグウィデン提督かと思った(^^; ナレーションはアーチャー船長の谷口節さんということで、まるでスーパーチャンネルの世界。
【追記】 06/08/14~17・2400に再放送。詳細は公式参照。
その他NHK関連。春の改編で移動激しくてついていけるかなぁ……
■柳生十兵衛七番勝負|NHK金曜時代劇
4月からの続編(島原の乱)放送に向けてアンコール放送中。3/24は千葉真一の宮本武蔵なのでお見逃しなく。
■あしたをつかめ NO.75 プラモデル設計士
今なら「今回の仕事」にも詳細あり。後でバックナンバーに追加されると思います。
静岡ワークス最後の映像になっちゃいましたかね。
因みに新しいバンダイホビーセンターについてはこちら。見学行ってみたいなぁ。
■ITmedia +D Games:聖地「アナハイムエレクトロニクス」巡礼 (1/2)
■ぴかちうたろうのお気楽な日々: バンダイホビーセンター竣工お披露目の会
静岡SBSの取材はJNNニュースバードで流れてたので録画しとけば良かった。TBS News iにもないしなぁ。
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NHK「その時 歴史が動いた」、3/8放送の第248回は「ゼロ戦・設計者が見た悲劇~マリアナ沖海戦への道~」。再放送は3/16(木)深夜。
最近あまりちゃんと見てなかったこともあって、久しぶりにきつかった。一号ゼロ戦の抜本的な設計の見直しをしないまま、二号で「改良」と称してエンジン大型化と翼端切除って、素人目に見ても駄目じゃんそれって思うのに、その後は……もう言葉もない。エピローグ、神風特攻隊に使われたゼロ戦は2000機以上。そして制空権を奪われた日本は、空の王者に取って代わられたB-29による焦土作戦(と原爆投下)で一般市民への被害が拡大した。もうじき3月10日だからこういう話なんだろうけど、本気で胸が押しつぶされそうで、やりきれない。
ゼロ戦の設計者が言うには、特攻に使われるのは嫌だった、同じ年配の人を一人ずつ殺すのだからと。そしてこのひとは、その思いを抱きながら今も生きている。優秀な兵器を持つのなら、それを制御するに足るだけの精神が必要との言葉。兵器以前の問題だろとも思うけど、ほんと当時の海軍上層部の見る目の無さが腹立たしい。何で専門家である設計者の意見をつぶしちゃうのよ。なにが大和魂だよ。精神論じゃ命がいくつあっても足りないんだよ戦争は。第二次世界大戦当時のドイツなどの飛行機の話とか読んでると、日本軍がいかに人の命を使い捨てにしてたかが分かって頭痛い(無線誘導装置を開発するよりパイロット使い捨ての方が安上がりだとか思ってるんだから……絶句)。でさ、こういう考え方って根絶された訳でもないんだよね。あかんまだマジで胸が苦しい。
来週は今年最多の反響ということでアンコール「二宮金次郎 天保の大飢饉を救う」。その次もアンコールだけど「信長の巨大鉄船、戦国の海を制す」って、自分にとっては映像のツギハギっぷりが凄まじくてそればかり印象に残った怪作。うわーこれなら「星を継ぐ者」のエイジングの方がよほどいいじゃんとか思ったりして。4月からは水曜22時。
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12/19の知るを楽しむ この人この世界:禁断の科学 軍事・遺伝子・コンピューター/池内 了、第3回「これで我々は全員悪党だよ」 -マンハッタン計画。再放送は12/26(月)早朝の0505~0530(NHK教育)。
やべ。面白かった。と言ってしまうには不謹慎なお題ではあるが、確かにそれは「技術的に甘美」なのだ。日本いや全世界の人間にとっては、はた迷惑な限りの話なんだが。まぁ詳しい人には何を今更な話とはいえ、分かりやすいまとめ方がさすがNHK教育。
爆弾の歴史と原爆の原理、そしてその作り方。ウラン濃縮ってそんなに手間隙と金が掛かるのか。そしてそんなものを使って、この60年で2000回以上も核実験が続けられているのか。そしてその甘美なる技術に挑んだ科学者たちはどこまでも人間的であったのだ。彼らが作っているのが大量殺戮兵器であり、その後現在に至るまで人類を恐怖で支配するものであったとしても。ナチス・ドイツの脅威が払拭されても原爆は完成への道を突き進み、そして広島と長崎で実地使用された。完成前にロス・アラモスから離れた科学者はジョセフ・ロートブラットただ一人。彼はこのような大量殺戮兵器の開発が進められるような事態に陥らないように振舞うべきだと、科学者の倫理を問う。それは、今この時にも問われ続けているものであり。
次回第4回は、ロケット開発-宇宙への夢と核ミサイル。放送は12/26(月)・22:25~22:50(NHK教育)。当然、フォン・ブラウンの登場です。
![]() | この人この世界 2005年12-2006年1月 (2005) 池内 了 日本放送協会 日本放送出版協会 日本放送出版協会 2005-11 by G-Tools |
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以前記事を書きましたNHKスペシャルやBBCの「アウシュビッツ」の再放送が本日深夜からあります。今年の注目作ということで、未見の方は是非。
■「東京大空襲 60年目の被災地図」 12/19(月)23:15~24:07
■「沖縄 よみがえる戦場 ~読谷村民2500人が語る地上戦~」 12/20(火)23:15~24:08
■「アウシュビッツ」(全5回) 12/19(月)~22(木)24:35~25:20、12/23(金)24:10~24:55
あと個人的備忘録。
■知るを楽しむ この人この世界:禁断の科学/池内 了 月・22:25~22:50(NHK教育)
■列島縦断 鉄道乗りつくしの旅~ JR20000km 全線走破~ 12/19(月)~21(水)20:00~21:50 BS-Hiで秋編総集編3部作。総合での総集編はないのかなぁ(;_;)
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11/5放送のNHKスペシャル「立花隆 最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える」。思い通りに動く機械の腕、目、人工内耳……ときてロボマウス(どんなものかは実際の番組でどうぞ)や海馬チップに至るまでの様々な技術が出てきます。断片的にJNNとかで見たなぁというものはあっても、こうして順を追って並べてさらにその先に進まれると、脳って凄いなぁ、と感嘆するのと同時に、人間って恐いなぁとどんどん背筋が寒くなるというシロモノです。立花隆氏による関連サイトまで出来てて、BSやBS-Hiでのブローアップ版も作られるということで、未見の方は再放送で是非。再放送は11/7(月)深夜24:15~25:29。そういやOPの段階で「音楽:池辺晋一郎」と入るのも単発のNスペでは珍しい?
以前のNスペ「疾走 ロボットカー」での無人ロボットカーレース(今年はついに1台完走したらしい)も興味深くも空恐ろしいものだったのだけれど、今回のはその斜め上を行くというのか。米国防省・国防高等研究事業局(DARPA)謹製のリアル強化人間("Enhanced Human" ……マジでこう書類に書いてあった)がお目見えするのもそう遠くない将来って感じで。「人間を機械にしようとする連中の言うことなんて当てになるもんか!」って冗談にもなりゃしない。
ここ5年くらいで急速に発展した「神経工学」の分野で培われる技術をどう使うか、それは社会が決めること。というのが最後に出てくる倫理・法学系だったかの先生のお話でしたけど、そういうものを健全な方向にのみ使おうといえる程、今の人類の社会というものが成熟しているかというとかなり怪しい訳で。核が「使えない最終兵器」になってしまったからといって、脳に電極埋め込んで、命令には絶対服従して、快楽中枢だけをうまく刺激して恐怖なんて感じなくて、なんかあったって記憶すり替えて、手足がもげたって機械で付け替えれば再投入できるという、世界を滅ぼせる兵士を量産してまで、彼の国は何が欲しいんでしょうかね。その前にもっと考えられること、考えなくてはならないことが山ほどあるでしょうに。とりあえず温暖化がこれ以上進んだら本気で地球に人間住めなくなるんだから、同じ人間としての誇りがあるのなら、つまらん人殺しなんてやめて京都議定書をどうにかしてよ。
……というのは一方向への脱線にすぎなくて、紹介された技術は確かに感嘆に値するものばかりです。でもそれこそ、「悲しみの中枢」から吹き荒れる嵐を止めたら鬱でなくなるというのだったら、鬱というのはただの電気信号の乱れでしかないの? 心ってそんなものだったの? という立花氏の疑問も尤もな訳なんだけど、そっちへ行くとまた時間掛かるよなぁ。とま、やっぱこれ通常のNスペより長い時間を取ったものではあってもまだちょっと語り足りないんだろうなぁ。せめて前後編とか、いっそシリーズものでじっくりやるべきだったんじゃ。あ、それがBSのブローアップ版なのか。総合でもやってくれないかなぁ。
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NHKニュース10にて今シーズンの冬将軍初日。気象情報最後の一言では9/28が初日で確か準備運動してましたが、本日は天気図に登場。がっ! 何か丸い黒目勝ちなお目目で、あの威厳がなくなってて何かパチもんみたいで凄いショック。冬将軍見たさにニュース10見てる視聴者(受信料払い済み)だっているんだから元の冬将軍様に戻してよー(i_i)
因みに前シーズン最後は、天気図では5/9、気象情報最後の一言「冬将軍いまだ去らず」は5/12というメモがありました。冬将軍って結構長いこと出てるんですね。
M's Blog:冬将軍様へを拝見して、何が違ったのか分かった。目蓋がなくって完全に見開いた丸い目だったんだ。眉毛と髭は動いてたと思うんだけど。
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NHKというかBBCの「アウシュビッツ」は全話視聴。CGや再現ドラマの映像はよく出来ていたのだけど、だからこそ内容に眩暈がするというか吐き気がしそうというか……色々な意味で想像を越えていました。でも多分、自分の想像などでは全然届かないんだろうな。
人はあそこまで狂ってしまえるのか、と自分では思うし、インタビュアーも良心を問うようなことを言うのだけれど、当時の状況を語る人は、インタビュアーの誘導になんて乗りはしない。あれは当然のことだったと。後悔はしていないと。アウシュビッツの責任者が戦後逮捕された際、彼が悔いたのは大量殺戮ではなく、家族のために時間を割けなかったこと。収容所に送られ、選別され引き裂かれ殺された家族に対する情などはそこにない。彼らは情を掛けるべき相手ではなかったから。そこまで思わせる時代の狂気が恐ろしい。
収容所に送られたのは、ソ連軍捕虜、ポーランドの政治犯、ロマの人々、そしてユダヤ人。障害者の殺害に使われていた一酸化炭素による窒息死用のトラックを転用して、収容者の殺害が始まり、やがてチクロンBの青酸ガスが使われるようになる。アウシュビッツ=ビルケナウ収容所では、ピーク時には1日1万人が殺されたといい、収容所に送られた130万人のうち110万人が殺された。選別により働けないとされたユダヤ人の女性・子供・老人たちはガス室に送られて殺された後、死体は同じユダヤ人によって焼却炉で焼かれていった。アウシュビッツ以外にも各地に絶滅収容所が作られ、ホロコーストによるユダヤ人の犠牲者は約600万人にのぼるという。
大量殺戮の対象の多くはユダヤ人であったけれど、彼らが何故迫害されるのかという事情は実にくだらない。連合国が収容所の解放に積極的でなかったのも、どこかに(自分達は手を汚そうとは思わないけれど)ユダヤ人に対する差別意識があったからだと思えるし。そして故郷に戻ってみると、自分の家には見知らぬ他人が住んでいて、財産も故郷も取り戻せない。そして今、彼らが約束の地として国家を建設したはずの土地で、再び住まいを追われた人がいる。ガザからのイスラエル軍撤退はそういう約束であったのだから、一方では当然のことではあるが、一方でどこかやりきれない気持ちもする。戦後60年は長いようでいて、実はまるで短いという感じがする。
■アウシュビッツ(BBC 2005)
1:大量虐殺への道
2:死の工場
3:収容所の番人たち
4:加速する殺戮/最終回:解放と復讐
【追記】
■ホロコースト - Wikipedia
ホロコーストに関する定説と否定論(修正主義)の両論併記。ただし「「ホロコースト」の疑問点」で最初に挙げられている「焼却処分したはずの数百万人分もの人間の灰が発見されていない」に関しては、その灰がポーランド政府の調査によりトレブリンカ絶滅収容所から出てきたという話もある。でもそれが殺人の証拠にはならない、というオチがついているのだけど、20フィート=6mもの灰の層というのはどう見ても異常。
→Sasayama’s Weblog ≫ Blog Archive ≫ 「事実なのだろう。」発言と、「ホロコースト修正主義」
■反ユダヤ主義 - Wikipedia
実は今回のBBCの番組では、この「そもそも何故ユダヤ人が迫害されたのか」についての説明が抜け落ちている。尤も、それは欧米社会では説明の必要もないことなのかも。
■壊れる前に…: アウシュビッツ
こちらの記事では、BBCでは本来6回分のものだったことが紹介されています。日本語化してくれたのはありがたいけれど、なら完全版で流して欲しいですよNHK。でないと、製作者の伝えたいことが歪んでしまう可能性もあるのに。上記の迫害の事情とかも省略されていたのかも知れない。
■JANJAN:文化・BBC放送を見て、NHK報道番組を考える
食べ物を投げていたシーンはソ連軍捕虜相手だったような気がしますが。
しかし冒頭にあるその映像、今何処に眠っているんだろう。
■[教えて!goo] NHK「アウシュビッツ」で流れていたクラシック曲は?
ヘンデルのサラバンド、だそうです。凄く耳に残る音楽だったので既存のクラシックだろうとは思いましたが。第5回のラスト付近ではモーツァルトのレクイエムというのがまんまな選曲でした。
■BS世界のドキュメンタリー 「ドイツ・“アウシュビッツ裁判”」 ~自ら裁いた大量虐殺~
BS-1で8/31(水)10:10~11:00に再放送。HR/ドイツ/2005年制作。NHKだと、過去のETV特集で「アウシュビッツ証言者はなぜ自殺したか」という番組があったらしく、こちらも見てみたくなりました。
あとビルケナウといえばVガンを思い出すのがガンオタですが、ビルケナウ→アウシュビッツ→クラコフ(クラクフ)近郊ってことで、「THOUSAND NESTS」(交響組曲 機動戦士Vガンダム)ってクラコフ放送交響楽団による演奏だったんですよね。千住明もアウシュビッツに行ったとのコメントがライナーに掲載されていました。ポーランド録音ならワルシャワ交響楽団がメジャーなのに何でクラコフ? と思ったらそういう土地だったからなのか、と納得したものでした。前ローマ法王のヨハネ・パウロ2世の出身地でもあります。
後はコメント欄にて。
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7/2のNHKスペシャル「終戦60年企画 僕らは玉砕しなかった ~少年少女たちのサイパン戦~」、再放送は7/4(月)24:15~25:07。なお翌日7/5(火)の同じ時間は、先の「沖縄 よみがえる戦場 ~読谷村民2500人が語る地上戦~」の再放送。終戦60年企画続きですが、どちらも未見の方は是非。
その沖縄も壮絶なものだったが、沖縄に9ヶ月先んじて、昭和19年6月15日の米軍上陸により民間人を巻き込んだ地上戦が繰り広げられたサイパンもまた凄惨の一言。今は日本の沖縄に比べると、サイパンについてはあまり見聞きすることがなく、61年目の今年は天皇皇后両陛下の慰霊の旅もあり、こうした特集も組まれたのはありがたいもの。サイパン一般にはリゾート地として知られているのだろうが、やはりバンザイ突撃とかバンザイ・クリフといった玉砕の地としての印象が自分には強い。改めて映像で見るその断崖絶壁は、そこに居るわけでもないのに足がすくむ感覚を覚える。そして、崖から身を投げる女性の映像に息を呑む。サイパンは米軍占領後、日本本土爆撃のB-29の基地となり、隣のテニアン島からは原爆を搭載したエノラ・ゲイとボックス・カーが発進している。悲劇の連鎖の端緒となった島で何があったのか。
第一次世界大戦でドイツ領だったサイパンは1914年日本に占領され委任統治領となる。気候を生かしたサトウキビ栽培がはじまり、サトウキビの生産地であった沖縄をはじめ日本全国から砂糖の島への移民が相次ぐ。7つの国民学校、男子のための実業学校、そして高等女学校が作られるなど、サイパンで生まれ育つ子供達が増えていった。そして太平洋戦争がはじまり、サイパンは米軍と日本軍との決戦の地となる。
「生きて虜囚の辱めを受けず」との教えは軍人だけでなく子供達に至るまで日本人全てに叩き込まれた言葉だ。そして、これが「米軍に捕まれば女は強姦されそして皆殺される」といったデマとなり、恐怖を伴って浸透していく。上陸した米軍に追われた人々は死を選ぶ。自決のための手榴弾が配られ、隣近所で爆音が響き、人体の一部が飛び散ってくる。その中、手榴弾が不発だったために生き長らえた人も居る。生き延びてくれたからこそ語ってくれるその言葉の重さ。
手榴弾で6人が亡くなったが母と足に怪我をした娘だけが生き延びた。母は着物の帯で互いの首をしめて死のうとするが娘は抵抗をする。怪我のため動けないまま、目の前の遺体は朽ちていく。蛆がわき、ドラム缶のように膨らんだ体はやがてとけていく。いつしか母も息を引き取り、娘は手榴弾自決から2ヵ月後米軍に発見された。生と死とは紙一重だと彼女は語る。
日本軍を案内していた少年は、父と別れる折にウチナーグチで語られた言葉を思い出し、軍人から離れて逃走する。お前は長男だ、兵隊でも軍属でもない。帰って来いと。「(当時の人間にすれば)恥ずかしい」と何度も語るが、あれから61年経ってもそう口にしなくてはならないということ自体があの時代の狂気を伝えている。
7/7のバンザイ突撃に参加した少年は、後方に居たために機銃掃射を逃れ生き延びた。あの時の気持ちは想像もつかない、生き延びたいという一心だったろうと。サイパンでは米兵も多くが死に、今も戦友の遺骨収集を続ける元海兵隊員が居る。民間人は殺したくないと思いながら、反撃を恐れて、降伏を呼びかけても人が出てこない洞窟には手榴弾を投げたという。だが、5人家族の先陣を切り、「Give me water!」と口にして米軍の捕虜となり生き延びた少年も居た。そして、4ヵ月もの間、壕に隠れていた一家は、壕の入口を銃撃されながらも、せめて外の空気を吸って死にたいと外に出る。「天皇陛下万歳」と叫んで静かに目を閉じて手を合わせる。しかし彼らは殺されなかった。米軍から渡された水をがぶ飲みしたという。
生き延びたサイパンの民間人は1万人以上、その半数は20歳未満の少年少女たち。名簿に「Japan」「Okinawa」と分けて書かれているのは、沖縄占領後の資料だからだろうか。しかし日本では民間人も玉砕したと報道され、それが勇ましいことだと美化された。サイパンで捕虜となっていた少女は戦後沖縄に戻り、兄の死を知る。サイパンで家族は皆玉砕した、その仇を討つといって沖縄戦で死んだのだと。自分はこうして生きているというのに。彼女は日本という国に対する怒りをあらわにする。何故真実を報道してくれなかったのかと。
そして61年前の映像に残る、崖から身を投げた女性。あれは自分の母ではないかという当時の少年が居た。女性が身を投げる前に何かが投げられているのだが、それは前の晩に母が窒息死させた妹だと。ただ撮影したカメラマンの証言と、自分と妹以外の兄弟は全て手榴弾自決で死んでいたという男性の話には食い違いがあり、その女性が本当に彼の母なのかは分からない。でも彼は、あの女性が母だと信じている。家族を全てサイパンで失った彼にとって、あの映像は自分達がサイパンで生きた証なのだ。
サイパンの民間人に死を選ばせた「米軍に捕まれば~」というデマの出元というのが、満州などからサイパンへ派遣された日本兵なのだという。「あちらで同じことがあったというでしょ、だから米軍も同じだと」――つまり何か、自分達日本軍の不始末というか恥ずべき行為を、ジュネーブ条約を遵守していた米軍になすりつけたとでも? 呆れてものも言えない。日中戦争で日本人側がそうした被害をまるで受けなかったということもないだろうし、それこそ今も日本で問題を起こしている米軍が全て紳士だと言うつもりもない。それにしてもサイパンや沖縄であれほど民間人に死を選ばせた狂気の元がこんな馬鹿馬鹿しい話だったとは。とはいえ、日本兵が全てそういう輩だったと言う気もない。誠心誠意、愛すべきひとびとのために国を守ろうとした人が多かったのだと思う。そもそもあんな馬鹿げた戦争に突入するしかなかった当時の日本が悪いんじゃないか。
バンザイ・クリフを洗う波は今は深い青が美しい。しかしあの日、その波打ち際は無数の死体で埋まっていたという。その上に飛び込んだからこそ生き延びた女性も居る。口にするもおぞましいその光景を今語ってくれた人々に感謝したい。
■天皇、皇后両陛下:バンザイクリフなどで黙礼、平和へ祈り(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
■両陛下、悲劇の地で供花と黙礼 サイパン慰霊(asahi.com)
■サイパン慰霊最後の全国大会(asahi.com : マイタウン沖縄)
■記憶 戦後60年 新聞記者が受け継ぐ戦争(東京新聞)
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60回目の慰霊の日。昨年のような事件があったという訳でもない……と書いていたのに、自衛隊が派遣されているサマワで一件起きたらしいが、それでも彼の地にはまたこの日がやってきた。節目の年とあり、19日に硫黄島戦没者追悼式が行われたばかりだが、やはり祈りの夏はこの日から始まるように思える。
60年といえば、終戦の年に生まれた人が還暦を迎える年だ。あの戦争を覚えている人は少なくなり、戦争を知らない世代が増えていく。先日読んだ新聞記事では、広島でさえ、原爆を投下された日を正しく答えられない子供が増えているのだという。日本本土を守るための捨石とされた沖縄で、組織戦が終わったとされるこの日は、それ以上に知られていないのではないだろうか。そして、この日以後も、8/15の終戦の日を過ぎても沖縄では9/7まで地上戦が続き、60年経った今もなお米軍基地が存在し続けることで、ある意味戦争が終わらないままでいるということも。記憶にまだ新しい米軍ヘリ墜落現場を、小泉首相は訪れたのだろうか。
本日付の朝日新聞朝刊での沖縄の特集記事では、戦争を語り継ぐ人が居る一方で、口にできないままの人が居ることが書かれている。口にするには余りにも過酷な体験をされたのだろう。であればこそ、語ってくれる人々から目をそらす訳にはいかないのだ。そういう人々の話を退屈だ、と書ける人の気持ちが正直理解できないのだけれど、語れる言葉を持つ人は語ることを止めないで欲しい。
また、沖縄で傷ついたのは攻め込んだ米軍の兵士も同様だとの指摘もある。確かに戦争というのはどちらが悪いと決められるものではない。とはいえ、先頃の戦勝国だけが云々とかいう政治家の発言はさすがにどうなのよとも思うのだけれど。靖国問題に関しては、6/22付けでの堺屋太一氏とか、6/23付けでの城山三郎氏の意見が自分には分かりやすかったのだけれど、小泉首相には公人としての行動の意味というものをもっと考えて欲しいと思う。
録画しておいた、6/18のNHKスペシャル「沖縄 よみがえる戦場 ~読谷村民2500人が語る地上戦~」を見る。14年掛けられてまとめられた読谷村村史の記録。米軍上陸の翌日に集団自決が行われたチビチリガマで、本島北部やんばるの密林での逃避行で、そして米軍捕虜となっていた住民を日本兵が襲撃した浜辺で何が起こったのか。重い口を開いてくれた人々の証言が綴られる。
米軍に殺されるくらいなら母さんの手で殺してという娘、次々に死んでいく人々を羨ましいと思う若き母。戦時下の教育による狂気が島を支配していた。しかしその母は外で死のうと煙の充満するガマを出て、生き長らえることになる。だが、はぐれた息子は死に、その後その存在すら隠して生きてきた。当時の彼女の年齢の母となった孫が話を聞いて「おばあ、生きてて良かったよね」と言うのに笑顔を見せる。60年経って豊かになった世界を見せてあげたいとも。そうまで言える人の強さ。
スパイ疑惑を掛けられ、調査もなく突然「友軍」に襲われた住民。惨殺された父と、それを見て精神を病み死んだ母の代わりに妹を育てた兄。妹が成人して初めてその時のことを話し、ほどなく自身も精神を病み、40年を過ぎた今も入院生活を送る。同じ現場に居た女性が彼女のことを覚えていた。60年経っての再会に、二人は沖縄の言葉で話し出す。胸のうちにあった言葉を出せた彼女は、あの浜辺を訪れ、父に呼びかける。そこには、4歳の少女が居た。
生き延びた人々にとって、戦争は過去のものであり、今に続く傷なのだ。ほんの、昨日か一昨日のことだと。60年という月日は長いようでいても、傷を癒せるものでもないのだ。なのに、あの南の島の美しい空と海に囲まれて、笑う人々が居る。6/22に見ていた、課外授業 ようこそ先輩「世界に広がれ!笑顔の力」での、戦争の最中の人々ほど戦争を厭い、そしてそれでも笑顔で生きていこうとするのだという話を思い出す。
朝日新聞朝刊連載の「伝言 沖縄から」6/19付け、集団死(集団「自決」は軍人の行為としてこの記事ではこう書かれた)で家族を手に掛けた人の話の最後にはこうある。
渡嘉敷村が93年に建てた記念碑に「祖国の勝利を信じ、笑って死のうと悲壮な決意をした」とあった。「事実と全く違う。誰が笑って死ぬものですか」
笑うのは生きるためだ。生きようとする力のためだ。自然に笑える日々は平和であってこそのものだ。その幸せを思えば、今は亡き人々のために祈らないではいられない。
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6/5のNHKスペシャル「終戦60年企画 一瞬の戦後史 ~スチール写真が記録した世界の60年~」。面白かった! と言ってしまうのは内容に関して不謹慎かも知れないけれど面白かった。「映像の世紀」スチール写真版60年→60分一本勝負って感じ。ピアノ主体の音楽が、お約束なんだろうけどまた良かったし。再放送は6/7(火)24:15~25:14の予定。
内容は先に書いた通りなんで後は見ていただくしかないんだが、ただこの番組で取り上げられたものは60年の戦後史――しかもそれは日本視点での「戦後」でしかない――のごく一部にしか過ぎない。第二次世界大戦という悲惨な戦争を経験してもなお、切れ目なく続く戦火。このまま人類は戦争に滅ぼされるまで戦争を続けてしまうのか。取り上げた事象に悉くアメリカが絡んでいるのは恣意的な編集かも知れないけれど、それだけの影響は無視できるものではないし。やはりこの手合いのNスペはシリーズ化して色々やって欲しいなと思う次第。
JAG/ネイビーファイルを見ていると、アメリカ人だって傷ついているんだというのは分かるんだけどさ。ベトナム反戦デモで、銃剣を持った兵士の集団の前に立ち、一輪の花を捧げた少女の人生とか見ると、尚のことあの国は何やってんだかという気にもなる。
番組初盤でも映される、キャパが写した60年前ドイツで焼け出されて呆然とする家族の写真で終わるのだけれど、ここから何の進歩もないとは思いたくもなく。しかし、ボスニアで我が家を追われた家族が見つけた、隣人のセルビア人のナイフでズタズタに傷をつけられた家族の記念写真の惨さには言葉も出ない。イスラム革命以降の、宗教が飲み込んでいく人々の渦。写真に写る、熱気の湯気が凄い。
日本はこの60年、戦争も知らずに安穏と暮らしてこられたのだけれど、その幸運をどれほど意識しているのだろう。何故この60年が有り得たのか、真剣に考えなくてはならないと思う。という訳で次は「一瞬の戦後史」日本編を熱烈希望。戦後の日本で宗教がどうにもタブーになってしまった一方で新興宗教が流行っているというのは、何か今回取り上げられていた、社会主義国で宗教が弾圧されても人々が信仰を捨てずに、結局社会主義の崩壊を招いて、一部では民族浄化にまで繋がるというあの動きを連想させてならんのですよ。宗教とは何ぞや、という視点では学校で宗教についてちゃんと教えるべきだとも思う。
昨日は「復興 ~ヒロシマ・原子野から立ち上がった人々~」の再放送やってたし、今夜はNHKアーカイブスは平和アーカイブスの日だしで、重いのが続いてます(「夏服の少女たち」は珍しくアニメだけど)。ちょっと分散して欲しいかも。
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■金曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負」
チャンバラが面白くて当たりでした(^-^) カメラワークというか、画面作りも凝っていてぐーです。初回で犬使いの伊賀者が出てきて、倒れた忍びから通信文受け取って走る犬に「頑張れクロ、走れ!」とかって勝手に名前付けて応援してしまいましたが←ジライヤの見過ぎ。主演は村上弘明で高野八誠がお付きの忍者やってたりして何気にダブルライダー。第二回での永倉さんこと山口智充もなかなか良かったし、ゲストのみなさんもそれぞれに味があり。千葉真一の宮本武蔵は台詞回しも含めてゾクゾクしたし、最終話のチャンバラもたっぷり時間かけててほんと良かった。佐々木蔵之介の由比富士太郎も好みだし、パート2やって欲しいなぁ。
■よるドラ「アカペラ戦隊ブギウギ5」(違)
こちらも結構面白かったです。これも柳生十兵衛と同時に終わってしまいましたが。主婦5人が5色のバイクに乗ってうわっまじで戦隊だよっとか思ってしまいましたが、旦那5人も中々に。ピンク旦那の京本政樹が必殺風な手技を見せたりとか、無愛想に見えて実は奥さんとらぶらぶで結構アツイとか(源さんこと小林隆のグリーン旦那を「アニキ」呼ばわりした時には何が起こったのかと)、この人が一番面白かったかも。レッド旦那の転職先の社名が「クワトロ」だというのにも吹きましたが(^^;
■NHKスペシャル「終戦60年企画 ドキュメンタリードラマ 望郷」(再放送:5/28(土)3:05~4:35)
関口知宏主演というのもあり見てみましたけれど、仲代達矢さんが語りでおやっと思ったら、脚本・演出の岡崎栄氏はやはり「大地の子」の方でした。ドキュメンタリー半分ドラマ半分ってことで、全体的にはちょっと物足りない印象。でもそれは、なまじ良いだけに、もっと見たいと思わせるものだったということで、決して悪くはないです。寧ろこの時間ではこれが一杯一杯なのかなと。逃した方は再放送を是非どうぞ。日独露の三ヶ国語の台詞をこなした関口知宏の、やってることはえらい大変なんだけどそれを見せないというか、凄く自然体な演技が良かったです。クリスティ・ポパ氏のアナトリエとの二人の会話が良い味でした。戦争は決してあってはならないこと。でもこの捕虜収容所での出会いについては、戦争に負けて良かったと。「バラーダ」の調べがまた美しく。
ただNスペの番組案内(既に消えてます)で
渡辺はそれから2年、指輪を自分の歯に糸で繋ぎ、口の中に隠し持つが、やがてソ連兵に没収されてしまう。そして1947年、日本に帰還。以来、失くした指輪のことを渡辺は片時も忘れなかった。
とあったのはあれっ? て感じも。まぁ、ドラマだし。でもほんとあの雨の中に手紙を落としさえしなければもっと早く再会できたかもしれないのにーとかいいつつ、彼の国を思えばそれがなくとも色々難しかったのだろうとも。しかし宛名の「大日本」に泣ける。あの紙をずっと持っていてくれたんだと。だからこそ再会が叶ったのだけれど。
それにしても日独伊三国同盟に当初ルーマニアが参加していたのを知らなかったのが恥ずかしい。高校で世界史やらなかったからなというのは言い訳にならんだろ。彼らの受けた苦しみもまた、知らなかったと言えるものではなく。
あ、関口つながりで「鉄道乗りつくしの旅」ダイジェスト@総合は今夜(5/14 25:10~25:35)。
■その時 歴史が動いた第218回「にっぽん郵便創業物語~前島密の挑戦~」
1円切手の前島密。まぁ彼の情熱はヨシとしても、これはNスペ「明治」シリーズ便乗というより、郵政民営化の話題への便乗なんだろうなぁ。でもこの内容だと、政府による郵便事業と、お国のためなら手弁当で郵便取扱所に協力した元名主達(特定郵便局の局長さんだわね)と、商売奪われたのに一転事業に協力するようになった飛脚業者の皆さんをヨイショする内容なんで、何か民営化反対の立場に見えてくるんですが。それでいいのか公共放送。よりによってこんな時期に。つーても「宅配便」の方はプロジェクトXで随分前にやっちゃったしな。
今後の放送予定では、5/25の第220回「戦場の負傷者に救いの手を~佐野常民・日本初の国際人道支援~(仮)」が面白そうです。
例によって下書き寝かせてたら古い話ばかりになってしまいました(_o_)
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4/3放送のNHKアーカイブスの平和アーカイブス企画はNHKスペシャル「原爆投下・10秒の衝撃」(1998/8/6放送)。原爆が広島を壊滅させるのに要した時間はわずか10秒。それを、原爆炸裂までの100万分の1秒・3秒・10秒の3段階に区切って、その時何が起こったのかを解明する企画。
内外の科学者が広島に集まり、爆心地である旧・猿楽町の住人たちの協力もあって「その時」が再現されていく。まだ炸裂さえしていない100万分の1秒間に中性子線が放出され、爆心直下ではこの時点で既に致死量の被爆となる。その後3秒までの間に火球が生まれ、後に原爆ドームと呼ばれることになる広島県産業奨励館の銅屋根を溶かしてしまうほどの熱線と、その周囲に居た人々に後遺症を残すに充分な放射線とを撒き散らした。そしてその後10秒までの間に、急激に高温の火球が膨張したためにその周囲の空気が押し出され衝撃波となって地上を走った。爆心から4kmほどの位置に居た人は、爆風が来るまでに時間があったと証言してい